Wednesday, February 20, 2008

<080220>日経平均の今後の見通し

[市況]
19日のNYSEとNASDAQが下落したことを受けて、日経平均は30円ほど安く寄りつき、前場は売りに押される展開で、後場に入り一本調子でさらに下落し、結局447円安で引けました。出来高は23.9億株と高水準で、外人は450万株の買い越しとなりましたが、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は+25とプラス幅は大幅に縮小しました。かろうじてプラスを維持していますので、個別銘柄はまだ多少"買い"が有利な状況です。
15日の米国株式市場は原油や金価格上昇でエクソンモービルやデュポンなどエネルギーや資源株が買われ、ダウ平均は150ドル超上昇する場面もありましたが、引け際に原油などが急騰すると次第にハイテクなど景気敏感株に売りが優勢となったようです。18日の日本市場では前場はインフレ懸念から株式相場の先行き警戒感から軟調な展開となりました。後場はアジアの株式相場の下落や一部で伝わった米投資ファンドに絡んだ資金繰りを巡る報道が下げに拍車をかけたようです。

[テクニカル視点]
一目均衡表では雲の1700円下まで拡大し、総合乖離率は-28.7%となりマイナス幅は拡大、200日線との乖離率も-18.3%と拡大、3つとも依然マイナス幅は大きく、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は依然大きく、テクニカルから見た割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が7.1ポイント下回るところまで拡大し、改善方向は一旦途絶えてしまいました。今後も日米差の改善の動きが継続するかどうかに注目する必要があります。

[ファンダメンタルの現状認識]
米投資ファンドに絡んだ資金繰り悪化の報道があり、今日は日本市場は大きく売られました。ここ暫くは、モノラインの格下げ懸念vs信用強化策期待や企業業績の明暗、景気悪化を示す経済指標vs景気対策などの好悪材料の綱引きが続きそうです。いずれにせよ、根本的には米国の住宅価格の下落が止まる必要があると思われますので、時間がかかりそうです。

[今後の見通し]
米国市場上昇と云う支援材料なく、日本市場は2月4日の高値を抜けずに大幅下落して25日線も割ってしまいました。この結果、日・米国市場とも三角持ち合いの状態となりました。煮詰まったところで、上か下のどちらかに大きく動くことになりそうです。ここ数日が正念場のようです。

《注目銘柄、材料、日経平均チャートについては右のLINKにある"YS総合研究所HP"も参考にしてください
人気ブログランキングへのクリックもお願いします。》