Friday, February 22, 2008

<080222>日経平均の今後の見通し

[市況]
21日のNYSEとNASDAQが下落したことを受けて、日経平均は160円ほど安く寄りつき、前場は軟調に推移、後場は多少もどし、結局187円安で引けました。出来高は20.9億株と低水準ながら、外人は280万株の売り越しとなり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は+95とプラス幅は縮小したものの、個別銘柄は"買い"が有利な状況を維持しました。
20日の米国株式市場ではフィラデルフィア連銀の景気指数はマイナス幅が拡大し、市場予想を大きく下回り、1月の景気先行指標総合指数は4カ月連続のマイナス、失業保険申請数が米労働市場の厳しさを示す内容など、弱い内容の経済指標の発表を受け、時間の経過とともに下げ幅を広げました。
21日の日本市場では米国市場の下落と円高を嫌気して大幅に下落して始まり、売り一巡後も、週末で積極的な売買が手控えられる中、手掛かり難から方向感を欠く展開となりました。

[テクニカル視点]
一目均衡表では雲の1200円下で、総合乖離率は-24.1%となりマイナス幅は拡大、200日線との乖離率は-17.0%に縮小、3つとも依然マイナス幅は大きく、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は依然大きく、テクニカルから見た割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が5.7ポイント下回るところまで縮小し、改善方向は維持しました。今後も日米差の改善の動きが継続するかどうかに注目する必要があります。

[ファンダメンタルの現状認識]
昨日の米国市場は複数の経済指標の悪化には素直に反応したようです。インフレ懸念よりは景気後退を気にしていると云うことのようです。週末を控えて日本独自の動きはありませんでした。ここ暫くは、モノラインの格下げ懸念vs信用強化策期待や企業業績の明暗、景気悪化を示す経済指標vs景気対策などの好悪材料の綱引きが続きそうです。いずれにせよ、根本的には米国の住宅価格の下落が止まる必要があると思われますので、時間がかかりそうです。

[今後の見通し]
今日は下落しましたが、日経平均は25日線の上で踏みとどまりまり、高値更新銘柄数が勝り、投資家のマインドは買いが続いています。しかし、日・米国市場とも三角持ち合いの状態は変わっていませんので、煮詰まったところで、上か下のどちらかに大きく動くことになりそうです。来週に方向がハッキリしそうです。上に行くにはモノライン問題に明るい材料が欲しいところです。

《注目銘柄、材料、日経平均チャートについては右のLINKにある"YS総合研究所HP"も参考にしてください
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