日経平均の予想

Friday, June 12, 2026

[2026/06/12]今後の日経平均の見通し

[市況]

611日、NYDowNASDAQは下落しました。612日の日経平均先物は、前日比2120円高で寄り付くと、午前中は2710円高から1480円高の間で上下し、午後は2310円高から1620円高と上昇幅を縮めて、結局、1640円高で取引を終えました。日経平均の終値は1802円高の66020円で、出来高は27.50億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナス幅を縮めました。個別銘柄に関しては、「売り」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を3日ぶりに下回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、弱まりました。

 

611日の米国市場では、原油価格の下落や長期金利の低下が安心感につながり、半導体株や大型ハイテク株を中心とした幅広い銘柄に買いが膨らみました。トランプ大統領が自身のSNSで、予定されていたイランへの攻撃を中止したと表明し、また、和平に向けた協議の最終合意が近いと主張したことに反応する形となりました。NYDowは大幅に反発し、NASDAQ3日ぶりに反発しました。

612日の日本市場では、前日の米株式市場で半導体関連株などが大きく上昇した流れを受け、アドバンテストや東京エレクトロン、キオクシア、ソフトバンクグループなどが買われ、指数を押し上げました。米スペースXの大型IPOに向けた資金確保による需給悪化の影響が一巡したことも安心材料となりました。買い一巡後は戻り待ちの売りが出て上値が重くなりましたが、結局、日経平均は大幅に続伸しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、25日線の上にあり、9日線を上回りました。短期トレンドは黄信号から青信号に変わりました。

総合乖離率は+39.8%とプラス幅を拡げ、200日線との乖離率も+24.8%とプラス幅を拡げました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドにも青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、200日線の上にあり、9日線と25日線を上回りました。

 

NYDowは、9日線の下にありますが、200日線の上にあり、25日線を上回りました。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQは、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドは赤信号から黄信号に変わりました。中期トレンドには青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+14.8ポイントとプラス幅を拡げ、日平均が9770円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+19.0ポイントとプラス幅を拡げ、日経平均12540円ほど割高であることを示しています

 

日経VI37.28と前日より低下し、VIX19.43と前日より低下しました。日経VIは、投資家が不安を強めているとされる目安の20を依然として大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-2.97、米国-0.04と日本が2.93ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+3.2、米国が+4.7)1.5ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より1.43ポイント(日経平均換算で22710円)割安となっています。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の13月期のGDP改定値は前期比年率1.6増で、速報値2.0%増から下方修正されました。また、13月期の米企業の決算は、概ね好調です。

 

米国の経済指標は:

4月の製造業受注、5月のISM非製造業景況指数、5月のISM製造業景況指数、5月のシカゴ購買部協会景気指数、5月のニューヨーク連銀製造業景況指数、4月の鉱工業生産指数、4月の消費者物価指数、4月の耐久財受注、5月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は市場予想を上回りました。また、4月の小売売上高は市場予想と一致しました。一方、5月のミシガン大学消費者信頼感指数、5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は市場予想を下回りました。経済指標は102負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の5月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比17.2万人増で、市場予想の11万人増を上回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.3%から横ばいでした。雇用は、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

5月の中古住宅販売件数、4月の住宅着工件数、5月の住宅市場指数、3月の新築住宅販売件数は市場予想を上回りました。また、3月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想と一致しました。3月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+0.83%で、市場予想の+1.0%を下回りました。住宅関連の指標は51負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、4月のFOMCでも政策金利を据え置きましたが、追加利下げには慎重な姿勢が示唆されました。ECB6月の会合で、およそ3年ぶりに0.25ポイントの利上げを実施し、中銀預金金利を2.25%としました。日銀は、4月の金融政策決定会合でも政策金利を0.75%に据え置きましたが、展望リポートはタカ派的と読み取れる内容でした。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER17.86PBR1.90となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE10.7%となり、これは3か月前より1.7ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+10.0%で、こちらは3か月前より9.5ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowの上昇と歩調を合わせて上げました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+1.3%となり、日経平均の割高幅は150円から820円に拡大しました。プレミアム値は、ここ一週間、-1440円~+820円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、1.88ポイントから1.84ポイントに縮小しました。ドル円相場は円安方向に推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的にはもみあいで、中期的には上昇トレンドです。日経平均は、短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。

 

612日の米国市場では、6月のミシガン大学消費者信頼感指数などが注目されるでしょう。引き続き、長期金利や原油価格も株式相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲を上ぶれしました。上値は想定ラインを1570円ほど上回り、下値は想定ラインを1900円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド+1σ+600円(現在67050円近辺)が上値の目安に、25日線+500円(現在64690円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は大幅に続伸しました。週明けは、米国とイランの停戦合意が成立するかどうか次第で、上下どちらかに大きく動きそうです。



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Thursday, June 11, 2026

[2026/06/11]今後の日経平均の見通し

[市況]

610日、NYDowNASDAQは下落しました。611日の日経平均先物は、前日比1260円安で寄り付くと、午前中は1990円安から150円安と下落幅を縮め、午後は810円安から70円高と一時プラスに転じて、結局、20円安で取引を終えました。日経平均の終値は38円高の64217円で、出来高は24.15億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナス幅を拡げました。個別銘柄に関しては、「売り」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を2日連続で上回りましたが、個別銘柄への信用の売り圧力は、やや弱まりました。

 

610日の米国市場では、米軍が、自国の攻撃ヘリ撃墜への対抗措置として「イランへの『自衛的な攻撃』を始めた」と発表したことから、中東情勢の悪化を警戒した売りが広がりました。原油先物相場の上昇も相場の重石となりました。また、AI・半導体関連をはじめハイテク株も利益確定の売りに押されました。NYDow3営業日ぶりに反落し、NASDAQは大幅に続落しました。

611日の日本市場では、中東情勢の悪化懸念を背景に前日の米株式市場で主要3指数がそろって下落した流れを受け、主力株を中心に売りが先行しました。日経平均の下げ幅は一時1800円を超えましたが、売り一巡後はAI・半導体関連の一角に押し目買いが入り、急速に下げ渋りました。海外短期筋による株価指数先物への買いも支えとなり、日経平均は結局、小幅ながら反発しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、25日線の上にありますが、9日線の下にあります。短期トレンドには黄信号が点灯しています。

総合乖離率は+31.2%とプラス幅を縮め、200日線との乖離率も+21.7%とプラス幅を縮めました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドには青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。

 

NYDowは、200日線の上にありますが、9日線の下にあり、25日線を下回りました。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQは、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドは黄信号から赤信号に変わりました。中期トレンドには青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+14.4ポイントとプラス幅を拡げ、日平均が9250円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+17.8ポイントとプラス幅を拡げ、日経平均11430円ほど割高であることを示しています

 

日経VI38.22と前日より上昇し、VIX22.23と前日より上昇しました。両指数ともに、投資家が不安を強めているとされる目安の20を上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-3.08、米国+0.03と日本が3.11ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+3.2、米国が+4.7)1.5ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より1.61ポイント(日経平均換算で25060円)割安となっています。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の13月期のGDP改定値は前期比年率1.6増で、速報値2.0%増から下方修正されました。また、13月期の米企業の決算は、概ね好調です。

 

米国の経済指標は:

4月の製造業受注、5月のISM非製造業景況指数、5月のISM製造業景況指数、5月のシカゴ購買部協会景気指数、5月のニューヨーク連銀製造業景況指数、4月の鉱工業生産指数、4月の消費者物価指数、4月の耐久財受注、5月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は市場予想を上回りました。また、4月の小売売上高は市場予想と一致しました。一方、5月のミシガン大学消費者信頼感指数、5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は市場予想を下回りました。経済指標は102負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の5月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比17.2万人増で、市場予想の11万人増を上回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.3%から横ばいでした。雇用は、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

5月の中古住宅販売件数、4月の住宅着工件数、5月の住宅市場指数、3月の新築住宅販売件数は市場予想を上回りました。また、3月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想と一致しました。3月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+0.83%で、市場予想の+1.0%を下回りました。住宅関連の指標は51負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、4月のFOMCでも政策金利を据え置きましたが、追加利下げには慎重な姿勢が示唆されました。ECBは、4月の会合でも利下げを見送り、中銀預金金利を2.00%に据え置きました。日銀は、4月の金融政策決定会合でも政策金利を0.75%に据え置きましたが、展望リポートはタカ派的と読み取れる内容でした。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER17.43PBR1.85となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE10.6%となり、これは3か月前より1.7ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+10.2%で、こちらは3か月前より9.8ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowが下落したにもかかわらず小幅に上昇しました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+0.2%となり、日経平均は990円の割安から150円の割高に転換しました。プレミアム値は、ここ一週間、-1440円~+690円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、1.86ポイントから1.88ポイントに拡大しました。ドル円相場は円安方向に推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的には下降トレンドで、中期的には上昇トレンドです。日経平均は、短期的にはもみあいで、中期的には上昇トレンドです。

 

611日の米国市場では、週間の新規失業保険申請件数や、5月の生産者物価指数(PPI)のほか、ECB定例理事会およびとラガルド総裁の会見などが注目されるでしょう。引き続き、長期金利や原油価格も株式相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲を下ぶれしました。上値は想定ラインを870円ほど下回り、下値は想定ラインを530円ほど下回りました。目先は、25日線+1300円(現在65360円近辺)が上値の目安に、25日線-1100円(現在62960円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は小幅に反発し、かろうじて25日線の上を維持しました。日足は陽線で長い下ひげをつけましたが、下落リスクはまだ残っていると思われます。



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Wednesday, June 10, 2026

[2026/06/10]今後の日経平均の見通し

[市況]

69日、NYDowは上昇し、NASDAQは下落しました。610日の日経平均先物は、前日比1370円安で寄り付くと、午前中は1400円安から310円安と下落幅を縮め、午後は590円安から1650円安と下落幅を拡げて、結局、1060円安で取引を終えました。日経平均の終値は1237円安の64179円で、出来高は25.36億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナス幅を拡げました。個別銘柄に関しては、「売り」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を4日ぶりに上回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、強まりました。

 

69日の米国市場では、ホーム・デポやナイキなど、出遅れていた景気敏感株やディフェンシブ株の一部に買いが入り、相場を支えました。一方、マイクロン・テクノロジーやAMDなど、AI需要拡大への期待を背景に急ピッチで上昇してきた半導体株には利益確定の売りや持ち高調整の売りが出ました。結局、NYダウは3営業日ぶりに反発し、NASDAQは反落しました。

610日の日本市場では、前日の米ハイテク株安を受けて株価指数先物やAI・半導体関連株が売られ、相場を押し下げました。米軍の攻撃ヘリがイラン軍に撃墜され、米軍がこれに対する報復攻撃を行ったと伝わり、和平合意が遠のくとの懸念が強まったことも重石となりました。5月の米消費者物価指数(CPI)の発表を前に、利上げを警戒した売りも出たようです。日経平均は大幅に反落しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、25日線の上にありますが、9日線の下にあります。短期トレンドには黄信号が点灯しています。

総合乖離率は+31.5%とプラス幅を縮め、200日線との乖離率も+21.8%とプラス幅を縮めました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドには青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、200日線の上にありますが、9日線の下にあり、25日線を下回りました。

 

NYDowは、25日線と200日線の上にありますが、9日線の下にあります。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQは、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには黄信号が点灯しています。中期トレンドには青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+12.2ポイントとプラス幅を縮め、日平均が7830円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+15.9ポイントとプラス幅を縮め、日経平均10200円ほど割高であることを示しています

 

日経VI38.01と前日より上昇し、VIX19.88と前日より上昇しました。日経VIは、投資家が不安を強めているとされる目安の20を依然として大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-3.09、米国+0.02と日本が3.11ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+3.2、米国が+4.7)1.5ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より1.61ポイント(日経平均換算で24950円)割安となっています。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の13月期のGDP改定値は前期比年率1.6増で、速報値2.0%増から下方修正されました。また、13月期の米企業の決算は、概ね好調です。

 

米国の経済指標は:

4月の製造業受注、5月のISM非製造業景況指数、5月のISM製造業景況指数、5月のシカゴ購買部協会景気指数、5月のニューヨーク連銀製造業景況指数、4月の鉱工業生産指数、4月の消費者物価指数、4月の耐久財受注、5月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は市場予想を上回りました。また、4月の小売売上高は市場予想と一致しました。一方、5月のミシガン大学消費者信頼感指数、5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は市場予想を下回りました。経済指標は102負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の5月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比17.2万人増で、市場予想の11万人増を上回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.3%から横ばいでした。雇用は、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

5月の中古住宅販売件数、4月の住宅着工件数、5月の住宅市場指数、3月の新築住宅販売件数は市場予想を上回りました。また、3月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想と一致しました。3月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+0.83%で、市場予想の+1.0%を下回りました。住宅関連の指標は51負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、4月のFOMCでも政策金利を据え置きましたが、追加利下げには慎重な姿勢が示唆されました。ECBは、4月の会合でも利下げを見送り、中銀預金金利を2.00%に据え置きました。日銀は、4月の金融政策決定会合でも政策金利を0.75%に据え置きましたが、展望リポートはタカ派的と読み取れる内容でした。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER17.37PBR1.84となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE10.6%となり、これは3か月前より1.6ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+10.2%で、こちらは3か月前より9.3ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowが上昇したにもかかわらず大幅に下落しました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は-1.5%となり、日経平均は230円の割高から990円の割安に転換しました。プレミアム値は、ここ一週間、-1440円~+2970円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、1.89ポイントから1.86ポイントに縮小しました。ドル円相場は円安水準でもみあいました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的にはもみあいで、中期的には上昇トレンドです。日経平均も同様に、短期的にはもみあいで、中期的には上昇トレンドです。

 

610日の米国市場では、5月の消費者物価指数(CPI)などが注目されるでしょう。引き続き、長期金利や原油価格も株式相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲を下ぶれしました。上値は想定ラインを1360円ほど下回り、下値は想定ラインを470円ほど下回りました。目先は、25日線+1200円(現在65210円近辺)が上値の目安に、25日線-1200円(現在62810円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は大幅に反落し、再び25日線にタッチしました。終値で25日線を大きく下回るようだと、一段安となる可能性が高まります。



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Tuesday, June 09, 2026

[2026/06/09]今後の日経平均の見通し

[市況]

68日、NYDowNASDAQは下落しました。69日の日経平均先物は、前日比1570円高で寄り付くと、午前中は1590円高から100円高の間で上下し、午後は820円高から1660円高と上昇幅を拡げて、結局、1580円高で取引を終えました。日経平均の終値は1392円高の65416円で、出来高は25.02億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナス幅を縮めました。個別銘柄に関しては、「売り」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を3日連続で下回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、弱まりました。

 

68日の米国市場では、イランとイスラエルが相互攻撃を停止したとの報道もあり、前週末に売られすぎたとの見方から、半導体関連を中心に見直し買いが広がりました。一方、長期金利の高止まりを受けて株式の相対的な割高感が意識され、トラベラーズやセールスフォースなど主力株の一角には売りが出ました。結局、NYDowは続落し、NASDAQ4営業日ぶりに反発しました。

69日の日本市場では、前日の急落の反動で、自律反発狙いの買いが膨らみました。前日の米株式市場でAI・半導体関連株が上昇したことも追い風となりました。戻り待ちの売りが優勢となる場面もありましたが、午後には「米国とイランの和平合意がかなり近い」とのトランプ大統領の発言を手がかりに海外短期筋が投機的な買いを入れ、指数を押し上げました。日経平均は4営業日ぶりに大幅に反発しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、25日線の上にありますが、9日線の下にあります。短期トレンドには黄信号が点灯しています。

総合乖離率は+38.6%とプラス幅を拡げ、200日線との乖離率も+24.4%とプラス幅を拡げました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドには青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、9日線の下にありますが、200日線の上にあり、25日線を上回りました。

 

NYDowは、25日線と200日線の上にありますが、9日線の下にあります。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQは、200日線の上にありますが、9日線と25日線の下にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには黄信号が点灯しています。中期トレンドには青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+13.6ポイントとプラス幅を拡げ、日平均が8900円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+18.6ポイントとプラス幅を拡げ、日経平均12170円ほど割高であることを示しています

 

日経VI32.65と前日より上昇し、VIX18.93と前日より低下しました。日経VIは、投資家が不安を強めているとされる目安の20を依然として大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-2.94、米国+0.04と日本が2.98ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+3.2、米国が+4.7)1.5ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より1.49ポイント(日経平均換算で23610円)割安となっています。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の13月期のGDP改定値は前期比年率1.6増で、速報値2.0%増から下方修正されました。また、13月期の米企業の決算は、概ね好調です。

 

米国の経済指標は:

4月の製造業受注、5月のISM非製造業景況指数、5月のISM製造業景況指数、5月のシカゴ購買部協会景気指数、5月のニューヨーク連銀製造業景況指数、4月の鉱工業生産指数、4月の消費者物価指数、4月の耐久財受注、5月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は市場予想を上回りました。また、4月の小売売上高は市場予想と一致しました。一方、5月のミシガン大学消費者信頼感指数、5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は市場予想を下回りました。経済指標は102負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の5月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比17.2万人増で、市場予想の11万人増を上回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.3%から横ばいでした。雇用は、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

4月の住宅着工件数、5月の住宅市場指数、3月の新築住宅販売件数は市場予想を上回りました。また、3月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想と一致しました。一方、4月の中古住宅販売件数は市場予想を下回りました。3月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+0.83%で、市場予想の+1.0%を下回りました。住宅関連の指標は42負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、4月のFOMCでも政策金利を据え置きましたが、追加利下げには慎重な姿勢が示唆されました。ECBは、4月の会合でも利下げを見送り、中銀預金金利を2.00%に据え置きました。日銀は、4月の金融政策決定会合でも政策金利を0.75%に据え置きましたが、展望リポートはタカ派的と読み取れる内容でした。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER17.85PBR1.90となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE10.6%となり、これは3か月前より1.7ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+9.9%で、こちらは3か月前より9.3ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowが下落したにもかかわらず上昇しました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+0.4%となり、日経平均は1440円の割安から230円の割高に転換しました。プレミアム値は、ここ一週間、-1440円~+3350円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、1.87ポイントから1.89ポイントに拡大しました。ドル円相場は円安水準でもみあいました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的にはもみあいで、中期的には上昇トレンドです。日経平均も同様に、短期的にはもみあいで、中期的には上昇トレンドです。

 

69日の米国市場では、4月の貿易収支や、5月の中古住宅販売件数などが注目されるでしょう。引き続き、長期金利や原油価格も株式相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲を上ぶれしました。上値は想定ラインを250円ほど上回り、下値は想定ラインを1000円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド+1σ+200円(現在66440円近辺)が上値の目安に、25日線+200円(現在64020円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は25日線付近で反発する形となりました。反発が続くかどうかは、AI・半導体関連株の動き次第でしょう。



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Monday, June 08, 2026

[2026/06/08]今後の日経平均の見通し

[市況]

65日、NYDowNASDAQは下落しました。68日の日経平均先物は、前日比2540円安で寄り付くと、午前中は1920円安から3260円安の間で上下し、午後は2410円安から3200円安の間で上下して、結局、2850円安で取引を終えました。日経平均の終値は2563円安の64024円で、出来高は26.46億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナス幅を拡げました。個別銘柄に関しては、「売り」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を2日連続で下回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、弱まりました。

 

65日の米国市場では、長期金利の上昇を受けて株式の相対的な割高感が意識され、売りが優勢となりました。5月の雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想を上回ったことから、FRBによる利上げ観測が強まり、投資家心理の重石となりました。スペースXの史上最大規模のIPOを控え、投資家が必要な資金を確保するためにAI・半導体関連銘柄に売りを出したという面もあったようです。NYDowは反落し、NASDAQ3日続落しました。

68日の日本市場では、前週末の米半導体株安を受けてアドバンテストや東京エレクトロンなど主力の半導体株が売られ、指数を押し下げました。イスラエルとイランの攻撃の応酬が伝わり、資源価格上昇への警戒感が強まったことも相場の重石となりました。海外投機筋による株価指数先物への断続的な売りも下落要因でした。日経平均は大幅に3日続落しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、25日線の上にありますが、9日線を下回りました。短期トレンドは青信号から黄信号に変わりました。

総合乖離率は+32.3%とプラス幅を縮め、200日線との乖離率も+22.1%とプラス幅を縮めました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドには青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、200日線の上にありますが、9日線と25日線を下回りました。

 

NYDowは、25日線と200日線の上にありますが、9日線を下回りました。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQは、200日線の上にありますが、9日線と25日線を下回りました。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには黄信号が点灯しています。中期トレンドには青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+12.2ポイントとプラス幅を縮め、日平均が7810円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+16.1ポイントとプラス幅を縮め、日経平均10310円ほど割高であることを示しています

 

日経VI32.46と前日より上昇し、VIX20.20と前日より上昇しました。両指数ともに、投資家が不安を強めているとされる目安の20を上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-3.08、米国+0.07と日本が3.15ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+3.2、米国が+4.7)1.5ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より1.65ポイント(日経平均換算で25560円)割安となっています。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の13月期のGDP改定値は前期比年率1.6増で、速報値2.0%増から下方修正されました。また、13月期の米企業の決算は、概ね好調です。

 

米国の経済指標は:

4月の製造業受注、5月のISM非製造業景況指数、5月のISM製造業景況指数、5月のシカゴ購買部協会景気指数、5月のニューヨーク連銀製造業景況指数、4月の鉱工業生産指数、4月の消費者物価指数、4月の耐久財受注、5月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は市場予想を上回りました。また、4月の小売売上高は市場予想と一致しました。一方、5月のミシガン大学消費者信頼感指数、5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は市場予想を下回りました。経済指標は102負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の5月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比17.2万人増で、市場予想の11万人増を上回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.3%から横ばいでした。雇用は、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

4月の住宅着工件数、5月の住宅市場指数、3月の新築住宅販売件数は市場予想を上回りました。また、3月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想と一致しました。一方、4月の中古住宅販売件数は市場予想を下回りました。3月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+0.83%で、市場予想の+1.0%を下回りました。住宅関連の指標は42負で、景気面では強気材料ですが、利上げペースが上がるという点では弱気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、4月のFOMCでも政策金利を据え置きましたが、追加利下げには慎重な姿勢が示唆されました。ECBは、4月の会合でも利下げを見送り、中銀預金金利を2.00%に据え置きました。日銀は、4月の金融政策決定会合でも政策金利を0.75%に据え置きましたが、展望リポートはタカ派的と読み取れる内容でした。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER17.28PBR1.84となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE10.6%となり、これは3か月前より1.6ポイント改善されています。また、今期予想利益の伸率は+9.1%で、こちらは3か月前より8.6ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前週末のNYDowの下落と歩調を合わせて下げました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は-2.2%となり、日経平均は690円の割高から1440円の割安に転換しました。プレミアム値は、ここ一週間、-1440円~+3350円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、1.82ポイントから1.87ポイントに拡大しました。ドル円相場は円安方向に推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的にはもみあいで、中期的には上昇トレンドです。日経平均も同様に、短期的にはもみあいで、中期的には上昇トレンドです。

 

68日の米国市場では、重要な経済指標の発表は予定されていません。個別の材料が注目されるでしょう。引き続き、長期金利や原油価格も株式相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲を下ぶれしました。上値は想定ラインを1370円ほど下回り、下値は想定ラインを1720円ほど下回りました。目先は、ボリンジャーバンド+1σ-1000円(現在65130円近辺)が上値の目安に、25日線-900円(現在62680円近辺)が下値の目安となります。

 

日経平均は大幅に続落し、25日線にタッチしました。25日線を大きく割り込むようだと、もう一段安もあり得ます。いずれにせよ、反発にはAI・半導体関連株の復調が必須です。



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