日経平均の予想: October 2025

Friday, October 31, 2025

[2025/10/31]今後の日経平均の見通し

[市況]

1030日、NYDowNASDAQは下落しました1031日の日経平均先物は、前日比  80円高で寄り付くと、午前中は70円高から980円高の間で上下し、午後は500円高から1070高と上昇幅を拡げて、1010円高で取引を終えました。日経平均の終値は1085円高の52411円で、出来高は28.85億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラスに転換しました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態となりました。

空売り比率は、5日平均を3日ぶりに下回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、弱まりました。

 

1030日の米国市場では、AI関連の投資が収益を圧迫する可能性が意識され、マイクロソフトやメタプラットフォームズなど四半期決算を発表したハイテク株を中心に売りが広がりました。一方、米中関係が改善に向かうとの期待は投資家心理を支えました。NYDowは続落し、NASDAQ6営業日ぶりに反落しました。

1031日の日本市場では、アップルやアマゾン・ドット・コムなど米主力ハイテク企業の好決算を受けて値がさの半導体関連株やハイテク株が買われ、指数を押し上げました。日銀が金融政策決定会合で利上げを見送り、12月利上げの可能性が後退したことも追い風となりました。日経平均は大幅に3日続伸し、連日で最高値を更新しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の上にあります。短期トレンドには青信号が点灯しています。

総合乖離率は+57.7%と前日よりプラス幅を拡げ、200日線との乖離率も+30.5%とプラス幅を拡げました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドにも青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、9日線・25日線・200日線の上にあります。

 

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQも、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには青信号が点灯しています。中期トレンドにも青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+12.4ポイントとプラス幅を拡げ、日平均が6500円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+21.7ポイントとプラス幅をやや拡げ、日経平均11370円ほど割高であることを示しています

 

日経VI28.22と前日より低下し、VIX16.91と前日よりやや低下しました。日経VIは、投資家が不安心理を強めているとされる20を依然として大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-3.47、米国-0.29と日本が3.18ポイント割安ですが、OECD2025年予想GDP伸び率の日米差(日本が+2.5、米国が+4.3)1.8ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より1.38ポイント(日経平均換算で19400円)割安となっています。

 

市場は現在、「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「中東やウクライナをめぐる地政学的リスク」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の46月期のGDP確定値は前期比年率3.8%増で、改定値の3.3%増を上回りました。また、46月期の米企業の決算は、概ね好調です。

 

米国の経済指標は:

10月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、10月のニューヨーク連銀製造業景況指数、8月の耐久財受注、8月の小売売上高、7月の製造業受注は市場予想を上回りました。また、8月の消費者物価指数は市場予想と一致しました。一方、10月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、9月のISM非製造業景況指数、9月のISM製造業景況指数、9月のミシガン大学消費者信頼感指数、8月の鉱工業生産指数、8月のシカゴ購買部協会景気指数は市場予想を下回りました。経済指標は66負で、景気・金利の両面で中立です

 

米国の8月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比2.2万人増で、市場予想の7.5万人増を下回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.2%から悪化しました。雇用は、景気面では弱気材料ですが、利下げペースが上がるという面では強気材料です。なお、9月の雇用統計の発表は延期されています。

 

米国の住宅関連の指標は:

8月の新築住宅販売件数、8月の中古住宅販売件数、7月の住宅着工件数は市場予想を上回りました。一方、9月の住宅市場指数、7月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想を下回りました。6月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+2.1%で、市場予想を下回りました。住宅関連の指標は33負で、景気・金利の両面で中立です

 

欧米日の金融政策は:

FRB10月のFOMC0.25%の追加利下げを決定しました。ただ、12月利下げについては「既定路線ではない」と慎重さを滲ませています。ECBは、10月の会合でも利下げを見送り、中銀預金金利を2.00%に据え置きました。日銀は、海外経済の不確実性が高いとして、10月の金融政策決定会合でも利上げを見送り、0.5%の金利水準を維持しました。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER19.53PBR1.74となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE8.9%となり、これは3か月前より0.1ポイント悪化しています。一方、今期予想利益の伸率は-6.4%で、こちらは3か月前より4.4ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowが下落したにもかかわらず大幅に上昇しました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+5.0%となり、日経平均の割高幅は1780円から2430円に拡大しました。プレミアム値は、ここ一週間、+1480円~+2430円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、2.44ポイントから2.45ポイントに拡大しました。ドル円相場は円安方向に推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。日経平均も同様に、短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。

 

1031日の米国市場では、9月の個人所得・個人消費支出(PCE)や、PCEデフレーターのほか、シェブロン、エクソンモービル、コルゲート・パルモリブなどの四半期決算が注目されるでしょう。引き続き、連邦政府閉鎖や長期金利の動向なども株式相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲を上ぶれしました。上値は想定ラインを350円ほど上回り、下値は想定ラインを880円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド+2σ+100円(現在52460円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド+1σ+1000円(現在51240円近辺)が下値の目安となります。

 

日経VIは、依然として20を大きく上回る高水準にあります。一方、信用の売り圧力は、弱まりました。日経平均は大幅に続伸しました。この先も、ハイテク株や半導体関連株の決算にサプライズがなければ、まだ上昇傾向は続きそうです。



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Thursday, October 30, 2025

[2025/10/30]今後の日経平均の見通し

[市況]

1029日、NYDowは下落し、NASDAQは上昇しました1030日の日経平均先物は、前日比370円安で寄り付くと、午前中は400円安から250円高の間で上下し、午後は380円高から310安の間で上下して、結局、130円高で取引を終えました。日経平均の終値は17円高の51325円で、出来高は37.41億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナス幅を縮めました。個別銘柄に関しては、「売り」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を2日連続で上回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、強まりました。

 

1029日の米国市場では、相場の過熱感が意識されるなか、パウエルFRB議長がFOMC後の記者会見で「12月の追加利下げは既定路線ではない」との認識を示したことから、利下げへの期待が後退し、株売りをさそいました。一方、エヌビディアやブロードコム、AMDなど半導体株の一角には買いが集まりました。結局、NYDow5営業日ぶりに反落し、NASDAQ5日続伸しました。

1030日の日本市場では、前日の米株式相場でハイテク株が買われた流れを受け、値がさの半導体関連株の一角が買われ、相場を押し上げました。一方、FRBによる12月の追加利下げ観測が後退したことは重石となりました。外国為替市場の円安ドル高進行を追い風に買いが強まる場面もありましたが、上値では利益確定の売りも出て、方向感を欠いた相場展開が続きました。結局、日経平均は小幅に3日続伸し、連日で最高値を更新しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の上にあります。短期トレンドには青信号が点灯しています。

総合乖離率は+51.5%と前日よりプラス幅を縮め、200日線との乖離率も+28.0%とプラス幅を縮めました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドにも青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、9日線・25日線・200日線の上にあります。

 

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQも、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには青信号が点灯しています。中期トレンドにも青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+7.9ポイントとプラス幅を縮め、日平均が4050円ほど割高であることを示しています。一方、NYDowとの差は、+18.9ポイントとプラス幅をやや拡げ、日経平均9700円ほど割高であることを示しています

 

日経VI29.35と前日より低下し、VIX16.92と前日より上昇しました。日経VIは、投資家が不安心理を強めているとされる20を依然として大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-3.61、米国-0.32と日本が3.29ポイント割安ですが、OECD2025年予想GDP伸び率の日米差(日本が+2.5、米国が+4.3)1.8ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より1.49ポイント(日経平均換算で20420円)割安となっています。

 

市場は現在、「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「中東やウクライナをめぐる地政学的リスク」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の46月期のGDP確定値は前期比年率3.8%増で、改定値の3.3%増を上回りました。また、46月期の米企業の決算は、概ね好調です。

 

米国の経済指標は:

10月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、10月のニューヨーク連銀製造業景況指数、8月の耐久財受注、8月の小売売上高、7月の製造業受注は市場予想を上回りました。また、8月の消費者物価指数は市場予想と一致しました。一方、10月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、9月のISM非製造業景況指数、9月のISM製造業景況指数、9月のミシガン大学消費者信頼感指数、8月の鉱工業生産指数、8月のシカゴ購買部協会景気指数は市場予想を下回りました。経済指標は66負で、景気・金利の両面で中立です

 

米国の8月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比2.2万人増で、市場予想の7.5万人増を下回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.2%から悪化しました。雇用は、景気面では弱気材料ですが、利下げペースが上がるという面では強気材料です。なお、9月の雇用統計の発表は延期されています。

 

米国の住宅関連の指標は:

8月の新築住宅販売件数、8月の中古住宅販売件数、7月の住宅着工件数は市場予想を上回りました。一方、9月の住宅市場指数、7月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想を下回りました。6月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+2.1%で、市場予想を下回りました。住宅関連の指標は33負で、景気・金利の両面で中立です

 

欧米日の金融政策は:

FRBは利下げに慎重な姿勢を崩していませんが、9月のFOMCで利下げの再開を決定し、さらに年内に2回の利下げを見込んでいます。ECBは、9月の会合でも利下げを見送り、中銀預金金利を2.00%に据え置きました。日銀は、9月の金融政策決定会合でも0.5%の金利水準を維持しました。一方で、保有している上場投資信託(ETF)や不動産投資信託(REIT)を段階的に売却していく方針を示しました。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER19.10PBR1.69となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE8.9%となり、これは3か月前より0.2ポイント悪化しています。一方、今期予想利益の伸率は-6.8%で、こちらは3か月前より4.5ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowが下落したにもかかわらず小幅に上昇しました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+3.7%となり、日経平均の割高幅は1890円から1780円に縮小しました。プレミアム値は、ここ一週間、+1040円~+1890円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、2.34ポイントから2.44ポイントに拡大しました。ドル円相場は円安方向に推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。日経平均も同様に、短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。

 

1030日の米国市場では、週間の新規失業保険申請件数や、ECB理事会およびラガルド総裁の会見、79月期のGDP速報値のほか、アップル、アマゾン、イーライリリー、マスターカード、メルク、バイオジェン、エスティ・ローダー、ファースト・ソーラー、フォックスなどの四半期決算が注目されるでしょう。引き続き、米中貿易摩擦や連邦政府閉鎖、米銀行の信用不安、長期金利の動向なども株式相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲内で推移しました。上値は想定ラインを150円ほど下回り、下値は想定ラインを350円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド+2σ-300円(現在51510円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド+1σ+500円(現在50330円近辺)が下値の目安となります。

 

日経VIは、依然として20を大きく上回る高水準にあります。また、信用の売り圧力は、強まりました。日経平均は小幅に続伸しました。重要イベントを波乱なく通過したので、半導体関連企業の決算にサプライズがなければ、目先の上昇傾向は続きそうです。



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Wednesday, October 29, 2025

[2025/10/29]今後の日経平均の見通し

[市況]

1028日、NYDowNASDAQは上昇しました1029日の日経平均先物は、前日比240円高で寄り付くと、午前中は210円高から910円高と上昇幅を拡げ、午後は660円高から1070円高と上昇幅を拡げて、結局、870円高で取引を終えました。日経平均の終値は1088円高の51307円で、出来高は23.57億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナスに転換しました。個別銘柄に関しては、「売り」が有利の状態となりました。

空売り比率は、5日平均を4日ぶりに上回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、強まりました。

 

1028日の米国市場では、米中貿易摩擦緩和への期待や追加利下げ観測の高まりが投資家心理を支え、運用リスクをとる動きが優勢となりました。わけてもエヌビディアやマイクロソフトなど個別に好材料の出た銘柄が買われ、指数を押し上げました。ただ、FOMCの結果公表など週内の重要イベントを見極めたいとのムードもあり、引けにかけては上昇の勢いが鈍りました。NYDowNASDAQ4日続伸しました。

1029日の日本市場では、前日の米株式相場で主要3指数がそろって上昇した流れを受け、値がさの半導体関連株やハイテク株を中心に買いが優勢となりました。高市政権の経済・金融政策への期待も、引き続き投資家心理を支えました。日経平均は大幅に反発しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の上にあります。短期トレンドには青信号が点灯しています。

総合乖離率は+52.5%と前日よりプラス幅を拡げ、200日線との乖離率も+28.2%とプラス幅を拡げました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドにも青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、9日線・25日線・200日線の上にあります。

 

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQも、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには青信号が点灯しています。中期トレンドにも青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+8.6ポイントとプラス幅を拡げ、日平均が4410円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+18.8ポイントとプラス幅を拡げ、日経平均9650円ほど割高であることを示しています

 

日経VI29.51と前日より上昇し、VIX16.42と前日より上昇しました。日経VIは、投資家が不安心理を強めているとされる20を依然として大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-3.48、米国-0.41と日本が3.07ポイント割安ですが、OECD2025年予想GDP伸び率の日米差(日本が+2.5、米国が+4.3)1.8ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より1.28ポイント(日経平均換算で17060円)割安となっています。

 

市場は現在、「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「中東やウクライナをめぐる地政学的リスク」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の46月期のGDP確定値は前期比年率3.8%増で、改定値の3.3%増を上回りました。また、46月期の米企業の決算は、概ね好調です。

 

米国の経済指標は:

10月のニューヨーク連銀製造業景況指数、8月の耐久財受注、8月の小売売上高、7月の製造業受注、8月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は市場予想を上回りました。また、8月の消費者物価指数は市場予想と一致しました。一方、10月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、9月のISM非製造業景況指数、9月のISM製造業景況指数、9月のミシガン大学消費者信頼感指数、8月の鉱工業生産指数、8月のシカゴ購買部協会景気指数は市場予想を下回りました。経済指標は66負で、景気・金利の両面で中立です

 

米国の8月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比2.2万人増で、市場予想の7.5万人増を下回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.2%から悪化しました。雇用は、景気面では弱気材料ですが、利下げペースが上がるという面では強気材料です。なお、9月の雇用統計の発表は延期されています。

 

米国の住宅関連の指標は:

8月の新築住宅販売件数、8月の中古住宅販売件数、7月の住宅着工件数は市場予想を上回りました。一方、9月の住宅市場指数、7月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想を下回りました。6月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+2.1%で、市場予想を下回りました。住宅関連の指標は33負で、景気・金利の両面で中立です

 

欧米日の金融政策は:

FRBは利下げに慎重な姿勢を崩していませんが、9月のFOMCで利下げの再開を決定し、さらに年内に2回の利下げを見込んでいます。ECBは、9月の会合でも利下げを見送り、中銀預金金利を2.00%に据え置きました。日銀は、9月の金融政策決定会合でも0.5%の金利水準を維持しました。一方で、保有している上場投資信託(ETF)や不動産投資信託(REIT)を段階的に売却していく方針を示しました。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER19.51PBR1.73となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE8.8%となり、これは3か月前より0.2ポイント悪化しています。一方、今期予想利益の伸率は-6.8%で、こちらは3か月前より4.1ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowの上昇と歩調を合わせて上げました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+3.9%となり、日経平均の割高幅は1480円から1890円に縮小しました。プレミアム値は、ここ一週間、+820円~+1890円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、2.35ポイントから2.34ポイントに縮小しましたが、ドル円相場は円安方向に推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。日経平均も同様に、短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。

 

1029日の米国市場では、FOMCの結果公表およびパウエルFRB議長の会見のほか、アルファベット、マイクロソフト、ボーイング、キャタピラー、ベライゾン・コミュニケーションズ、オートマティックデータなどの四半期決算が注目されるでしょう。引き続き、米中貿易摩擦や連邦政府閉鎖、米銀行の信用不安、長期金利の動向なども株式相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲を上ぶれしました。上値は想定ラインを410円ほど上回り、下値は想定ラインを660円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド+2σ(現在51410円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド+1σ+800円(現在50310円近辺)が下値の目安となります。

 

日経VIは、依然として20を大きく上回る高水準にあります。また、信用の売り圧力は、強まりました。日経平均は大幅に続伸しましたが、個別銘柄は売り優勢となっていることもあり、FOMCや日銀の金融政策決定会合の結果次第ですが、目先は上昇一服となる可能性が高そうです。



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Tuesday, October 28, 2025

[2025/10/28]今後の日経平均の見通し

[市況]

1027日、NYDowNASDAQは上昇しました1028日の日経平均先物は、前日比30円安で寄り付くと、午前中は30円安から350円安の間で上下し、午後は70円安から430円安の間で上下して、結局、130円安で取引を終えました。日経平均の終値は293円安の50219円で、出来高は22.93億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅を縮めました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態です。

空売り比率は、5日平均を3日連続で下回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、弱い状態です。

 

1027日の米国市場では、ベッセント財務長官の「トランプ大統領と習近平国家主席が今週協議するための『非常に成功した枠組み』が存在する」との発言を受け、米中対立が緩和に向かうとの期待が強まり、主力株を中心に買いが優勢となりました。FRBが今週のFOMCで追加利下げに踏み切るとの観測も投資家心理を支えました。NYDowNASDAQ3日続伸しました。

1028日の日本市場では、前日に日経平均が史上初めて終値で5万円の大台に乗せたとあって、達成感から利益確定の売りが優勢となりました。売り一巡後は押し目買いが相場の下値を支えましたが、午後に入り外国為替市場で円高ドル安が進行すると、歩調を合わせる形で株価指数先物に売りが膨らみ、指数を押し下げました。結局、日経平均は反落しました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の上にあります。短期トレンドには青信号が点灯しています。

総合乖離率は+46.2%と前日よりプラス幅を縮め、200日線との乖離率も+25.6%とプラス幅を縮めました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドにも青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、9日線・25日線・200日線の上にあります。

 

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQも、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには青信号が点灯しています。中期トレンドにも青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+6.9ポイントとプラス幅を縮め、日平均が3470円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+16.6ポイントとプラス幅を拡げ、日経平均8340円ほど割高であることを示しています

 

日経VI27.33と前日より低下し、VIX15.94と前日より低下しました。日経VIは、投資家が不安心理を強めているとされる20を依然として大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-3.59、米国-0.41と日本が3.18ポイント割安ですが、OECD2025年予想GDP伸び率の日米差(日本が+2.5、米国が+4.3)1.8ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より1.38ポイント(日経平均換算で18080円)割安となっています。

 

市場は現在、「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「中東やウクライナをめぐる地政学的リスク」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の46月期のGDP確定値は前期比年率3.8%増で、改定値の3.3%増を上回りました。また、46月期の米企業の決算は、概ね好調です。

 

米国の経済指標は:

10月のニューヨーク連銀製造業景況指数、8月の耐久財受注、8月の小売売上高、7月の製造業受注、8月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は市場予想を上回りました。また、8月の消費者物価指数は市場予想と一致しました。一方、10月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、9月のISM非製造業景況指数、9月のISM製造業景況指数、9月のミシガン大学消費者信頼感指数、8月の鉱工業生産指数、8月のシカゴ購買部協会景気指数は市場予想を下回りました。経済指標は66負で、景気・金利の両面で中立です

 

米国の8月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比2.2万人増で、市場予想の7.5万人増を下回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.2%から悪化しました。雇用は、景気面では弱気材料ですが、利下げペースが上がるという面では強気材料です。なお、9月の雇用統計の発表は延期されています。

 

米国の住宅関連の指標は:

8月の新築住宅販売件数、8月の中古住宅販売件数、7月の住宅着工件数は市場予想を上回りました。一方、9月の住宅市場指数、7月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想を下回りました。6月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+2.1%で、市場予想を下回りました。住宅関連の指標は33負で、景気・金利の両面で中立です

 

欧米日の金融政策は:

FRBは利下げに慎重な姿勢を崩していませんが、9月のFOMCで利下げの再開を決定し、さらに年内に2回の利下げを見込んでいます。ECBは、9月の会合でも利下げを見送り、中銀預金金利を2.00%に据え置きました。日銀は、9月の金融政策決定会合でも0.5%の金利水準を維持しました。一方で、保有している上場投資信託(ETF)や不動産投資信託(REIT)を段階的に売却していく方針を示しました。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER19.17PBR1.70となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE8.9%となり、これは3か月前より0.2ポイント悪化しています。一方、今期予想利益の伸率は-6.6%で、こちらは3か月前より3.8ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前日のNYDowが上昇したにもかかわらず下落しました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+3.1%となり、日経平均の割高幅は1670円から1480円に縮小しました。プレミアム値は、ここ一週間、+820円~+1670円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、2.38ポイントから2.35ポイントに縮小しました。ドル円相場は円高方向に推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。日経平均も同様に、短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。

 

1028日の米国市場では、8月のS&Pコアロジック/ケース・シラー住宅価格指数や、10月のコンファレンスボード消費者信頼感指数のほか、D.R.ホートン、キャリア・グローバル、ネクステラ・エナジー、ロイヤル・カリビアン・クルーズ、ユナイテッドヘルス・グループ、コーニング、MSCI、ザイレムなどの四半期決算が注目されるでしょう。引き続き、米中貿易摩擦や連邦政府閉鎖、米銀行の信用不安、長期金利の動向なども株式相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲内で推移しました。上値は想定ラインを560円ほど下回り、下値は想定ラインを240円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド+2σ-400円(現在50540円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド+1σ+200円(現在49370円近辺)が下値の目安となります。

 

日経VIは、依然として20を大きく上回る高水準にあります。一方、信用の売り圧力は、弱い状態です。きょうの日経平均は反落しましたが、FOMCや日銀の金融政策決定会合の結果が判明するまでは、上昇傾向は続きそうです。



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Monday, October 27, 2025

[2025/10/27]今後の日経平均の見通し

[市況]

1024日、NYDowNASDAQは上昇しました1027日の日経平均先物は、前日比700円高で寄り付くと、午前中は680円高から1230円高と上昇幅を拡げ、午後は930円高から1310円高と上昇幅を拡げて、結局、1270円高で取引を終えました。日経平均の終値は1212円高の50512円で、出来高は19.27億株と高水準でした。

高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅を拡げました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態ですが、買われ過ぎの水準です。

空売り比率は、5日平均を2日連続で下回りました。個別銘柄への信用の売り圧力は、弱まりました。

 

1024日の米国市場では、朝方に発表された9月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことから、FRBが来週の会合で利下げ継続を決めるとの観測が強まり、主力株に買いが向かいました。また、S&Pグローバルが発表した10月の製造業・サービス業PMI速報値がともに前月から改善されたことも、投資家心理の支えとなりました。NYDowNASDAQは続伸しました。

1027日の日本市場では、FRBによる利下げ継続観測を背景に前週末の米株式相場が上昇した流れが引き継がれ、運用リスクをとる動きが優勢となりました。米中がおこなった5度目の貿易協議で、中国はレアアースの輸出規制を1年延期し、米国は100%の対中関税発動を見送る、との方針が示され、米中融和への期待が高まったことも、投資家心理を支えました。日経平均は大幅に続伸し、終値で史上初めて5万円台に乗せました。

 

[テクニカル視点]

日経平均は、9日線と25日線の上にあります。短期トレンドには青信号が点灯しています。

総合乖離率は+49.2%と前日よりプラス幅を拡げ、200日線との乖離率も+26.5%とプラス幅を拡げました。一目均衡表では雲の上にあります。3つの要素すべてがプラスであり、中期トレンドにも青信号が点灯しています。

ドルベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は、9日線・25日線・200日線の上にあります。

 

NYDowは、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。NASDAQも、9日線・25日線・200日線の上にあります。一目均衡表では雲の上にあります。米国市場の短期トレンドには青信号が点灯しています。中期トレンドにも青信号が点灯しています。

 

日経平均とNASDAQ200日移動平均乖離率の差は、+9.8ポイントとプラス幅を拡げ、日平均が4950円ほど割高であることを示しています。また、NYDowとの差は、+18.2ポイントとプラス幅を拡げ、日経平均9190円ほど割高であることを示しています

 

日経VI28.68と前日より上昇し、VIX16.37と前日より低下しました。日経VIは、投資家が不安心理を強めているとされる20を依然として大きく上回っています。

 

[ファンダメンタルの現状認識]

イールドスプレッドは、日本-3.49、米国-0.35と日本が3.14ポイント割安ですが、OECD2025年予想GDP伸び率の日米差(日本が+2.5、米国が+4.3)1.8ポイント日本が下回っています。これらを勘案すると、ファンダメンタルでは、中長期的に日本市場は米国市場より1.35ポイント(日経平均換算で17880円)割安となっています。

 

市場は現在、「米関税政策が世界経済に与える影響」「中国景気が世界経済や金・穀物・原油価格に与える影響」「米国の景気・雇用状況・住宅市況」「中東やウクライナをめぐる地政学的リスク」「為替の動向」といった事柄を材料視しているようです。

 

米国の46月期のGDP確定値は前期比年率3.8%増で、改定値の3.3%増を上回りました。また、46月期の米企業の決算は、概ね好調です。

 

米国の経済指標は:

10月のニューヨーク連銀製造業景況指数、8月の耐久財受注、8月の小売売上高、7月の製造業受注、8月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は市場予想を上回りました。また、8月の消費者物価指数は市場予想と一致しました。一方、10月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、9月のISM非製造業景況指数、9月のISM製造業景況指数、9月のミシガン大学消費者信頼感指数、8月の鉱工業生産指数、8月のシカゴ購買部協会景気指数は市場予想を下回りました。経済指標は66負で、景気・金利の両面で中立です

 

米国の8月の雇用統計によれば、非農業部門の就業者数は前月比2.2万人増で、市場予想の7.5万人増を下回りました。また、失業率は4.3%で、前月の4.2%から悪化しました。雇用は、景気面では弱気材料ですが、利下げペースが上がるという面では強気材料です。なお、9月の雇用統計の発表は延期されています。

 

米国の住宅関連の指標は:

8月の新築住宅販売件数、8月の中古住宅販売件数、7月の住宅着工件数は市場予想を上回りました。一方、9月の住宅市場指数、7月の中古住宅販売仮契約指数は市場予想を下回りました。6月のS&Pケース・シラー住宅価格指数(主要20都市圏の価格指数)は前年同月比+2.1%で、市場予想を下回りました。住宅関連の指標は33負で、景気・金利の両面で中立です

 

欧米日の金融政策は:

FRBは利下げに慎重な姿勢を崩していませんが、9月のFOMCで利下げの再開を決定し、さらに年内に2回の利下げを見込んでいます。ECBは、9月の会合でも利下げを見送り、中銀預金金利を2.00%に据え置きました。日銀は、9月の金融政策決定会合でも0.5%の金利水準を維持しました。一方で、保有している上場投資信託(ETF)や不動産投資信託(REIT)を段階的に売却していく方針を示しました。


日経平均採用銘柄全体では、今期予想PER19.41PBR1.72となっています。直近の四半期決算発表に伴い、企業の今期収益力の見通しである予想ROE8.9%となり、これは3か月前より0.2ポイント悪化しています。一方、今期予想利益の伸率は-6.5%で、こちらは3か月前より4.0ポイント改善されています。


[今後の見通し]

日経平均は、前週末のNYDowの上昇と連動して上げました。NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+3.5%となり、日経平均の割高幅は1040円から1670円に拡大しました。プレミアム値は、ここ一週間、+820円~+1670円の間で推移しています。

 

日米の長期金利の差は、2.34ポイントから2.38ポイントに拡大しました。ドル円相場は円安方向に推移しました。

 

テクニカル面を見ると、米国市場は短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。日経平均も同様に、短期的には上昇トレンドで、中期的にも上昇トレンドです。

 

1027日の米国市場では、9月の耐久財受注のほか、キューリグ・ドクター・ペッパーなどの四半期決算が注目されるでしょう。引き続き、米中貿易摩擦や連邦政府閉鎖、米銀行の信用不安、長期金利の動向なども株式相場に影響を与えそうです。

 

きょうの日経平均は、想定範囲を上ぶれしました。上値は想定ラインを400円ほど上回り、下値は想定ラインを1020円ほど上回りました。目先は、ボリンジャーバンド+2σ+100円(現在50760円近辺)が上値の目安に、ボリンジャーバンド+1σ+700円(現在49620円近辺)が下値の目安となります。

 

日経VIは、依然として20を大きく上回る高水準にあります。一方、信用の売り圧力は、弱まりました。米中関係改善への期待を背景に、日経平均は大幅に続伸し、ボリンジャーバンド+2σに沿った動きに復帰しました。FOMCや日銀の金融政策決定会合までは、上昇傾向が続きそうです。



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