日経平均の予想

Monday, May 25, 2026

[2026/05/25]今後の日経平均の見通し

[市況]

522日、NYDowNASDAQは上昇しました。525日の日経平均先物は、前日比830円高で寄り付くと、午前中は490円高から2090円高と上昇幅を拡げ、午後は1760円高から2060円高の間でもみあって、結局、1940円高で取引を終えました。日経平均の終値は1819円高の65158円で、出来高は24.29億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナス幅を縮めました。個別銘柄に関しては、「売り」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を2日連続で下回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、弱い状態です。

 

522日の米国市場では、米国とイランの停戦に向けた交渉がパキスタンの仲介のもとで進展しているとの観測が投資家心理を支え、幅広い銘柄に買いが向かいました。原油先物相場の下落も追い風となりました。また、AI需要の強さを背景にAMDなど半導体株の一角が買われ、相場を押し上げました。NYDow3日続伸し、およそ3か月ぶりに最高値を更新しました。NASDAQ3日続伸しました。

525日の日本市場では、米国とイランが近く戦闘終結で合意するとの期待から、主力株を中心に、運用リスクをとる動きが優勢となりました。前週末の米株式市場で半導体株高が上昇したことも追い風となりました。また、原油高に一服感が出てきて、景気や企業業績の下振れリスクが後退したことも投資家心理を支えました。日経平均は大幅に3日続伸し、連日で最高値を更新しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の上にあります。短期トレンドには青信号が点灯しています。

総合乖離率は+48.7%とプラス幅を拡げ、200日線との乖離率も+27.3%とプラス幅を拡げました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドにも青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、9日線・25日線・200日線の上にあります。

 

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQも、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには青信号が点灯しています。中期トレンドにも青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+13.4ポイントとプラス幅を拡げ、日平均が8730円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+21.2ポイントとプラス幅を拡げ、日経平均13810円ほど割高であることを示しています

 

日経VI29.70と前日より上昇し、VIX16.71と前日より低下しました。日経VIは、投資家が不安を強めているとされる目安の20を大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-2.71、米国-0.03と日本が2.68ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+3.2、米国が+4.7)1.5ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より1.19ポイント(日経平均換算で18380円)割安となっています。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の13月期のGDP速報値は前期比年率2.0増で、市場予想の2.2%増を下回りました。また、13月期の米企業の決算は、概ね好調です。

 

米国の経済指標は:

3月の製造業受注、3月の耐久財受注、4月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、4月のニューヨーク連銀製造業景況指数は市場予想を上回りました。また、4月の小売売上高は市場予想と一致しました。一方、5月のミシガン大学消費者信頼感指数、5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、4月のISM非製造業景況指数、4月のシカゴ購買部協会景気指数、4月のISM製造業景況指数、3月の鉱工業生産指数、3月の消費者物価指数は市場予想を下回りました。経済指標は57負で、景気面では弱気材料ですが、利上げペースが下がるという点では強気材料です。

 

 

米国の4月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比11.5万人増で、市場予想の5.5万人増を上回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.3%から横ばいでした。雇用は、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

4月の住宅着工件数、5月の住宅市場指数、3月の新築住宅販売件数は市場予想を上回りました。また、3月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想と一致しました。一方、4月の中古住宅販売件数は市場予想を下回りました。2月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+0.9%で、市場予想を下回りました。住宅関連の指標は42負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、4月のFOMCでも政策金利を据え置きましたが、追加利下げには慎重な姿勢が示唆されました。ECBは、4月の会合でも利下げを見送り、中銀預金金利を2.00%に据え置きました。日銀は、4月の金融政策決定会合でも政策金利を0.75%に据え置きましたが、展望リポートはタカ派的と読み取れる内容でした。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER18.55PBR1.92となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE10.4%となり、これは3か月前より1.4ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+6.5%で、こちらは3か月前より5.5ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前週末のNYDowの上昇と歩調を合わせて上げました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+4.4%となり、日経平均の割高幅は1250円から2700円に拡大しました。プレミアム値は、ここ一週間、-1120円~+2700円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、1.82ポイントから1.88ポイントに拡大しました。ドル円相場は円安水準でもみあいました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。日経平均も同様に、短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。

 

525日の米国はメモリアルデーの祝日で、株式市場は休場です。

 

きょうの日経平均は、想定範囲を上ぶれしました。上値は想定ラインを640円ほど上回り、下値は想定ラインを1000円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド+3σ-800円(現在65480円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド+2σ-900円(現在63570円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は連日で最高値を更新し、上昇トレンドが再確認されたものの、上昇が急ピッチなので、米国とイランの停戦交渉の成行次第では、目先、調整する可能性も高そうです。



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Saturday, May 23, 2026

[2026/5/24]今週の日経平均の見通し

 [ファンダメンタル視点]

先週の米国市場では、米国とイランの交渉がパキスタンの仲介で進展しているとの見方から、株価指数は週間では上昇しました。

週間変動率 NYダウ:+2.13%, NASDAQ:+0.45%, S&P500:+0.88%

 

一方、中長期的なリスクとしては中東の軍事衝突とウクライナ紛争の長期化懸念、米政権の関税政策、金利上昇などによる金融不安と世界経済の減速懸念、不動産バブル崩壊と中国の景気減速懸念があります。また、このことから、スタグフレーションの到来も懸念されています。さらに、中南米、東アジアの地政学的リスクにも引き続き注意が必要です。

 

日米市場のイールド・スプレッドの差は、2026年のOECDの名目GDP予想値を考慮すると、日本市場が1.21ポイント割安となっています。割安の要因はS&P500PER21.8に対して、日経平均採用銘柄の今期予想PER18.3との差と日米金利差、GDP伸率差によるものです。

日米市場が均衡するためには、次の条件が必要です。

現在の日経平均の価格に対して、2026年の日米のGDP伸び率差がOECD予想値に比べ、さらに1.21ポイント拡大する。(日本が下方修正又は米国が上方修正される)。又は、日経平均採用銘柄の今期予想PER23.5程度になる。又は、日経平均が81,340円程度となる。

結果的に、中長期的に日本市場は18,000円ほど割安です。

ファンダメンタルからは、日本市場は米国市場に比べ、18,000円ほど魅力に欠けるとも言えます。先週、日本市場の弱さは拡大しました。

      

[日経平均上昇の条件]

今後、日経平均がさらに上昇する為には次の前提条件が必要と思われます。

①米国市場の上昇

②従来以上の今期の予想増益率のUP

③日米の金利差の拡大による一段の円安

OECDによる日本の2026GDP予測値(現在+3.2%)の上方修正

⑤外人の買い越し

 

先週の動きを見ると、

  先週のNYDowの週足は陽線となりました。日足は200日線の上に在り、一目均衡表の雲の下に在ります。NASDAQの週足は陽線となりました。日足は200日線の上に在り、一目均衡表の雲の下に在ります。今週は、NYDow25日線の上を維持できるか否かに注目。

  決算の発表の結果、日経225採用銘柄のROE予想値は+10.4%となりました。3ヶ月前に比べて+1.4%ポイント改善しています。利益伸び率は+6.5%となりました。3ヶ月前に比べて+5.6%ポイント改善しています。

  米国の長期金利は低下し、日米間の金利差は1.89から1.82と縮小したものの、ドル円は158円台から159台の範囲で、円安方向に動きました。ドル・インデックスは週間で+0.05%上昇しました。

  OECDの日米の2026年の名目GDP伸び率は、日本が+3.2%で、米国は+4.7%と予想されていますので、この面では日本市場の方が1.5ポイント劣ります。

  52週は買い越しで53週は買い越しだった可能性が高く、今週は買い越しが予想されます。先週は、5つのポイントのうち、①と②が強気材料でした。今週は、①②③⑤が影響すると思われます。

 

[テクニカル視点]

日本市場をテクニカル面で見ると、NASDAQとの200日線乖離率差では、中長期的に10.1%ポイント(日経平均に勘算すると6,400円程度)割高です。一方、NYDowとの200日線乖離率差では、中長期的に17.9%ポイント(日経平均に勘算すると11,340円程度)割高です。

 

日本市場はNYダウとNASDAQより強い状態です。米国市場のボラティリティーを示す指標である VIX は、週間で 16.7と低下しました。 日経 VI は 週間で 28.4と低下しました。米国市場は楽観的状態で日本市場は恐怖状態です。

 

日経平均は、9日線と25日線の上にあります。短期トレンドには"信号”が点灯しています。

日経平均は一目均衡表の雲の上にあります。総合乖離率は+40.0%となり、200日移動平均線乖離率は+24.0%となりました。3つの要因がプラスですので、中期トレンドには"信号“が点灯しています。

                                                        

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。

米国市場は、短期的には"信号”で、中期的には"信号”が点灯しています。

 

[今週の見通し]

米国市場では、中東紛争の長期化にともなう長期金利上昇と原油高による景気後退懸念が当面の強い関心事と考えられます。

 

テクニカルな面を見ると、米国市場は中期上昇トレンドで、短期も上昇トレンドです。

日本市場は中期上昇トレンドで、短期も上昇トレンドです。

 

為替市場を分析すると、20254月につけた139円をボトムに円安方向に転換しています。今週は158円台から160円台が想定されます。

 

今週の米国市場では、中東戦争に関するニュースや、原油価格動向が、引き続き注目点となります。大手企業の堅調な決算と、戦争によるインフレ圧力が相まって、株式市場と国債利回りの両方が上昇しています。経済指標では、PCEインフレ指標を含む所得・支出報告書が発表され注目されるでしょう。世界的には、ユーロ圏のインフレ指標、日本の、鉱工業生産、小売売上高、消費者信頼感指数、失業率の発表が注目されます。

 

先週の日経平均は、想定範囲を上振れしました。上値は1200円ほど上回り、下値は1040円ほど上回りました。

今週の日経平均の想定範囲は、上値がボリンジャーバンド+2σ(現在63910円近辺)で、下値が25日線(現在60570円)の間での動きが想定されます。

                            

今週の日経平均は、米国とイランの戦闘が終結か再開かの正念場を迎えそうです。原油価格や長期金利も見据え、変動の大きい相場が続きそうです。


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Friday, May 22, 2026

[2026/05/22]今後の日経平均の見通し

[市況]

521日、NYDowNASDAQは上昇しました。522日の日経平均先物は、前日比540円高で寄り付くと、午前中は540円高から1650円高と上昇幅を拡げ、午後は1540円高から1960円高と上昇幅を拡げて、結局、1800円高で取引を終えました。日経平均の終値は1654円高の63339円で、出来高は24.00億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナス幅を拡げました。個別銘柄に関しては、「売り」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を5日ぶりに下回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、弱まりました。

 

521日の米国市場では、「米国とイランがパキスタンの仲介のもとで合意の最終案を完成させた」との中東メディアの報道が伝わり、米国とイランの戦闘終結が近いとの期待から、運用リスクをとる動きが優勢となりました。一方、市場予想を上回る好決算を発表したエヌビディアは、材料出尽くし感から売られました。NYDowは続伸し、およそ3か月ぶりに最高値を更新しました。NASDAQも続伸しました。

522日の日本市場では、米国とイランの停戦が実現するとの期待を背景に、株価指数先物や主力株に買いが優勢となりました。米株価指数先物やアジアの主要な株価指数が上昇したことも追い風となりました。前日にストップ高水準まで買われたソフトバンクグループは引き続き買われ、1銘柄で日経平均を570円ほど押し上げました。日経平均は続伸し、およそ1週間ぶりに最高値を更新しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、25日線の上にあり、9日線を上回りました。短期トレンドは黄信号から青信号に変わりました。

総合乖離率は+40.0%とプラス幅を拡げ、200日線との乖離率も+24.0%とプラス幅を拡げました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドにも青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、25日線と200日線の上にあり、9日線を上回りました。

 

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQも、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには青信号が点灯しています。中期トレンドにも青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+10.2ポイントとプラス幅を拡げ、日平均が6460円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+18.5ポイントとプラス幅を拡げ、日経平均11720円ほど割高であることを示しています

 

日経VI28.35と前日より上昇し、VIX16.75と前日より低下しました。日経VIは、投資家が不安を強めているとされる目安の20を大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-2.74、米国+0.05と日本が2.79ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+3.2、米国が+4.7)1.5ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より1.28ポイント(日経平均換算で19370円)割安となっています。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の13月期のGDP速報値は前期比年率2.0増で、市場予想の2.2%増を下回りました。また、1012月期の米企業の決算は、概ね好調でした。

 

米国の経済指標は:

3月の製造業受注、3月の耐久財受注、4月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、4月のニューヨーク連銀製造業景況指数は市場予想を上回りました。また、4月の小売売上高は市場予想と一致しました。一方、5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、5月のミシガン大学消費者信頼感指数、4月のISM非製造業景況指数、4月のシカゴ購買部協会景気指数、4月のISM製造業景況指数、3月の鉱工業生産指数、3月の消費者物価指数は市場予想を下回りました。経済指標は57負で、景気面では弱気材料ですが、利上げペースが下がるという点では強気材料です。

 

 

米国の4月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比11.5万人増で、市場予想の5.5万人増を上回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.3%から横ばいでした。雇用は、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

4月の住宅着工件数、5月の住宅市場指数、3月の新築住宅販売件数は市場予想を上回りました。また、3月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想と一致しました。一方、4月の中古住宅販売件数は市場予想を下回りました。2月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+0.9%で、市場予想を下回りました。住宅関連の指標は42負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、4月のFOMCでも政策金利を据え置きましたが、追加利下げには慎重な姿勢が示唆されました。ECBは、4月の会合でも利下げを見送り、中銀預金金利を2.00%に据え置きました。日銀は、4月の金融政策決定会合でも政策金利を0.75%に据え置きましたが、展望リポートはタカ派的と読み取れる内容でした。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER18.26PBR1.89となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE10.3%となり、これは3か月前より1.4ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+6.3%で、こちらは3か月前より5.6ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowの上昇と歩調を合わせて上げました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+2.0%となり、日経平均は70円の割安から1250円の割高に転換しました。プレミアム値は、ここ一週間、-1120円~+1250円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、1.85ポイントから1.82ポイントに縮小しました。ドル円相場は円安水準でもみあいました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。日経平均も同様に、短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。

 

522日の米国市場では、5月ミシガン大学消費者信頼感指数などが注目されるでしょう。引き続き、中東情勢と原油価格、長期金利も株式相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲を上ぶれしました。上値は想定ラインを700円ほど上回り、下値は想定ラインを1080円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド+2σ+300円(現在64210円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド+1σ-100円(現在62140円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は大幅に続伸し、終値での最高値を更新しました。米国とイランの停戦交渉の不透明感は拭えないものの、514日の取引時間中につけた高値(63799円)を終値で上回れるかどうかが、次の注目点です。



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Thursday, May 21, 2026

[2026/05/21]今後の日経平均の見通し

[市況]

520日、NYDowNASDAQは上昇しました。521日の日経平均先物は、前日比1490円高で寄り付くと、午前中は1430円高から2300円高と上昇幅を拡げ、午後は2380円高から1840円高と上昇幅を縮めて、結局、1840円高で取引を終えました。日経平均の終値は1879円高の61684円で、出来高は25.05億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナス幅を縮めました。個別銘柄に関しては、「売り」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を4日連続で上回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、強い状態です。

 

520日の米国市場では、長期金利の上昇一服が投資家心理を上向かせ、株買いにつながりました。トランプ米大統領がイランとの交渉について「最終段階にある」と述べたことや、複数の石油タンカーがホルムズ海峡を通過したとの報道を受けて原油価格が下落し、インフレへの警戒感が後退しました。また、エヌビディアの決算への期待が、半導体株を押し上げました。NYDowは反発し、NASDAQ4営業日ぶりに反発しました。

521日の日本市場では、前日の米ハイテク株高やエヌビディアの好決算を受けてAI・半導体関連株に買いが集まり、相場全体を押し上げました。わけてもソフトバンクグループはストップ高まで上昇し、1銘柄で日経平均を800円ほど押し上げました。韓国のKOSPIをはじめ、アジアの株価指数が総じて上昇したことも追い風となりました。日経平均は6営業日ぶりに大幅に反発しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線の下にありますが、25日線を上回りました。短期トレンドは赤信号から黄信号に変わりました。

総合乖離率は+32.1%とプラス幅を拡げ、200日線との乖離率も+21.0%とプラス幅を拡げました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドには青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、9日線の下にありますが、200日線の上にあり、25日線を上回りました。

 

NYDowは、25日線と200日線の上にあり、9日線を上回りました。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQも、25日線と200日線の上にあり、9日線を上回りました。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドは黄信号から青信号に変わりました。中期トレンドにも青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+7.2ポイントとプラス幅を拡げ、日平均が4440円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+16.0ポイントとプラス幅を拡げ、日経平均9870円ほど割高であることを示しています

 

日経VI27.98と前日より低下し、VIX17.43と前日より低下しました。日経VIは、投資家が不安を強めているとされる目安の20を大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-2.87、米国+0.09と日本が2.96ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+3.2、米国が+4.7)1.5ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より1.46ポイント(日経平均換算で21610円)割安となっています。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の13月期のGDP速報値は前期比年率2.0増で、市場予想の2.2%増を下回りました。また、1012月期の米企業の決算は、概ね好調でした。

 

米国の経済指標は:

3月の製造業受注、3月の耐久財受注、4月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、4月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、4月のニューヨーク連銀製造業景況指数は市場予想を上回りました。また、4月の小売売上高は市場予想に一致しました。一方、5月のミシガン大学消費者信頼感指数、4月のISM非製造業景況指数、4月のシカゴ購買部協会景気指数、4月のISM製造業景況指数、3月の鉱工業生産指数、3月の消費者物価指数は市場予想を下回りました。経済指標は66負で、景気・金利の両面で中立です。

 

米国の4月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比11.5万人増で、市場予想の5.5万人増を上回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.3%から横ばいでした。雇用は、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

5月の住宅市場指数、3月の新築住宅販売件数は市場予想を上回りました。また、3月の住宅着工件数、3月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想と一致しました。一方、4月の中古住宅販売件数は市場予想を下回りました。2月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+0.9%で、市場予想を下回りました。住宅関連の指標は42負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、4月のFOMCでも政策金利を据え置きましたが、追加利下げには慎重な姿勢が示唆されました。ECBは、4月の会合でも利下げを見送り、中銀預金金利を2.00%に据え置きました。日銀は、4月の金融政策決定会合でも政策金利を0.75%に据え置きましたが、展望リポートはタカ派的と読み取れる内容でした。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER17.78PBR1.87となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE10.5%となり、これは3か月前より1.5ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+8.5%で、こちらは3か月前より7.8ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowの上昇と歩調を合わせて上げました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は-0.1%となり、日経平均の割安幅は1120円から70円に縮小しました。プレミアム値は、ここ一週間、-1120円~+670円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、1.88ポイントから1.85ポイントに縮小しました。ドル円相場は円安水準でもみあいました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的にはもみあいで、中期的には上昇トレンドです。日経平均も同様に、短期的にはもみあいで、中期的には上昇トレンドです。

 

521日の米国市場では、週間の新規失業保険申請件数、4月の住宅着工件数、5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数のほか、ウォルマート、ディア、ラルフ・ローレン、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズなどの四半期決算が注目されるでしょう。引き続き、中東情勢と原油価格、長期金利も株式相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲を上ぶれしました。上値は想定ラインを1250円ほど上回り、下値は想定ラインを1640円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド+1σ+500円(現在62540円近辺)が上値の目安に、25日線+200円(現在60490円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は6営業日ぶりに大幅に反発し、25日線を上回りましたが、米国とイランの停戦交渉の不透明感は拭えず、憶測に振り回される相場となる可能性が高そうです。



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Wednesday, May 20, 2026

[2026/05/20]今後の日経平均の見通し

[市況]

519日、NYDowNASDAQは下落しました。520日の日経平均先物は、前日比30円安で寄り付くと、午前中は30円安から1540円安と下落幅を拡げ、午後は1530円安から910円安と下落幅を縮めて、結局、1180円安で取引を終えました。日経平均の終値は746円安の59804円で、出来高は27.83億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナス幅を拡げました。個別銘柄に関しては、「売り」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を3日連続で上回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、強まりました。

 

519日の米国市場では、原油価格の高止まりを受けてインフレへの懸念が強まり、長期金利が一時4.68%20251月以来の高水準を付けたことから、相対的に割高感の強まった株式は売りが優勢となりました。エヌビディアの決算発表を20日に控えて様子見ムードが強まったという面もありました。NYDowは反落し、NASDAQ3日続落しました。

520日の日本市場では、世界的な金利上昇への警戒感が投資家心理の重石となるなか、AI・半導体関連銘柄に利益確定の売りが出て、指数を下押ししました。一方で、医薬品や小売など金利上昇の影響を受けにくい銘柄や、金利上昇が追い風になる銀行株の一角には買いが向かいました。日経平均は5日続落し、節目の6万円を終値で割り込みました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線の下にあり、25日線を下回りました。短期トレンドは黄信号から赤信号に変わりました。

総合乖離率は+22.8%とプラス幅を縮め、200日線との乖離率も+17.6%とプラス幅を縮めました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドには青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、200日線の上にありますが、9日線の下にあり、25日線を下回りました。

 

NYDowは、25日線と200日線の上にありますが、9日線の下にあります。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQも、25日線と200日線の上にありますが、9日線の下にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには黄信号が点灯しています。中期トレンドには青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+5.4ポイントとプラス幅をやや拡げ、日平均が3230円ほど割高であることを示しています。一方、NYDowとの差は、+13.9ポイントとプラス幅を縮め、日経平均8310円ほど割高であることを示しています

 

日経VI29.96と前日より低下し、VIX18.17と前日より上昇しました。日経VIは、投資家が不安を強めているとされる目安の20を大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-3.04、米国+0.14と日本が3.18ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+3.2、米国が+4.7)1.5ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より1.68ポイント(日経平均換算で24290円)割安となっています。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の13月期のGDP速報値は前期比年率2.0増で、市場予想の2.2%増を下回りました。また、1012月期の米企業の決算は、概ね好調でした。

 

米国の経済指標は:

3月の製造業受注、3月の耐久財受注、4月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、4月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、4月のニューヨーク連銀製造業景況指数は市場予想を上回りました。また、4月の小売売上高は市場予想に一致しました。一方、5月のミシガン大学消費者信頼感指数、4月のISM非製造業景況指数、4月のシカゴ購買部協会景気指数、4月のISM製造業景況指数、3月の鉱工業生産指数、3月の消費者物価指数は市場予想を下回りました。経済指標は66負で、景気・金利の両面で中立です。

 

米国の4月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比11.5万人増で、市場予想の5.5万人増を上回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.3%から横ばいでした。雇用は、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

5月の住宅市場指数、3月の新築住宅販売件数は市場予想を上回りました。また、3月の住宅着工件数、3月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想と一致しました。一方、4月の中古住宅販売件数は市場予想を下回りました。2月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+0.9%で、市場予想を下回りました。住宅関連の指標は42負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、4月のFOMCでも政策金利を据え置きましたが、追加利下げには慎重な姿勢が示唆されました。ECBは、4月の会合でも利下げを見送り、中銀預金金利を2.00%に据え置きました。日銀は、4月の金融政策決定会合でも政策金利を0.75%に据え置きましたが、展望リポートはタカ派的と読み取れる内容でした。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER17.20PBR1.80となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE10.5%となり、これは3か月前より1.6ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+8.6%で、こちらは3か月前より9.9ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowの下落と歩調を合わせて下げました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は-1.8%となり、日経平均の割安幅は320円から1120円に拡大しました。プレミアム値は、ここ一週間、-1120円~+2200円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、1.84ポイントから1.88ポイントに拡大しました。ドル円相場は円安水準でもみあいました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的にはもみあいで、中期的には上昇トレンドです。日経平均も同様に、短期的にはもみあいで、中期的には上昇トレンドです。

 

520日の米国市場では、4月のFOMC議事要旨のほか、エヌビディア、インチュイット、ハズブロ、ターゲット、アナログ・デバイセズ、ロウズ・カンパニーズ、プログレッシブ・コープ、ノードソンなどの四半期決算が注目されるでしょう。引き続き、中東情勢と原油価格、長期金利も株式相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲を下ぶれしました。上値は想定ラインを880円ほど下回り、下値は想定ラインを210円ほど下回りました。目先は、25日線+500円(現在60600円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド-1σ+100円(現在58350円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は5日続落し、25日線を下回りました。エヌビディアの決算次第ではあるものの、下落傾向はしばらく続きそうです。



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