Friday, September 14, 2007

<070914>日経平均の今後の見通し

9/13日のNYSEとNASDAQが上昇したことを受けて、日経平均は前日比70円ほど高く寄り付き、その後も前場は堅調に推移し、後場一段高くなり、結局306円高で引けました。外人は1270万株の売り越しとなり、出来高は24.0億株とSQ日にしては低水準ながら、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は-403とマイナス幅は縮小しました。
300円上昇した割りには出来高は低水準で、安値更新銘柄は多く、NT倍率も10.4まで上昇したこと等、実需で上げたと云うよりも、先物主導の日経平均指数の上昇であることは否めません。しかし、福田さん登場を市場は評価したとも取れる動きですので、これで、政局が売り材料にならなくなる可能性が出てきたのではないでしょうか。ともあれ短期的には来週のFOMCでの金利決定が大きく影響すると思われます。
中期的には、一目均衡表では雲のかなり下に在り、総合乖離率は多少改善したもののマイナス(-13.4%)幅は深く、200日線との乖離率は(-6.7%)と云う状態です。チャートは昨年11月の安値までも割り込み、中期下降トレンド入りも大いにあり得ることを示唆している点は変わっていません。しかし、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は健在ですし、テクニカルから見た今日現在の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が10.1%下回り、日本市場は売られ過ぎとなっています。日本市場の弱気材料が後退すれば、徐々にこの差が埋まるものと思われます。
今後も、米国のサブプライム問題と景気の行方、来週の利下げ幅などの材料の行方と日本の政局の成り行きで、ここからの方向を見極める必要が有ります。
25日線まで戻しましたので、当面は8/31の高値16570円を抜くか否かに注目する必要がありそうです。
ここからの売買シナリは、①25日線近辺でもたついて下落するケース、②しばらく上昇するが16570円を抜かずに下落するケース、③16570円を抜てボリンジャーバンド+2σの16800円近辺で下落するケースの3つのケースを想定しておけば良いと思います。

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