Thursday, December 20, 2007

<071220>日経平均の今後の見通し

19日のNYSEは小幅下落でNASDAQは小幅上昇しましたが、日経平均は前日比120円ほど高く寄りつき、前場は堅調な動きでしたが、後場下落し、結局1円高で引けました。出来高は16.7億株と低水準で、外人は330万株の売り越しとなり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は-576とマイナス幅が拡大しました。
19日の米国株式市場市場では米金融保証会社の格下げなどが伝わり、信用リスクへの警戒感から売りが出た半面、FRBが17日に実施した新たな仕組みによる短期資金供給の入札結果が無難だったことや、決算で巨額の追加損失計上と同時に中国の政府系ファンドの出資を受け入れると発表したモルガン・スタンレーが上昇したことなどが相場を下支えしました。
日本市場は前場は前日のCMEの日経平均先物2008年3月物が大証大引けを大きく上回ったことなどを手掛かりに、日経平均の上げ幅は100円を超えて始まったものの、米国経済の不透明感などを背景に積極的に上値を追う動きが限られた上に前日同様にファンドの換金売りが出たため、後場は下落に転じました。
一目均衡表では雲の1200円下に在り、総合乖離率は-20.5%とマイナス幅は若干縮小、200日線との乖離率も-11.2%とマイナス幅が若干縮小し、25日線は下向きですので、中期的トレンドは、赤信号のままです。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が11.5ポイント下回り、日本市場は、売られ過ぎが続いています。
米国市場の動きと日本の政局の行方や外人の動向で、ここからの方向を見極める必要が有ります。米国市場は今週から金融機関の決算発表が有りますので、一巡するまでは、大きく買いづらいのではないかと思います。
20日は7-9月のGDP確定値とベアー・スターンズの業績発表がありますので、注目したいと思います。日経平均は25日線を下回り、IPゾーン入りとはなりませんでした。11/22に付けた安値の14670円を割るかどうかに関心が移ってきました。日柄としては週末に目先のボトムをつけ易いと思います

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