Thursday, February 14, 2008

<080214>日経平均の今後の見通し

13日のNYSEとNASDAQが大幅上昇したことを受けて、日経平均は前日比190円ほど高く寄りつき、その後も堅調な動きとなり、後場一段と高くなり、結局558円高で引けました。出来高は21.9億株と低水準ながら、外人は久々に640万株の買い越しとなり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は+110とプラス転換しました。個別銘柄は"買い"が有利な状況となりました。
13の米国株式市場では1月の米小売売上高が市場予想を上回ったことが好感され、アプライド・マテリアルズの決算が予想を上回り、ハイテク株が幅広く買われました。
14日の日本市場では前日の米市場大幅上昇と円安に加え、寄り付き前に発表された昨年10―12月期のGDP速報値が市場予想を大幅に上回ったことが好感され、全面高の展開となりました。
一目均衡表では雲の1600円下まで改善し、総合乖離率は-24.4%となりマイナス幅は大幅縮小、200日線との乖離率も-16.8%と大幅縮小、しかし3つとも依然マイナス幅は大きく、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は依然大きく、テクニカルから見た割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が8.1ポイント下回るところまで縮小し大分改善されましたが、この面での割安感も依然として大きいものがあります。
日米でポジテイブ・サプライズがあり大幅上昇しました。しかし、まだまだ他の経済指標等で悪材料も考えられます。ここ暫くは、モノラインの格下げ懸念vs信用強化策期待や企業業績の明暗、景気悪化を示す経済指標vs景気対策などの好悪材料の綱引きが考えられます。いずれにせよ、根本的には米国の住宅価格の下落が止まる必要があると思われますので、時間がかかりそうです。日本固有の好材料も出ましたが、やはりここ暫くは米国市場の動きと外人買の動向など、外部要因に影響されることが予想されます。日本市場では久々に外人の買い越しとなり、個別銘柄の買い有利状態に転換しました。まだ楽観はできませんが、25日線を抜き、高値更新銘柄数が勝り、買いが有利な状況になってきましたので、ここからは2月4日の高値13889円を大きく抜けるかどうかに注目したいと思います。抜ければ75日線までの戻りも視野に入ります。しかし、14400円前後にボリンジャーバンド+2σがありますので、時間がかかりそうです。

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