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Tuesday, April 30, 2013

[2013/04/30]今後の日経平均の見通し


[市況]
29
日のNYDowNASDAQは上昇しました。30日の日経平均先物は、前日比120円安で寄り付き、午前中は90円安から170円安の範囲でもみ合う動きでした。午後は50円安まで下げ幅を縮める動きとなり、結局70円安で取引を終わりました。日経平均の終値は23円安の13860円で、出来高は34.05億株と比較的高水準でした。寄り付き前の外国人の売買注文は620万株の買い越しで、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅が縮小しました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利な状況です。
29
日の米国市場では、欧州市場が上昇したことや、3月の仮契約住宅販売指数が市場予想を上回る伸びを示したことで、買いが優勢となりました。
30日の日本市場では、米国市場は上昇したものの、円相場が1ドル97円台後半に上昇したことで、輸出関連の主力株が売られ、小幅に続落しました。20133月期決算発表内容を見極めたいとの様子見気分も影響しました。

[テクニカル視点]
日経平均は25日線、9日線の上に在ります。短期トレンドは青信号が点灯しています。総合乖離率は+57.5%でプラス幅が縮小しました。200日線との乖離率は+36.1%でプラス幅が縮小しました。日経平均は一目均衡表の雲の上に在ります。3つの要素がプラスですので、中期トレンドは青信号が点灯しています。
また、ドル・ベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は200日線、25日線、9日線の上に在ります。
NYDowは、200日線、25日線、9日線の上に在ります。一目均衡表では雲の上に在ります。
NASDAQは、200日線、25日線、9日線の上に在ります。一目均衡表では雲の上に在ります。米国市場の短期トレンドは青信号が点灯しています。中期トレンドは青信号が点灯しています。
日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が29.3ポイント割高(強い動き)であることを示しています。日本市場の割高幅は0.5ポイント縮まりました。

[
ファンダメンタルの現状認識]
イールドスプレッドの日米差は、OECD2013年予想実質GDP伸び率の日米差(-1.3ポイント)と金利差、予想PERを考慮した結果、ファンダメンタル面では、日本市場が米国市場に比べ 2.95イント割高です
市場は現在、「アベノミクスによる日本経済のデフレ脱却の可能性」、「世界の景気と金・穀物・原油価格の動き」、「米国の景気、雇用状況、住宅市況と追加金融緩和の行方」、「欧州の債務問題による金融不安の再燃」、「新興国の景気と金利動向」、「為替の動向」といった事柄を材料としているようです。
米国の10-12月期のGDP確定値は年率+0.4%と改定値から0.3ポイント上方修正となりました。ここからは、1-3月期の米主要企業の決算発表内容が注目されそうです。
経済指標では、3月の鉱工業生産指数、2月の製造業受注額は市場予想を上回りましたが、3月の耐久財受注、4月のフィラデルフィア連銀景気指数、4月のニューヨーク連銀景気指数、3月の小売売上高、4月のミシガン大学消費者信頼感指数速報値、3月のISM非製造業景況指数、3ISM製造業景況指数、3月のシカゴ購買部協会景気指数、3月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は予想以下でした。
3月の雇用統計は就業者数が前月比8.8万人増で、市場予測の19万人増を大幅に下回りました。失業率は7.7%から7.6%に改善しました。
一方、住宅関連では3月の仮契約住宅販売指数、3月の新築住宅販売件数、3月の住宅着工件数は予想以上でしたが、3月の中古住宅販売、3月の住宅市場指数は予想以下でした。1月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数は前月比で1.0%上昇し、市場予想の0.9%上昇を上回りました。12ヶ月連続の上昇となり改善傾向が続いています。
雇用と住宅関連は回復しつつあるものの雇用は低水準で、金融緩和継続の主な原因となっています。また、中国のPMIは改善傾向ながらユーロ圏PMIが低迷しており、世界経済の先行き不透明感は残っています。
ギリシャ、ポルトガル、イタリア、スペインなど欧州各国の財政赤字による国債の金利上昇は一服しているものの金融システム不安再燃への懸念を残しています。また、G20での2013年に財政赤字半減との目標は2016年まで棚上げされましたが、需要不足からの世界景気の後退リスクが背景に有り、先進国の財政赤字に対する根本的な解決にはかなり時間が掛かりそうです。長期金利への影響や金融機関の不良資産の増加と投資家のリスク許容度の低下が、今後も懸念されます。このような環境の下で、FRBは無期限のQE3の実施12年先のインフレ見通し2.5%を上回らない限り、失業率が6.5%以下になるまで短期金利を超低金利で維持すると表明しました。また、ECBは無制限の国債買い入れを発表し、日銀は1月に2%のインフレ目標設定と2014年から毎月13兆円の金融資産を無制限に買い入れることを決めましたので、通貨安競争となっています。
金融不安の気配を知る上で、金融機関間の取引金利の推移に留意することが肝要です。ちなみに、指標となるLIBORドル3ヶ月物金利の推移は0425  0.2756% 0426  0.2756% 0427  0.2741%となり、過去14ヶ月は低下傾向です。直近6ヶ月も緩やかに低下傾向です。2010年のギリシャ財政危機直前の20110503日の0.346%を下回っていますので、金融システム危機懸念は後退していることを示しています。ここ2年の最高金利は201215日の0.5825%でした。
一方、日経平均採用銘柄全体では、3月期決算発表に伴い、予想PER22.6PBR1.47ROE6.5%となっています。

[
今後の見通し]
日経平均は、NYDowの上昇にも拘らず下げました。その結果、NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+3.8%となり、日経平均は500円の割高で、割高幅が縮小しました。プレミアム値は、ここ一週間、+290円 ~+650円の間で推移しています。日本市場は、短期的にはドル・ベースでは米国市場に比べ、強い動きが続いていますが、今日は強い動きが減速しました。
一方、日経平均を中長期的に米国市場と比較すると、テクニカルには割高で、ファンダメンタルにも割高です。
日経平均は、ここからも、米国市場をにらみながら、為替の動向が鍵となりそうです。為替面では日米金利差の推移が引き続き重要ですが、今日の長期金利差は1.06と縮小し、ドル円は、円高方向の動きでした。直近の米国長期金利は低下傾向で、円安圧力は弱まりつつあります。
テクニカルには、米国市場は、中期上昇トレンドで、短期も上昇トレンドです。一方、日経平均は中期上昇トレンドで、短期も上昇トレンドです。
ファンダメンタル面では、EU政府債務問題が欧米の銀行の不良債権となり金融危機が再来するか否か、世界の景気は拡大か後退か、米国の金融緩和は続くか否かが、今後もテーマとなりそうです。
目先の状況を分析すると、LIBOR銀行間金利は昨年年初から低下傾向で、直近の金利も緩やかに低下傾向です。これは、キプロスやギリシャのユーロ離脱やスペイン・イタリアの不良債権問題の懸念は後退し、EUの金融不安は当面回避されていることを示しています。また、米国の住宅指標は改善方向ですが、経済指標はまちまちで、直近の雇用統計は予想以下となり停滞ぎみです。また、1-3月期の決算内容は今のところまちまちです。世界景気の減速懸念は完全には払拭出来ていません。ただ、この状況が、米国の金融緩和が終了するとの懸念を後退させている点が株式市場にはプラスに作用しています。このような相場環境の中、30日の米国市場では、2月のS&Pケース・シラー住宅価格指数、4月のシカゴ購買部協会景気指数、4月の消費者信頼感指数やADM、ファイザーなどの決算発表が注目されそうです。
今日の日経平均は想定したボリンジャーバンド+2σと+1σの間でもみ合う動きとなりました。目先の日経平均は上昇中のボリンジャーバンド+2σ(現在14240円近辺)で下値はボリンジャーバンド+1σ(現在13670円近辺)の間の動きが想定されます。




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Saturday, April 27, 2013

[2013/04/28]今週の日経平均の見通し


[ファンダメンタルの現状認識]
先週の米国市場は、企業決算内容と経済指標はまちまちながら世界的な金融緩和の継続期待で上昇しました。一方、中長期的には、米国経済は緩やかに回復しつつあり、中東の地政学的リスクも後退しつつあるものの、米国の財政の崖問題及びEU諸国の緊縮財政による消費や雇用の停滞懸念、中国の経済成長の伸び鈍化などと、欧州の財政問題やアルゼンチンなどの国家破綻による金融不安再燃による信用収縮懸念に引き続き注意が必要です。
2013年の実質GDP伸率考慮後の日米市場のイールド・スプレッドの差は、日本市場が2.95ポイント割高となり、割高幅が縮小しました。その要因はS&P500PER14.0で、日経平均採用銘柄の今期予想PER23.0との差と日米金利差、GDP伸率差によるものです。これは、今の日経平均の価格には日本の2013年の日米のGDP伸び率差がOECD予想値に比べ2.9%分日本が上方修正されるか、又は、日経平均採用銘柄の今期予想PER13.6程度に企業業績が改善することが織り込まれているとも解釈できます。

[日経平均上昇の条件]
今後、日経平均がさらに上昇する為には次の前提条件が必要と思われます。
①米国市場の上昇、
②従来以上の今期の予想増益率のUP
③日米の金利差の拡大、
④日本の2013GDP予測値(現在+0.7%)の上方修正、
⑤外人の買い越し、

最近の動きを見ると、
   先週のNYDowの週足は陽線となりました。200日線の上に在り、一目均衡表の雲の上に在ります。米国市場は短期的に青信号で、中長期的にも青信号が点灯しています。今週は、住宅関連指標、4月の雇用統計などの経済指標や1-3月期の決算発表が株式相場に影響しそうですが、NYDowNasdaq25日線を上回れるか否かに注目する必要があります。
   日経225採用銘柄の今期予想増益率は7-9月期の決算発表に伴い前年比+30%と大幅な伸びとなっています。また、ROE予想値は1-3月期の決算に伴い6.3%から6.5%へ伸び率が改善しています。
   日米の長期金利は低下して、日米の金利差は1.13%から1.08%と縮小し、為替は99円台から97円台と円高方向の動きでした。今週は97円台から100円台の動きが想定されます。
   OECDによる日米の2013年の実質GDP伸び率は改定され日本が+0.7%で、米国は+2.0%と予想されていますので、この面では日本市場の方が1.3ポイント劣ります。
   43週は売り越しで44週は買い越しだった可能性が高く、今週は買い越しが予想されます。
5つのポイントのうち①⑤が強気材料で③が弱気材料した。今週も、①②③⑤が影響すると思われます。

[テクニカル視点]
日本市場をテクニカル面で見ると、NASDAQとの200日線乖離率差では、30.2ポイント割高となりました。先週比割高幅は1.5ポイント拡大しました。日本市場は米国市場に比べて強い動きが減速しました。
日経平均は、一目均衡表の雲の下に在ります。総合乖離率は+59.2%となり先週と比較してプラス幅が拡大しました。200日移動平均線乖離率は+36.7%となりプラス幅は拡大しました。3つがプラスですので中期トレンドは、青信号"が点灯しています。日経平均は25日線、9日線の上に在ります。短期的トレンドには"青信号"が点灯しています。
米国市場ではNY Dow200日線、25日線、9日線の上に在ります。一目均衡表の雲の上に在ります。Nasdaq200日線、25日線、9日線の上に在ります。一目均衡表の雲の上に在ります。短期的には青信号"で、中期的にも"青信号"が点灯しています。

[今週の見通し]
米国市場をファンダメンタル面で見ると、新興国の利上、資源高、住宅市況の低迷、中東政情、米国の財政の崖、南欧政府債務問題などのリスクは後退しているものの雇用指標の停滞、世界景気後退懸念が悪材料となっています。ただ、好材料としては、FRBによる超低金利が12年先のインフレ見通し2.5%を上回らない限り、失業率が6.5%以下になるまで継続されることや、日銀、ECBによる無制限の国債購入とFRBによる無期限のMBSの購入表明、日銀による2%のインフレターゲットの設定と異次元の強力な金融緩和が挙げられます。
テクニカルな面を見ると、米国市場は中期上昇トレンドで、短期も上昇トレンドです。日本市場は中期上昇トレンドで、短期も上昇トレンドです。
目先の状況を分析すると、米経済指標に予想以下が目立ち、財政の強制削減が一部発動され、今後の景気への影響が懸念されます。LIBORのドル3ヶ月物金利は下降傾向です。EU政府債務問題による金融危機懸念は後退していますが注意が必要です。引き続き、南欧各国の国債金利動向やイタリヤ政局やキプロス問題を見極める必要があります。一方、先週の為替は米国長期金利の低下傾向の中、日米金利差は縮小し、為替は円高方向の動きでした。米国長期金利の低下傾向は日経平均にはマイナスですので、今後も注意が必要です。
先週の日経平均は、想定よりは小動きでボリンジャー・バンド+2σと+1σの間の動きとなりました。今週の日経平均も米国市場や為替などを睨んだ動きとなりそうです。今週の日経平均の上値は、上昇中のボリンジャー・バンド+2σ(現在14170円近辺)で下値はボリンジャー・バンド+1σ(現在13610円近辺)想定されます




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Thursday, April 25, 2013

[2013/04/26]今後の日経平均の見通し


[市況]
25
日のNYDowNASDAQは上昇しました。26日の日経平均先物は、前日比60円高で寄り付き、午前中は80円高から80円安の範囲で下げに転じる動きでした。午後は70円高から60円安の範囲でもみ合う動きとなり、結局30円高で取引を終わりました。日経平均の終値は41円安の13884円で、出来高は39.49億株と比較的高水準でした。寄り付き前の外国人の売買注文は1300万株の買い越しで、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅が縮小しました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利な状況です。
25
日の米国市場では、決算が嫌気されたエクソンモービル、3M、クアルコムなどが売られたことがマイナス材料でしたが、新規失業保険申請件数が改善したことで市場心理が好転し、買いが優勢となりました。
26日の日本市場では、米国市場高や節目の14000円をにらんで買われる場面もあったものの、為替が円高方向に動いたことや連休を控えたポジション調整で利益確定売りが優勢となる場面もあり、もみ合いました。

[テクニカル視点]
日経平均は25日線、9日線の上に在ります。短期トレンドは青信号が点灯しています。総合乖離率は+59.2%でプラス幅が縮小しました。200日線との乖離率は+36.2%でプラス幅が縮小しました。日経平均は一目均衡表の雲の上に在ります。3つの要素がプラスですので、中期トレンドは青信号が点灯しています。
また、ドル・ベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は200日線、25日線、9日線の上に在ります。
NYDowは、200日線、25日線、9日線の上に在ります。一目均衡表では雲の上に在ります。
NASDAQは、200日線、25日線、9日線の上に在ります。一目均衡表では雲の上に在ります。米国市場の短期トレンドは青信号が点灯しています。中期トレンドは青信号が点灯しています。
日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が29.8ポイント割高(強い動き)であることを示しています。日本市場の割高幅は1.8ポイント縮まりました。

[
ファンダメンタルの現状認識]
イールドスプレッドの日米差は、OECD2013年予想実質GDP伸び率の日米差(-1.3ポイント)と金利差、予想PERを考慮した結果、ファンダメンタル面では、日本市場が米国市場に比べ 3.03イント割高です
市場は現在、「アベノミクスによる日本経済のデフレ脱却の可能性」、「世界の景気と金・穀物・原油価格の動き」、「米国の景気、雇用状況、住宅市況と追加金融緩和の行方」、「欧州の債務問題による金融不安の再燃」、「新興国の景気と金利動向」、「為替の動向」といった事柄を材料としているようです。
米国の10-12月期のGDP確定値は年率+0.4%と改定値から0.3ポイント上方修正となりました。ここからは、1-3月期の米主要企業の決算発表内容が注目されそうです。
経済指標では、3月の鉱工業生産指数、2月の製造業受注額は市場予想を上回りましたが、3月の耐久財受注、4月のフィラデルフィア連銀景気指数、4月のニューヨーク連銀景気指数、3月の小売売上高、4月のミシガン大学消費者信頼感指数速報値、3月のISM非製造業景況指数、3ISM製造業景況指数、3月のシカゴ購買部協会景気指数、3月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は予想以下でした。
3月の雇用統計は就業者数が前月比8.8万人増で、市場予測の19万人増を大幅に下回りました。失業率は7.7%から7.6%に改善しました。
一方、住宅関連では、3月の新築住宅販売件数、3月の住宅着工件数は予想以上でしたが、3月の中古住宅販売、3月の住宅市場指数は予想以下でした。1月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数は前月比で1.0%上昇し、市場予想の0.9%上昇を上回りました。12ヶ月連続の上昇となり改善傾向が続いています。
雇用と住宅関連は回復しつつあるものの雇用は低水準で、金融緩和継続の主な原因となっています。また、中国のPMIは改善傾向ながらユーロ圏PMIが低迷しており、世界経済の先行き不透明感は残っています。
ギリシャ、ポルトガル、イタリア、スペインなど欧州各国の財政赤字による国債の金利上昇は一服しているものの金融システム不安再燃への懸念を残しています。また、G20での2013年に財政赤字半減との目標は2016年まで棚上げされましたが、需要不足からの世界景気の後退リスクが背景に有り、先進国の財政赤字に対する根本的な解決にはかなり時間が掛かりそうです。長期金利への影響や金融機関の不良資産の増加と投資家のリスク許容度の低下が、今後も懸念されます。このような環境の下で、FRBは無期限のQE3の実施12年先のインフレ見通し2.5%を上回らない限り、失業率が6.5%以下になるまで短期金利を超低金利で維持すると表明しました。また、ECBは無制限の国債買い入れを発表し、日銀は1月に2%のインフレ目標設定と2014年から毎月13兆円の金融資産を無制限に買い入れることを決めましたので、通貨安競争となっています。
金融不安の気配を知る上で、金融機関間の取引金利の推移に留意することが肝要です。ちなみに、指標となるLIBORドル3ヶ月物金利の推移は0423  0.2756% 0424  0.2756% 0425  0.2756%となり、過去14ヶ月は低下傾向です。直近6ヶ月も緩やかに低下傾向です。2010年のギリシャ財政危機直前の20110503日の0.346%を下回っていますので、金融システム危機懸念は後退していることを示しています。ここ2年の最高金利は201215日の0.5825%でした。
一方、日経平均採用銘柄全体では、予想PER23.3PBR1.49ROE8.2%から6.4%となっています。

[
今後の見通し]
日経平均は、NYDowの上昇に連動して上げました。その結果、NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+4.5%となり、日経平均は600円の割高で、割高幅が拡大しました。プレミアム値は、ここ一週間、+290円 ~+650円の間で推移しています。日本市場は、短期的にはドル・ベースでは米国市場に比べ、強い動きが続いていますが、今日は強い動きが加速しました。
一方、日経平均を中長期的に米国市場と比較すると、テクニカルには割高で、ファンダメンタルにも割高です。
日経平均は、ここからも、米国市場をにらみながら、為替の動向が鍵となりそうです。為替面では日米金利差の推移が引き続き重要ですが、今日の長期金利差は1.13と変わらないものの、ドル円は、円高方向の動きでした。直近の米国長期金利は低下傾向で、円安圧力は弱まりました。
テクニカルには、米国市場は、中期上昇トレンドで、短期も上昇トレンドです。一方、日経平均は中期上昇トレンドで、短期も上昇トレンドです。
ファンダメンタル面では、EU政府債務問題が欧米の銀行の不良債権となり金融危機が再来するか否か、世界の景気は拡大か後退か、米国の金融緩和は続くか否かが、今後もテーマとなりそうです。
目先の状況を分析すると、LIBOR銀行間金利は昨年年初から低下傾向で、直近の金利も緩やかに低下傾向です。これは、キプロスやギリシャのユーロ離脱やスペイン・イタリアの不良債権問題の懸念は後退し、EUの金融不安は当面回避されていることを示しています。また、米国の住宅指標は改善方向ですが、経済指標は予想以下が目立ち、直近の雇用統計は予想以下となり停滞ぎみです。また、1-3月期の決算内容は今のところまちまちです。世界景気の減速懸念は完全には払拭出来ていませんので、米国の金融緩和が終了するとの懸念も後退しています。このような相場環境の中、26日の米国市場では、1-3月期GDP4月のミシガン大学消費者信頼感指数改定値が注目されそうです。
今日の日経平均は想定したボリンジャーバンド+2σと+1σの間でもみ合う動きとなりました。目先の日経平均は上昇中のボリンジャーバンド+2σ(現在14170円近辺)で下値はボリンジャーバンド+1σ(現在13610円近辺)の間の動きが想定されます。




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[2013/04/25]今後の日経平均の見通し


[市況]
24
日のNYDowは下落し、NASDAQは小幅上昇しました。25日の日経平均先物は、前日比40円高で寄り付き、午前中は前日同値から70円高の範囲でもみ合う動きでした。午後は160円高まで上昇する場面がありましたが、結局90円高で取引を終わりました。日経平均の終値は82円高の13926円で、出来高は43.60億株と高水準でした。寄り付き前の外国人の売買注文は1240万株の買い越しで、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅が拡大しました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利な状況です。
24
日の米国市場では、3月の耐久財受注額が大幅に減り、2月分も下方修正されたことや、P&GAT&Tの決算はともに売上高が市場予想を下回り株価が大幅下落したことで、NYDowは売りが優勢となりました。
25日の日本市場では、キヤノンの大幅安が影響して日経平均は下げる場面もあったものの、主要企業の20133月期決算や143月期の業績見通しが、おおむね好調な滑り出しになったとの見方から、相場の先高観が強く、後場に入ると海外投資家の買いが優勢になりました。

[テクニカル視点]
日経平均は25日線、9日線の上に在ります。短期トレンドは青信号が点灯しています。総合乖離率は+61.6%でプラス幅が拡大しました。200日線との乖離率は+37.4%でプラス幅が拡大しました。日経平均は一目均衡表の雲の上に在ります。3つの要素がプラスですので、中期トレンドは青信号が点灯しています。
また、ドル・ベースの日経平均(海外投資家からの見た目)は200日線、25日線、9日線の上に在ります。
NYDowは、200日線、25日線、9日線の上に在ります。一目均衡表では雲の上に在ります。
NASDAQは、200日線、25日線、9日線の上に在ります。一目均衡表では雲の上に在ります。米国市場の短期トレンドは青信号が点灯しています。中期トレンドは青信号が点灯しています。
日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が31.6ポイント割高(強い動き)であることを示しています。日本市場の割高幅は0.6ポイント拡がりました。

[
ファンダメンタルの現状認識]
イールドスプレッドの日米差は、OECD2013年予想実質GDP伸び率の日米差(-1.3ポイント)と金利差、予想PERを考慮した結果、ファンダメンタル面では、日本市場が米国市場に比べ 3.04イント割高です
市場は現在、「アベノミクスによる日本経済のデフレ脱却の可能性」、「世界の景気と金・穀物・原油価格の動き」、「米国の景気、雇用状況、住宅市況と追加金融緩和の行方」、「欧州の債務問題による金融不安の再燃」、「新興国の景気と金利動向」、「為替の動向」といった事柄を材料としているようです。
米国の10-12月期のGDP確定値は年率+0.4%と改定値から0.3ポイント上方修正となりました。ここからは、1-3月期の米主要企業の決算発表内容が注目されそうです。
経済指標では、3月の鉱工業生産指数、2月の製造業受注額は市場予想を上回りましたが、3月の耐久財受注、4月のフィラデルフィア連銀景気指数、4月のニューヨーク連銀景気指数、3月の小売売上高、4月のミシガン大学消費者信頼感指数速報値、3月のISM非製造業景況指数、3ISM製造業景況指数、3月のシカゴ購買部協会景気指数、3月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は予想以下でした。
3月の雇用統計は就業者数が前月比8.8万人増で、市場予測の19万人増を大幅に下回りました。失業率は7.7%から7.6%に改善しました。
一方、住宅関連では、3月の新築住宅販売件数、3月の住宅着工件数は予想以上でしたが、3月の中古住宅販売、3月の住宅市場指数は予想以下でした。1月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数は前月比で1.0%上昇し、市場予想の0.9%上昇を上回りました。12ヶ月連続の上昇となり改善傾向が続いています。
雇用と住宅関連は回復しつつあるものの雇用は低水準で、金融緩和継続の主な原因となっています。また、中国のPMIは改善傾向ながらユーロ圏PMIが低迷しており、世界経済の先行き不透明感は残っています。
ギリシャ、ポルトガル、イタリア、スペインなど欧州各国の財政赤字による国債の金利上昇は一服しているものの金融システム不安再燃への懸念を残しています。また、G20での2013年に財政赤字半減との目標は2016年まで棚上げされましたが、需要不足からの世界景気の後退リスクが背景に有り、先進国の財政赤字に対する根本的な解決にはかなり時間が掛かりそうです。長期金利への影響や金融機関の不良資産の増加と投資家のリスク許容度の低下が、今後も懸念されます。このような環境の下で、FRBは無期限のQE3の実施12年先のインフレ見通し2.5%を上回らない限り、失業率が6.5%以下になるまで短期金利を超低金利で維持すると表明しました。また、ECBは無制限の国債買い入れを発表し、日銀は1月に2%のインフレ目標設定と2014年から毎月13兆円の金融資産を無制限に買い入れることを決めましたので、通貨安競争となっています。
金融不安の気配を知る上で、金融機関間の取引金利の推移に留意することが肝要です。ちなみに、指標となるLIBORドル3ヶ月物金利の推移は0422  0.2751% 0423  0.2756% 0424  0.2756%となり、過去14ヶ月は低下傾向です。直近6ヶ月も緩やかに低下傾向です。2010年のギリシャ財政危機直前の20110503日の0.346%を下回っていますので、金融システム危機懸念は後退していることを示しています。ここ2年の最高金利は201215日の0.5825%でした。
一方、日経平均採用銘柄全体では、予想PER23.6PBR1.49ROE8.2%から6.4%となっています。

[
今後の見通し]
日経平均は、NYDowの上昇に連動して上げました。その結果、NYDowに対する日経平均の短期的なプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+4.3%となり、日経平均は570円の割高で、割高幅が拡大しました。プレミアム値は、ここ一週間、+150円 ~+630円の間で推移しています。日本市場は、短期的にはドル・ベースでは米国市場に比べ、強い動きが続いていますが、今日は強い動きが加速しました。
一方、日経平均を中長期的に米国市場と比較すると、テクニカルには割高で、ファンダメンタルにも割高です。
日経平均は、ここからも、米国市場をにらみながら、為替の動向が鍵となりそうです。為替面では日米金利差の推移が引き続き重要ですが、今日の長期金利差は1.13と拡大したものの、ドル円は、円高方向の動きでした。直近の米国長期金利は低下し、円安圧力は弱まりました。
テクニカルには、米国市場は、中期上昇トレンドで、短期も上昇トレンドです。一方、日経平均は中期上昇トレンドで、短期も上昇トレンドです。
ファンダメンタル面では、EU政府債務問題が欧米の銀行の不良債権となり金融危機が再来するか否か、世界の景気は拡大か後退かが、今後もテーマとなりそうです。
目先の状況を分析すると、LIBOR銀行間金利は昨年年初から低下傾向で、直近の金利も緩やかに低下傾向です。これは、キプロスやギリシャのユーロ離脱やスペイン・イタリアの不良債権問題の懸念は後退し、EUの金融不安は当面回避されていることを示しています。また、米国の住宅指標は改善方向ですが、経済指標は予想以下が目立ち、直近の雇用統計は予想以下となり停滞ぎみです。また、1-3月期の決算内容は今のところまちまちです。世界景気の減速懸念は完全には払拭出来ていませんので、米国の金融緩和が終了するとの懸念も後退しています。このような相場環境の中、25日の米国市場では、新規失業保険申請件数やエクソンモービル、スターバックス、3M、アマゾンなどの決算発表が注目されそうです。
今日の日経平均は想定したボリンジャーバンド+2σと+1σの間での動きとなり、上値は想定したボリンジャーバンド+2σに接近しました。目先の日経平均は上昇中のボリンジャーバンド+2σ(現在14080円近辺)で下値はボリンジャーバンド+1σ(現在13530円近辺)の間の動きが想定されます。




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