日経平均の予想

Friday, October 23, 2026

[2026/10/23]今後の日経平均の見通し

[市況]

10月22日、NYDowは上昇し、NASDAQは下落しました。10月23日の日経平均先物は、前日比1000円安で寄り付くと、午前中は1570円安から740円安の間で上下し、午後は1150円安から270円安と下落幅を縮めて、結局、290円安で取引を終えました。日経平均の終値は214円安の62693円で、出来高は28.84億株でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナス幅を拡げました。個別銘柄に関しては、「売り」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を5日ぶりに下回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、弱まりました。

 

10月22日の米国市場では、AI投資の採算性をめぐる懸念が改めて強まり、AI関連銘柄が売られ、指数を下押ししました。一方で、AI関連銘柄からディフェンシブ株や景気敏感株に資金を移す動きがみられました。また、P&Gなど好決算を発表した銘柄にも買いが向かいました。結局、NYDowは3日続伸し、NASDAQは反落しました。

10月23日の日本市場では、前日の米ハイテク株安を受け、AI・半導体関連銘柄に売りが先行しました。米メタプラットフォームズの四半期決算でフリーキャッシュフロー(純現金収支)が上場以来初めて赤字に転じたことも投資家心理の重石となりました。ただ、日経平均が200日線に接近すると、半導体関連株の一角に押し目買いが入りました。また、外国為替市場で円相場が円高に傾いていることから、内需関連株にも物色が向かいました。結局、日経平均は続落し、およそ3か月ぶりの安値水準となりました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の下にあります。短期トレンドには赤信号が点灯しています。

総合乖離率は-8.6%とマイナス幅を拡げ、200日線との乖離率は+2.0%とプラス幅を縮めました。一目均衡表では雲の下にあります。3つの要素のうち2つがマイナスであり、中期トレンドには黄信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。

 

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の中にあります。NASDAQは、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。一目均衡表では雲の中に入りました。米国市場の短期トレンドには黄信号が点灯しています。中期トレンドにも黄信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQの200日移動平均乖離率の差は、-2.0ポイントとマイナス幅を縮め、日経平均が1250円ほど割安であることを示しています。また、NYDowとの差は、-0.6ポイントとマイナス幅を縮め、日経平均が380円ほど割安であることを示しています。

 

日経VIは38.25と前日より上昇し、VIX指数も19.03と前日より上昇しました。日経VIは、投資が不安を強めているとされる目安の20を依然として大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-3.19、米国-0.21と日本が2.98ポイント割安ですが、OECDの2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+2.9、米国が+5.8)は2.9ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より0.08ポイント(日経平均換算で800円程度)割安の状態です。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の4~6月期のGDP確定値は前期比年率2.2%増で、改定値の1.5%増を大幅に上回りました。また、4~6月期の米企業の決算は、好決算を記録しています。

 

米国の経済指標は:

9月の鉱工業生産指数、9月の小売売上高、9月の消費者物価指数、9月のシカゴ購買部協会景気指数、9月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、9月のミシガン大学消費者信頼感指数、8月の耐久財受注、9月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は市場予想を上回りました。また、8月の製造業受注は市場予想と一致しました。一方、9月のISM非製造業景況指数、9月のISM製造業景況指数、9月のニューヨーク連銀製造業景況指数は市場予想を下回りました。経済指標9勝3負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという面では弱気材料です。

 

米国の9月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比2.9万人増で、市場予想の8.4万人増を下回りました。また、失業率は4.2%で、前月の4.1%から悪化しました。雇用は、景気面では弱気材料ですが、利上げペースが下がるという面では強気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

8月の新築住宅販売件数、8月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想を上回りました。一方、8月の中古住宅販売件数、8月の住宅着工件数、9月の住宅市場指数は市場予想を下回りました。7月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+2.5%で、市場予想の+2.2%を上回りました。住宅関連の指標は3勝3負で、景気・金利の両面で中立です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、9月のFOMCで政策金利を0.25%引き上げ、政策金利見通しでは年内にさらに0.25%の利上げを示唆しました。ECBも、9月の理事会で0.25%の利上げを決定し、中銀預金金利を2.5%としました。日銀も、9月の金融政策決定会合で政策金利の0.25%引き上げを決定しました。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PERが16.72、PBRが1.82となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROEは10.9%となり、これは3か月前より0.4ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+16.8%で、こちらは3か月前より4.7ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowが上昇したにもかかわらず下落しました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は-7.6%となり、日経平均の割安幅は5070円から5060円に縮小しました。プレミアム値は、ここ一週間、-5070円~-2690円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、2.22ポイントから2.19ポイントに縮小しました。ドル円相場は円高方向に推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的にはもみあいで、中期的にももみあいです。日経平均は、短期的には下降トレンドで、中期的にはもみあいです。

 

10月23日の米国市場では、10月の製造業・非製造業購買担当者景気指数(PMI)のほか、アメリカン・エキスプレス、イリノイ・ツール・ワークス、SLBなどの四半期決算が注目されるでしょう。引き続き、長期金利や原油価格の推移も相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲を下ぶれしました。上値は想定ラインを1350円ほど下回り、下値は想定ラインを340円ほど下回りました。目先は、ボリンジャーバンド-1σ(現在63940円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド-2σ(現在61600円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は続落しましたが、日足は長い下ひげをつけた陽線で、下値は200線にタッチしました。目先、反転が期待できそうです。



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Thursday, October 22, 2026

[2026/10/22]今後の日経平均の見通し

[市況]

10月21日、NYDowとNASDAQは上昇しました。10月22日の日経平均先物は、前日比200円安で寄り付くと、午前中は220円高まで上昇したのち760円安まで下落幅を拡げ、午後は670円安から1730円安と下落幅を拡げて、結局、1580円安で取引を終えました。日経平均の終値は1713円安の62907円で、出来高は21.92億株でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナス幅を拡げました。個別銘柄に関しては、「売り」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を4日連続で上回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、強まりました。

 

10月21日の米国市場では、スペースXやスーパー・マイクロ・コンピューターの四半期決算が市場予想を上回る内容だったことから、AI需要の強さが見直され、AI関連銘柄全般に買いが波及しました。一方で、中東情勢の緊迫化は投資家心理の重石となりました。NYDowは続伸し、NASDAQは反発しました。

10月22日の日本市場では、売上高見通しが市場の期待を下回った米半導体製造装置ラムリサーチの株価が時間外取引で下落したことをきっかけに、AI・半導体関連株が売られ、指数を下押ししました。世界のウェブサイトで幅広く使われているプログラミング言語「PHP」に深刻な脆弱性が見つかり、サービスを一時停止する企業が相次いでいることも、投資家心理の重石となりました。日経平均は大幅に反落しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の下にあります。短期トレンドには赤信号が点灯しています。

総合乖離率は-7.6%とマイナスに転換し、200日線との乖離率は+2.4%とプラス幅を縮めました。一目均衡表では雲の下にあります。3つの要素のうち1つがマイナスであり、中期トレンドには黄信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。

 

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の中に入りました。NASDAQは、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには黄信号が点灯しています。中期トレンドにも黄信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQの200日移動平均乖離率の差は、-4.4ポイントとマイナス幅を拡げ、日経平均が2770円ほど割安であることを示しています。また、NYDowとの差は、-2.2ポイントとマイナスに転換し、日経平均が1380円ほど割安であることを示しています。

 

日経VIは35.97と前日より上昇し、VIX指数は16.68と前日より低下しました。日経VIは、投資が不安を強めているとされる目安の20を依然として大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-3.18、米国-0.11と日本が3.07ポイント割安ですが、OECDの2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+2.9、米国が+5.8)は2.9ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より0.17ポイント(日経平均換算で1800円程度)割安の状態です。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の4~6月期のGDP確定値は前期比年率2.2%増で、改定値の1.5%増を大幅に上回りました。また、4~6月期の米企業の決算は、好決算を記録しています。

 

米国の経済指標は:

9月の鉱工業生産指数、9月の小売売上高、9月の消費者物価指数、9月のシカゴ購買部協会景気指数、9月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、9月のミシガン大学消費者信頼感指数、8月の耐久財受注、9月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は市場予想を上回りました。また、8月の製造業受注は市場予想と一致しました。一方、9月のISM非製造業景況指数、9月のISM製造業景況指数、9月のニューヨーク連銀製造業景況指数は市場予想を下回りました。経済指標9勝3負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという面では弱気材料です。

 

米国の9月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比2.9万人増で、市場予想の8.4万人増を下回りました。また、失業率は4.2%で、前月の4.1%から悪化しました。雇用は、景気面では弱気材料ですが、利上げペースが下がるという面では強気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

8月の新築住宅販売件数、8月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想を上回りました。一方、8月の中古住宅販売件数、8月の住宅着工件数、9月の住宅市場指数は市場予想を下回りました。7月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+2.5%で、市場予想の+2.2%を上回りました。住宅関連の指標は3勝3負で、景気・金利の両面で中立です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、9月のFOMCで政策金利を0.25%引き上げ、政策金利見通しでは年内にさらに0.25%の利上げを示唆しました。ECBも、9月の理事会で0.25%の利上げを決定し、中銀預金金利を2.5%としました。日銀も、9月の金融政策決定会合で政策金利の0.25%引き上げを決定しました。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PERが16.55、PBRが1.81となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROEは10.9%となり、これは3か月前より0.4ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+17.1%で、こちらは3か月前より5.0ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowが上昇したにもかかわらず大幅に下落しました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は-7.6%となり、日経平均の割安幅は3560円から5070円に拡大しました。プレミアム値は、ここ一週間、-5070円~-2220円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、2.24ポイントから2.22ポイントに縮小しました。ドル円相場は円高方向に推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的にはもみあいで、中期的にももみあいです。日経平均は、短期的には下降トレンドで、中期的にはもみあいです。

 

10月22日の米国市場では、週間の新規失業保険申請件数のほか、ウエスタン・デジタル、P&G、コムキャスト、ハネウェル、ブラックストーン、ロッキード・マーチン、スナップオン、ユニオン・パシフィック、ニューモント、バレロ・エナジー、ベリサインなどの四半期決算が注目されるでしょう。引き続き、長期金利や原油価格の推移も相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲を下ぶれしました。上値は想定ラインを850円ほど下回り、下値は想定ラインを610円ほど下回りました。目先は、ボリンジャーバンド-1σ+200円(現在64220円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド-2σ+200円(現在61920円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は大幅に反落しました。200日線(現在61404円)で下げ止まれるかどうかが、次の注目点です。



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Wednesday, October 21, 2026

[2026/10/21]今後の日経平均の見通し

[市況]

10月20日、NYDowとNASDAQは上昇しました。10月21日の日経平均先物は、前日比980円高で寄り付くと、午前中は1140円高から390円高の間で上下し、午後は790円高から290円高と上昇幅を縮めて、結局、380円高で取引を終えました。日経平均の終値は545円高の64621円で、出来高は21.79億株でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナス幅を縮めました。個別銘柄に関しては、「売り」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を3日連続で上回りましたが、個別銘柄への信用の売り圧力は、やや弱まりました。

 

10月20日の米国市場では、好決算を発表した3Mや、出遅れ感のあったヘルスケア関連株、消費関連株などが買われ、指数を押し上げました。原油先物相場の下落や長期金利の低下も追い風となりました。一方、主要ハイテク企業の決算発表が本格化するのを前に、積極的な買いを手控える向きもありました。結局、NYDowは3営業日ぶりに反発し、NASDAQは小幅に反落しました。

10月21日の日本市場では、米スペースXの決算でAI事業が好調と伝わり、アドバンテストやキオクシアなど主力のAI・半導体関連株が買われ、指数を押し上げました。ただ、日経平均が6万5000円を上回る場面では戻り待ちの売り圧力が強まり、上値が重くなりました。午後も積極的に上値を追う動きは限定的でした。日経平均は3営業日ぶりに反発しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の下にあります。短期トレンドには赤信号が点灯しています。

総合乖離率は+0.2%とプラスに転換し、200日線との乖離率は+5.3%とプラス幅を拡げました。一目均衡表では雲の下にあります。3つの要素のうち1つがマイナスであり、中期トレンドには黄信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。

 

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の下にあります。NASDAQは、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには黄信号が点灯しています。中期トレンドにも黄信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQの200日移動平均乖離率の差は、-0.4ポイントとマイナス幅を縮め、日経平均が260円ほど割安であることを示しています。一方、NYDowとの差は、+1.4ポイントとプラス幅を縮め、日経平均が900円ほど割高であることを示しています。

 

日経VIは30.85と前日より低下し、VIX指数も17.31と前日より低下しました。日経VIは、投資が不安を強めているとされる目安の20を依然として大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-3.00、米国-0.07と日本が2.93ポイント割安ですが、OECDの2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+2.9、米国が+5.8)は2.9ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より0.03ポイント(日経平均換算で330円程度)割安の状態です。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の4~6月期のGDP確定値は前期比年率2.2%増で、改定値の1.5%増を大幅に上回りました。また、4~6月期の米企業の決算は、好決算を記録しています。

 

米国の経済指標は:

9月の鉱工業生産指数、9月の小売売上高、9月の消費者物価指数、9月のシカゴ購買部協会景気指数、9月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、9月のミシガン大学消費者信頼感指数、8月の耐久財受注、9月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は市場予想を上回りました。また、8月の製造業受注は市場予想と一致しました。一方、9月のISM非製造業景況指数、9月のISM製造業景況指数、9月のニューヨーク連銀製造業景況指数は市場予想を下回りました。経済指標9勝3負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという面では弱気材料です。

 

米国の9月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比2.9万人増で、市場予想の8.4万人増を下回りました。また、失業率は4.2%で、前月の4.1%から悪化しました。雇用は、景気面では弱気材料ですが、利上げペースが下がるという面では強気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

8月の新築住宅販売件数、8月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想を上回りました。一方、8月の中古住宅販売件数、8月の住宅着工件数、9月の住宅市場指数は市場予想を下回りました。7月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+2.5%で、市場予想の+2.2%を上回りました。住宅関連の指標は3勝3負で、景気・金利の両面で中立です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、9月のFOMCで政策金利を0.25%引き上げ、政策金利見通しでは年内にさらに0.25%の利上げを示唆しました。ECBも、9月の理事会で0.25%の利上げを決定し、中銀預金金利を2.5%としました。日銀も、9月の金融政策決定会合で政策金利の0.25%引き上げを決定しました。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PERが16.99、PBRが1.86となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROEは10.9%となり、これは3か月前より0.4ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+16.9%で、こちらは3か月前より5.0ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowの上昇と歩調を合わせて上げました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は-5.3%となり、日経平均の割安幅は3280円から3560円に拡大しました。プレミアム値は、ここ一週間、-3560円~-2220円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、2.24ポイントから2.24ポイントと横ばいでした。ドル円相場は方向感なく推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的にはもみあいで、中期的にももみあいです。日経平均は、短期的には下降トレンドで、中期的にはもみあいです。

 

10月21日の米国市場では、重要な経済指標の発表は予定されていません。テスラ、TI、IBM、フィリップ・モリス、サウスウエスト航空、ラムリサーチ、AT&T、ムーディーズ、ノーザン・トラスト、アボット・ラボラトリーズ、ネクステラ・エナジー、ダナハーなどの四半期決算が注目されるでしょう。引き続き、長期金利や原油価格の推移も相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲を上ぶれしました。上値は想定ラインを190円ほど上回り、下値は想定ラインを1580円ほど上回りました。目先は、25日線-600円(現在65760円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド-1σ-500円(現在63620円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は3営業日ぶりに反発しましたが、日足は上ひげのついた陰線でした。このまま反発が続くかどうかは、微妙なところです。



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Tuesday, October 20, 2026

[2026/10/20]今後の日経平均の見通し

[市況]

10月19日、NYDowとNASDAQは下落しました。10月20日の日経平均先物は、前日比130円安で寄り付くと、午前中は40円安から960円安の間で上下し、午後は230円安から1030円安の間で上下して、結局、580円安で取引を終えました。日経平均の終値は841円安の64075円で、出来高は21.49億株でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナスに転換しました。個別銘柄に関しては、「売り」が有利の状態となりました。

空売り比率は、5日平均を2日連続で上回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、強まりました。

 

10月19日の米国市場では、前週に買われたディフェンシブ株や消費関連の一角に売りが出て、指数の重石となりました。原油先物相場の上昇も嫌気されました。一方で、AI・半導体関連の一角には押し目買いが入り、相場を支えました。結局、NYDowは小幅に続落し、NASDAQは反発しました。

10月20日の日本市場では、原油先物相場の上昇や世界的な金利上昇が投資家心理の重石となり、主力のAI・半導体関連株に売りが出て、指数を下押ししました。先高観や値ごろ感を手がかりに押し目を拾う動きもありましたが、本格的な反発にはつながりませんでした。日経平均は続落しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の下にあります。短期トレンドには赤信号が点灯しています。

総合乖離率は-2.3%とマイナスに転換し、200日線との乖離率は+4.6%とプラス幅を縮めました。一目均衡表では雲の下にあります。3つの要素のうち2つがマイナスであり、中期トレンドには黄信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。

 

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の下にあります。NASDAQは、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。一目均衡表では雲の上に戻りました。米国市場の短期トレンドには黄信号が点灯しています。中期トレンドにも黄信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQの200日移動平均乖離率の差は、-1.2ポイントとマイナスに転換し、日経平均が770円ほど割安であることを示しています。一方、NYDowとの差は、+1.7ポイントとプラス幅を縮め、日経平均が1090円ほど割高であることを示しています。

 

日経VIは32.18と前日より上昇し、VIX指数は18.44と前日より低下しました。日経VIは、投資が不安を強めているとされる目安の20を依然として大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-3.06、米国-0.07と日本が2.99ポイント割安ですが、OECDの2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+2.9、米国が+5.8)は2.9ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より0.08ポイント(日経平均換算で880円程度)割安の状態です。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の4~6月期のGDP確定値は前期比年率2.2%増で、改定値の1.5%増を大幅に上回りました。また、4~6月期の米企業の決算は、好決算を記録しています。

 

米国の経済指標は:

9月の鉱工業生産指数、9月の小売売上高、9月の消費者物価指数、9月のシカゴ購買部協会景気指数、9月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、9月のミシガン大学消費者信頼感指数、8月の耐久財受注、9月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は市場予想を上回りました。また、8月の製造業受注は市場予想と一致しました。一方、9月のISM非製造業景況指数、9月のISM製造業景況指数、9月のニューヨーク連銀製造業景況指数は市場予想を下回りました。経済指標9勝3負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという面では弱気材料です。

 

米国の9月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比2.9万人増で、市場予想の8.4万人増を下回りました。また、失業率は4.2%で、前月の4.1%から悪化しました。雇用は、景気面では弱気材料ですが、利上げペースが下がるという面では強気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

8月の新築住宅販売件数、8月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想を上回りました。一方、8月の中古住宅販売件数、8月の住宅着工件数、9月の住宅市場指数は市場予想を下回りました。7月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+2.5%で、市場予想の+2.2%を上回りました。住宅関連の指標は3勝3負で、景気・金利の両面で中立です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、9月のFOMCで政策金利を0.25%引き上げ、政策金利見通しでは年内にさらに0.25%の利上げを示唆しました。ECBも、9月の理事会で0.25%の利上げを決定し、中銀預金金利を2.5%としました。日銀も、9月の金融政策決定会合で政策金利の0.25%引き上げを決定しました。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PERが16.85、PBRが1.84となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROEは10.9%となり、これは3か月前より0.3ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+17.2%で、こちらは3か月前より5.4ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowの下落と歩調を合わせて下げました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は-4.9%となり、日経平均の割安幅は2690円から3280円に拡大しました。プレミアム値は、ここ一週間、-3280円~+810円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、2.17ポイントから2.24ポイントに拡大しました。ドル円相場は方向感なく推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的にはもみあいで、中期的にももみあいです。日経平均は、短期的には下降トレンドで、中期的にはもみあいです。

 

10月20日の米国市場では、9月の住宅着工件数や、9月の中古住宅販売仮契約指数のほか、ネットフリックス、3M、GM、GEエアロスペース、RTX、ハリバートン、MSCI、ノースロップ・グラマン、キャピタル・ワン・ファイナンシャル、ユナイテッド・エアラインズ、エクイファックスなどの四半期決算が注目されるでしょう。引き続き、長期金利や原油価格の推移も相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲内で推移しました。上値は想定ラインを1160円ほど下回り、下値は想定ラインを50円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド-1σ+1100円(現在65260円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド-2σ+1100円(現在63040円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は続落し、ザラ場では昨日の安値を下回りました。目先は、さらなる下落もありそうです。



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Monday, October 19, 2026

[2026/10/19]今後の日経平均の見通し

[市況]

10月16日、NYDowとNASDAQは下落しました。10月19日の日経平均先物は、前日比1650円安で寄り付くと、午前中は1790円安から690円安と下落幅を縮め、午後は780円安から310円安と下落幅を縮めて、結局、540円安で取引を終えました。日経平均の終値は407円安の64916円で、出来高は20.62億株でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅を縮めました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を5日ぶりに上回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、強まりました。

 

10月16日の米国市場では、AIインフラを手がけるコアウィーブの株価急落を受け、AI投資の持続性や収益性をめぐる懸念が高まり、半導体をはじめとするAIインフラ関連全般に売りが波及しました。一方、FRBのウォーシュ議長が早期の追加利上げに慎重な姿勢を示したことは、株買いをさそいました。結局、NYDowは反落し、NASDAQも大幅反落しました。

10月19日の日本市場では、前週末の米株式市場でAI・半導体関連株が大きく下げた流れを受け、アドバンテストや東京エレクトロン、ソフトバンクグループなど主力株に売りが先行しました。ただ、売り一巡後は株価指数先物に海外投機筋によるものとみられる買い戻しが入り、現物の売り圧力を和らげました。商社株やリクルート、ベイカレントなどの上昇も相場を支えました。日経平均は反落しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線の上にありますが、25日線の下にあります。短期トレンドには黄信号が点灯しています。

総合乖離率は+1.5%とプラス幅を縮め、200日線との乖離率も+6.1%とプラス幅を縮めました。一目均衡表では雲の下にあります。3つの要素のうち1つがマイナスであり、中期トレンドにも黄信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。

 

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の下にあります。NASDAQは、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。一目均衡表では雲の中に入りました。米国市場の短期トレンドには黄信号が点灯しています。中期トレンドにも黄信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQの200日移動平均乖離率の差は、+1.4ポイントとプラスに転換し、日経平均が910円ほど割高であることを示しています。一方、NYDowとの差は、+3.1ポイントとプラス幅を縮め、日経平均が2010円ほど割高であることを示しています。

 

日経VIは31.23と前日より低下し、VIX指数は19.99と前日より上昇しました。日経VIは、投資が不安を強めているとされる目安の20を依然として大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-3.01、米国-0.13と日本が2.88ポイント割安ですが、OECDの2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+2.9、米国が+5.8)は2.9ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より0.03ポイント(日経平均換算で330円程度)割高の状態です。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の4~6月期のGDP確定値は前期比年率2.2%増で、改定値の1.5%増を大幅に上回りました。また、4~6月期の米企業の決算は、好決算を記録しています。

 

米国の経済指標は:

9月の鉱工業生産指数、9月の小売売上高、9月の消費者物価指数、9月のシカゴ購買部協会景気指数、9月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、9月のミシガン大学消費者信頼感指数、8月の耐久財受注、9月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は市場予想を上回りました。また、8月の製造業受注は市場予想と一致しました。一方、9月のISM非製造業景況指数、9月のISM製造業景況指数、9月のニューヨーク連銀製造業景況指数は市場予想を下回りました。経済指標9勝3負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという面では弱気材料です。

 

米国の9月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比2.9万人増で、市場予想の8.4万人増を下回りました。また、失業率は4.2%で、前月の4.1%から悪化しました。雇用は、景気面では弱気材料ですが、利上げペースが下がるという面では強気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

8月の新築住宅販売件数、8月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想を上回りました。一方、8月の中古住宅販売件数、8月の住宅着工件数、9月の住宅市場指数は市場予想を下回りました。7月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+2.5%で、市場予想の+2.2%を上回りました。住宅関連の指標は3勝3負で、景気・金利の両面で中立です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、9月のFOMCで政策金利を0.25%引き上げ、政策金利見通しでは年内にさらに0.25%の利上げを示唆しました。ECBも、9月の理事会で0.25%の利上げを決定し、中銀預金金利を2.5%としました。日銀も、9月の金融政策決定会合で政策金利の0.25%引き上げを決定しました。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PERが16.96、PBRが1.85となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROEは10.9%となり、これは3か月前より0.3ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+17.2%で、こちらは3か月前より5.4ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前週末のNYDowの下落と歩調を合わせて下げました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は-4.0%となり、日経平均の割安幅は2220円から2690円に拡大しました。プレミアム値は、ここ一週間、-2690円~+810円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、2.16ポイントから2.17ポイントに拡大しました。ドル円相場は方向感なく推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的にはもみあいで、中期的にももみあいです。日経平均も同様に、短期的にはもみあいで、中期的にももみあいです。

 

10月19日の米国市場では、10月の住宅市場指数のほか、フィフス・サード・バンコープ、スティール・ダイナミクス、W.R.バークレーなどの四半期決算が注目されるでしょう。引き続き、長期金利や原油価格の推移も相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲を下ぶれしました。上値は想定ラインを1360円ほど下回り、下値は想定ラインを410円ほど下回りました。目先は、25日線-400円(現在66030円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド-1σ-400円(現在63840円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は反落しました。日足は長い下ひげをつけた陽線でしたが、下げ止まりのサインとしては微妙なところです。



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