Tuesday, December 04, 2007

<071204>日経平均の今後の見通し

4日のNYSEとNASDAQは下落したことを受けて、日経平均は前日比20円ほど安く寄り付き、前場は一時20円ほど高くなる場面もありましたが、その後は売りが優勢となり、結局148円安で引けました。外人は1260万株の売り越しとなり、出来高は19.4億株と減少し、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は+130とプラス幅が縮小しました。
米国株式市場では、ポールソン米財務長官が、サブプライムローンの借り手救済策の取りまとめが近いと話したことを手掛かりに、株価指数は上げに転じる場面があっものの、買いは続かず。前週の急反発の反動も有り、取引終了間際に下げ幅を拡大しました。日本市場は米株安と、欧米の金融政策の行方を見極めたいとの買い手控え気分がある中で、円高も重なり景気減速を警戒した海外投資家の戻り待ちの売りが鉄鋼や海運、商社などの主力株に出て、相場全体を押し下げたようです。ここからさらに下落するか75日線まで戻すかが、その後の市場の方向に大きく影響しそうです。
一目均衡表では雲の900円下に在り、総合乖離率は-14.7%とまだマイナス幅は大きく、200日線との乖離率も-9.3%とまだまだマイナス幅が大きいままで、25日線も下向きですので、中期的トレンドは、赤信号のままです。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が11.3ポイント下回り、日本市場は、まだまだ、売られ過ぎが続いています。信用収縮と政局が落ち着き、企業業績が改善すれば、この差が埋まるものと思われますが、なかなか、この状況から脱することが出来ません。
決算算発表はほぼ修了しましたが、通期予想増益率が6.8%から5.4%に低下しました。中間決算は好調ですが、通期の業績には慎重な見方が多いようです。
米国市場の動きと日本の政局の行方や外人の動向で、ここからの方向を見極める必要が有ります。日本市場は25日線まで戻した後に、調整となりましたが、今日の下げで、窓埋めとなる15300円近辺までは下げる可能性が高かまったと思います。

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