日経平均の予想

Friday, June 19, 2026

[2026/06/19]今後の日経平均の見通し

[市況]

618日、NYDowNASDAQは上昇しました。619日の日経平均先物は、前日比560円高で寄り付くと、午前中は1090円高から160円高と上昇幅を縮め、午後は400円高から430円安の間で上下して、結局、380円高で取引を終えました。日経平均の終値は196円高の71250円で、出来高は31.54億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅を縮めました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を2日連続で上回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、やや強まりました。

 

618日の米国市場では、米国とイランの両大統領が戦闘終結に向けた暫定合意の覚書に署名したことを背景に原油価格が下落したことから、景気減速懸念が後退し、株買いが優勢となりました。また、アップルとの協業が伝わったインテルをはじめ半導体関連株が買われ、相場を押し上げました。NYDowNASDAQは反発しました。

619日の日本市場では、前日の米株式市場でハイテク株が買われた流れを受け、AI・半導体関連株を中心に買いが先行しました。買い一巡後は短期的な過熱感が意識されて幅広い銘柄に利益確定の売りが膨らみ、日経平均はマイナス圏で推移する時間もありましたが、結局は小幅に7日続伸し、連日で最高値を更新しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の上にあります。短期トレンドには青信号が点灯しています。

総合乖離率は+60.8%とプラス幅を縮め、200日線との乖離率は+33.0%と前日比横ばいでした。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドにも青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、9日線・25日線・200日線の上にあります。

 

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQは、9日線と200日線の上にあり、25日線を上回りました。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドは黄信号から青信号に変わりました。中期トレンドにも青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+20.5ポイントとプラス幅を縮め、日平均が14610円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+26.1ポイントとプラス幅をやや縮め、日経平均18600円ほど割高であることを示しています

 

日経VI29.94と前日より低下し、VIX16.41と前日より低下しました。日経VIは、投資家が不安を強めているとされる目安の20を依然として大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-2.71、米国-0.19と日本が2.52ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+3.2、米国が+4.7)1.5ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より1.02ポイント(日経平均換算で16750円)割安となっています。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の13月期のGDP改定値は前期比年率1.6増で、速報値2.0%増から下方修正されました。また、13月期の米企業の決算は、概ね好調です。

 

米国の経済指標は:

6月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、5月の小売売上高、6月のミシガン大学消費者信頼感指数、4月の製造業受注、5月のISM非製造業景況指数、5月のISM製造業景況指数、5月のシカゴ購買部協会景気指数、4月の消費者物価指数、4月の耐久財受注、5月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は市場予想を上回りました。一方、6月のニューヨーク連銀製造業景況指数、5月の鉱工業生産指数は市場予想を下回りました。経済指標は102負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の5月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比17.2万人増で、市場予想の11万人増を上回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.3%から横ばいでした。雇用は、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

5月の中古住宅販売件数は市場予想を上回りました。また、3月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想と一致しました。一方、5月の住宅着工件数、5月の住宅市場指数、4月の新築住宅販売件数は市場予想を下回りました。3月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+0.83%で、市場予想の+1.0%を下回りました。住宅関連の指標は24負で、景気面では弱気材料ですが、利上げペースが下がるという点では強気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、6月のFOMCでも政策金利を据え置きましたが、年内に利上げに転換する見通しを示しました。ECB6月の会合で、およそ3年ぶりに0.25ポイントの利上げを実施し、中銀預金金利を2.25%としました。日銀も、6月の金融政策決定会合で政策金利を現在の0.75%程度から1.0%程度に引き上げることを決定しました。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER18.73PBR1.99となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE10.6%となり、これは3か月前より1.9ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+9.7%で、こちらは3か月前より11.4ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowの上昇と歩調を合わせて上げました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+6.2%となり、日経平均の割高幅は4390円から4120円に縮小しました。プレミアム値は、ここ一週間、+2740円~+4390円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、1.85ポイントから1.82ポイントに縮小しましたが、ドル円相場は円安方向に推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。日経平均も同様に、短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。

 

619日の米国は奴隷解放記念日の祝日で、株式市場は休場です。

 

きょうの日経平均は、想定範囲内で推移しました。上値は想定ラインを110円ほど下回り、下値は想定ラインを720円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド+2σ円(現在71860円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド+1σ+600円(現在69400円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は7日続伸し、連日で最高値を更新しました。ボリンジャーバンド+2σラインに沿った動きは、まだ続きそうです。



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Thursday, June 18, 2026

[2026/06/18]今後の日経平均の見通し

[市況]

617日、NYDowNASDAQは下落しました。618日の日経平均先物は、前日比540円高で寄り付くと、午前中は280円高から1480円高と上昇幅を拡げ、午後は830円高から1460円高の間でもみあって、結局、1190円高で取引を終えました。日経平均の終値は1151円高の71053円で、出来高は23.42億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅を拡げました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を5日連続で下回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、弱い状態です。

 

617日の米国市場では、午後に公表されたFOMCの政策金利見通しや新FRB議長の記者会見を受け、利下げに消極的なタカ派的な会合であったとの受け止めが広がり、主力株に売りが優勢となりました。トランプ大統領が「イランとの戦闘終結に向けた合意案はまだ最終決定ではない」との見解を示し、原油先物相場が上昇したことも重石となりました。一方、半導体関連の一角には買いが向かいました。NYDow5営業日ぶりに反落し、NASDAQは続落しました。

618日の日本市場では、前日の米半導体株高を受けて東京エレクトロンやイビデンなどが買われ、指数を押し上げました。米国とイラン双方の大統領が戦闘終結に向けた覚書に正式署名したと伝わったことも投資家心理を支えました。午後は材料難から上値の重い展開となりましたが、結局、日経平均は大幅に6日続伸し、終値で初めて7万円の大台に乗せました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の上にあります。短期トレンドには青信号が点灯しています。

総合乖離率は+61.1%とプラス幅を拡げ、200日線との乖離率も+33.0%とプラス幅を拡げました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドにも青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、9日線・25日線・200日線の上にあります。

 

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQは、9日線と200日線の上にありますが、25日線を下回りました。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドは青信号から黄信号に変わりました。中期トレンドには青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+22.5ポイントとプラス幅を拡げ、日平均が15990円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+26.2ポイントとプラス幅を拡げ、日経平均18620円ほど割高であることを示しています

 

日経VI30.53と前日より上昇し、VIX18.43と前日より上昇しました。日経VIは、投資家が不安を強めているとされる目安の20を依然として大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-2.74、米国-0.19と日本が2.55ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+3.2、米国が+4.7)1.5ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より1.05ポイント(日経平均換算で17350円)割安となっています。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の13月期のGDP改定値は前期比年率1.6増で、速報値2.0%増から下方修正されました。また、13月期の米企業の決算は、概ね好調です。

 

米国の経済指標は:

6月のミシガン大学消費者信頼感指数、4月の製造業受注、5月のISM非製造業景況指数、5月のISM製造業景況指数、5月のシカゴ購買部協会景気指数、4月の消費者物価指数、4月の耐久財受注、5月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は市場予想を上回りました。また、4月の小売売上高は市場予想と一致しました。一方、6月のニューヨーク連銀製造業景況指数、5月の鉱工業生産指数、5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は市場予想を下回りました。経済指標は93負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の5月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比17.2万人増で、市場予想の11万人増を上回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.3%から横ばいでした。雇用は、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

5月の中古住宅販売件数は市場予想を上回りました。また、3月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想と一致しました。一方、5月の住宅着工件数、5月の住宅市場指数、4月の新築住宅販売件数は市場予想を下回りました。3月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+0.83%で、市場予想の+1.0%を下回りました。住宅関連の指標は24負で、景気面では弱気材料ですが、利上げペースが下がるという点では強気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、6月のFOMCでも政策金利を据え置きましたが、年内に利上げに転換する見通しを示しました。ECB6月の会合で、およそ3年ぶりに0.25ポイントの利上げを実施し、中銀預金金利を2.25%としました。日銀も、6月の金融政策決定会合で政策金利を現在の0.75%程度から1.0%程度に引き上げることを決定しました。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER18.72PBR1.99となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE10.6%となり、これは3か月前より1.9ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+9.7%で、こちらは3か月前より10.9ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowが下落したにもかかわらず大幅に上昇しました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+6.7%となり、日経平均の割高幅は2880円から4390円に拡大しました。プレミアム値は、ここ一週間、+820円~+4390円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、1.84ポイントから1.85ポイントに拡大しました。ドル円相場は円安方向に推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的にはもみあいで、中期的には上昇トレンドです。日経平均は、短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。

 

618日の米国市場では、週間の新規失業保険申請件数や、6月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数のほか、アクセンチュアなどの四半期決算が注目されるでしょう。引き続き、長期金利や原油価格も株式相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲を上ぶれしました。上値は想定ラインを140円ほど上回り、下値は想定ラインを1300円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド+2σ+200円(現在71460円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド+1σ+1000円(現在69300円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は6日続伸し、連日で最高値を更新しました。ボリンジャーバンド+2σラインに沿った動きは、もう少し続きそうです。



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Wednesday, June 17, 2026

[2026/06/17]今後の日経平均の見通し

[市況]

616日、NYDowは上昇し、NASDAQは下落しました。617日の日経平均先物は、前日比360円安で寄り付くと、午前中は500円安から720円高と上昇に転じ、午後は890円高から400円高の間でもみあって、結局、680円高で取引を終えました。日経平均の終値は497円高の69902円で、出来高は21.17億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラスに転換しました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態となりました。

空売り比率は、5日平均を4日連続で下回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、弱い状態です。

 

616日の米国市場では、米国とイランの和平合意を背景に原油先物相場が下落したことから、インフレへの懸念が後退し、景気敏感株や消費関連株に買いが向かいました。長期金利の低下も追い風となりました。一方、FOMCの結果公表を控えて様子見ムードも強まり、エヌビディアなどハイテク銘柄には持ち高調整の売りが出ました。結局、NYDow4日続伸し、NASDAQ4営業日ぶりに反落しました。

617日の日本市場では、前日の米ハイテク株安を受けて売りが先行しましたが、売り一巡後はAI・半導体関連株に押し目買いが入り、相場全体を押し上げました。原油価格の下落を受けて景気減速懸念が和らいだことも投資家心理を支えました。FOMCの結果公表を前に午後は様子見ムードが強まりましたが、結局、日経平均は5日続伸し、連日で最高値を更新しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の上にあります。短期トレンドには青信号が点灯しています。

総合乖離率は+56.5%とプラス幅を拡げ、200日線との乖離率も+31.2%とプラス幅を拡げました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドにも青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、9日線・25日線・200日線の上にあります。

 

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQも、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには青信号が点灯しています。中期トレンドにも青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+19.1ポイントとプラス幅を拡げ、日平均が13350円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+23.2ポイントと前日比横ばいで、日経平均16220円ほど割高であることを示しています

 

日経VI29.11と前日より低下し、VIX16.42と前日より上昇しました。日経VIは、投資家が不安を強めているとされる目安の20を依然として大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-2.83、米国-0.21と日本が2.62ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+3.2、米国が+4.7)1.5ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より1.12ポイント(日経平均換算で18150円)割安となっています。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の13月期のGDP改定値は前期比年率1.6増で、速報値2.0%増から下方修正されました。また、13月期の米企業の決算は、概ね好調です。

 

米国の経済指標は:

6月のミシガン大学消費者信頼感指数、4月の製造業受注、5月のISM非製造業景況指数、5月のISM製造業景況指数、5月のシカゴ購買部協会景気指数、4月の消費者物価指数、4月の耐久財受注、5月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は市場予想を上回りました。また、4月の小売売上高は市場予想と一致しました。一方、6月のニューヨーク連銀製造業景況指数、5月の鉱工業生産指数、5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は市場予想を下回りました。経済指標は93負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の5月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比17.2万人増で、市場予想の11万人増を上回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.3%から横ばいでした。雇用は、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

5月の中古住宅販売件数は市場予想を上回りました。また、3月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想と一致しました。一方、5月の住宅着工件数、5月の住宅市場指数、4月の新築住宅販売件数は市場予想を下回りました。3月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+0.83%で、市場予想の+1.0%を下回りました。住宅関連の指標は24負で、景気面では弱気材料ですが、利上げペースが下がるという点では強気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、4月のFOMCでも政策金利を据え置きましたが、追加利下げには慎重な姿勢が示唆されました。ECB6月の会合で、およそ3年ぶりに0.25ポイントの利上げを実施し、中銀預金金利を2.25%としました。日銀も、6月の金融政策決定会合で政策金利を現在の0.75%程度から1.0%程度に引き上げることを決定しました。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER18.45PBR1.95となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE10.6%となり、これは3か月前より1.8ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+9.7%で、こちらは3か月前より11.0ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowの上昇と歩調を合わせて上げました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+4.4%となり、日経平均の割高幅は2740円から2880円に拡大しました。プレミアム値は、ここ一週間、+150円~+3620円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、1.84ポイントから1.84ポイントと横ばいでした。ドル円相場は円安水準でもみあいました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。日経平均も同様に、短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。

 

617日の米国市場では、5月の小売売上高や5月の中古住宅販売仮契約指数などが注目されるでしょう。引き続き、長期金利や原油価格も株式相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲内で推移しました。上値は想定ラインを500円ほど下回り、下値は想定ラインを720円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド+2σ(現在70530円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド+1σ+500円(現在68260円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は5日続伸し、連日で最高値を更新しました。ボリンジャーバンド+2σラインに沿った動きは、まだ続きそうです。



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Tuesday, June 16, 2026

[2026/06/16]今後の日経平均の見通し

[市況]

615日、NYDowNASDAQは上昇しました。616日の日経平均先物は、前日比110円高で寄り付くと、午前中は360円高から160円と下落に転じ、午後は120円安から740円高の間で上下して、結局、30円安で取引を終えました。日経平均の終値は87円高の69404円で、出来高は22.81億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナスに転換しました。個別銘柄に関しては、「売り」が有利の状態となりました。

空売り比率は、5日平均を3日連続で下回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、弱い状態です。

 

615日の米国市場では、米国とイランの両国が戦闘終結に向けた覚書に署名したと伝わり、投資家のリスク選好姿勢が強まりました。原油先物相場の下落や長期金利の低下も買い安心感につながりました。巨大テック株やAI・半導体株が活発に物色された一方、石油株やディフェンシブ株の一角には売りが向かいました。NYDow3日続伸し、最高値を更新しました。NASDAQ3日続伸しました。

616日の日本市場では、前日の米ハイテク株高を受けて値がさのAI・半導体関連株が買いを集めました。足元の急ピッチな株高の反動で利益確定の売りが優勢となる場面もありましたが、午後に入ると日銀の金融政策決定会合を無難に通過したとの見方から買いが膨らみ、日経平均は一時7万円の大台に乗せました。引けにかけては達成感を背景とした売りが上値を抑えたものの、結局、日経平均は小幅に4日続伸し、連日で最高値を更新しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の上にあります。短期トレンドには青信号が点灯しています。

総合乖離率は+55.0%とプラス幅を縮め、200日線との乖離率も+30.6%とプラス幅を縮めました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドにも青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、9日線・25日線・200日線の上にあります。

 

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQは、200日線の上にあり、9日線と25日線を上回りました。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドは黄信号から青信号に変わりました。中期トレンドにも青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+17.1ポイントとプラス幅を縮め、日平均が11870円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+23.2ポイントとプラス幅を縮め、日経平均16100円ほど割高であることを示しています

 

日経VI31.09と前日より低下し、VIX16.21と前日より低下しました。日経VIは、投資家が不安を強めているとされる目安の20を依然として大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-2.83、米国-0.17と日本が2.66ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+3.2、米国が+4.7)1.5ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より1.16ポイント(日経平均換算で18690円)割安となっています。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の13月期のGDP改定値は前期比年率1.6増で、速報値2.0%増から下方修正されました。また、13月期の米企業の決算は、概ね好調です。

 

米国の経済指標は:

6月のミシガン大学消費者信頼感指数、4月の製造業受注、5月のISM非製造業景況指数、5月のISM製造業景況指数、5月のシカゴ購買部協会景気指数、4月の消費者物価指数、4月の耐久財受注、5月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は市場予想を上回りました。また、4月の小売売上高は市場予想と一致しました。一方、6月のニューヨーク連銀製造業景況指数、5月の鉱工業生産指数、5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は市場予想を下回りました。経済指標は93負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の5月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比17.2万人増で、市場予想の11万人増を上回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.3%から横ばいでした。雇用は、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

5月の中古住宅販売件数、4月の住宅着工件数は市場予想を上回りました。また、3月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想と一致しました。一方、5月の住宅市場指数、4月の新築住宅販売件数は市場予想を下回りました。3月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+0.83%で、市場予想の+1.0%を下回りました。住宅関連の指標は33負で、景気・金利の両面で中立です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、4月のFOMCでも政策金利を据え置きましたが、追加利下げには慎重な姿勢が示唆されました。ECB6月の会合で、およそ3年ぶりに0.25ポイントの利上げを実施し、中銀預金金利を2.25%としました。日銀も、6月の金融政策決定会合で政策金利を現在の0.75%程度から1.0%程度に引き上げることを決定しました。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER18.35PBR1.95となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE10.6%となり、これは3か月前より1.9ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+9.7%で、こちらは3か月前より11.0ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowの上昇と歩調を合わせて上げました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+4.2%となり、日経平均の割高幅は3620円から2740円に縮小しました。プレミアム値は、ここ一週間、-990円~+3620円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、1.88ポイントから1.85ポイントに縮小しました。ドル円相場は円安水準でもみあいました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。日経平均も同様に、短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。

 

616日の米国市場では、5月の住宅着工件数や、5月の輸入物価指数などが注目されるでしょう。引き続き、長期金利や原油価格も株式相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲内で推移しました。上値は想定ラインを400円ほど下回り、下値は想定ラインを970円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド+2σ+100円(現在70020円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド+1σ+500円(現在67830円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は小幅に4日続伸し、連日で最高値を更新しました。ボリンジャーバンド+2σラインに沿った動きは、いましばらく続きそうです。



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Monday, June 15, 2026

[2026/06/15]今後の日経平均の見通し

[市況]

612日、NYDowNASDAQは上昇しました。615日の日経平均先物は、前日比2180円高で寄り付くと、午前中は2080円高から3680円と上昇幅を拡げ、午後は3720円高から3110円高の間でもみあって、結局、3180円高で取引を終えました。日経平均の終値は3297円高の69317円で、出来高は24.43億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラスに転換しました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態となりました。

空売り比率は、5日平均を2日連続で下回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、弱まりました。

 

612日の米国市場では、トランプ大統領が「週末にもイランとの合意文書に署名する可能性がある」との見解を示したことに加え、イランのアラグチ外相が「これまでにないほど合意に近付いている」と表明したことが投資家心理を支え、買いが優勢となりました。原油先物相場が下落したことや、6月のミシガン大学消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことも支援材料となりました。NYDowNASDAQは続伸しました。

615日の日本市場では、「米国とイランが戦闘終結で合意し、19日の正式な締結をもってホルムズ海峡が完全に開放される」とのトランプ大統領の発表を受けて投資家のリスク選好姿勢が強まり、幅広い銘柄に買いが優勢となりました。原油価格の下落を受けてインフレ圧力が後退し、長期金利が低下したことや、スペースXの上場を経ても米株式相場が堅調を維持したことなども追い風となりました。日経平均は大幅に3日続伸し、最高値を更新しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の上にあります。短期トレンドには青信号が点灯しています。

総合乖離率は+55.6%とプラス幅を拡げ、200日線との乖離率も+30.7%とプラス幅を拡げました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドにも青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、9日線・25日線・200日線の上にあります。

 

NYDowは、25日線と200日線の上にあり、9日線を上回りました。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQは、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには黄信号が点灯しています。中期トレンドには青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+20.5ポイントとプラス幅を拡げ、日平均が14210円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+24.2ポイントとプラス幅を拡げ、日経平均16770円ほど割高であることを示しています

 

日経VI34.78と前日より上昇し、VIX17.67と前日より低下しました。日経VIは、投資家が不安を強めているとされる目安の20を依然として大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-2.82、米国-0.20と日本が2.62ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+3.2、米国が+4.7)1.5ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より1.12ポイント(日経平均換算で18240円)割安となっています。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の13月期のGDP改定値は前期比年率1.6増で、速報値2.0%増から下方修正されました。また、13月期の米企業の決算は、概ね好調です。

 

米国の経済指標は:

6月のミシガン大学消費者信頼感指数、4月の製造業受注、5月のISM非製造業景況指数、5月のISM製造業景況指数、5月のシカゴ購買部協会景気指数、5月のニューヨーク連銀製造業景況指数、4月の鉱工業生産指数、4月の消費者物価指数、4月の耐久財受注、5月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は市場予想を上回りました。また、4月の小売売上高は市場予想と一致しました。一方、5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は市場予想を下回りました。経済指標は111負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の5月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比17.2万人増で、市場予想の11万人増を上回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.3%から横ばいでした。雇用は、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

5月の中古住宅販売件数、4月の住宅着工件数、5月の住宅市場指数、3月の新築住宅販売件数は市場予想を上回りました。また、3月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想と一致しました。3月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+0.83%で、市場予想の+1.0%を下回りました。住宅関連の指標は51負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、4月のFOMCでも政策金利を据え置きましたが、追加利下げには慎重な姿勢が示唆されました。ECB6月の会合で、およそ3年ぶりに0.25ポイントの利上げを実施し、中銀預金金利を2.25%としました。日銀は、4月の金融政策決定会合でも政策金利を0.75%に据え置きましたが、展望リポートはタカ派的と読み取れる内容でした。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER18.57PBR1.97となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE10.6%となり、これは3か月前より1.6ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+9.7%で、こちらは3か月前より9.0ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前週末のNYDowの上昇率以上に上げました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+5.6%となり、日経平均の割高幅は820円から3620円に拡大しました。プレミアム値は、ここ一週間、-990円~+3620円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、1.84ポイントから1.88ポイントに拡大しました。ドル円相場は円安水準でもみあいました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的にはもみあいで、中期的には上昇トレンドです。日経平均は、短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。

 

615日の米国市場では、6月のニューヨーク連銀製造業景況指数や、5月の鉱工業生産指数、6月の住宅市場指数などが注目されるでしょう。引き続き、長期金利や原油価格も株式相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲を上ぶれしました。上値は想定ラインを2180円ほど上回り、下値は想定ラインを1810円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド+2σ+500円(現在69840円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド+1σ+800円(現在67710円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は大幅に3日続伸し、最高値を更新しました。目先は、ボリンジャーバンド+2σラインに沿った動きとなりそうです。



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