日経平均の予想

Friday, September 18, 2026

[2026/09/18]今後の日経平均の見通し

[市況]

917日、NYDowNASDAQは上昇しました。918日の日経平均先物は、前日比600円高で寄り付くと、午前中は670円高から30円高の間で上下し、午後は460円高から1150円高と上昇幅を拡げて、結局、900円高で取引を終えました。日経平均の終値は882円高の65018円で、出来高は28.62億株でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅を縮めました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を3日ぶりに下回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、弱まりました。

 

917日の米国市場では、「トランプ大統領が22日にも湾岸諸国の首脳らと会談する見通し」との報道を受けて原油先物相場が下落したことから、株式には買いが優勢となりました。FRBの追加利上げがインフレを抑えるとの観測から長期金利の上昇が一服したことも追い風となりました。NYDowNASDAQ4営業日ぶりに反発しました。

918の日本市場では、前日の米株式市場で半導体関連株が上昇した流れを受け、アドバンテスト、東京エレクトロン、ソフトバンクグループなどが買われ、指数を押し上げました。一方、足元で堅調だったバリュー株には売りが目立ちました。日銀が金融政策決定会合で0.25%の利上げを決定した旨が伝わると、外国為替市場で円相場が急激に円安ドル高に傾き、株価指数先物への買いが強まりました。日経平均は3日続伸しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、25日線の下にありますが、9日線を上回りました。短期トレンドは赤信号から黄信号に変わりました。

総合乖離率は+5.8%とプラス幅を拡げ、200日線との乖離率も+8.9%とプラス幅を拡げました。一目均衡表では雲の下にあります。3つの要素のうちプラスは2つであり、中期トレンドにも黄信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。

 

NYDowは、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。一目均衡表では雲の下にあります。NASDAQは、200日線の上にあり、9日線と25日線を上回りました。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドは赤信号から黄信号に変わりました。中期トレンドにも黄信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+1.4ポイントとプラス幅を縮め、日経平均が910円ほど割高であることを示しています。一方、NYDowとの差は、+5.7ポイントとプラス幅を拡げ、日経平均が3710円ほど割高であることを示しています

 

日経VI24.23と前日より低下し、VIX15.45と前日より低下しました。日経VIは、投資が不安を強めているとされる目安の20を依然として上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-2.83、米国-0.01と日本が2.82ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+2.9、米国が+5.8)2.9ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より0.08ポイント(日経平均換算で880円ほど)割高の状態です。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の46月期のGDP改定値は前期比年率1.5%増で、速報値1.5%増と一致しました。また、46月期の米企業の決算は、5年ぶりの好決算を記録する見通しです。

 

米国の経済指標は:

9月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、8月の小売売上高、8月のISM非製造業景況指数、7月の製造業受注は市場予想を上回りました。また、8月の消費者物価指数は市場予想と一致しました。一方、9月のニューヨーク連銀製造業景況指数、9月のミシガン大学消費者信頼感指数、8月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、8月のISM製造業景況指数、8月のシカゴ購買部協会景気指数、7月の鉱工業生産指数、6月の耐久財受注は市場予想を下回りました。経済指標57負で、景気面では弱気材料ですが、利上げペースが下がるという面では強気材料です。

 

米国の8月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比16.2万人増で、市場予想の5.3万人増を大幅に上回りました。一方、失業率は4.1%で、前月の4.1%から横ばいでした。雇用は、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという面では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

8月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想を上回りました。一方、8月の住宅着工件数、9月の住宅市場指数、7月の新築住宅販売件数、6月の中古住宅販売件数は市場予想を下回りました。6月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+2.1%で、市場予想の+1.7%を上回りました。住宅関連の指標は24負で、景気面では弱気材料ですが、利上げペースが下がるという面では強気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、9月のFOMCで政策金利を0.25%引き上げ、政策金利見通しでは年内にさらに0.25%の利上げを示唆しました。ECBも、9月の理事会で0.25%の利上げを決定し、中銀預金金利を2.5%としました。日銀も、9月の金融政策決定会合で政策金利の0.25%引き上げを決定しました。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER17.27PBR1.90となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE11.0%となり、これは3か月前より0.4ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+18.0%で、こちらは3か月前より8.1ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowの上昇と歩調を合わせて上げました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+1.7%となり、日経平均の割高幅は1220円から1130円に縮小しました。プレミアム値は、ここ一週間、-450円~+1220円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、2.01ポイントから1.97ポイントに縮小しましたが、ドル円相場は急激に円安方向に推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的にはもみあいで、中期的にももみあいです。日経平均も同様に、短期的にはもみあいで、中期的にももみあいです。

 

918日の米国市場では、8月鉱工業生産指数や、8月の景気先行指数などが注目されるでしょう。引き続き、長期金利や原油価格の推移も相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲を上ぶれしました。上値は想定ラインを570円ほど上回り、下値は想定ラインを810円ほど上回りました。目先は、25日線+300円(現在65770円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド-1σ+200円(現在64390円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は3日続伸しましたが、25日線で跳ね返される形となりました。連休明けに25日線を明確に超えられるかどうかが、次の注目点です。



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Thursday, September 17, 2026

[2026/09/17]今後の日経平均の見通し

[市況]

916日、NYDowNASDAQは下落しました。917日の日経平均先物は、前日比500円高で寄り付くと、午前中は890円高まで上昇したのち90円安まで下落し、午後は190円安から360円高の間で上下して、結局、360円高で取引を終えました。日経平均の終値は213円高の64136円で、出来高は19.57億株でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅を拡げました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を2日連続で上回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、やや強い状態です。

 

916日の米国市場では、FOMCで政策金利の0.25%引き上げが決まり、政策金利見通しでは年内にさらに0.25%の利上げ余地が残されたことから、株売りの勢いが強まりました。一方、サウジアラビアからの石油供給をめぐる懸念がいったん後退し、原油先物相場の上昇が一服したことは安心感につながりました。結局、NYDowNASDAQ3日続落しました。

917の日本市場では、米国の利上げと追加利上げ観測を受けて外国為替市場で円高ドル安が一服したことから、輸出関連株に見直し買いが入りました。金利の先高観から金融株が買われたことや、出遅れ感のあった銘柄に物色が向かったことも指数を支えました。一方で、AI・半導体関連株への売りは重石となりました。日経平均は続伸しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の下にあります。短期トレンドには赤信号が点灯しています。

総合乖離率は+1.5%とプラス幅を拡げ、200日線との乖離率も+7.5%とプラス幅を拡げました。一目均衡表では雲の下にあります。3つの要素のうちプラスは2つであり、中期トレンドには黄信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。

 

NYDowは、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。一目均衡表では雲の下にあります。NASDAQも、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには赤信号が点灯しています。中期トレンドには黄信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+1.8ポイントとプラス幅を拡げ、日経平均が1150円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+4.9ポイントとプラス幅を拡げ、日経平均が3140円ほど割高であることを示しています

 

日経VI28.15と前日より低下し、VIX16.02と前日より低下しました。日経VIは、投資が不安を強めているとされる目安の20を依然として上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-2.88、米国+0.04と日本が2.92ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+2.9、米国が+5.8)2.9ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より0.02ポイント(日経平均換算で230円ほど)割安の状態です。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の46月期のGDP改定値は前期比年率1.5%増で、速報値1.5%増と一致しました。また、46月期の米企業の決算は、5年ぶりの好決算を記録する見通しです。

 

米国の経済指標は:

8月の小売売上高、8月のISM非製造業景況指数、7月の製造業受注、8月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は市場予想を上回りました。また、8月の消費者物価指数は市場予想と一致しました。一方、9月のニューヨーク連銀製造業景況指数、9月のミシガン大学消費者信頼感指数、8月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、8月のISM製造業景況指数、8月のシカゴ購買部協会景気指数、7月の鉱工業生産指数、6月の耐久財受注は市場予想を下回りました。経済指標57負で、景気面では弱気材料ですが、利上げペースが下がるという面では強気材料です。

 

米国の8月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比16.2万人増で、市場予想の5.3万人増を大幅に上回りました。一方、失業率は4.1%で、前月の4.1%から横ばいでした。雇用は、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという面では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

9月の住宅市場指数、7月の新築住宅販売件数、7月の住宅着工件数、7月の中古住宅販売仮契約指数、6月の中古住宅販売件数は市場予想を下回りました。一方、6月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+2.1%で、市場予想の+1.7%を上回りました。住宅関連の指標は15負で、景気面では弱気材料ですが、利上げペースが下がるという面では強気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、9月のFOMCで政策金利を0.25%引き上げ、政策金利見通しでは年内にさらに0.25%の利上げを示唆しました。ECBは、7月の会合では、中銀預金金利を2.25%に据え置きました。日銀も、7月の金融政策決定会合では政策金利を現在の1.0%程度に据え置きましたが、報道では9月・10月利上げを視野に入れているとされています。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER17.10PBR1.88となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE11.0%となり、これは3か月前より0.4ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+18.0%で、こちらは3か月前より8.0ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowが下落したにもかかわらず、上昇しました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+1.9%となり、日経平均の割高幅は300円から1220円に拡大しました。プレミアム値は、ここ一週間、-450円~+1220円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、2.01ポイントから2.01ポイントと横ばいでした。ドル円相場は円安方向に推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的には下降トレンドで、中期的にはもみあいです。日経平均も、短期的には下降トレンドで、中期的にはもみあいです。

 

917日の米国市場では、週間の新規失業保険申請件数、8月の住宅着工件数、9月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、8月の中古住宅販売仮契約指数などが注目されるでしょう。引き続き、長期金利や原油価格の推移も相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲内で推移しました。上値は想定ラインを50円ほど下回り、下値は想定ラインを460円ほど上回りました。目先は、25日線-600円(現在65010円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド-1σ-600円(現在63690円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は続伸しましたが、日足は陰線となっており、反発の勢いが続くかどうかは微妙なところです。



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Wednesday, September 16, 2026

[2026/09/16]今後の日経平均の見通し

[市況]

915日、NYDowNASDAQは下落しました。916日の日経平均先物は、前日比310円高で寄り付くと、午前中は320円高から300円安の間で上下し、午後は50円高から520円高と上昇幅を拡げて、結局、520円高で取引を終えました。日経平均の終値は438円高の63923円で、出来高は17.69億株でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅を拡げました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を3日ぶりに上回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、強まりました。

 

915日の米国市場では、サウジアラビアの紅海側にあるヤンブー港で原油の積み込み作業が停止した、と報じられたことや、リビアの国有石油会社が一部油田の操業を停止すると発表したことなどを受け、エネルギー供給が一段と滞るとの懸念や、インフレへの警戒感が強まり、株式にはリスク回避の売りが優勢となりました。長期金利の上昇も重石となりました。NYDowNASDAQは続落しました。

916の日本市場では、世界的な金利の上昇傾向や原油高が投資家心理の重石となり、主力株の一角が売られて相場を押し下げました。しかし、午後に入ると海外投機筋によるものとみられる株価指数先物への買いが強まり、現物株を押し上げました。結局、日経平均は4営業日ぶりに反発しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、25日線の下にありますが、9日線を上回りました。短期トレンドは赤信号から黄信号に変わりました。

総合乖離率は+0.3%とプラスに転換し、200日線との乖離率は+7.3%とプラス幅を拡げました。一目均衡表では雲の下にあります。3つの要素のうちプラスは2つであり、中期トレンドにも黄信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。

 

NYDowは、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。一目均衡表では雲の下に出ました。NASDAQも、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには赤信号が点灯しています。中期トレンドには黄信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+1.5ポイントとプラス幅を拡げ、日経平均が960円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+3.4ポイントとプラス幅を拡げ、日経平均が2170円ほど割高であることを示しています

 

日経VI28.44と前日より低下し、VIX17.19と前日より上昇しました。日経VIは、投資が不安を強めているとされる目安の20を依然として上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-2.88、米国+0.05と日本が2.93ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+2.9、米国が+5.8)2.9ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より0.03ポイント(日経平均換算で340円ほど)割安の状態です。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の46月期のGDP改定値は前期比年率1.5%増で、速報値1.5%増と一致しました。また、46月期の米企業の決算は、5年ぶりの好決算を記録する見通しです。

 

米国の経済指標は:

8月のISM非製造業景況指数、7月の製造業受注、8月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は市場予想を上回りました。また、8月の消費者物価指数は市場予想と一致しました。一方、9月のニューヨーク連銀製造業景況指数、9月のミシガン大学消費者信頼感指数、8月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、8月のISM製造業景況指数、8月のシカゴ購買部協会景気指数、7月の鉱工業生産指数、6月の耐久財受注、7月の小売売上高は市場予想を下回りました。経済指標48負で、景気面では弱気材料ですが、利上げペースが下がるという面では強気材料です。

 

米国の8月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比16.2万人増で、市場予想の5.3万人増を大幅に上回りました。一方、失業率は4.1%で、前月の4.1%から横ばいでした。雇用は、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという面では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

8月の住宅市場指数は市場予想を上回りました。一方、7月の新築住宅販売件数、7月の住宅着工件数、7月の中古住宅販売仮契約指数、6月の中古住宅販売件数は市場予想を下回りました。6月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+2.1%で、市場予想の+1.7%を上回りました。住宅関連の指標は24負で、景気面では弱気材料ですが、利上げペースが下がるという面では強気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、7月のFOMCでも政策金利を据え置きましたが、参加者の多くは「インフレ圧力次第では追加の金融引き締めが必要」と評価しています。ECBも、7月の会合では、中銀預金金利を2.25%に据え置きました。日銀も、7月の金融政策決定会合では政策金利を現在の1.0%程度に据え置きましたが、報道では9月・10月利上げを視野に入れているとされています。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER17.07PBR1.87となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE11.0%となり、これは3か月前より0.4ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+18.0%で、こちらは3か月前より8.3ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowが下落したにもかかわらず、上昇しました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+0.5%となり、日経平均は450円の割安から300円の割高に転換しました。プレミアム値は、ここ一週間、-450円~+2050円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、2.00ポイントから2.01ポイントに拡大しました。ドル円相場は円安方向に推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的には下降トレンドで、中期的にはもみあいです。日経平均は、短期的にはもみあいで、中期的にももみあいです。

 

916日の米国市場では、8月の小売売上高、9月の住宅市場指数、FOMC終了後に発表される政策金利やウォーシュFRB議長の会見のほか、レナーなどの四半期決算が注目されるでしょう。引き続き、長期金利や原油価格の推移も相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲内で推移しました。上値は想定ラインを280円ほど下回り、下値は想定ラインを290円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド-1σ+500円(現在64800円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド-2σ+600円(現在63420円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は4日ぶりに反発しましたが、前日の高値を上回ることはできていません。下落傾向から脱したとはいえない状態です。



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Tuesday, September 15, 2026

[2026/09/15]今後の日経平均の見通し

[市況]

914日、NYDowNASDAQは下落しました。915日の日経平均先物は、前日比250円安で寄り付くと、午前中は580円安から570円高と上昇に転じ、午後は500円高から300円安の間で上下して、結局、30円安で取引を終えました。日経平均の終値は8円安の63484円で、出来高は18.86億株でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラスに転換しました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態となりました。

空売り比率は、5日平均を2日連続で下回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、やや強まりました。

 

914日の米国市場では、アンソロピックCEOや実業家のイーロン・マスク氏らがAI開発のペースを減速すべきとの見解を示したことが警戒感につながり、半導体関連などAIインフラ銘柄に売りが優勢となりました。また、中東情勢の混迷を受けて原油先物相場が上昇していることも引き続き重石となりました。NYDowNASDAQは反落しました。

915の日本市場では、前日の米株式相場でAI・半導体関連銘柄が売られた流れを受けて売りが先行しましたが、売り一巡後は押し目買いや自律反発狙いの買いが入り、相場を押し上げました。ただ、午後に入ると、国内長期金利の上昇を受けて株式の相対的な割高感が意識され、再び売りが優勢となりました。結局、日経平均は小幅に3日続落しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の下にあります。短期トレンドには赤信号が点灯しています。

総合乖離率は-1.9%とマイナス幅をやや縮め、200日線との乖離率は+6.7%とプラス幅を縮めました。一目均衡表では雲の下にあります。3つの要素のうち2つがマイナスであり、中期トレンドには黄信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。

 

NYDowは、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。一目均衡表では雲の中にあります。NASDAQも、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには赤信号が点灯しています。中期トレンドには黄信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は+0.0ポイントとなり、両指数がほぼ均衡していることを示しています。一方、NYDowとの差は、+2.1ポイントとプラス幅を拡げ、日経平均が1330円ほど割高であることを示しています

 

日経VI30.68と前日より低下し、VIX17.11と前日より上昇しました。日経VIは、投資が不安を強めているとされる目安の20を大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-2.86、米国+0.08と日本が2.94ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+2.9、米国が+5.8)2.9ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より0.04ポイント(日経平均換算で410円ほど)割安の状態です。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の46月期のGDP改定値は前期比年率1.5%増で、速報値1.5%増と一致しました。また、46月期の米企業の決算は、5年ぶりの好決算を記録する見通しです。

 

米国の経済指標は:

8月のISM非製造業景況指数、7月の製造業受注、8月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、8月のニューヨーク連銀製造業景況指数は市場予想を上回りました。また、8月の消費者物価指数は市場予想と一致しました。一方、9月のミシガン大学消費者信頼感指数、8月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、8月のISM製造業景況指数、8月のシカゴ購買部協会景気指数、7月の鉱工業生産指数、6月の耐久財受注、7月の小売売上高は市場予想を下回りました。経済指標57負で、景気面では弱気材料ですが、利上げペースが下がるという面では強気材料です。

 

米国の8月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比16.2万人増で、市場予想の5.3万人増を大幅に上回りました。一方、失業率は4.1%で、前月の4.1%から横ばいでした。雇用は、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという面では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

8月の住宅市場指数は市場予想を上回りました。一方、7月の新築住宅販売件数、7月の住宅着工件数、7月の中古住宅販売仮契約指数、6月の中古住宅販売件数は市場予想を下回りました。6月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+2.1%で、市場予想の+1.7%を上回りました。住宅関連の指標は24負で、景気面では弱気材料ですが、利上げペースが下がるという面では強気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、7月のFOMCでも政策金利を据え置きましたが、参加者の多くは「インフレ圧力次第では追加の金融引き締めが必要」と評価しています。ECBも、7月の会合では、中銀預金金利を2.25%に据え置きました。日銀も、7月の金融政策決定会合では政策金利を現在の1.0%程度に据え置きましたが、報道では9月・10月利上げを視野に入れているとされています。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER17.02PBR1.86となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE10.9%となり、これは3か月前より0.3ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+18.1%で、こちらは3か月前より8.4ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowの下落と歩調を合わせて下げました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は-0.7%となり、日経平均の割安幅は270円から450円に拡大しました。プレミアム値は、ここ一週間、-450円~+2050円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、1.99ポイントから2.00ポイントに拡大しました。ドル円相場は円安方向に推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的には下降トレンドで、中期的にはもみあいです。日経平均も同様に、短期的には下降トレンドで、中期的にはもみあいです。

 

915日の米国市場では、9月のニューヨーク連銀製造業景況指数などが注目されるでしょう。引き続き、長期金利や原油価格の推移も相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲内で推移しました。上値は想定ラインを60円ほど下回り、下値は想定ラインを280円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド-1σ-100円(現在64360円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド-2σ+100円(現在63090円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は3日続落しました。引き続き、下降中のボリンジャーバンド-2σラインに沿った動きとなりそうです。



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Monday, September 14, 2026

[2026/09/14]今後の日経平均の見通し

[市況]

911日、NYDowNASDAQは上昇しました。914日の日経平均先物は、前日比960円安で寄り付くと、午前中は1430円安から550円安と下落幅を縮め、午後は860円安から440円安と下落幅を縮めて、結局、610円安で取引を終えました。日経平均の終値は518円安の63492円で、出来高は19.75億株でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナス幅を縮めました。個別銘柄に関しては、「売り」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を5日ぶりに下回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、弱まりました。

 

911日の米国市場では、「湾岸諸国とイランが外相会合を開き、ホルムズ海峡の航行をめぐって協議する見通し」との報道を受け、原油先物相場の上昇が一服したことから、株式を買い直す動きが広がりました。また、8月の消費者物価指数(CPI)が市場予想と一致し、長期金利が前日比で低下したことも追い風となりました。NYDowNASDAQ5営業日ぶりに反発しました。

914の日本市場では、米アンソロピックのCEOが「最先端のAI開発を減速すべき」と述べたことや、米オープンAIが年内の新規株式公開(IPO)を見送るとの報道を受け、AI・半導体関連株が軒並み売りに押され、指数を押し下げました。中東情勢をめぐる楽観的な見方が後退し、原油先物相場が上昇したことも相場の重石となりました。一方で、業績面で安心感のある内需株には買いが向かったほか、日経平均先物にも断続的に押し目買いが入り、指数を下支えしました。日経平均は続落しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の下にあります。短期トレンドには赤信号が点灯しています。

総合乖離率は-2.0%とマイナスに転換し、200日線との乖離率は+6.9%とプラス幅を縮めました。一目均衡表では雲の下にあります。3つの要素のうち2つがマイナスであり、中期トレンドには黄信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。

 

NYDowは、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。一目均衡表では雲の中に戻りました。NASDAQも、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには赤信号が点灯しています。中期トレンドには黄信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+0.5ポイントとプラス幅を縮め、日平均が320円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+1.9ポイントとプラス幅を縮め、日経平均が1210円ほど割高であることを示しています

 

日経VI31.06と前日より上昇し、VIX15.85と前日より低下しました。日経VIは、投資が不安を強めているとされる目安の20を大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-2.97、米国+0.02と日本が2.99ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+2.9、米国が+5.8)2.9ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より0.09ポイント(日経平均換算で1010円ほど)割安の状態です。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の46月期のGDP改定値は前期比年率1.5%増で、速報値1.5%増と一致しました。また、46月期の米企業の決算は、5年ぶりの好決算を記録する見通しです。

 

米国の経済指標は:

8月のISM非製造業景況指数、7月の製造業受注、8月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、8月のニューヨーク連銀製造業景況指数は市場予想を上回りました。また、8月の消費者物価指数は市場予想と一致しました。一方、9月のミシガン大学消費者信頼感指数、8月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、8月のISM製造業景況指数、8月のシカゴ購買部協会景気指数、7月の鉱工業生産指数、6月の耐久財受注、7月の小売売上高は市場予想を下回りました。経済指標57負で、景気面では弱気材料ですが、利上げペースが下がるという面では強気材料です。

 

米国の8月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比16.2万人増で、市場予想の5.3万人増を大幅に上回りました。一方、失業率は4.1%で、前月の4.1%から横ばいでした。雇用は、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという面では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

8月の住宅市場指数は市場予想を上回りました。一方、7月の新築住宅販売件数、7月の住宅着工件数、7月の中古住宅販売仮契約指数、6月の中古住宅販売件数は市場予想を下回りました。6月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+2.1%で、市場予想の+1.7%を上回りました。住宅関連の指標は24負で、景気面では弱気材料ですが、利上げペースが下がるという面では強気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、7月のFOMCでも政策金利を据え置きましたが、参加者の多くは「インフレ圧力次第では追加の金融引き締めが必要」と評価しています。ECBも、7月の会合では、中銀預金金利を2.25%に据え置きました。日銀も、7月の金融政策決定会合では政策金利を現在の1.0%程度に据え置きましたが、報道では9月・10月利上げを視野に入れているとされています。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER16.83PBR1.84となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE11.0%となり、これは3か月前より0.4ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+17.9%で、こちらは3か月前より8.1ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前週末のNYDowが上昇したにもかかわらず下落しました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は-0.4%となり、日経平均は910円の割高から270円の割安に転換しました。プレミアム値は、ここ一週間、-270円~+2050円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、1.97ポイントから1.99ポイントに拡大しました。ドル円相場はもみあいました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的には下降トレンドで、中期的にはもみあいです。日経平均も同様に、短期的には下降トレンドで、中期的にはもみあいです。

 

914日の米国市場では、重要な経済指標の発表は予定されていません。個別の材料が注目されるでしょう。引き続き、長期金利や原油価格の推移も相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲を下ぶれしました。上値は想定ラインを980円ほど下回り、下値は想定ラインを550円ほど下回りました。目先は、ボリンジャーバンド-1σ-300円(現在64370円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド-2σ-200円(現在63080円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は続落しました。しばらくは、ボリンジャーバンド-2σに沿った動きとなりそうです。



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