Thursday, March 13, 2008

<080313>日経平均の今後の見通し

[市況]
12日のNYSEとNASDAQが下落したことを受けて、日経平均は120円ほど安く寄りつき、その後も終日下落が続き、結局427円安で引けました。出来高は21.1億株と低水準で、外人は20万株の売り越しとなり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は-433とマイナス幅は大幅に増加して、個別銘柄は"売り"が優位となっています。
12日の米国株式市場では朝方は昨日の流れを受けて上昇して始まったものの、原油先物相場が1バレル110ドルの大台に初めて乗せたことや、ドルが対ユーロで再び過去最安値を更新するなど下落したことで、インフレ圧力が強まるとの懸念から、株式市場では売りが優勢となったよです。
13日の日本市場では円相場が午後、1ドル=100円02銭と1995年11月以来、12年4ヶ月ぶりの高値圏に上昇する場面があり、輸出企業を中心に業績悪化懸念が強く意識され、ハイテクや自動車株が下落。また、米金融不安と株安懸念も根強く、大手銀行など金融株も下落し、ほぼ全面安となりました。

[テクニカル視点]
一目均衡表では雲の1200円下に在り、総合乖離率は-40.9%となりマイナス幅は拡大し、200日線との乖離率は-22.1%に拡大しました。3つとも依然マイナス幅は大きく、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は米国企業決算を受けて年度替りとなり、0.9ポイントとかなり縮まりました。テクニカルから見た割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が9.2ポイント下回わり、売られ過ぎ感はさらに拡大しました。米国市場のチャートはNasdaqは1月安値を更新してしまいましたが、Dowは1月安値を更新することなくリバウンドしましたが、まだ9日平均線を抜いていませんので安心はできません。日経平均は小幅ながら安値を更新してしまいました。

[ファンダメンタルの現状認識]
FRBによる金融市場への流動性供給は、日本市場への影響としては長続きしませんでした。短期上昇トレンド転換の為には、やはり、FRBの緊急利下げや、モノラインへの公的資金注入という強力な材料が必要なようです。

[今後の見通し]
日経平均は一昨日の安値を小幅ながら更新してしまいましたので、反転上昇とはなりませんでした。しかし、目先、売られ過ぎを示す指標も出始めましたので、反転は近いように思います。短期に反発に転じるとすれば、セリング・クライマックに繋がる動きが出ることも想定しておいた方が良いように思います。

なるほどと思ったら下をクリック!

今日の強気・弱気材料はこちら=>今日の強気・弱気材料

注目銘柄、日経平均チャートについてはYS総合研究所HPも参考にしてください