Monday, October 30, 2006

日経平均の今後の見通し061030

日経平均は米国市場の原油高を原因とするインフレ懸念による金利上昇と景気後退懸念による2ヶ月の下落(4月-6月)の後、一旦リバウンドして6月に200日線まで戻し、その後、7月中旬にボリンジャー・バンド下限近くまで下落し、再びリバウンドして8月にボリンジャー・バンド上限付近まで上昇した後、8月末に25日移動平均線まで下落、三度リバウンドして9月初旬にボリンジャー・バンド上限付近まで上昇し、その後9月下旬にボリンジャー・バンド下限近くまで下落し、そこから10月上旬ボリンジャー・バンド上限付近までもどし、10月下旬に直近高値を更新して一服して25日移動平均まで下落している状態です。先週末米国の7-9期GDPの伸び率が+1.6%と予想より低かったことからNYSEとNASDAQが大きく下落したことを受けて、日経平均は150円ほど安く寄り付いた後、下落が続き、結局317円の大幅安で引けました。出来高は18.6億株と高水準ながら、外人は840万株の売り越しで、安値更新銘柄数が増加し、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差はマイナスに転換しました。米国株安と外人の売り越しが重なり日経平均は大きく下落しました。当面の目標であった25日移動平均線まで下落してしまいました。中間決算発表が始まりましたが直近は期待に反して3.9%と返って下方修正気味です。大変気になります。このままでは、市場はさらに下落に向かいそうな気配です。中間決算発表が業績の情報修正に転換しないと、次の目標となるボリンジャーバンドの下限15750円を覚悟する必要があります。しかし、日経平均は9月高値を抜きましたので、チャート的には、中期的な上昇トレンドは維持していると考えられます。中間決算発表結果による今期の予想増益率の変化次第では15500~16500のボックス相場から抜け出す可能性はまだ有りますが、短期的には下落する可能性が高いと考えられます。今後の中期的な見通しについては、米国市場が強い動きが続き、外人買いが入り、決算発表により増益率が大幅改善されれば、日経平均は上昇トレンドを維持して、17000円を抜く上昇も考えられます。しかし、米国市場が弱く外人買いが入らない場合は、16500円が上限との見方が妥当でしょう。
《材料や参考銘柄、日経平均チャートについては左のLINKにある"YS総合研究所HP"も参考にしてください。》