日経平均の予想: 日経平均の今後の見通し060905

Tuesday, September 05, 2006

日経平均の今後の見通し060905

日経平均は米国市場の原油高を原因とするインフレ懸念による金利上昇と景気後退懸念による下落(4月-6月)の後、一旦リバウンドして200日線まで戻し(6月)、その後、ボリンジャー・バンド下限近くまで下落し(7月中旬)、再びリバウンドしてボリンジャー・バンド上限付近まで上昇(8月)した後、25日移動平均線まで下落(8月末)、三度リバウンドしている状態です。昨夜はNYSEとNASDAQは祝日の為休場。日経平均は午前中は安かったものの、企業収益の改善期待や外国人投資家の日本株買い観測が根強く、午後上昇し、結局27円高で引けました。高値更新銘柄数はは若干減少したものの増加傾向は維持、出来高は17.6億株と増加し、外人は1420万株の大幅買い越しでした。今日も買いエネルギーが増加し、外人買いも買い越しを継続して、引き続き堅調な動きです。しかし、明日の米国市場の結果を見ようとする向きも多く、大幅には上昇出来ませんでした。当面の上値目標のボリンジャーバンド上限値と8月高値を簡単に抜きましたので、次の目標値を16700円に再設定しても良さそうでが、ここで、もたつくと下落リスクが高まります。中期的には、日本のGDPの今年の伸び率が6月12日に上方修正されたことで、GDP考慮後のイールド・スプレッドの日米差がプラスに転じて日本市場の割安感が出てきたと云う好材料もありますので、米国市場よりは高めに推移しそうです。第一四半期の業績は良かったものの年間の増益修正発表には至らずに、中間決算発表期待(10月~11月)となりました。ここからは、市場は事前に年間の好業績を織り込む強い動きとなる可能性も有り、合わせて、米国市場が強い動きになれば17000円前後までの上昇も有りそうです。[材料や参考銘柄、日経平均チャートについては左のLINKにある"YS総合研究所HP"も参考にしてください。]

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