Tuesday, February 19, 2008

<080219>日経平均の今後の見通し

[市況]
18日のNYSEとNASDAQは休場でしたが、日経平均は120円ほど高く寄りつき、前場は売りに押される場面がありましたが、後場上昇に転じ、結局122円高で引けました。出来高は21.4億株と低水準ながら、外人は50万株の買い越しとなり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は+194とプラス幅は縮小しました。プラスを維持していますので、個別銘柄は"買い"が有利な状況が続いています。
15日の米国株式市場は祝日でしたが、カタール投資庁が欧米金融機関の株式を取得するとの報道や英政府によるノーザン・ロックの一時国有化発表を受けて欧州市場が堅調でした。18日の日本市場では寄り付きは欧州市場の流れを受けて高く始まりましたが、前場小反落の後、後場ドバイの政府系投資会社が日本株への追加投資を模索との報道をきっかけに、後場は買い戻どされ上げ幅が200円を超える場面もありました。しかし引けにかけ、円高に振れたこともあり、日経平均は伸び悩んで終了しました。

[テクニカル視点]
一目均衡表では雲の1300円下まで改善し、総合乖離率は-20.2%となりマイナス幅は若干縮小、200日線との乖離率も-16.5%と若干縮小、しかし3つとも依然マイナス幅は大きく、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
一方、金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの割安感は依然大きく、テクニカルから見た割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が5.1ポイント下回るところまで縮小し、かなり改善されてきました。この動きが継続するかどうかは非常に重要です。

[ファンダメンタルの現状認識]
銀行の信用力強化にプラスの報道があり、今日も日本市場は買われました。一方でサブプライムローン問題がクレジットカード、自動車ローンに波及、与信枠縮小傾向との報道もあり、ここ暫くは、モノラインの格下げ懸念vs信用強化策期待や企業業績の明暗、景気悪化を示す経済指標vs景気対策などの好悪材料の綱引きが続きそうです。いずれにせよ、根本的には米国の住宅価格の下落が止まる必要があると思われますので、時間がかかりそうです。

[今後の見通し]
日本市場は2月4日の高値に迫るところまで上昇してきましたが、短期上昇トレンド入りの為には、大きく抜く必要があります。その為には米国市場の上昇と外人の買い越しなど、外部要因の支援が必要です。日本市場は出来高が盛り上がりに欠け、先物主導となり易く、価格の振れも大きそうですが、25日線を抜き、高値更新銘柄数が勝り、外人も買い越し傾向となり、投資家のマインドが改善し、個別銘柄は買い有利な状態が続いていますので2月4日の高値を抜く環境は整いつつ有ります。抜ければ75日線(14800円前後)までの戻りも視野に入りますが、当面は14100円前後(数日後のボリンジャーバンド+2σの位置)を目標にするのが無難と思います。

《注目銘柄、材料、日経平均チャートについては右のLINKにある"YS総合研究所HP"も参考にしてください
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