日経平均の予想

Thursday, April 23, 2026

[2026/04/23]今後の日経平均の見通し

[市況]

422日、NYDowNASDAQは下落しました。423日の日経平均先物は、前日比20円安で寄り付くと、午前中は470円高まで上昇したのち880円安まで下落し、午後は1100円安から440円安と下落幅を縮めて、結局、660円安で取引を終えました。日経平均の終値は445円安の59140円で、出来高は27.28億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナス幅を拡げました。個別銘柄に関しては、「売り」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を上回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、強まりました。

 

422日の米国市場では、米国とイランが停戦を延長したと伝わり、戦闘終結に向けた協議が進展するとの期待から、アップルやアマゾンなど大手ハイテク株を中心に買いが入りました。ただ、ホルムズ海峡の事実上の封鎖は続いており、原油価格の高止まりは投資家心理の重石となりました。NYDowNASDAQ3営業日ぶりに反発しました。

423日の日本市場では、前日の米株式相場で半導体株などが上昇した流れを受けて買いが先行しましたが、日経平均が節目の6万円に到達すると、達成感や高値警戒感から一転して利益確定目的の売りが優勢となりました。ホルムズ海峡の機雷除去に最大6か月かかるとの見通しが米国防総省から示され、原油高の長期化が企業業績に与える悪影響が改めて意識されたことも重石となりました。日経平均は4営業日ぶりに反落しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の上にあります。短期トレンドには青信号が点灯しています。

総合乖離率は+34.6%とプラス幅を縮め、200日線との乖離率も+20.1%とプラス幅を縮めました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドにも青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、9日線・25日線・200日線の上にあります。

 

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQも、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには青信号が点灯しています。中期トレンドにも青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+11.1ポイントとプラス幅を縮め、日平均が6560円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+15.1ポイントとプラス幅を縮め、日経平均8930円ほど割高であることを示しています

 

日経VI27.12と前日より低下し、VIX19.45と前日より低下しました。日経VIは、投資家が不安を強めているとされる目安の20を上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-2.48、米国-0.31と日本が2.17ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+3.2、米国が+4.7)1.5ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より0.67ポイント(日経平均換算で9340円)割安となっています。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の1012月期のGDP確定値は前期比年率0.5%増で、改定値の0.7%増から下方修正されました。また、1012月期の米企業の決算は、概ね好調です。

 

米国の経済指標は:

3月の小売売上高、4月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、4月のニューヨーク連銀製造業景況指数、2月の耐久財受注、3月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、3月のISM製造業景況指数は市場予想を上回りました。また、1月の製造業受注は市場予想と一致しました。一方、3月の鉱工業生産指数、3月の消費者物価指数、4月のミシガン大学消費者信頼感指数、3月のISM非製造業景況指数、3月のシカゴ購買部協会景気指数は市場予想を下回りました。経済指標は75負で、景気面では強気材料ですが、利下げペースが落ちるという点では弱気材料です。

 

米国の3月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比17.8万人増で、市場予想の6万人増を上回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.4%から改善されました。雇用は景気面では強気材料ですが、利下げペースが落ちるという点では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

3月の中古住宅販売仮契約指数、3月の中古住宅販売件数は市場予想と一致しました。一方、4月の住宅市場指数、1月の新築住宅販売件数、1月の住宅着工件数は市場予想を下回りました。1月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+1.2%で、市場予想を下回りました。住宅関連の指標は24負で、景気面では弱気材料ですが、利下げペースが上がるという点では強気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、3月のFOMCでも政策金利を据え置きました。また、26年と27年にそれぞれ1回の利下げ見通しも維持されました。ECBは、2月の会合でも利下げを見送り、中銀預金金利を2.00%に据え置きました。日銀は、3月の金融政策決定会合でも政策金利を0.75%に据え置きました。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER20.46PBR1.82となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE8.9%となり、これは3か月前と同水準です。また、今期予想利益の伸率は-1.5%で、こちらは3か月前より3.2ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowが上昇したにもかかわらず下落しました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+1.9%となり、日経平均の割高幅は2290円から1020円に縮小しました。プレミアム値は、ここ一週間、+1020円~+2290円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、1.91ポイントから1.91ポイントと横ばいでした。ドル円相場は円安方向に推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。日経平均も同様に、短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。

 

423日の米国市場では、週間の新規失業保険申請件数のほか、インテル、ハネウェル・インターナショナル、スナップオン、ネクステラ・エナジー、ダウ、コムキャスト、ブラックストーン、ロッキード・マーチン、ユニオン・パシフィック、アメリカン・エキスプレスなどの四半期決算が注目されるでしょう。引き続き、中東情勢と原油価格も株式相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲内で推移しました。上値は想定ラインを460円ほど下回り、下値は想定ラインを170円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド+2σ-1200円(現在59770円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド+1σ-300円(現在57860円近辺)が下値の目安となります。

 

日経VI20を上回る高水準にあります。また、信用の売り圧力は、強まりました。日経平均は4営業日ぶりに反落しました。米国とイランの停戦状態が保たれているうちは、上昇中のボリンジャーバンド+2σと+1σの間での推移が続きそうです。



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Wednesday, April 22, 2026

[2026/04/22]今後の日経平均の見通し

[市況]

421日、NYDowNASDAQは下落しました。422日の日経平均先物は、前日比380円安で寄り付くと、午前中は390円安から430円高と上昇に転じ、午後は30円安から460円高の間で上下して、結局、460円高で取引を終えました。日経平均の終値は236円高の59585円で、出来高は21.70億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナスに転換しました。個別銘柄に関しては、「売り」が有利の状態となりました。

空売り比率は、5日平均と一致しました。個別銘柄への信用の売り圧力は、やや強まりました。

 

421日の米国市場では、米国とイランの停戦期限が迫るなか、「バンス副大統領率いる交渉団の、イスラマバードへの訪問が保留になった」との報道を受けて戦闘再開への警戒感が強まり、リスク回避目的の売りが優勢となりました。中東情勢緩和への期待を背景に相場は急ピッチで上昇してきたため、短期的な過熱感が意識された面もありました。結局、NYDowは続落し、NASDAQも続落しました。

422日の日本市場では、前日の米株安や短期的な過熱感を受けて売りが先行しましたが、売り一巡後はソフトバンクグループとアドバンテストが大幅高となり、相場を押し上げました。午後にはファーストリテイリングの下落が重石となり、指数は再びマイナスに転じましたが、大引けにかけては持ち直すなど、方向感を欠く展開となりました。結局、日経平均は3日続伸し、最高値を更新しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の上にあります。短期トレンドには青信号が点灯しています。

総合乖離率は+37.9%とプラス幅を拡げ、200日線との乖離率も+21.2%とプラス幅を拡げました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドにも青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、9日線・25日線・200日線の上にあります。

 

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQも、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには青信号が点灯しています。中期トレンドにも青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+13.9ポイントとプラス幅を拡げ、日平均が8280円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+16.8ポイントとプラス幅を拡げ、日経平均10010円ほど割高であることを示しています

 

日経VI29.73と前日より低下し、VIX19.49と前日より上昇しました。日経VIは、投資家が不安を強めているとされる目安の20を大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-2.43、米国-0.34と日本が2.09ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+3.2、米国が+4.7)1.5ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より0.59ポイント(日経平均換算で8360円)割安となっています。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の1012月期のGDP確定値は前期比年率0.5%増で、改定値の0.7%増から下方修正されました。また、1012月期の米企業の決算は、概ね好調です。

 

米国の経済指標は:

3月の小売売上高、4月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、4月のニューヨーク連銀製造業景況指数、2月の耐久財受注、3月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、3月のISM製造業景況指数は市場予想を上回りました。また、1月の製造業受注は市場予想と一致しました。一方、3月の鉱工業生産指数、3月の消費者物価指数、4月のミシガン大学消費者信頼感指数、3月のISM非製造業景況指数、3月のシカゴ購買部協会景気指数は市場予想を下回りました。経済指標は75負で、景気面では強気材料ですが、利下げペースが落ちるという点では弱気材料です。

 

米国の3月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比17.8万人増で、市場予想の6万人増を上回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.4%から改善されました。雇用は景気面では強気材料ですが、利下げペースが落ちるという点では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

3月の中古住宅販売仮契約指数、3月の中古住宅販売件数は市場予想と一致しました。一方、4月の住宅市場指数、1月の新築住宅販売件数、1月の住宅着工件数は市場予想を下回りました。1月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+1.2%で、市場予想を下回りました。住宅関連の指標は15負で、景気面では弱気材料ですが、利下げペースが上がるという点では強気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、3月のFOMCでも政策金利を据え置きました。また、26年と27年にそれぞれ1回の利下げ見通しも維持されました。ECBは、2月の会合でも利下げを見送り、中銀預金金利を2.00%に据え置きました。日銀は、3月の金融政策決定会合でも政策金利を0.75%に据え置きました。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER20.77PBR1.84となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE8.8%となり、これは3か月前と同水準です。また、今期予想利益の伸率は-1.4%で、こちらは3か月前より2.8ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowが下落したにもかかわらず上昇しました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+4.2%となり、日経平均の割高幅は1690円から2290円に拡大しました。プレミアム値は、ここ一週間、+1380円~+3470円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、1.88ポイントから1.91ポイントに拡大しました。ドル円相場は円安方向に推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。日経平均も同様に、短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。

 

422日の米国市場では、重要な経済指標の発表は予定されていません。テスラ、IBMTI、フィリップモリスインターナショナル、ムーディーズ、ボーイング、ボストン・サイエンティフィック、CMEグループなどの四半期決算が注目されるでしょう。引き続き、中東情勢と原油価格も株式相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲内で推移しました。上値は想定ラインを590円ほど下回り、下値は想定ラインを610円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド+2σ-500円(現在60100円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド+1σ+300円(現在58190円近辺)が下値の目安となります。

 

日経VI20を上回る高水準にあります。また、信用の売り圧力は、やや強まりました。日経平均は3日続伸し、過去最高値を更新しました。米国とイランの停戦状態が続いているうちは、上昇中のボリンジャーバンド+2σと+1σの間で推移しそうです。



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Tuesday, April 21, 2026

[2026/04/21]今後の日経平均の見通し

[市況]

420日、NYDowNASDAQは下落しました。421日の日経平均先物は、前日比370円高で寄り付くと、午前中は200円高から810円高と上昇幅を拡げ、午後は800円高から440円高と上昇幅を縮めて、結局、440円高で取引を終えました。日経平均の終値は524円高の59349円で、出来高は20.20億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差はプラス幅を縮めました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を2日連続で下回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、弱まりました。

 

420日の米国市場では、イランと米国の交渉が難航している様子が伝わり、地政学的リスクが改めて意識され、主力株を中心に売りが出ました。原油価格の高止まり観測も相場の重石となりました。一方で、ソフトウエア関連株は逆行高となりました。NYDow3営業日ぶりに反落し、NASDAQ14営業日ぶりに反落しました。

421日の日本市場では、トランプ大統領が近くイランとの交渉を再開する意向を示したことから、投資家のリスク選好姿勢が強まり、AIや半導体関連株に買いが集まりました。台湾や韓国の株価指数が最高値圏で推移したことや、米株価指数先物が上昇したことも追い風となりました。日経平均は続伸しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の上にあります。短期トレンドには青信号が点灯しています。

総合乖離率は+37.5%とプラス幅を拡げ、200日線との乖離率も+21.0%とプラス幅を拡げました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドにも青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、9日線・25日線・200日線の上にあります。

 

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQも、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには青信号が点灯しています。中期トレンドにも青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+13.0ポイントとプラス幅を拡げ、日平均が7720円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+15.9ポイントとプラス幅を拡げ、日経平均9440円ほど割高であることを示しています

 

日経VI29.97と前日より低下し、VIX18.86と前日より上昇しました。日経VIは、投資家が不安を強めているとされる目安の20を大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-2.42、米国-0.38と日本が2.04ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+3.2、米国が+4.7)1.5ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より0.54ポイント(日経平均換算で7550円)割安となっています。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の1012月期のGDP確定値は前期比年率0.5%増で、改定値の0.7%増から下方修正されました。また、1012月期の米企業の決算は、概ね好調です。

 

米国の経済指標は:

4月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、4月のニューヨーク連銀製造業景況指数、2月の耐久財受注、3月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、3月のISM製造業景況指数、2月の小売売上高は市場予想を上回りました。また、1月の製造業受注は市場予想と一致しました。一方、3月の鉱工業生産指数、3月の消費者物価指数、4月のミシガン大学消費者信頼感指数、3月のISM非製造業景況指数、3月のシカゴ購買部協会景気指数は市場予想を下回りました。経済指標は75負で、景気面では強気材料ですが、利下げペースが落ちるという点では弱気材料です。

 

米国の3月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比17.8万人増で、市場予想の6万人増を上回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.4%から改善されました。雇用は景気面では強気材料ですが、利下げペースが落ちるという点では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

3月の中古住宅販売件数は市場予想と一致しました。一方、4月の住宅市場指数、1月の新築住宅販売件数、1月の中古住宅販売仮契約指数、1月の住宅着工件数は市場予想を下回りました。1月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+1.2%で、市場予想を下回りました。住宅関連の指標は15負で、景気面では弱気材料ですが、利下げペースが上がるという点では強気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、3月のFOMCでも政策金利を据え置きました。また、26年と27年にそれぞれ1回の利下げ見通しも維持されました。ECBは、2月の会合でも利下げを見送り、中銀預金金利を2.00%に据え置きました。日銀は、3月の金融政策決定会合でも政策金利を0.75%に据え置きました。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER20.86PBR1.85となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE8.8%となり、これは3か月前と同水準です。また、今期予想利益の伸率は-1.4%で、こちらは3か月前より3.1ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowが下落したにもかかわらず上昇しました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+3.1%となり、日経平均の割高幅は1380円から1690円に拡大しました。プレミアム値は、ここ一週間、+1380円~+3470円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、1.88ポイントから1.88ポイントと横ばいでした。ドル円相場はもみあいました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。日経平均も同様に、短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。

 

421日の米国市場では、3月の小売売上高や、3月の中古住宅販売仮契約指数のほか、3MGE、ユナイテッドヘルス、ノーザン・トラスト、ハリバートン、レイセオン・テクノロジーズ、D.R.ホートン、ダナハーなどの四半期決算が注目されるでしょう。引き続き、中東情勢と原油価格が株式相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲内で推移しました。上値は想定ラインを270円ほど下回り、下値は想定ラインを1090円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド+2σ-300円(現在59780円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド+1σ+500円(現在58020円近辺)が下値の目安となります。

 

日経VI20を上回る高水準にあります。一方、信用の売り圧力は、弱まりました。きょうの日経平均は続伸しました。中東で米国とイランの停戦状態が続くようであれば、引き続き、上昇中のボリンジャーバンド+2σと+1σの間で推移しそうです。



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Monday, April 20, 2026

[2026/04/20]今後の日経平均の見通し

[市況]

417日、NYDowNASDAQは大幅上昇しました。420日の日経平均先物は、前日比190円高で寄り付くと、午前中は30円高から420円高と上昇幅を拡げ、午後は460円高から30円高と上昇幅を縮めて、結局、100円高で取引を終えました。日経平均の終値は348円高の58824円で、出来高は18.88億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差はプラス幅を縮めました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を下回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、弱まりました。

 

417日の米国市場では、買いが優勢となりました。イランのアラグチ外相が「レバノンでの停戦を受け、停戦期間中はすべての商船がホルムズ海峡を通航できるように完全に開放する」と表明したことを受け、原油先物相場が急落し、投資家のリスク選好姿勢が強まりました。NYDowは続伸し、NASDAQ13日続伸しました。

420日の日本市場では、前週末の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した流れを受け、ソフトバンクグループやファーストリテイリングなど値がさ株を中心に買いが入りました。ただ、年金のリバランスなど国内機関投資家による売り観測もあり、指数の上値は限定的でした。中東情勢の先行き不透明感も投資家心理の重石となりました。日経平均は反発しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の上にあります。短期トレンドには青信号が点灯しています。

総合乖離率は+35.4%とプラス幅を拡げ、200日線との乖離率も+20.2%とプラス幅を拡げました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドにも青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、9日線・25日線・200日線の上にあります。

 

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上に出ました。NASDAQも、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには青信号が点灯しています。中期トレンドも黄信号から青信号に変わりました。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+11.8ポイントとプラス幅を縮め、日平均が6940円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+15.1ポイントとプラス幅を縮め、日経平均8880円ほど割高であることを示しています

 

日経VI32.89と前日より上昇し、VIX17.47と前日より低下しました。日経VIは、投資家が不安を強めているとされる目安の20を大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-2.45、米国-0.36と日本が2.09ポイント割安ですが、OECD2026年予想GDP伸び率の日米差(日本が+3.2、米国が+4.7)1.5ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より0.59ポイント(日経平均換算で8100円)割安となっています。

 

市場は現在、「AIへの大規模投資の合理性」「中東や南米、ウクライナをめぐる地政学的リスク」「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の1012月期のGDP確定値は前期比年率0.5%増で、改定値の0.7%増から下方修正されました。また、1012月期の米企業の決算は、概ね好調です。

 

米国の経済指標は:

4月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、4月のニューヨーク連銀製造業景況指数、2月の耐久財受注、3月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、3月のISM製造業景況指数、2月の小売売上高は市場予想を上回りました。また、1月の製造業受注は市場予想と一致しました。一方、3月の鉱工業生産指数、3月の消費者物価指数、4月のミシガン大学消費者信頼感指数、3月のISM非製造業景況指数、3月のシカゴ購買部協会景気指数は市場予想を下回りました。経済指標は75負で、景気面では強気材料ですが、利下げペースが落ちるという点では弱気材料です。

 

米国の3月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比17.8万人増で、市場予想の6万人増を上回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.4%から改善されました。雇用は景気面では強気材料ですが、利下げペースが落ちるという点では弱気材料です。

 

米国の住宅関連の指標は:

3月の中古住宅販売件数は市場予想と一致しました。一方、4月の住宅市場指数、1月の新築住宅販売件数、1月の中古住宅販売仮契約指数、1月の住宅着工件数は市場予想を下回りました。1月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+1.2%で、市場予想を下回りました。住宅関連の指標は15負で、景気面では弱気材料ですが、利下げペースが上がるという点では強気材料です。

 

欧米日の金融政策は:

FRBは、3月のFOMCでも政策金利を据え置きました。また、26年と27年にそれぞれ1回の利下げ見通しも維持されました。ECBは、2月の会合でも利下げを見送り、中銀預金金利を2.00%に据え置きました。日銀は、3月の金融政策決定会合でも政策金利を0.75%に据え置きました。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER20.67PBR1.83となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE8.9%となり、これは3か月前より0.1ポイント悪化しています。また、今期予想利益の伸率は-1.7%で、こちらは3か月前より3.1ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前週末のNYDowの上昇と歩調を合わせて上げました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+2.5%となり、日経平均の割高幅は2160円から1380円に縮小しました。プレミアム値は、ここ一週間、+1380円~+3470円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、1.92ポイントから1.88ポイントに縮小しました。ドル円相場は円高方向に推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。日経平均も同様に、短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。

 

420日の米国市場では、重要な経済指標の発表は予定されていません。個別の材料が注目されるでしょう。引き続き、中東情勢と原油価格が株式相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲内で推移しました。上値は想定ラインを380円ほど下回り、下値は想定ラインを1150円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド+2σ-200円(現在59350円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド+1σ+400円(現在57540円近辺)が下値の目安となります。

 

日経VI20を上回る高水準にあります。一方、信用の売り圧力は、弱まりました。日経平均は反発しました。引き続き、中東で米国とイランの停戦状態が続くようであれば、目先は、上昇中のボリンジャーバンド+2σと+1σの間で推移することとなりそうです。



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Saturday, April 18, 2026

[2026/04/19]今週の日経平均の見通し

[ファンダメンタル視点]

先週の米国市場では、米国とイランの戦闘終結に向けた再交渉への期待で、株価指数は週間では上昇しました。

週間変動率 NYダウ:+3.19%,NASDAQ:+6.84%, S&P500:+4.54%.

 

一方、中長期的なリスクとしては中東の軍事衝突とウクライナ紛争の長期化懸念、米政権の関税政策、金利上昇などによる金融不安と世界経済の減速懸念、不動産バブル崩壊と中国の景気減速懸念があります。また、このことから、スタグフレーションの到来も懸念されています。さらに、中南米、東アジアの地政学的リスクにも引き続き注意が必要です。

 

日米市場のイールド・スプレッドの差は、2026年のOECDの名目GDP予想値を考慮すると、日本市場が0.59ポイント割安となっています。割安の要因はS&P500PER21.6に対して、日経平均採用銘柄の今期予想PER20.5との差と日米金利差、GDP伸率差によるものです。

日米市場が均衡するためには、次の条件が必要です。

現在の日経平均の価格に対して、2026年の日米のGDP伸び率差がOECD予想値に比べ、さらに0.59ポイント拡大する。(日本が下方修正又は米国が上方修正される)。又は、日経平均採用銘柄の今期予想PER23.4程度になる。又は、日経平均が66,510円程度となる。

結果的に、中長期的に日本市場は8,030円ほど割安です。

 

ファンダメンタルからは、日本市場は米国市場に比べ、8,030円ほど魅力に欠けるとも言えます。先週、日本市場の弱さは拡大しました。

      

[日経平均上昇の条件]

今後、日経平均がさらに上昇する為には次の前提条件が必要と思われます。

①米国市場の上昇

②従来以上の今期の予想増益率のUP

③日米の金利差の拡大による一段の円安

OECDによる日本の2026GDP予測値(現在+3.2%)の上方修正

⑤外人の買い越し

 

先週の動きを見ると、

  先週のNYDowの週足は陽線となりました。日足は200日線の上に在り、一目均衡表の雲の下に在ります。NASDAQの週足は陽線となりました。日足は200日線の上に在り、一目均衡表の雲の下に在ります。今週は、NYDow200日線の上を維持できるか否かに注目。

  決算の発表の結果、日経225採用銘柄のROE予想値は+8.9%となりました。3ヶ月前に比べて-0.1%ポイント悪化しています。利益伸び率は-1.7%となりました。3ヶ月前に比べて+1.3%ポイント改善しています。

  米国の長期金利は低下し、日米間の金利差は1.90から1.85と縮小して、ドル円は159円台から157台の範囲で、円高方向に動きました。ドル・インデックスは週間で-0.48%下落しました。

  OECDの日米の2026年の名目GDP伸び率は、日本が+3.2%で、米国は+4.7%と予想されていますので、この面では日本市場の方が1.5ポイント劣ります。

  42週は買い越しで、43週は買い越しだった可能性が高く、今週は買い越しが予想されます。先週は、5つのポイントのうち、①が強気材料でした。今週は、①②③⑤が影響すると思われます。

 

[テクニカル視点]

日本市場をテクニカル面で見ると、NASDAQとの200日線乖離率差では、中長期的に11.3%ポイント(日経平均に勘算すると6610円程度)割高です。一方、NYDowとの200日線乖離率差では、中長期的に14.6%ポイント(日経平均に勘算すると8540円程度)割高です。

 

日本市場はNYダウとNASDAQより強い状態です。米国市場のボラティリティーを示す指標である VIX は、週間で 17.5と低下しました。 日経 VI は 週間で 28.4と低下しました。米国市場は楽観的状態で日本市場は恐怖状態です。

 

日経平均は、9日線と25日線の上にあります。短期トレンドには"信号”が点灯しています。

日経平均は一目均衡表の雲の上にあります。総合乖離率は+34.3%となり、200日移動平均線乖離率は+19.7%となりました。3つの要因がプラスですので、中期トレンドには"信号“が点灯しています。

                                                        

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQも、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。

米国市場は、短期的には"信号”で、中期的にも"信号”が点灯しています。

 

[今週の見通し]

米国市場では、中東紛争の長期化と原油高による景気後退懸念が当面の強い関心事と考えられます。

 

テクニカルな面を見ると、米国市場は中期上昇トレンドで、短期も上昇トレンドです。

日本市場は中期上昇トレンドで、短期も上昇トレンドです。

 

為替市場を分析すると、20254月につけた139円をボトムに円安方向に転換しています。今週は159円台から156円台が想定されます。

 

今週の米国市場では、イランと米国の間の紛争終結の可能性は、市場の動きを左右し続けるでしょう。また、テスラ、インテル、ユナイテッドヘルス、アメリカン・エキスプレス、P&Gなどの決算発表があります。経済指標では、小売売上高やS&P PMIも注目されるでしょう。世界的には、欧州各国のPMIや景況感指数が、英国のインフレ率や小売売上高、中国人民銀行の金利、日本の貿易統計とインフレ率などが発表されます。

 

先週の日経平均は、想定範囲内を上振れしました。上値は1090円上回り、下値は2410円上回りました。

今週の日経平均の想定範囲は、上値がボリンジャーバンド+2σ(現在59060円近辺)で、下値がボリンジャーバンド+1σ(現在56790円)の間での動きが想定されます。

                            

今週も日経平均は、イランと米国の間の紛争の行方と原油価格に振り回される相場が続きそうですが、米国とイランの停戦が続けば、ボリンジャーバンド+2σと+1σラインの間での動きとなりそうです。


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