7/02日のNYSEとNASDAQが大幅上昇でしたことを受け、日経平均は前日比60円高で寄り付き、その後前場は一進一退でしたが、後場下落し、結局3円高で引けました。外人は1860万株の売り越しで、出来高は今日も17.8億株と低水準となり、高値更新銘柄数が減少し、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は+224とプラス幅を縮小しました。
シカゴ先物は18270円で終っていましたので、日経平均も年初来高値更新が期待されたが、またしても裏切られました。寄り前の外人の大幅売り越しもあり、日経平均は小幅上昇したものの個別銘柄は売られたものが多く、内容は良くありません。
市場のエネルギー不足、円高、政局不安定など、目先調整の機運もありますが、長期金利の落ち着き、割安感、右肩上がりのトレンドは維持されていますので、短期投資スタンスは、"買い"を継続します。
今日は、米国市場は大幅に上昇したにも関わらず、日本市場への外国人投資家の買いが細り、方向感に乏しい展開となりました。しかし、基調としては、イールド・スプレッドの日米差は年初から拡大を続けていることから日本市場には割安感が高まっていますので、先高感が有ります。
テクニカル面では、日経平均のチャートを見ると直近の株価は200日移動平均線の上で推移し、一目均衡表では、雲の上に在り、総合乖離率はプラス(10.0%)ですので、中期上昇トレンドは、依然として、青信号です。
今日現在の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が1.4%下回り、この面でも割安感が有ります。
今後も、米国市場の、インフレと金利の動向、サブプライム問題再燃とテロ・リスクに注意する必要が有りそうです。テクニカル面ではNYSEとNASDAQが直近の安値を下回るか否かにも注意が必要です。
《注目銘柄、材料、日経平均チャートについては右のLINKにある"YS総合研究所HP"も参考にしてください。》