日経平均の予想: October 2007

Wednesday, October 31, 2007

<071031>日経平均の今後の見通し

30日のNYSEとNASDAQが下落したことを受けて、日経平均は前日比30円ほど安く寄り付き、前場に一時100円安まで下げましたが、後場上昇に転じ、結局86円高で引けました。出来高は21.2億株と高水準で,外人は720万株の買い越しとなり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は+36と12日ぶりにプラスに転換しました。
米国株式市場はFOMCの結果待ちで手控えムードの中、10月の消費者信頼感指数の悪化や、8月の住宅価格の低下などが影響し下落しました。日銀は金融政策の現状維持を決定、日本市場は比較的堅調に推移し、自社株買い方針と伝えられた三菱UFJの上昇がきっかけとなり、先物に買い戻しを誘ったことで、一段高となったようです。明日は利下げが焦点となるFOMCが最大の注目点になるものと思われます。
一目均衡表では雲の上に抜け、総合乖離率は-4.1%とマイナス幅が縮小、200日線との乖離率は-3.2%とマイナス幅が縮小しましたが、200日線までは、まだ500円ぐらい有りますので、中期的なトレンドとしては、相変わらず、微妙な位置です。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が13.2ポイント下回り、日本市場は売られ過ぎが続いています。政局と企業業績が改善すれば、この差が埋まるものと思われますが、なかなか、この状況から脱することが出来ません。
日米とも企業の業績発表に左右される時期になってきましたので、今後は、企業業績と日本の政局の行方や外人の動向で、ここからの方向を見極める必要が有ります。
当面の目安である25日線近辺までの戻りをほぼ達成しましたが、日柄としては、さらに上昇する確率が高そうです。外人買いと出来高増が伴ってきましたので、この辺で、大きな上昇が望まれます。逆に、ここでもたつくと、下落に転じるリスクも有ります。

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Tuesday, October 30, 2007

<071030>日経平均の今後の見通し

29日のNYSEとNASDAQは上昇しましたが、日経平均は前日比50円ほど安く寄り付き、その後は後場中頃までは下落しましたが、引けにかけ戻し、結局47円安で引けました。出来高は23.0億株と増加しましたが,外人は320万株の売り越しとなり、、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は-62とマイナス幅が拡大しました。
米国株式市場はアジア・欧州株式相場が軒並み上昇したことや、30―31日のFOMCでの利下げ観測が高まり、上昇しました。日本市場はクレディ・スイスが29日付でグローバル投資の中で日本の投資比率の引き下げを推奨したことが、外人の売りを誘ったようです。しかし、後場、昨日の窓を埋めて反発して終わりました。出来高は増加したものの、外人は売り越しとなるなど、ちぐはぐな動きが続いています。FOMCの発表までは動きづらいようです。
今後も、決算発表に伴い、厳しい銘柄選別が伴うものと思われます。一目均衡表では雲の中に入り、総合乖離率は-5.7%とマイナス幅が縮小、200日線との乖離率は-3.7%とマイナス幅が縮小しましたが、200日線までは、まだ600円ぐらい有りますので、中期的なトレンドとしては、相変わらず、微妙な位置です。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が13.8ポイント下回り、日本市場は売られ過ぎが続いています。なかなか、この状況から脱することが出来ませんが、政局と企業業績が改善すれば、この差が埋まるものと思われます。
日米とも企業の業績発表に左右される時期になってきましたので、今後は、企業業績と日本の政局の行方や外人の動向で、ここからの方向を見極める必要が有ります。
当面の目安である25日線近辺までの戻りをほぼ達成しましたが、日柄としては、さらに上昇する確率が高そうです。しかし、前提としては、外人買いと出来高増が必要と思われます。

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Monday, October 29, 2007

<071029>日経平均の今後の見通し

26日のNYSEとNASDAQが上昇したことを受けて、日経平均は前日比110円ほど高く寄り付き、前場は堅調に推移し、後場一段高となりましたが、その後は利益確定売りに押され結局192円高で引けました。外人は170万株の買い越しとなり、出来高は17.9億株と低水準ながら増加しで、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は-20とマイナス幅が縮小しました。
米国株式市場はFOMCでの追加利下げ期待が強く、マイクロソフトの好決算や、米住宅ローン最大手カントリーワイド・ファイナンシャルが10~12月期の黒字転換見通しを出したことを好感し上昇しました。日本市場は好決算を反映した動きとなりキヤノン、ホンダ、トヨタ、ソニー、など国際優良株が値上がりしました。今日の上げで窓埋めとなる25日線近辺まで上昇、外人は買い越しだったものの、出来高は少なく、ここまでは、から売りの買い戻しが中心の限定的な上昇と思われます。今後も、厳しい銘柄選別が伴うものと思われます。
一目均衡表では雲の中に入り、総合乖離率は-4.9%とマイナス幅が縮小、200日線との乖離率は-0.9%とマイナス幅が縮小しましたが、200日線までは、まだ600円ぐらい有りますので、中期的なトレンドとしては、相変わらず、微妙な位置です。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が13.1ポイント下回り、日本市場は売られ過ぎが続いています。なかなか、この状況から脱することが出来ませんが、政局と企業業績が改善すれば、この差が埋まるものと思われます。
日米とも企業の業績発表に左右される時期になってきましたので、今後は、企業業績と日本の政局の行方や外人の動向で、ここからの方向を見極める必要が有ります。
当面の目安である25日線近辺までの戻りをほぼ達成しましたが、日柄としては、さらに上昇する確率が高そうです。しかし、前提としては、外人買いと出来高増が必要と思われます。

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Saturday, October 27, 2007

<20071027>日経平均の来週の動きと中期的投資スタンス

OECDのGDP伸率予測値考慮後の日米市場のイールド・スプレッドの差は直近では+2.7ポイントとなり、先週に比べ変化は有りませんが、日本市場には引き続き大きな割安感が有ります。200日線乖離率差は-14.2ポイントとなり先週よりも3.9ポイント割安度は増加しましたがこの面でも大きな割安感があります。一方、3月決算の中間業績発表が始まり、今期予想増益率は、日経225採用銘柄平均+6.3%と増益率は0.1ポイント増加、米国S&P平均は若干下降し+6.5%となり、ほぼ同水準となってきました。今後も9月中間決算発表による変化に注目する必要が有ります。
今後、日経平均がさらに上昇する為には次の前提条件が必要と思われます。
①米国市場の上昇、
②従来以上の今期の予想増益率のUP、
③日米の金利差の拡大、
④日本の2007年GDP予測値(現在2.4%)の上方修正、
⑤外人の買い越し、
最近の動きを見ると、
①米国市場はFRBのさらなる利下げ観測から、サブプライム問題の影響による景気後退懸念にも関わらず、反発しました。今週も2Qの業績発表が続きますので、その結果に左右される相場となりそうです。
②日本は、週末に好業績期待から反発しましが、今後も中間決算発表が続きますので、11月中旬までは業績内容に左右される相場となると思われます。
③長期金利は多少下降ぎみながら、安定的に推移していますが、金利差は2.8%と縮小し、円高方向で推移しています。
④OECDによる予測値が改定され日本の今年のGDP伸び率予測値2.4%は変化ありませんが、米国は2.1%から1.9%に下方修正され、日本市場の割安感はさらに増しています。
⑤10月第3週は大幅売り越しとなりました。先週の下げは外人売りであったことが裏づけられました。
5つのポイントのうち先週は②③⑤が弱気材料でした。今週も②③⑤に左右される展開が予想されます。特にハイテク企業と国際優良株の業績動向に注目する必要が有りそうです。
日本市場はテクニカル面では、直近株価は一目均衡表では雲の中で、200日移動平均線乖離率は-4.5%とマイナス幅が拡大し、総合乖離率も-8.3%とマイナス幅が拡大するなど、中期上昇トレンドは"赤に近い黄色信号"となりました。
今後は②の業績発表結果による展開、③に伴う為替の動向、⑤外人買い動向がキー・ポイントと思われます。
ここからの投資スタンスは、基本スタンスは買いが有利とおもわれます。当面は好業績発表が伴えば、25日移動平均で窓埋めとなる16750円までの戻りは有りそうですが、外人買いの復活と出来高増が伴えば、さらに、200日線まで戻る可能性はあると思います。

Friday, October 26, 2007

<071026>日経平均の今後の見通し

25日のNYSEとNASDAQが下落後もどしたことを受けて、日経平均は前日比70円ほど高く寄り付き、その後前場は小動きでしたが、後場一段高となり、結局221円高で引けました。外人は690万株の売り越しとなり、出来高は16.6億株と低水準で、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は-340とマイナス幅が縮小しました。
米国株式市場は景気の先行指標である9月の耐久財受注額が予想を下まわったことや新規の失業保険申請数が予想より大きくなったことが嫌気されましたが、下げなかったのは金利引下げ期待によるものです。日本市場はソニー・ホンダなどのよい決算がでて反発しました。思いのほか良い決算が出たことで、新興国のウエイトが高い日本の輸出企業は米国の景気後退の影響は限定的との思惑から、来週から中間決算発表のピークを迎える日本市場の見直しが期待されます。しかし、今日も、出来高が少なく、今日の上げは、から売りの買い戻しが中心の限定的な上昇と思われます。今後も、厳しい銘柄選別が伴うものと思われます。
今日の上昇で、上昇トレンドの下値抵抗線はかろうじて維持した形となりました。一目均衡表では雲の中に入り、総合乖離率は-8.3%とマイナス幅が縮小、200日線との乖離率は-4.5%とマイナス幅が縮小しましたが、200日線までは、まだ800円ぐらい有りますので、中期的なトレンドとしては、相変わらず、微妙な位置です。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が12.0ポイント下回り、すこし改善しましたが、日本市場は売られ過ぎが続いています。なかなか、この状況から脱することが出来ませんが、政局と企業業績が改善すれば、この差が埋まるものと思われます。
日米とも企業の業績発表に左右される時期になってきましたので、今後は、企業業績と日本の政局の行方や外人売りの動向で、ここからの方向を見極める必要が有ります。
一旦リバウンドしましたので、当面の目安は25日線までの戻りを想定すれば良いと思います。その位置は同時に窓埋めとなります。しかし、10月第3週から外人は売り越しとなっていますので、買い越しに転じないと、さらなる上昇は困難と思われます。

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Thursday, October 25, 2007

<071025>日経平均の今後の見通し

24日のNYSEとNASDAQが下落後もどしたことを受けて、日経平均は前日比10円ほど高く寄り付き、その後前場は小動きでしたが、後場下落に転じ、結局74円安で引けました。外人は850万株の売り越しとなり、出来高は17.4億株と低水準で、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は-393とマイナス幅が拡大しました。
米国株式市場はメリルリンチの赤字決算や、9月の中古住宅販売件数の減少を受け、売り先行となっていましたが、利下げ観測から急速に下げ渋り、NYSEはほぼ横ばいとなりました。日本市場は上海総合株価指数が急落したこと、円高などから、後場先物主導で売られました。今日も、出来高が少なく、先物に振り回される相場でした。重要な節目である16500円を抜けず、づるずる下げ、22日の安値を割ってしまいました。どうやら、上昇トレンドの下値抵抗線を割ってしまったようです。短期上昇トレンドは黄信号になりました。
一目均衡表では雲の中に入り、総合乖離率は-12.4%とマイナス幅が拡大、200日線との乖離率は-5.8%とマイナス幅が拡大。中期的なトレンドとしては、相変わらず、微妙な位置です。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が14.6ポイント下回り、日本市場は、売られ過ぎが続いています。なかなか、この状況から脱することが出来ませんが、政局と企業業績が改善すれば、この差が埋まるものと思われます。
日米とも企業の業績発表に左右される時期になってきましたので、今後は、企業業績と日本の政局の行方や外人売りの動向で、ここからの方向を見極める必要が有ります。
日経平均は25日線を大きく割ってきましたので、正念場となりました。ここからの日経平均の想定される動きは、ボリンジャーバンド下限16100円近辺まで下げて窓埋めとなる16720円を目安として上昇、と言うシナリオを念頭に置けば良いと思います。

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Wednesday, October 24, 2007

<071024>日経平均の今後の見通し

23日のNYSEとNASDAQが上昇したことを受けて、日経平均は前日比70円ほど高く寄り付き、その後前場は高値引けとなりましたが、後場下落に転じ、結局92円安で引けました。外人は320万株の売り越しとなり、出来高は17.7億株と低水準で、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は-160とマイナス幅は拡大しました。
米国株式市場はアップルの好決算などが評価され上昇しました。これを受けて、日本市場も前場は堅調な動きでしたが、後場、米メリルリンチがサブプライムローンに絡み、追加評価損失発生と伝わり、GLOBEXでの米株価指数先物安から今夜の米国市場安が警戒され、売り優勢となったようです。今日も、出来高も少なく、エネルギーがありません。重要な節目である16500円を抜けず、方向感がハッキリしません。一昨日の安値の16250円近辺で上昇トレンドの下値抵抗線到達と考えられますので、明日以降に節目の上に戻せずに、昨日の安値を割るようだと短期上昇トレンドに赤信号が灯りそうです。
一目均衡表では雲の中に入り、総合乖離率は-11.1%とマイナス幅が拡大、200日線との乖離率は-5.4%とマイナス幅が拡大。中期的なトレンドとしては、相変わらず、微妙な位置です。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が15.0ポイント下回り、日本市場は、売られ過ぎが続いています。なかなか、この状況から脱することが出来ませんが、政局と企業業績が改善すれば、この差が埋まるものと思われます。
日米とも企業の業績発表に左右される時期になってきましたので、今後は、企業業績と日本の政局の行方や外人売りの動向で、ここからの方向を見極める必要が有ります。
日経平均は25日線を大きく割ってきましたので、正念場となりました。ここからの日経平均の想定される動きは、
①ここから反騰する場合は200日線を目安として上昇、
②ボリンジャーバンド下限16000円近辺まで下げて反騰する場合は窓埋めとなる16720円を目安として上昇、
の2つのケースを念頭に置けば良いと思います。どうも、②の可能性が大きくなってきました。

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Tuesday, October 23, 2007

<071023>日経平均の今後の見通し

22日のNYSEとNASDAQが小幅上昇したことを受けて、日経平均は前日比50円ほど高く寄り付き、その後前場に一時20円安となる場面も有りましたが、後場戻しましたが、引け際に下げ結局12円高で引けました。外人は100万株の売り越しとなり、出来高は14.6億株と一段の低水準となり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は-111とマイナス幅は縮小しました。
米国株式市場は売り一巡後にハイテク株が底堅い動きとなりました。日本市場ではここ2日の666円の下げの割には反発幅は小さく、出来高も少なく、エネルギーがありません。今日も重要な節目である16500円を抜けず、方向感がハッキリしません。昨日の安値の16250円近辺で上昇トレンドの下値抵抗線到達と考えられますので、明日以降に節目の上に戻せずに、昨日の安値を割るようだと短期上昇トレンドに赤信号が灯りそうです。
一目均衡表では雲の中に入り、総合乖離率は-9.6%とマイナス幅が縮小、200日線との乖離率は-4.9%とマイナス幅が縮小。中期的なトレンドとしては、微妙な位置です。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が12.8ポイント下回り、日本市場は、売られ過ぎが続いています。なかなか、この状況から脱することが出来ませんが、政局と企業業績が改善すれば、この差が埋まるものと思われます。
日米とも企業の業績発表に左右される時期になってきましたので、今後は、企業業績と日本の政局の行方や外人売りの動向で、ここからの方向を見極める必要が有ります。米国企業業績悪化から、日経平均は25日線を大きく割ってきましたので、正念場となりました。
ここからの日経平均の想定される動きは、
①ここから反騰する場合は200日線を目安として上昇、
②ボリンジャーバンド下限15900円近辺まで下げて反騰する場合は窓埋めとなる16720円を目安として上昇、
の2つのケースを念頭に置けば良いと思います。

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Monday, October 22, 2007

<071022>日経平均の今後の見通し

19日のNYSEとNASDAQが大幅下落したことを受けて、日経平均は前日比250円ほど安く寄り付き、その直後一時540円安となる場面も有りましたが、後場戻し、結局375円安で引けました。外人は1470万株の売り越しとなり、出来高は19.1億株と低水準で、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は-718とマイナス幅が大幅に拡大しました。
米国株式市場はキャタピラーやスリーエムなど、市場の失望を誘う決算が相次ぎ、業績の先行き不安が台頭し急落しました。日本市場では円相場が113円台まで上昇し、アジア株式相場の下落も影響もあり、大幅下落となりました。日経平均は25日線では踏みとどまれず、重要な節目である16500円をも、大きく割り込みましたが、終値では、なんとか節目近辺までは戻しました。今日の安値の16250円近辺で上昇トレンドの下値抵抗線到達と考えられますので、明日以降に節目の上に戻せずに、今日の安値を割るようだと短期上昇トレンドに赤信号が灯りそうです。
一目均衡表では雲の中に入り、総合乖離率は-9.8%とマイナス幅が拡大、200日線との乖離率は-5.0%とマイナス幅が拡大。中期的なトレンドとしては、微妙な位置です。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が11.9ポイント下回り、日本市場は、売られ過ぎが続いています。なかなか、この状況から脱することが出来ませんが、政局と企業業績が改善すれば、この差が埋まるものと思われます。
米国企業の業績発表に左右される時期になってきましたので、今後は、企業業績と日本の政局の行方や外人売りの動向で、ここからの方向を見極める必要が有ります。米国企業業績悪化から、日経平均は25日線を大きく割ってきましたので、正念場となりました。
ここからの日経平均の想定される動きは、
①ここから反騰する場合は200日線を目安として上昇、
②ボリンジャーバンド下限15900円近辺まで下げて反騰する場合は窓埋めとなる16720円を目安として上昇、
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Friday, October 19, 2007

<071019>日経平均の今後の見通し

18日のNYSEとNASDAQが小幅上昇したものの、日経平均は前日比140円安く寄り付き、その後も終日軟調に推移し、引け際に若干戻したものの、結局291円安で引けました。外人は270万株の買い越しとなりましたが、出来高は17.2億株と低水準となり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は-212とマイナス幅が拡大しました。
円キャリー取引の巻き戻しなどが指摘され円相場は114円台後半まで上昇し、輸出関連株中心に下落。インド株式相場の下落も影響したと思われます。
日柄的にも今週末までは下げやすい時期でしたので、仕方がない面もあります。日経平均んは下げの目安となる25日線まで下げましたので、短期的には一旦上昇も見込めますが、その勢いを見極める必要が有りそうです。
一目均衡表では雲の中に入り、総合乖離率は-3.4%とマイナスに転換しました、200日線との乖離率は-2.9%とマイナス幅が拡大。中期的なトレンドとしては、微妙な位置です。一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が12.8ポイント下回り、日本市場は、売られ過ぎが続いています。なかなか、この状況から脱することが出来ませんが、政局と企業業績が改善すれば、この差が埋まるものと思われます。
米国企業の業績発表に左右される時期になってきましたので、今後は、企業業績と日本の政局の行方や外人売りの動向で、ここからの方向を見極める必要が有ります。日経平均は目安となる25日線まで下げましたので、米国株次第ではありますが、今日が目先の安値であった可能性が高いように思います。
ここからの日経平均の想定される動きは、
①ここから反騰する場合は200日線を越え直前の高値i17500円を抜いて上昇、
②16500円近辺まで下げて反騰する場合は200日線までの上昇、
の2つのケースを念頭に置けば良いと思います。

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Thursday, October 18, 2007

<071018>日経平均の今後の見通し

17日のNYSEとNASDAQが上昇したことを受け、日経平均は前日比20円高で寄り付き、その後も前場は堅調に推移し、後場も一時弱含む場面も有りましたが、堅調な展開は続き、結局150円高で引けました。出来高は17.5億株と増加しましたが、外人は2280万株の売り越しとなり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は-36とマイナス幅が縮小しました。
NASDAQが上昇、前日の急落の要因となったインド株式相場が反発、日本市場は前日までの2日間で400円超下落したことで短期的な過熱感が後退、などの好材料から、軟調な展開が続いていた金融株が自律反発するなど、買い安心感が広がったようです。しかし、出来高は低水準に戻り、外人の売り越も続いていますので、短期的にはここから反発と、安心できる状況でも有りません。
一目均衡表では雲の上に抜け、総合乖離率は+2.1%とプラスに転換しました、200日線との乖離率は-1.2%とマイナス幅が縮小。中期的には、まだ、微妙な位置です。一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た今日現在の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が10.8ポイント下回り、日本市場は、売られ過ぎが続いています。なかなか、この状況から脱することが出来ませんが、政局と企業業績が改善すれば、この差が埋まるものと思われます。
ここからは、米国・日本とも企業の業績発表に左右される時期になってきましたので、今後は、企業業績と日本の政局の行方や外人売りの動向で、ここからの方向を見極める必要が有ります。
日経平均は目安となる75日線をはさみリバウンドしてきましたが、日柄的には今週末まで下げやすい時期と思います。
ここからの売買シナリオは、
①ここから急反騰する場合は再び窓埋めにチャレンジ、
③25日線近辺まで下げて反騰した場合は再び200日線越えにチャレンジ、の2つのケースを念頭に置けば良いと思います。

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Wednesday, October 17, 2007

<071017>日経平均の今後の見通し

16日のNYSEとNASDAQが下落したことを受け、日経平均は前日比30円安で寄り付き、その後も前場は軟調に推移し、後場も一段安となり、引け際上昇しましたが、結局182円安で引けました。出来高は23.1億株と増加しましたが、外人は1270万株の売り越しとなり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は-308とマイナス幅が拡大しました。
米国市場は原油が88ドルと高値を更新を嫌気し下落、日本市場もサブプライムローン問題の再燃を受けた外国人売りが継続、インド株式相場の急落と円相場の上昇も有り、今日も売り込まれました。
一目均衡表では雲の中に入り、総合乖離率は-0.4%とマイナス転換しました、200日線との乖離率は-2.1%とマイナス幅が拡大。中期的には、下降トレンド入り懸念復活と云う状態です。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た今日現在の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が10.7ポイント下回り、日本市場は、売られ過ぎが続いています。政局と企業業績にからむ日本市場の弱気材料が後退すれば、この差が埋まるものと思われます。
米国企業の業績発表に左右される時期になってきましたので、今後は、企業業績、金利・為替動向と日本の政局の行方や信用収縮に伴う外人売りの動向で、ここからの方向を見極める必要が有ります。
日経平均は値幅的には目先安値の目安となる75日線を割ってきましたが、日柄的には今週末まで下げやすい時期と思います。ここからの売買シナリオは、
①ここから急反騰する場合は再び窓埋めにチャレンジ、
③25日線近辺まで下げて反騰した場合は再び200日線越えにチャレンジ、の2つのケースを念頭に置けば良いと思います。

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Tuesday, October 16, 2007

<071016>日経平均の今後の見通し

15日のNYSEとNASDAQが下落したことを受け、日経平均は前日比90円安で寄り付き、その後も前場は軟調に推移し、後場もどしましたが、再び下落、結局220円安で引けました。出来高は19.1億株と増加しましたが、外人は1730万株の売り越しとなり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は-64とマイナス転換しました。
米国市場では、シティグループが10~12月期も信用市場の悪化が続くとの見通しを示し、信用収縮懸念が再燃、NY原油先物価格が86ドルと過去最高値を更新したことでインフレ懸念が高まったようです。日本市場も外人売りや、9月中旬からの上昇で買い疲れもあり、ほぼ前面安でした。
一目均衡表では雲の中に入り、総合乖離率は+3.0%とプラス幅が縮小しました、200日線との乖離率は-1.0%とマイナスに転換。中期的には、下降トレンド入り懸念復活と云う状態です。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た今日現在の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場がまだ10.3ポイント下回り、日本市場は、売られ過ぎとなっています。政局と企業業績にからむ日本市場の弱気材料が後退すれば、この差が埋まるものと思われます。
米国企業の業績発表に左右される時期になってきましたので、今後は、企業業績、金利・為替動向と日本の政局の行方や外人買いの動向で、ここからの方向を見極める必要が有ります。
窓埋めせずに下落しましたので、75日線を目安として下落する可能性が高いと思います。日柄的には今週末が目先の安値が出やすい時期です。
ここからの売買シナリオは、
①75日線近辺で反騰した場合は再び窓埋めにチャレンジ、
②25日線近辺で反騰した場合は再び200日線越えにチャレンジ、
の2つのケースを念頭に置けば良いと思います。

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Monday, October 15, 2007

<071015>日経平均の今後の見通し

12日のNYSEとNASDAQが上昇したことを受け、日経平均は前日比70円高で寄り付きましたが、その後は前場は軟調に推移し、後場若干もどしましたが、結局26円高で引けました。外人は520万株の売り越しとなり、出来高は16.2億株と低水準で、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は+255とプラス幅が縮小しました。
先週末の米国市場では、9月小売売上高が市場予想を上回り、個人消費の落ち込みが払拭されたほか、9月生産者物価指数が市場予想を下回り、インフレ懸念が後退するなどを材料に上昇しました。日本市場はシカゴの日経先物の清算値17510円には届かず外人売り越しや出来高低調など、弱い地合です。そろそろ一服しても良い頃です。
一目均衡表では雲の上に抜け、総合乖離率は+7.1%とプラス幅が拡大しました、200日線との乖離率は+0.3%とかろうじてプラスです。中期的には、なんとか上昇トレンド復帰と云う状態です。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た今日現在の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場がまだ10.1ポイント下回り、日本市場は、売られ過ぎとなっています。日本市場の弱気材料が後退すれば、この差が埋まるものと思われます。
米国企業の業績発表に左右される時期になってきましたので、今後は、企業業績、金利・為替動向と日本の政局の行方や外人買いの動向で、ここからの方向を見極める必要が有ります。200日線を抜いて上げてきましたので、当面は窓埋めするか否かに注目する必要があります。
ここからの売買シナリオは、
①200日線を抜いて下落するケースは75日線を目安として下落、
③200日線を大きく抜いて窓埋めとなる17680円近辺で下落するケースは200日線を目安として下落、の2つのケースを念頭に置けば良いと思います。

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Sunday, October 14, 2007

移動平均と乖離率のセオリー

日経新聞のSunday Nikkei αの資産運用のコラムでためになりそうな記事を見つけました。 2つのセオリーが紹介されています。
(1)日経平均の25日移動平均線と株価の乖離率が7%以上になると半月後に6-7割の確率で反転していると言うものです。5%では確率は五分五分で顕著ではないとのことです。そこで、最近の例を探したところ-7%に乖離した日は8/16でした。8/17が最安値日でしたから今回も有効でした。
(2)もう一つはテクニカル・アナリストの川口一晃氏が提唱する「IPゾーン」と名づけた投資法です。 その条件は①株価が短期の移動平均線より上②長期の移動平均線より下③短期線が上向いている、の全てを満たした場合はその後上昇する確率が高いと言うものです。
こちらも、最近の例を探したところ日足では9月21日から数日間が条件に合致 しますので、大変良いタイミングと云えます。ちなみに、週足では短期線が上向いていませんので、まだ該当しません。
いずれも、有効そうですので、条件に合致した場合は「短期的な今後の見通し」でお知らせしたいと思います。

Saturday, October 13, 2007

<20071013>日経平均の来週の動きと中期的投資スタンス

OECDのGDP伸率予測値考慮後の日米市場のイールド・スプレッドの差は直近では+2.7ポイントとなり、先週に比べ変化は有りませんが、日本市場には引き続き大きな割安感が有ります。200日線乖離率差は-10.3ポイントとなり先週よりも1.0ポイント割安度は減少しましたがこの面でも大きな割安感があります。一方、8月決算の業績発表はほぼ終わり、今期予想増益率は、日経225採用銘柄平均+6.2%と増益率は変化なく、米国S&P平均の+6.9%よりは劣るもののほぼ同水準となっていますが、今週から9月中間決算発表による変化に注目する必要が有ります。
今後、日経平均がさらに上昇する為には次の前提条件が必要と思われます。
①米国市場の上昇、
②従来以上の今期の予想増益率のUP、
③日米の金利差の拡大、
④日本の2007年GDP予測値(現在2.4%)の上方修正、
⑤外人の買い越し、
最近の動きを見ると、
①米国市場はFRBのさらなる利下げ観測から堅調に推移し、先週も年初来高値を更新しました。今週から2Qの業績発表が続きますので、その結果に左右される相場となりそうです。
②日本も、今週から中間決算発表が始まりますので、11月中旬までは業績内容に左右される相場となると思われます。
③長期金利は多少上昇ぎみながら、安定的に推移し、金利差は3.0%と拡大し、円安ぎみに推移しています。
④OECDによる予測値が改定され日本の今年のGDP伸び率予測値2.4%は変化ありませんが、米国は2.1%から1.9%に下方修正され、日本市場の割安感はさらに増しています。
⑤9月第4週、10月第1週とも大幅買い越しとなりました。政局の安定から外人買いが続いているようです。
5つのポイントのうち先週は①③⑤が強気材料でした。今週からは②に左右される展開が予想されます。特にハイテク企業の業績動向に注目する必要が有りそうです。
日本市場はテクニカル面では、直近株価は一目均衡表では雲を抜け、200日移動平均線乖離率もプラスに転換し、総合乖離率も+6.8%とプラス幅が拡大するなど、中期上昇トレンドは"青色信号"となりました。週足は昨年12月以来の5週連続陽線となりましたので、先高感が増しています。
今後は②の業績発表結果による米国市場の展開、③に伴う為替の動向、⑤政局の安定と外人買いの継続と出来高の動向がキー・ポイントと思われます。
ここからの投資スタンスは、基本スタンスは買いが有利とおもわれますが、あまり押し目を作らずにここまで上昇してきましたので、次の目標の窓埋めとなる17680円2近辺で、一旦調整が有りそうです。その調整幅次第で次の上昇目標を考えれば良いように思います。

Friday, October 12, 2007

<071012>日経平均の今後の見通し

11日のNYSEとNASDAQが下落したことを受け、日経平均は前日比同値で寄り付きましたが、その後は終日軟調に推移し、結局127円安で引けました。外人は560万株の買い越しとなり、出来高は19.2億株と高水準でしたが、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は+275とプラス幅が縮小しました。
米国市場は引け際急落し、特にNASDAQは「つつみ下げ」となり売りに有利な展開となりそうです。日本市場は米国市場の下落の影響はなく寄り付きましたが、アジア地域の株式相場が大幅に下落したことや、昨日の異常な急騰の反動もあり、終日、売りが優勢でした。
一目均衡表では雲の上に抜け、総合乖離率は+6.8%とプラス幅が縮小しました、200日線との乖離率は+0.1%とかろうじてプラスです。中期的には、なんとか上昇トレンド復帰と云う状態です。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た今日現在の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場がまだ9.0ポイント下回り、日本市場は、まだまだ、売られ過ぎとなっています。日本市場の弱気材料が後退すれば、この差が埋まるものと思われます。
米国企業の業績発表に左右される時期になってきましたので、今後は、企業業績、金利・為替動向と日本の政局の行方や外人買いの動向で、ここからの方向を見極める必要が有ります。200日線を抜いて上げてきましたので、当面は窓埋めするか否かに注目する必要があります。
ここからの売買シナリオは、
①200日線を抜いて下落するケースは75日線を目安として下落、
③200日線を大きく抜いて窓埋めとなる17680円近辺で下落するケースは200日線を目安として下落、
の2つのケースを念頭に置けば良いと思います。

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Thursday, October 11, 2007

<071011>日経平均の今後の見通し

10日のNYSEは下落、NASDAQは小幅上昇したことを受け、日経平均は前日比10円ほど高く寄り付きましたが、その後は前場は軟調に推移したものの、結局281円高で引けました。外人は970万株の売り越しとなり、出来高は20.8億株と高水準でしたが、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は+329とプラス幅が縮小しました。
今日の後場急騰は、週末のオプション10月物のSQ算出に絡み、権利行使価格17,500円を意識した先物の異常な仕掛け買いとの見方が多いようです。
中期的には、一目均衡表では雲の上に抜け、総合乖離率は+9.3%とプラス幅が拡大、200日線との乖離率は+0.9%とプラスに転換。一旦は中期的にも上昇トレンド入り。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た今日現在の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場がまだ11.2ポイント下回り、日本市場は益々売られ過ぎとなっています。日本市場の弱気材料が後退すれば、この差が埋まるものと思われます。
米国企業の業績発表に左右される時期になってきましたので、今後は、企業業績、金利・為替動向と日本の政局の行方や外人買いの動向で、ここからの方向を見極める必要が有ります。200日線を抜いて上げてきましたので、当面は窓埋めするか否かに注目する必要があります。
ここからの売買シナリオは、
①200日線を抜いて下落するケースは75日線を目安として下落、②
200日線を大きく抜いて窓埋めとなる17680円近辺で下落するケースは200日線を目安として下落、の2つのケースを念頭に置けば良いと思います。

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Wednesday, October 10, 2007

<071010>日経平均の今後の見通し

9日のNYSEとNASDAQが大幅上昇したことを受け、日経平均は前日比70円ほど高く寄り付きましたが、その後は軟調に推移し、結局17円高で引けました。外人は1020万株の売り越しとなり、出来高も16.9億株と低水準で、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は+410とプラス幅が縮小しました。
朝方はNYSEの過去最高値更新を好感した買いが先行し、上げ幅は100円近くに達しましたが、外人の売り越しや出来高が盛り上がらず徐々に伸び悩む展開でした。昨日と同じような展開となりました。17200円近辺は8月上旬に30億株を超える大商いがあったレンジですので、ここを抜けるには出来高か日柄が必要と言うことでしょう。
中期的には、一目均衡表では雲の中で、総合乖離率は+4.5%とプラス幅が拡大、200日線との乖離率は-0.7%とマイナス幅が縮小しましたが。相変わらず、もう少しで中期上昇トレンド復帰と云うところで足踏みしています。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た今日現在の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場がまだ11.2ポイント下回り、日本市場は益々売られ過ぎとなっています。日本市場の弱気材料が後退すれば、この差が埋まるものと思われます。
米国企業の業績発表に左右される時期になってきましたので、今後は、企業業績、金利・為替動向と日本の政局の行方や外人買いの動向で、ここからの方向を見極める必要が有ります。
75日線を抜いて上げてきましたので、当面は200日線を抜けるか否かに注目する必要があります。
ここからの売買シナリオは、
①200日線を抜かずに下落するケースは25日線を目安として下落、
②200日線を抜いて下落するケースは75日線を目安として下落、
③200日線を大きく抜いて窓埋めとなる17680円近辺で下落するケースは200日線を目安として下落、
の3つのケースを念頭に置けば良いと思います。200日線を抜くには新しい材料が欲しいところです。

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Tuesday, October 09, 2007

<071009>日経平均の今後の見通し

5,8日のNYSEとNASDAQが上昇したことを受け、日経平均は前日比100円ほど高く寄り付き、前場は一時170円ほど高くなる場面もありましたが、その後は軟調に推移し、結局94円高で引けました。外人は390万株の売り越しとなり、出来高も17.0億株と低水準ながら、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は+516とプラス幅が拡大しました。
朝方は9月米雇用統計の改善や、円安基調などを背景に買いが先行しましたが、後場にはアジア株式相場の軟調さなどを背景に伸び悩んだようです。外人は期待に反して売り越しだった点と出来高の少なさも伸び悩みの原因と思われます。
中期的には、一目均衡表では雲の中で、総合乖離率は+4.3%とプラス幅が拡大、200日線との乖離率は-0.8%とマイナス幅が縮小しました。もう少しで中期上昇トレンド復帰と云うところで足踏みしています。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た今日現在の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場がまだ10.7ポイント下回り、日本市場はまだまだ売られ過ぎです。日本市場の弱気材料が後退すれば、この差が埋まるものと思われます。
米国企業の業績発表に左右される時期になってきましたので、今後は、企業業績、金利・為替動向と日本の政局の行方や外人買いの動向で、ここからの方向を見極める必要が有ります。
75日線を抜いて上げてきましたので、当面は200日線を抜けるか否かに注目する必要があります。ここからの売買シナリオは、
①200日線を抜かずに下落するケースは25日線を目安として下落、
②200日線を抜いて下落するケースは75日線を目安として下落、
③200日線を大きく抜いて窓埋めとなる17680円近辺で下落するケースは200日線を目安として下落、の3つのケースを念頭に置けば良いと思います。

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Saturday, October 06, 2007

<20071006>日経平均の来週の動きと中期的投資スタンス

OECDのGDP伸率予測値考慮後の日米市場のイールド・スプレッドの差は直近では+2.7ポイントとなり、先週に比べ0.2ポイント増加し、日本市場の割安感は少し減少しました。200日線乖離率差は-11.3ポイントとなり先週よりも1.4ポイント割安度は増しました。一方、8月決算の業績発表はほぼ終わり、今期予想増益率は、日経225採用銘柄平均+6.2%と増益率は変化なく、米国S&P平均の+7.0%よりは劣るもののほぼ同水準となっています。8/17の急落時点の日経平均の予想PERは16.1とここ10年では最低水準となりましたが、現在は18.3とこの面の割安感はだいぶ薄れてきました。
今後、日経平均がさらに上昇する為には次の前提条件が必要と思われます。
①米国市場の上昇、
②従来以上の今期の予想増益率のUP、
③日米の金利差の拡大、
④日本の2007年GDP予測値(現在2.4%)の上方修正、
⑤外人の買い越し、
最近の動きを見ると、
①米国市場はFRBのさらなる利下げ観測から堅調に推移し、年初来高値更新を更新しました。
②日本は、第一四半期の業績発表は終わりましたので、10月末までは相場に与える影響は少なくなると思われます。
③長期金利は多少上昇ぎみながら、安定的に推移し、金利差(2.9%)は差は変化なく、円安ぎみに推移しています。
④OECDによる予測値が改定され日本の今年のGDP伸び率予測値2.4%は変化ありませんが、米国は2.1%から1.9%に下方修正され、日本市場の割安感はさらに増しています。
⑤9月第4週は7月第3週以来の大幅買い越しとなりました。政局の安定から外人買いが復活してきたようです。
5つのポイントのうち先週は①⑤が強気料でした。今週も①と、⑤の外人買い越しの定着有無に注目する必要が有りそうです。
日本市場はテクニカル面では、直近株価は一目均衡表では雲を抜けましたので、期待が持てる形になってきました。200日移動平均線乖離率は-1.4%とマイナス幅は縮小し、総合乖離率も+2.8%とプラスに転換し、9/3の高値16576円を抜きましたので、中期上昇トレンドはもう少しで"青色信号"という段階まできました。
米国市場が高値を更新したことと、9月の雇用統計が予想を上回ったことでサブプライム問題は過去のものになったようです。しかし、日本市場は下げの65%程度しか戻していません、今後も①の米国市場の展開、③に伴う為替の動向、⑤政局の安定と外人買いの継続と出来高の動向がキー・ポイントと思われます。
ここからの投資スタンスは、基本スタンスは買いが有利とおもわれますが、あまり押し目を作らずにここまで上昇してきましたので、次の目標の200日線近辺で、一旦調整が有りそうです。その調整幅次第で次の上昇目標を考えれば良いように思います。

Friday, October 05, 2007

<071005>日経平均の今後の見通し

4日のNYSEとNASDAQが小動きだったことを受け、日経平均は前日比20円ほど安く寄り付き、前場は小動きで、後場一時50円ほど高くなる場面もありましたが、結局27円安で引けました。外人は1390万株の売り越しとなり、出来高も16.4億株と減少して、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は+343とプラス幅が縮小しました。
日米市場とも米国で発表される9月の雇用統計の結果を見極めようと模様眺めで終始しました。ザラバ高値が2日連続できり下がってきましたので、要警戒です。
中期的には、一目均衡表では雲の中で、総合乖離率は+2.8%とプラス幅が縮小、200日線との乖離率は-1.4%とマイナス幅が拡大しました。もう少しで中期上昇トレンド復帰と云うところで足踏みしています。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た今日現在の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場がまだ9.5ポイント下回り、日本市場はまだまだ売られ過ぎです。日本市場の弱気材料が後退すれば、この差が埋まるものと思われます。
今後は、サブプライム問題の再燃に注意しつつ、金利動向と日本の政局の行方や外人買いの動向で、ここからの方向を見極める必要が有ります。外人が大きく売り越しとなった点が気になりますが、75日線を抜いて上げてきましたので、当面は200日線を抜けるか否かに注目する必要があります。
ここからの売買シナリオは、
①200日線を抜かずに下落するケースは25日線を目安として下落、
②200日線を抜いて下落するケースは75日線を目安として下落、
③200日線を大きく抜いて窓埋めとなる17680円近辺で下落するケースは200日線を目安として下落、
の3つのケースを念頭に置けば良いと思います。今日のところは、まだ下げに転じたとは判断できません。先ほど発表された雇用統計は予想を上回り景気後退懸念は後退すると思われます。今夜の米国市場がどう動くかを注目しましょう。

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Thursday, October 04, 2007

<071004>日経平均の今後の見通し

3日のNYSEとNASDAQが下落したことを受け、日経平均は前日比110円ほど安く寄り付き、前場は一時50円安まで戻しましたが、その後軟調に推移し、結局107円安で引けました。外人は210万株の買い越しとなりましたが、出来高は20.1億株と若干減少して、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は+387とプラス幅が縮小しました。
米国株安に加え、200日線に接近してきた点や、一本調子で上げて来た点、オシレータ系の指標が軒並み上げ過ぎを示している点から、利益確定売りが先行したようです。大手銀行株が売買を伴って続伸したところを見ると、NYSEが高値を更新したこともあり、株式市場ではサブプライム・ローン問題は過去のものとなったようです。
中期的には、一目均衡表では雲の中で、総合乖離率は+3.4%とプラス幅が縮小、200日線との乖離率は-1.6%とマイナス幅が拡大しました。もう少しで中期上昇トレンド復帰と云うところまで来ています。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た今日現在の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場がまだ9.2ポイント下回り、日本市場はまだまだ売られ過ぎです。日本市場の弱気材料が後退すれば、この差が埋まるものと思われます。
今後は、サブプライム問題の再燃に注意しつつ、金利動向と日本の政局の行方や外人買いの動向で、ここからの方向を見極める必要が有ります。75日線を抜いて上げてきましたので、当面は200日線を抜けるか否かに注目する必要があります。
ここからの売買シナリオは、
①200日線を抜かずに下落するケースは25日線を目安として下落、
②200日線を抜いて下落するケースは75日線を目安として下落、
③200日線を大きく抜いて窓埋めとなる17680円近辺で下落するケースは200日線を目安として下落、の3つのケースを念頭に置けば良いと思います。今日のところは、まだ下げに転じたとは判断できません。

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Wednesday, October 03, 2007

<071003>日経平均の今後の見通し

10/02日のNYSEは下落でNASDAQは小幅上昇でしたが、日経平均は前日比20円ほど高く寄り付きましたが、前場は軟調な地合でしたが、後場上昇に転じ、結局153円高で引けました。出来高は21.8億株と増加傾向となり、外人も120万株の買い越しとなり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は+485とプラス幅が拡大しました。
前場は様子見ムードが強かったものの、午後に入りアジアの主要な株式相場が上昇していることを手掛かりに買い安心感が広がったようです。米国市場は7月高値を更新したことで、一服となっていますが、日本市場は高値更新にはまだまだ上値余地があることから、連れ安とはなりませんでした。
しかし、200日線に接近してきた点や、一本調子で上げて来た点、オシレータ系の指標が軒並み上げ過ぎを示している点から見て、ここから買いを入れるのはとても勇気が必要です。
中期的には、一目均衡表では雲の中に入り、総合乖離率は+5.5%とプラスに転換、200日線との乖離率は-0.6%とマイナス幅は縮小しました。もう少しで中期上昇トレンド復帰と云うところまで来ました。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た今日現在の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場がまだ9.3ポイント下回り、日本市場はまだまだ売られ過ぎです。日本市場の弱気材料が後退すれば、この差が埋まるものと思われます。
今後も、サブプライム問題の景気への影響と日本の政局の行方と外人買いの有無で、ここからの方向を見極める必要が有ります。
75日線を抜いて上げてきましたので、当面は200日線を抜けるか否かに注目する必要があります。
ここからの売買シナリオは、
①200日線を抜かずに下落するケースは25日線を目安として下落、
②200日線を抜いて下落するケースは75日線を目安として下落、
③200日線を大きく抜いて窓埋めとなる17680円近辺で下落するケースは200日線を目安として下落、
の3つのケースを念頭に置けば良いと思います。

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Tuesday, October 02, 2007

<071002>日経平均の今後の見通し

10/01日のNYSEとNASDAQが大幅上昇したことを受けて、日経平均は前日比180円ほど高く寄り付きましたが、その後は100円ほど下落しましたが、後場もどし、結局200円高で引けました。出来高は20.1億株低水準ながら、外人は100万株の買い越しとなり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は+417とプラス幅が拡大しました。
米国市場でダウ工業株30種平均が過去最高値を更新したことや、外為市場で円相場が下落して始まったことが買い安心感となり、朝方はほぼ全面高となりました。しかし、今日も出来高が低水準ですので17000近辺で足踏みしています。
中期的には、一目均衡表では雲の中に入り、総合乖離率は+3.0%とプラスに転換、200日線との乖離率は-1.6%とマイナス幅は若干縮小しました。しかし、これ等がプラスに定着しないと中期的には上昇トレンド復帰とは言えません。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た今日現在の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場がまだ9.9ポイント下回り、日本市場はまだまだ売られ過ぎです。
日本市場の弱気材料が後退すれば、この差が埋まるものと思われます。今後も、サブプライム問題の景気への影響と日本の政局の行方と外人買いの有無で、ここからの方向を見極める必要が有ります。
75日線近辺まで上げてきましたが、当面は75日線を抜けるか否かに注目する必要があります。ここからの売買シナリオは、
①75日線を抜かずに下落するケース、
②75日線を抜いて200日線近辺で下落
の2つのケースを念頭に置き、いずれの場合も最大でも25日線までの下落を想定しておけば良いと思います。

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Monday, October 01, 2007

<071001>日経平均の今後の見通し

9/28日のNYSEとNASDAQが小幅下落したことを受けて、日経平均は前日比10円ほど安く寄り付きましたが、その後は上昇し、一時前日比120円ほど高くなる場面もありましたが、後場下落に転じ100円安まで売られたものの、引け際に上昇し、結局60円高で引けました。出来高は18.6億株と低水準で、外人は350万株の売り越しとなり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は+263とプラス幅が縮小しました。
場中に下げた原因はスイス金融大手UBSが巨額減損損失見通しと伝えられたことのようですが、市場はこの種のニュースに抵抗力がついてきたようです。きょうは頼みの外人も売り越しで、出来高も低水準ですので17000を前に押し戻された面も有ります。この出来高では、何度もチャレンジしないと抜けないと思います。
中期的には、一目均衡表では雲の中に入り、総合乖離率は-0.5%、200日線との乖離率は-2.6%とマイナス幅は若干縮小しました。しかし、これがプラスに定着しないと中期的には上昇トレンド復帰とは言えません。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た今日現在の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場がまだ9.6%下回り、日本市場はまだまだ売られ過ぎです。日本市場の弱気材料が後退すれば、この差が埋まるものと思われます。
今後も、サブプライム問題の景気への影響と日本の政局の行方と外人買いの有無で、ここからの方向を見極める必要が有ります。当面は75日線を抜けるか否かに注目する必要があります。ここからの売買シナリオは、
①75日線を抜かずに下落するケース、
②75日線を抜いて200日線近辺で下落
の2つのケースを念頭に置き、いずれの場合も最大でも25日線までの下落を想定しておけば良いと思います。

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