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Tuesday, March 31, 2009

<20090331>日経平均の今後の見通し

[市況]
30日、NYDowとNASDAQが下落しましたが、31日の日経平均先物は、前日比10円高で寄り付き、前場は200円高まで上げた後に下落に転じました。後場も一時戻す場面もありましたが、軟調な展開が続き、最終的に430円安で引けました。日経平均は390円安で引け、寄り付き前の外国人は900万株の売り越しで、出来高は23.2億株と、低水準でした。高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅を縮小しました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態ですがピークアウト感があります。

30日の米国市場では、オバマ米大統領が、GMとクライスラーの再建計画について「成功には不十分」と指摘。破産法適用が高まったとの見方が広がり、自動車関連株を中心に幅広い銘柄に売りが出ました。また、ガイトナー米財務長官が前日に「ストレステストの結果、いくつかの銀行は巨額の支援が必要になるだろう」と述べたことで、金融株の下落も目立ちました。
31日の日本市場では、GMやクライスラーの再建策が不十分との材料は前日の大幅安で織り込んだとみる声が多く、一時は約140円高の8300円台後半まで上昇しましたが、あす日銀が発表する企業短観の結果が悪化を示すとの懸念が重しになり、年度の最終売買日の手じまい売りの動きも出たようです。

[テクニカル視点]
日経平均は、25日線、75日線の上にありますが、9日線の下に在りますので、短期トレンドは黄信号が点っています。一方、日経平均の総合乖離率は-14.9%とマイナス幅が拡大し、200日線との乖離率も-20.6%とマイナス幅は拡大しました。一目均衡表では雲の中に入りました。3つの要素中、マイナスは2つとなりましたので、中期的トレンドには、黄信号が点っています。
テクニカル面の指標である、日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が2.3ポイント下にある状態となり、日本市場は割安に転換しました。
NYDowは、25日線の上に在りますが、75日線と一目均衡表の雲の下にあり、9日線を下回りました。NASDAQは、75日線、25日線の上に在り、一目均衡表の雲と9日線のを下回りました。米国市場の短期トレンドには黄信号が点灯しています。中期トレンドは赤信号となりました。

[ファンダメンタルの現状認識]
イールドスプレッドの日米差は、長らく日本市場が割安であることを示していましたが、このところ日本企業のPERが急激に悪化しているため、現在は日本市場が4.2ポイント割高となっています。
市場は現在、「ビッグ3救済策」「実体経済の急速な悪化と効果的な景気対策」「金融機関の損失拡大による金融危機再来」といった問題を主要なテーマにしているようです。1つめの問題については、GMとクライスラーの改革案は不十分で、政府による承認はクライスラーは4月末、GMは5月末に延期されました。2つめについては、久々に米中古住宅販売や、新規住宅着工件数に改善がみられました。今回のFRBによる住宅ローン担保証券の買い入れが長期金利下げをもたらし、住宅ローン金利低下に繋がりそうです。ここしばらく、住宅関連を中心とした経済指標への関心が向かうと考えられます。3つめに関して、今回のガイトナー財務長官のバッドバンク構想詳細発表は金融安定化への期待で市場心理の改善につながっているようです。今後は銀行の第一四半期の決算とストレステストの結果に関心が集まるものと思われます。
一方、中長期的に見ると、世界景気の減速は終息の気配を未だ見せていません。ヘッジファンドを中心とする外国人の売り圧力は、当面続くことが予想されます。また、2010年まで続くと言われる不動産価格の下落は、企業の資金調達への悪影響や、銀行の損失拡大懸念をもたらしています。先安感は今後も居座り続けるでしょう。引き続き、金融機関の株価の推移や経済指標などに留意することが肝要と思われます。
ちなみに、シティグループの株価は30日、下落しました(3月安値1.02ドルに対し、現在2.31ドル)。
一方、日経平均採用銘柄に関しては、今期予想増益率が-90.3%、予想PERが94.5、PBRが0.91となっています。PBRが1.0を割っているため、超長期的には買い場が到来していると言ってよさそうです。

[今後の見通し]
日経平均は、ここ2日の米国市場の下落率に連動した形で下落しました。結果、NYDowに対する日経平均のプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+0.3%(20円割高)となっており、日経平均は割高に転換しました。プレミアム値は、ここ1週間、-70円~+440円の間で推移しています。ドル換算チャート上の日経平均(海外投資家からの見た目)は、25日線の上にありますが、一目均衡表の雲と75日線、9日線との下に出ました。短期的には、黄信号となりました。日経平均は、昨日に米市場の下落を先読みしていましたので、今日の下落は限定的でした。25日線との乖離率が5.2%で、目先の下げ余地はまだ残っています。4月に入り、公的資金や、年度末のお化粧買いがなくなる分、目先は悪材料に敏感に反応する可能性はまだ高いと思われます。


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Monday, March 30, 2009

<20090330>日経平均の今後の見通し

[市況]
27日、NYDowとNASDAQが下落しましたが、30日の日経平均先物は、前日比10円高で寄り付き、前場は30円高まで上げた後に下落に転じました。後場も軟調な展開が続き、最終的に430円安で引けました。日経平均は390円安で引け、寄り付き前の外国人は260万株の売り越しで、出来高は22.3億株と、低水準でした。高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅を縮小しました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態ですがピークアウト感があります。

27日の米国市場では、2月の個人消費支出と3月の消費者態度指数はほぼ市場予想通りで、市場への影響は限られたものの、前日までに約2割上昇しており、ひとまず利益を確定させる売りが出たようです。家電量販店ベスト・バイが予想を上回る決算を発表したことで前日上昇したハイテク株への売りが目立ちました。
30日の日本市場では、目先の過熱感から利益確定売りが出て、信用の手じまいの売りも加速し、前週までの相場展開とは逆に先物主導で徐々に下げ幅を拡大しました。後場は円の上昇やアジア株の下落、GLOBEXで米株価指数先物の下落、米自動車大手の救済問題の先行き不透明感などが重しとなり、一段安となりました。

[テクニカル視点]
日経平均は、25日線、75日線の上にありますが、9日線を下回りましたので、短期トレンドは黄信号が点っています。一方、日経平均の総合乖離率は-10.3%とマイナス転換し、200日線との乖離率は-19.6%とマイナス幅は拡大しました。一目均衡表では雲の中に入りました。3つの要素中、マイナスは2つとなりましたので、中期的トレンドには、黄信号が点っています。
テクニカル面の指標である、日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が2.3ポイント下にある状態となり、日本市場は割安に転換しました。
NYDowは、75日線と一目均衡表の雲の下にありますが、25日線、9日線の上に在ります。NASDAQは、75日線、25日線、9日線の上に在り、一目均衡表の雲の上に在ります。米国市場の短期トレンドには青信号が点灯しています。中期トレンドは黄信号が点っています。

[ファンダメンタルの現状認識]
イールドスプレッドの日米差は、長らく日本市場が割安であることを示していましたが、このところ日本企業のPERが急激に悪化しているため、現在は日本市場が4.2ポイント割高となっています。
市場は現在、「ビッグ3救済策」「実体経済の急速な悪化と効果的な景気対策」「金融機関の損失拡大による金融危機再来」といった問題を主要なテーマにしているようです。1つめの問題については、GMとクライスラーの改革案が思ったほどでなく、政府による承認は微妙となってきたようです。これを受けた米市場の動きに注目が必要です。2つめについては、久々に米中古住宅販売や、新規住宅着工件数に改善がみられました。今回のFRBによる住宅ローン担保証券の買い入れが長期金利下げをもたらし、住宅ローン金利低下に繋がりそうです。ここしばらく、住宅関連を中心とした経済指標への関心が向かうと考えられます。3つめに関して、今回のガイトナー財務長官のバッドバンク構想詳細発表は金融安定化への期待で市場心理の改善につながっているようです。今後は銀行の第一四半期の決算とストレステストの結果に関心が集まるものと思われます。
一方、中長期的に見ると、世界景気の減速は終息の気配を未だ見せていません。ヘッジファンドを中心とする外国人の売り圧力は、当面続くことが予想されます。また、2010年まで続くと言われる不動産価格の下落は、企業の資金調達への悪影響や、銀行の損失拡大懸念をもたらしています。先安感は今後も居座り続けるでしょう。引き続き、金融機関の株価の推移や経済指標などに留意することが肝要と思われます。
ちなみに、シティグループの株価は27日、下落しました(3月安値1.02ドルに対し、現在2.62ドル)。
一方、日経平均採用銘柄に関しては、今期予想増益率が-90.3%、予想PERが96.7、PBRが0.92となっています。PBRが1.0を割っているため、超長期的には買い場が到来していると言ってよさそうです。

[今後の見通し]
日経平均は、先週末の米国市場の下落率以上に下落しました。結果、NYDowに対する日経平均のプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は-0.7%(60円割安)となっており、日経平均は割安に転換しました。プレミアム値は、ここ1週間、-80円~+440円の間で推移しています。ドル換算チャート上の日経平均(海外投資家からの見た目)は、9日線と25日線の上にありますが、一目均衡表の雲と75日線の下に出ました。短期的には、まだ青信号が点っています。日経平均は米自動車企業救済案の行方に不透明感が出て、今夜の米市場の下落を先読みし、大幅下落しました。25日線との乖離率が7.2%で、目先の過熱感は依然として在りますので、目先は悪材料に敏感に反応する可能性はまだ高いと思われます。



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Sunday, March 29, 2009

<20090329>今週の日経平均の見通しと投資スタンス

[ファンダメンタルの現状認識]
先週の米国市場は米政府の不良資産買い取り計画の詳細発表評価されて大幅に上昇しました。今週は、大手自動車メーカーへの支援策の内容や住宅指数・雇用統計などの経済指標に影響されそうです。一方、中長期的には、世界同時不況と、ヘッジファンドの売り圧力、不動産価格の下げ傾向に変化は見られません。そのような中で、2009年のGDP伸率予測値考慮後の日米市場のイールド・スプレッドの差は4.3ポイント割高となりました。先週と比べ割高度は0.2ポイント減少しました。日本市場はファンダメンタルには米国市場に比べ企業利益の減少率が著しく、日経平均のPERは100.3と云う数字になっており、明らかに米国市場と比べて割高です。

[日経平均上昇の条件]
今後、日経平均がさらに上昇する為には次の前提条件が必要と思われます。
①米国市場の上昇、
②従来以上の今期の予想増益率のUP、
③日米の金利差の拡大、
④日本の2009年GDP予測値(現在-0.1%)の上方修正、
⑤外人の買い越し、
最近の動きを見ると、
①先週は大幅上昇しましたが週末に一服しました。今週は調整局面入りとなりそうです。
②決算発表の結果、日経225採用銘柄の今期予想増益率は世界景気の下ぶれにより7月中旬の-2.3%から-90.3%の減益予想に悪化しました。先週も、若干悪化しました。
③長期金利は急低下し、日米の金利差は1.4%前後に縮んだものの、為替は95-98円台と円安方向に変化しました。今週も、96-98円台が想定されます。
④11月初旬に、OECDによる日米の2009年のGDP伸び率予測値が修正され日本が-0.1%となり、米国は-0.9%となりましたので、この面では日本市場にとって0.8ポイント強気材料となりました。
⑤外人は3月3週は小幅買い越しでした。3月4週も売り買い拮抗していたようです。今週も同じ傾向が続くと思われます。
5つのポイントのうち先週は①と円安が強気材料でした。今週も①⑤と為替がキーポイントと思われます。

[テクニカル視点]
日本市場をテクニカル面で見ると、NASDAQとの200日線乖離率差では、0.9ポイント割安となり、先週比0.3ポイント割安幅は縮小しました。一目均衡表では、雲の上に在り、200日移動平均線乖離率は-16.0%となり先週と比較してマイナス幅は7.7ポイント縮小し、総合乖離率は+3.7%となりプラスに転換しました。2つがプラスですので中期上昇トレンドは、"黄信号"となりました。日経平均は25日線、9日線の上に在りますので短期的には"青信号"です。米国市場ではNY Dowは25日線、9日線の上に在りますが、一目均衡表の雲の下に在ります。Nasdaqは一目均衡表の雲と25日線、9日線の上に在りますので、短期的には"青信号"ですが中期的には"黄信号"となりました。。

[今週の見通し]
今週は、大手自動車メーカーへの支援策が、31日には1月のS&Pケース・シラー住宅価格指数明らかになる予定ですので、市場の評価次第で大きく変動する可能性があります。テクニカル面では、先週は短期的な青信号が維持しましたが、今週も青信号が維持できるかどうかに注目が必要です。日経平均はボリンジャーバンド+2σを超え8800円に達しましたが、25日線の乖離率が12%を超えるど、上げ過ぎとなっていますので、25日線に向かって、一旦は調整する可能性が高そうです。今後を占う上でこの調整幅がキーとなりそうですので、今週はこの調整幅に注目したいと思います。



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Friday, March 27, 2009

<20090327>日経平均の今後の見通し

[市況]
26日、NYDowとNASDAQが上昇したことを受けて、27日の日経平均先物は、前日終値と同値で寄り付き、前場は150円高まで上げた後、後場は反落し、最終的に80円安で引けました。日経平均は9円安で引け、寄り付き前の外国人は80万株の買い越しで、出来高は22.3億株と、低水準でした。高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅を拡大しました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態ですがピークアウト感があります。

26日の米国市場では、ベスト・バイの好決算を受けて、携帯端末やパソコン関連株などが堅調に推移したことが支援材料になりました。午後に7年物国債の入札が好調が伝えられたことで安心感も出て相場はさらに上昇しました。一方、ガイトナー財務長官が金融危機の再発防止へ重要な金融機関の監視一元化などを盛り込んだ規制改革案を公表。金融株は軟調に推移しました。
27日の日本市場では、米市場の上昇や前日に比べ円が下落したことで前場は輸出関連を中心に買われ、日経平均は200円強上昇する場面があったものの、週末を控え次第に利益確定売りが優勢となりました。大手銀行がそろって下落したことで、日経平均は大引け直前に下げに転じました。

[テクニカル視点]
日経平均は、9日線と25日線、75日線の上にありますので、短期トレンドは青信号が点っています。一方、日経平均の総合乖離率は+3.7%とプラス幅は縮小し、200日線との乖離率は-16.0%とマイナス幅は縮小しました。一目均衡表では雲の上に在ります。3つの要素中、マイナスは1つとなりましたので、中期的トレンドには、黄信号が点っています。
テクニカル面の指標である、日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が0.9ポイント上にある状態となり、日本市場は割高度が縮小しました。
NYDowは、75日線と一目均衡表の雲の下にありますが、25日線、9日線の上に在ります。NASDAQは、75日線、25日線、9日線の上に在り、一目均衡表の雲の上に在ります。米国市場の短期トレンドには青信号が点灯しています。中期トレンドは黄信号が点っています。

[ファンダメンタルの現状認識]
イールドスプレッドの日米差は、長らく日本市場が割安であることを示していましたが、このところ日本企業のPERが急激に悪化しているため、現在は日本市場が4.2ポイント割高となっています。
市場は現在、「ビッグ3救済策」「実体経済の急速な悪化と効果的な景気対策」「金融機関の損失拡大による金融危機再来」といった問題を主要なテーマにしているようです。1つめの問題については、GMとクライスラーの改革案が提出されたため、今後は中身についての議論となるでしょう。GMは、4年連続となる大幅な赤字を発表しました。今月末の政府の対応が注目されます。2つめについては、久々に米中古住宅販売や、新規住宅着工件数に改善がみられました。今回のFRBによる住宅ローン担保証券の買い入れが長期金利下げをもたらし、住宅ローン金利低下に繋がりそうです。ここしばらく、住宅関連を中心とした経済指標への関心が向かうと考えられます。3つめに関して、今回のガイトナー財務長官のバッドバンク構想詳細発表は金融安定化への期待で市場心理の改善につながっているようです。今後は銀行の第一四半期の決算とストレステストの結果に関心が集まるものと思われます。
一方、中長期的に見ると、世界景気の減速は終息の気配を未だ見せていません。ヘッジファンドを中心とする外国人の売り圧力は、当面続くことが予想されます。また、2010年まで続くと言われる不動産価格の下落は、企業の資金調達への悪影響や、銀行の損失拡大懸念をもたらしています。先安感は今後も居座り続けるでしょう。引き続き、金融機関の株価の推移や経済指標などに留意することが肝要と思われます。
ちなみに、シティグループの株価は26日、下落しました(3月安値1.02ドルに対し、現在2.81ドル)。
一方、日経平均採用銘柄に関しては、今期予想増益率が-90.0%、予想PERが97.2、PBRが0.97となっています。PBRが1.0を割っているため、超長期的には買い場が到来していると言ってよさそうです。

[今後の見通し]
日経平均は、米国市場の上昇につれて一旦上げた後下落しました。結果、NYDowに対する日経平均のプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+1.7%(120円割高)となっており、日経平均は割高幅を縮小しました。プレミアム値は、ここ1週間、-80円~+570円の間で推移しています。ドル換算チャート上の日経平均(海外投資家からの見た目)は、一目均衡表の雲と75日線の下にありますが、9日線と25日線の上にあるので、短期的には青信号が点っています。日経平均の昨日のプレミアムは高かった分今日は伸びなやみましたが、強い動きが続いています。この結果、25日線との乖離率が12.8%となり、目先の過熱感は依然として大きなままです。引き続き、目先は悪材料に敏感に反応する可能性が高いと思われます。



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Thursday, March 26, 2009

<20090326>日経平均の今後の見通し

[市況]
25日、NYDowとNASDAQが上昇したことを受けて、26日の日経平均先物は、前日終値より10円高く寄り付き、前場は50円安まで下げた後、後場は一段高となり、最終的に270円高で引けました。日経平均は156円高で引け、寄り付き前の外国人は750万株の売り越しで、出来高は19.0億株と、低水準でした。高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅を拡大しました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態ですがピークアウト感があります。

25日の米国市場では、2月の耐久財受注額が市場予想に反して、前月比で増加。新築住宅販売件数も市場予想を上回り、NYDowは203ドル高まで上げ幅を広げる場面がありましたが、米5年物国債の入札が低調だったことを受け、午後に米長期金利が上昇したことで、警戒感が出て株価は下げに転じ、株価指数は一時前日比マイナスになったものの、引けにかけて買いもどされ、株価指数はプラスで終了しました。
26日の日本市場では、朝方は、これまでの上昇ピッチの速さに対する警戒感から利益確定売りも出て、配当権利落ちとなった銘柄を中心に売りが先行しましたが、先行きの景気動向に対する過度の不安が後退していることから一段と売り込む動きは限られ、後場は一段高となりました。

[テクニカル視点]
日経平均は、9日線と25日線、75日線の上にありますので、短期トレンドは青信号が点っています。一方、日経平均の総合乖離率は+4.6%とプラス転換し、200日線との乖離率は-16.2%とマイナス幅は縮小しました。一目均衡表では雲の上に出ました。3つの要素中、マイナスは1つとなりましたので、中期的トレンドには、黄信号が点っています。
テクニカル面の指標である、日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が2.1ポイント上にある状態となり、日本市場は割高度が拡大しました。
NYDowは、75日線と一目均衡表の雲の下にありますが、25日線、9日線の上に在ります。NASDAQは、75日線、25日線、9日線の上に在りますが、一目均衡表の雲の下に在ります。米国市場の短期トレンドには青信号が点灯しています。中期トレンドは赤信号が点っています。

[ファンダメンタルの現状認識]
イールドスプレッドの日米差は、長らく日本市場が割安であることを示していましたが、このところ日本企業のPERが急激に悪化しているため、現在は日本市場が4.0ポイント割高となっています。
市場は現在、「ビッグ3救済策」「実体経済の急速な悪化と効果的な景気対策」「金融機関の損失拡大による金融危機再来」といった問題を主要なテーマにしているようです。1つめの問題については、GMとクライスラーの改革案が提出されたため、今後は中身についての議論となるでしょう。GMは、4年連続となる大幅な赤字を発表しました。今月末の政府の対応が注目されます。2つめについては、久々に米中古住宅販売や、新規住宅着工件数に改善がみられました。今回のFRBによる住宅ローン担保証券の買い入れが長期金利下げをもたらし、住宅ローン金利低下に繋がりそうです。ここしばらく、住宅関連を中心とした経済指標への関心が向かうと考えられます。3つめに関して、今回のガイトナー財務長官のバッドバンク構想詳細発表は金融安定化への期待で市場心理の改善につながっているようです。今後は銀行の第一四半期の決算とストレステストの結果に関心が集まるものと思われます。
一方、中長期的に見ると、世界景気の減速は終息の気配を未だ見せていません。ヘッジファンドを中心とする外国人の売り圧力は、当面続くことが予想されます。また、2010年まで続くと言われる不動産価格の下落は、企業の資金調達への悪影響や、銀行の損失拡大懸念をもたらしています。先安感は今後も居座り続けるでしょう。引き続き、金融機関の株価の推移や経済指標などに留意することが肝要と思われます。
ちなみに、シティグループの株価は25日、下落しました(3月安値1.02ドルに対し、現在2.95ドル)。
一方、日経平均採用銘柄に関しては、今期予想増益率が-89.4%、予想PERが92.9、PBRが0.97となっています。PBRが1.0を割っているため、超長期的には買い場が到来していると言ってよさそうです。

[今後の見通し]
日経平均は、米国市場の上昇率以上に上げました。結果、NYDowに対する日経平均のプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+5.8%(440円割高)となっており、日経平均は割高幅を拡大しました。プレミアム値は、ここ1週間、-80円~+570円の間で推移しています。ドル換算チャート上の日経平均(海外投資家からの見た目)は、一目均衡表の雲と75日線の下にありますが、9日線と25日線の上にあるので、短期的には青信号が点っています。日経平均は期末権利落ち埋めて上昇しましたので、かなり強い動きでした。この結果、25日線との乖離率が13.7%となり、目先の過熱感は増しています。さすがに、目先は悪材料に敏感に反応する可能性が高いと思われます。



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Wednesday, March 25, 2009

<20090325>日経平均の今後の見通し

[市況]
24日、NYDowとNASDAQは下落しましたが、25日の日経平均先物は、前日終値より60円高く寄り付き、前場は60円安まで下げた後、後場に前日比110円高まで買われる場面がありました。その後は売られ、最終的に40円高で引けました。日経平均は8円安で引け、寄り付き前の外国人は1890万株の売り越しで、出来高は22.5億株と、低水準でした。高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅を縮小しました。個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態ですがピークアウト感があります。

24日の米国市場では、前日のNY Dow約500ドルと大幅高であったことから、ひとまず利益を確定する動きが金融株を中心に広がりましたが、断続的に買いも入る場面もあり、金融安定化への期待から市場心理はやや改善しているようです。
25日の日本市場では、前日までの急ピッチの上昇の反動でハイテクなどの主力株に利益確定の売りが出た反面、内需関連株の一角が上昇し相場を下支えました。米金融不安が後退と、各国政府による景気対策を背景に相場の下押し懸念は乏しいものの、景気や企業業績の先行き不透明感も残り、積極的な買いも限定的で方向感の乏しい相場でした。

[テクニカル視点]
日経平均は、9日線と25日線、75日線の上にありますので、短期トレンドは青信号が点っています。一方、日経平均の総合乖離率は-0.4%とマイナス転換し、200日線との乖離率は-17.9%とマイナス幅は縮小しました。一目均衡表では雲の中に入っています。3つの要素中、マイナスは2つとなりましたので、中期的トレンドには、黄信号が点っています。
テクニカル面の指標である、日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が1.2ポイント上にある状態となり、日本市場は割高に転換しました。
NYDowは、75日線と一目均衡表の雲の下にありますが、25日線、9日線の上に在ります。NASDAQは、75日線、25日線、9日線の上に在りますが、一目均衡表の雲の下となりました。米国市場の短期トレンドには青信号が点灯しています。中期トレンドは赤信号が点っています。

[ファンダメンタルの現状認識]
イールドスプレッドの日米差は、長らく日本市場が割安であることを示していましたが、このところ日本企業のPERが急激に悪化しているため、現在は日本市場が4.1ポイント割高となっています。
市場は現在、「ビッグ3救済策」「実体経済の急速な悪化と効果的な景気対策」「金融機関の損失拡大による金融危機再来」といった問題を主要なテーマにしているようです。1つめの問題については、GMとクライスラーの改革案が提出されたため、今後は中身についての議論となるでしょう。GMは、4年連続となる大幅な赤字を発表しました。今月末の政府の対応が注目されます。2つめについては、久々に米中古住宅販売や、新規住宅着工件数に改善がみられました。今回のFRBによる住宅ローン担保証券の買い入れが長期金利下げをもたらし、住宅ローン金利低下に繋がりそうです。ここしばらく、住宅関連を中心とした経済指標への関心が向かうと考えられます。3つめに関して、今回のガイトナー財務長官のバッドバンク構想詳細発表は金融安定化への期待で市場心理の改善につながっているようです。今後は銀行の第一四半期の決算とストレステストの結果に関心が集まるものと思われます。
一方、中長期的に見ると、世界景気の減速は終息の気配を未だ見せていません。ヘッジファンドを中心とする外国人の売り圧力は、当面続くことが予想されます。また、2010年まで続くと言われる不動産価格の下落は、企業の資金調達への悪影響や、銀行の損失拡大懸念をもたらしています。先安感は今後も居座り続けるでしょう。引き続き、金融機関の株価の推移や経済指標などに留意することが肝要と思われます。
ちなみに、シティグループの株価は24日、下落しました(3月安値1.02ドルに対し、現在2.98ドル)。
一方、日経平均採用銘柄に関しては、今期予想増益率が-88.9%、予想PERが86.2、PBRが0.95となっています。PBRが1.0を割っているため、超長期的には買い場が到来していると言ってよさそうです。

[今後の見通し]
日経平均は、米国市場の下落にも関わらず、あまり下げませんでした。結果、NYDowに対する日経平均のプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+4.0%(300円割高)となっており、日経平均は割高幅を大幅に拡大しました。プレミアム値は、ここ1週間、-80円~+570円の間で推移しています。ドル換算チャート上の日経平均(海外投資家からの見た目)は、一目均衡表の雲と75日線の下にありますが、9日線と25日線の上にあるので、短期的には青信号が点っています。期末権利付きの最終売買日でしたので、今日も、期末の株式資産の評価を気にする向きの買いが入ったようです。25日線との乖離率が12.1%となり、目先の過熱感は残っていますので、明日以降は、悪材料に敏感に反応する可能性が高いと思われます。



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Tuesday, March 24, 2009

<20090324>日経平均の今後の見通し

[市況]
23日、NYDowとNASDAQが大幅上昇したことを受けて、24日の日経平均先物は、前日終値より220円高く寄り付き、後場に前日比50円高まで売られる場面があったものの、その後はもどし、最終的に220円高で引けました。日経平均は272円高で引け、寄り付き前の外国人は140万株の売り越しでしたが、出来高は26.2億株と、増加しました。高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅を拡大し、個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態です。

23日の米国市場では、ガイトナー米財務長官が最大1兆ドル規模の不良資産買い取り策の詳細を発表したことで、銀行株を中心に買いが膨らみ、NY Dowの上げ幅は今年最大となりました。2月の中古住宅販売件数が2ヶ月ぶりに増加し、市場予想を上回ったことも、好材料になりました。
24日の日本市場では、米国市場が金融不安の後退を好感して大幅に反発した流れを受け、さらに円安も進んだことから、大手銀行やハイテク、自動車など主力株を中心に軒並み高となりました。引けにかけては日経平均先物への売り方の買い戻しが加速して一段高となり、8500円台に乗せる場面もありました。

[テクニカル視点]
日経平均は、9日線と25日線を上にあり、75日線も上回りましたので、短期トレンドは青信号が点っています。一方、総合乖離率は+0.2%とプラス転換し、200日線との乖離率は-18.1%とマイナス幅は縮小しました。日経平均は一目均衡表の雲の中に入りました、3つの要素中、マイナスは1つとなりましたので、中期的トレンドには、黄信号が点りました。
テクニカル面の指標である、日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が0.9ポイント下にある状態となり、日本市場は割安に転換しました。
NYDowは、75日線と一目均衡表の雲の下にありますが、25日線、9日線の上に在ります。NASDAQは、25日線、9日線の上に在り、75日線と一目均衡表の雲を上回りましたので、米国市場の短期トレンドには青信号が点灯しています。中期トレンドには黄信号が点りました。

[ファンダメンタルの現状認識]
イールドスプレッドの日米差は、長らく日本市場が割安であることを示していましたが、このところ日本企業のPERが急激に悪化しているため、現在は日本市場が4.6ポイント割高となっています。
市場は現在、「ビッグ3救済策」「実体経済の急速な悪化と効果的な景気対策」「金融機関の損失拡大による金融危機再来」といった問題を主要なテーマにしているようです(1つめの問題については、GMとクライスラーの改革案が提出されたため、今後は中身についての議論となるでしょう。GMは、4年連続となる大幅な赤字を発表しました。今月末の政府の対応が注目されます。2つめについては、久々に米中古住宅販売や、新規住宅着工件数に改善がみられました。今回のFRBによる住宅ローン担保証券の買い入れが長期金利下げをもたらし、住宅ローン金利低下に繋がりそうです。ここしばらく、住宅関連を中心とした経済指標への関心が向かうと考えられます。3つめに関して、ストレステストの実施や、シティ優先株の普通株への転換といった対策は、まだ金融不安の払拭につながりませんでしたが、今回のガイトナー財務長官のバッドバンク構想詳細発表はかなり評価されました。
一方、中長期的に見ると、世界景気の減速は終息の気配を未だ見せていません。ヘッジファンドを中心とする外国人の売り圧力は、当面続くことが予想されます。また、2010年まで続くと言われる不動産価格の下落は、企業の資金調達への悪影響や、銀行の損失拡大懸念をもたらしています。先安感は今後も居座り続けるでしょう。引き続き、金融機関の株価の推移や経済指標などに留意することが肝要と思われます。
ちなみに、シティグループの株価は23日、上昇しました(3月安値1.02ドルに対し、現在3.13ドル)。
一方、日経平均採用銘柄に関しては、今期予想増益率が-88.9%、予想PERが86.8、PBRが0.95となっています。PBRが1.0を割っているため、超長期的には買い場が到来していると言ってよさそうです。

[今後の見通し]
日経平均は、昨日にすでに大きく上昇したこともあり、米国市場の上昇率ほどは上げませんでした。結果、NYDowに対する日経平均のプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+1.3%(90円割高)となっており、日経平均は割高幅を大幅に縮小しました。プレミアム値は、ここ1週間、-80円~+570円の間で推移しています。ドル換算チャート上の日経平均(海外投資家からの見た目)は、一目均衡表の雲と75日線の下にありますが、9日線と25日線の上にあるので、短期的には青信号が点っています。日経平均のプレミアムは昨年末以来の割高水準になっていましたので、円安・米国市場の大幅上昇と云う環境の割には、上昇は限定的となりプレミアムは大幅に縮小しました。25日線との乖離率が12.7%となり、過熱感が出てきたことから、明日が期末の最終売買日の25日ですので、そろそろ、悪材料に敏感になるタイミングと思われます。



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Monday, March 23, 2009

<20090323>日経平均の今後の見通し

[市況]
20日、NYDowとNASDAQは下落しましたが、23日の日経平均先物は、前日終値より30円高く寄り付き、前場には前日同値まで売られる場面があったものの、その後は反発に転じて、最終的に320円安で引けました。日経平均は269円高で引け、寄り付き前の外国人は1370万株の売り越しでしたが、出来高は24.0億株と増加しました。高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅を拡大し、個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態です。

20日の米国市場では、米下院が50億ドル以上の公的資金注入を受けた金融機関が支払った高額賞与などに課税する法案を可決したことで、金融安定化策に積極的に参加する金融機関が減り安定化が遅れるとの懸念が出て、金融株のほか、運輸や景気敏感株も軟調でした。
23日の日本市場では、米国の不良資産買い取りで、民間資金が活用されることが報道されたことで、公的支援を受けた金融機関の「高額賞与問題」が取りざたされ、民間資金の取り込みが難しいとの懸念が強かっただけに、制度の実現性が高まったとして、買い材料となったようです。円が下落したことや、アジアの株式相場が上昇したことや公的年金による買い観測も支援材料となりました。

[テクニカル視点]
日経平均は、9日線と25日線を上にあり、75日線も上回りましたので、短期トレンドは青信号が点っています。一方、総合乖離率は-9.2%とマイナス幅は縮小し、200日線との乖離率は-20.9%とマイナス幅は縮小しました。日経平均は一目均衡表の雲の下限に接近しましたが、3つの要素すべてがマイナスなので、中期的トレンドには、まだ赤信号が点っています。
テクニカル面の指標である、日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が1.6ポイント上にある状態となり、日本市場は割高となりました。
NYDowは、75日線と一目均衡表の雲の下にありますが、25日線、9日線の上に在ります。NASDAQも、75日線と一目均衡表の雲を下回っていますが、25日線、9日線の上に在りますので、米国市場の短期トレンドには青信号が点灯しています。中期トレンドには赤信号が点っています。

[ファンダメンタルの現状認識]
イールドスプレッドの日米差は、長らく日本市場が割安であることを示していましたが、このところ日本企業のPERが急激に悪化しているため、現在は日本市場が4.5ポイント割高となっています。
市場は現在、「ビッグ3救済策」「実体経済の急速な悪化と効果的な景気対策」「金融機関の損失拡大による金融危機再来」といった問題を主要なテーマにしているようです(1つめの問題については、GMとクライスラーの改革案が提出されたため、今後は中身についての議論となるでしょう。GMは、4年連続となる大幅な赤字を発表しました。今月末の政府の対応が注目されます。2つめについては、久々に米新規住宅着工件数に改善がみられました。今回のFRBによる住宅ローン担保証券の買い入れが長期金利下げをもたらし、住宅ローン金利低下に繋がりそうです。ここしばらく、住宅関連を中心とした経済指標への関心が向かうと考えられます。3つめに関して、ストレステストの実施や、シティ優先株の普通株への転換といった対策は、まだ金融不安の払拭につながっていません。しかし、米欧の大手銀行の業績が好転したとの報道や、FRB議長が会計制度を見直すと発言したことなどは、市場の評価を得ているようです。今夜のガイトナー財務長官の発言が注目されます。
一方、中長期的に見ると、世界景気の減速は終息の気配を未だ見せていません。ヘッジファンドを中心とする外国人の売り圧力は、当面続くことが予想されます。また、2010年まで続くと言われる不動産価格の下落は、企業の資金調達への悪影響や、銀行の損失拡大懸念をもたらしています。先安感は今後も居座り続けるでしょう。引き続き、金融機関の株価の推移や経済指標などに留意することが肝要と思われます。
ちなみに、シティグループの株価は20日、上昇しました(3月安値1.02ドルに対し、現在2.62ドル)。
一方、日経平均採用銘柄に関しては、今期予想増益率が-88.7%、予想PERが88.1、PBRが0.92となっています。PBRが1.0を割っているため、超長期的には買い場が到来していると言ってよさそうです。

[今後の見通し]
日経平均は、米国市場の下落にも関わらず大幅上昇しました。結果、NYDowに対する日経平均のプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+7.4%(550円割高)となっており、日経平均は割高幅を広げました。プレミアム値は、ここ1週間、-40円~+570円の間で推移しています。ドル換算チャート上の日経平均(海外投資家からの見た目)は、一目均衡表の雲と75日線の下にありますが、9日線と25日線の上にあるので、短期的には青信号が点っています。日経平均の期末のドレッシング買いは続いているようです。今日もプレミアムが増加し、強い動きが続いていますが、プレミアムは昨年末以来の割高水準になりましたので、買われすぎのレベルとなりました。明日が期末の最終売買日の24日ですので、ここはからは、悪材料に敏感になるものと思われます。



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Sunday, March 22, 2009

<20090322>今週の日経平均の見通しと投資スタンス

[ファンダメンタルの現状認識]
先週の米国市場はFRBが長期国債の購入を発表したが、市場では懐疑的な反応も出て株価指数の押し上げ効果は限られました。今週は米政府の不良資産買い取り計画の詳細が週初にも発表される見通しで、大手自動車メーカーへの支援策も進展が見込まれそうです。一方、中長期的には、世界同時不況と、ヘッジファンドの売り圧力、不動産価格の下げ傾向に変化は見られません。そのような中で、2009年のGDP伸率予測値考慮後の日米市場のイールド・スプレッドの差は4.5ポイント割高となりました。先週と比べ割高度は0.3ポイント減少しました。日本市場はファンダメンタルには米国市場に比べ利益の減少率が著しく、日経平均のPERは79.1と云う数字になっており、明らかに割高です。

[日経平均上昇の条件]
今後、日経平均がさらに上昇する為には次の前提条件が必要と思われます。
①米国市場の上昇、
②従来以上の今期の予想増益率のUP、
③日米の金利差の拡大、
④日本の2009年GDP予測値(現在-0.1%)の上方修正、
⑤外人の買い越し、
最近の動きを見ると、
①先週は反発しましたが後半は反落しました。今週はバッドバンク構想の評価で正念場となりそうです。
②決算発表の結果、日経225採用銘柄の今期予想増益率は世界景気の下ぶれにより7月中旬の-2.3%から-88.7%の減益予想に悪化しました。先週も、若干悪化しました。
③長期金利は急低下し、日米の金利差は1.4%前後に縮み、為替は93-95円台と円高方向に変化しました。今週は、93-96円台が想定されます。
④11月初旬に、OECDによる日米の2009年のGDP伸び率予測値が修正され日本が-0.1%となり、米国は-0.9%となりましたので、この面では日本市場にとって0.8ポイント強気材料となりました。
⑤外人は3月2週は売り越しでしたが売越額は減少しました。3月3週もさらに売越額は減少したようです。今週も売り越しが予想されますが売越幅は減少傾向と思われます。
5つのポイントのうち先週は①が強気材料で、③が弱気材料でした。今週も①⑤と為替がキーポイントと思われます。

[テクニカル視点]
日本市場をテクニカル面で見ると、NASDAQとの200日線乖離率差では、1.2ポイント割安となり、先週比2.3ポイント割安幅は縮小しました。一目均衡表では、雲の下に在り、200日移動平均線乖離率は-23.7%となり先週と比較してマイナス幅は4.5ポイント縮小し、総合乖離率は-18.8%となりマイナス幅は14.3ポイント縮小しましたが、3つともマイナスですので中期上昇トレンドは、"赤信号"のままです。日経平均は25日線、9日線の上に在りますので短期的には"青信号"です。米国市場はNY Dowは一目均衡表の雲と25日線、9日線の上に在ります。Nasdaqも一目均衡表の雲と25日線、9日線の上に在りますので、短期的には"青信号"です。

[今週の見通し]
今週は、米政府のバッドバンク構想の詳細が週初にも発表される見通しで、大手自動車メーカーへの支援策が明らかになりそうですので、市場の評価次第で大きく変動する可能性があります。テクニカル面では、先週は短期的に黄信号から青信号に変わりましたが、今週は青信号が維持できるかどうかに注目が必要です。日経平均は8000円を一旦超え、ボリンジャーバンド+2σ付近で揉み合っていますが、米国政府施策に対する市場評価次第で、上か下に大きく振れそうです。テクニカルには一旦、25日線近辺(7500円)まで、下落してもおかしくない感じです。


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Thursday, March 19, 2009

<20090319>日経平均の今後の見通し

[市況]
18日、NYDowとNASDAQが上昇したことを受けて。19日の日経平均先物は、前日終値より40円高く寄り付き、前場には60円高まで買われる場面もあったものの、その後は下落に転じて、最終的に60円安で引けました。日経平均は26円安で引け、寄り付き前の外国人は1530万株の売り越しで、出来高は18.7億株と増加しました。高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅を縮小していまが、個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態です。

18日の米国市場では、朝方は前日までの相場の上昇基調が続いた後とあって、利益確定売りが出て安く推移していましたが、FRBがFOMCで長期国債買い入れに加え、住宅ローン担保証券の買い入れ増を決めたと発表。市場は、積極的施策と受け止められNY Dowは一時7500ドル台を回復しました。
19日の日本市場では、米国が追加的な金融緩和に踏み切ったことで円が対ドルで急伸し、業績の下振れ懸念が強まった輸出関連株の一角が売られました。前日までの上昇に警戒感が広がっていたうえ、3連休前の週末とあって持ち高調整の売りも出やすかったようです。過度な金融不安の後退で金融関連株は買われ、相場を下支えしました。

[テクニカル視点]
日経平均は75日線の下にありますが、9日線と25日線を上回っているので、短期トレンドは青信号が点っています。一方、総合乖離率は-18.8%とマイナス幅を広げ、200日線との乖離率は-23.7%とマイナス幅は変われませんでした。日経平均は一目均衡表の雲の下にあり、3つの要素すべてがマイナスなので、中期的トレンドには赤信号が点っています。
テクニカル面の指標である、日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が3.1ポイント下にある状態であり、日本市場は割安幅が広がりました。
NYDowは、75日線と一目均衡表の雲の下にありますが、25日線、9日線の上に在ります。NASDAQも、75日線と一目均衡表の雲を下回っていますが、25日線、9日線の上に在りますので、米国市場の短期トレンドには青信号が点灯しています。中期トレンドには赤信号が点っています。

[ファンダメンタルの現状認識]
イールドスプレッドの日米差は、長らく日本市場が割安であることを示していましたが、このところ日本企業のPERが急激に悪化しているため、現在は日本市場が4.8ポイント割高となっています。
市場は現在、「ビッグ3救済策」「実体経済の急速な悪化と効果的な景気対策」「金融機関の損失拡大による金融危機再来」といった問題を主要なテーマにしているようです(1つめの問題については、GMとクライスラーの改革案が提出されたため、今後は中身についての議論となるでしょう。GMは、4年連続となる大幅な赤字を発表しました。政府の対応が注目されます。2つめについては、久々に米新規住宅着工件数に改善がみられました。今回のFRBによる住宅ローン担保証券の買い入れが長期金利下げをもたらし、住宅ローン金利低下に繋がりそうです。ここしばらく、住宅関連を中心とした経済指標への関心が向かうと考えられます。3つめに関して、ストレステストの実施や、シティ優先株の普通株への転換といった対策は、まだ金融不安の払拭につながっていません。しかし、米欧の大手銀行の業績が好転したとの報道や、FRB議長が会計制度を見直すと発言したことなどは、市場の評価を得ているようです。
一方、中長期的に見ると、世界景気の減速は終息の気配を未だ見せていません。ヘッジファンドを中心とする外国人の売り圧力は、当面続くことが予想されます。また、2010年まで続くと言われる不動産価格の下落は、企業の資金調達への悪影響や、銀行の損失拡大懸念をもたらしています。先安感は今後も居座り続けるでしょう。引き続き、金融機関の株価の推移や経済指標などに留意することが肝要と思われます。
ちなみに、シティグループの株価は18日、上昇しました(3月安値1.02ドルに対し、現在3.08ドル)。
一方、日経平均採用銘柄に関しては、今期予想増益率が-88.4%、予想PERが76.7、PBRが0.89となっています。PBRが1.0を割っているため、超長期的には買い場が到来していると言ってよさそうです。

[今後の見通し]
日経平均は、円高が原因で、米国市場の上昇にも関わらず下落しました。結果、NYDowに対する日経平均のプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+2.1%(150円割高)となっており、日経平均は割高幅を広げました。プレミアム値は、ここ1週間、-170円~+270円の間で推移しています。ドル換算チャート上の日経平均(海外投資家からの見た目)は、一目均衡表の雲と75日線の下にありますが、9日線と25日線の上にあるので、短期的には青信号が点っています。日経平均は急激な円高にも関わらずプレミアムが増加したこと見ても、強い動きが続いています。
政府・日銀の景気対策が繰り返し材料視されている点から、期末のドレッシング買いは続いているようです。ボリンジャーバンドの+2σに到達しましたので、目先はもみあうことも仕方ありませんが、期末の最終売買日の24日までは基本的に強気を維持していいものと思われます。



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Wednesday, March 18, 2009

<20090318>日経平均の今後の見通し

[市況]
17日、NYDowとNASDAQが上昇したことを受けて。18日の日経平均先物は、前日終値より50円ほど高く寄り付き、前場には100円高まで買われる場面もあったものの、その後は下落に転じて、最終的に30円高で引けました。日経平均は23円高で引け、寄り付き前の外国人は660万株の売り越しで、出来高は23.9億株と増加しました。高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅を広げています。個別銘柄に関しては、「買い」が有利の状態です。

17日の米国市場では、住宅着工件数が8ヶ月ぶりに前月比で増加し、58万3千戸と市場予想の46万戸を大幅に上回ったことで、住宅着工下げ止まりの可能性が意識され、住宅関連株が全面高となりました。米金融機関の業績懸念後退などを背景に前週以降、投資家心理が改善している中で、18日まで開催されるFOMCの声明文の景気判断が明るいものになるとの期待感が出て、売りは出にくい状況だったようです。
18日の日本市場では、欧米の金融システム不安や景気悪化の長期化に対する警戒感が和らぎ、金融株などが買われましたが、目先の上昇ピッチの速さに対する警戒感から上値には利益確定売りが増え、先行きを巡る強弱感が対立し、売買が交錯しました。

[テクニカル視点]
日経平均は75日線の下にありますが、9日線と25日線を上回っているので、短期トレンドは青信号が点っています。一方、総合乖離率は-18.0%とマイナス幅を縮め、200日線との乖離率も-23.7%とマイナス幅を縮めましたが、日経平均は一目均衡表の雲の下にあり、3つの要素すべてがマイナスなので、中期的トレンドには赤信号が点っています。
テクニカル面の指標である、日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が1.4ポイント下にある状態であり、日本市場は割安に転換しました。
NYDowは、75日線と一目均衡表の雲の下にありますが、9日線の上に在り、25日線を越えました。NASDAQも、75日線と一目均衡表の雲を下回っていますが、9日線の上にあり、25日線を越えましたので、米国市場の短期トレンドには青信号が点灯しました。中期トレンドには赤信号が点っています。

[ファンダメンタルの現状認識]
イールドスプレッドの日米差は、長らく日本市場が割安であることを示していましたが、このところ日本企業のPERが急激に悪化しているため、現在は日本市場が4.4ポイント割高となっています。
市場は現在、「ビッグ3救済策」「実体経済の急速な悪化と効果的な景気対策」「金融機関の損失拡大による金融危機再来」といった問題を主要なテーマにしているようです(1つめの問題については、GMとクライスラーの改革案が提出されたため、今後は中身についての議論となるでしょう。GMは、4年連続となる大幅な赤字を発表しました。政府の対応が注目されます。2つめについては、久々に米新規住宅着工件数に改善がみられました。ここしばらく、経済指標への関心が向かうと考えられます。3つめに関して、ストレステストの実施や、シティ優先株の普通株への転換といった対策は、まだ金融不安の払拭につながっていません。しかし、米欧の大手銀行の業績が好転したとの報道や、FRB議長が会計制度を見直すと発言したことなどは、市場の評価を得ているようです)。
一方、中長期的に見ると、世界景気の減速は終息の気配を未だ見せていません。ヘッジファンドを中心とする外国人の売り圧力は、当面続くことが予想されます。また、2010年まで続くと言われる不動産価格の下落は、企業の資金調達への悪影響や、銀行の損失拡大懸念をもたらしています。先安感は今後も居座り続けるでしょう。引き続き、金融機関の株価の推移や経済指標などに留意することが肝要と思われます。
ちなみに、シティグループの株価は17日、上昇しました(3月安値1.02ドルに対し、現在2.51ドル)。
一方、日経平均採用銘柄に関しては、今期予想増益率が-88.3%、予想PERが75.9、PBRが0.89となっています。PBRが1.0を割っているため、超長期的には買い場が到来していると言ってよさそうです。

[今後の見通し]
日経平均は、昨日のプレミアム分、米国市場の上昇率ほどは上げませんでした。結果、NYDowに対する日経平均のプレミアム(ドルベース・為替考慮後)は+0.9%(60円割高)となっており、日経平均は割高幅を狭めました。プレミアム値は、ここ1週間、-170円~+240円の間で推移しています。ドル換算チャート上の日経平均(海外投資家からの見た目)は、一目均衡表の雲と75日線の下にありますが、9日線と25日線の上にあるので、短期的には青信号が点っています。
期末のドレッシング買いは有るものの、日経平均は米国市場に連動した動きとなっています。中期的には予断を許さない状況ですが、政府・日銀の景気対策が繰り返し材料視されていることなどを見るに、今週いっぱいは基本的に強気を維持していいものと思われますが、ボリンジャーバンドの+2σに到達しましたので、目先はもみあうことも仕方ありません。



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Tuesday, March 17, 2009

<20090317>日経平均の今後の見通し

[市況]
16日のNY DowとNASDAQは小幅下落しましたが、日経平均先物は前日比30円高で寄り付き、前場に20円安まで売られる場面がありましたが、その後は上昇に転じ、結局210円高で引けました。日経平均は244円高でした。寄付き前の外人は220万株の売り越しながら、出来高は23.2億株に増加し、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はプラス幅を拡大しました。個別銘柄は引き続き、"買い"が有利な状況です。
16日の米国株式市場では、英銀大手バークレイズが2009年の業績が堅調なスタートを切ったと発表したことなどが好感され、NY Dowは170ドルほど上昇する場面がありました。バーナンキFRB議長がテレビとのインタビューで、米国の景気後退が年内に終わる可能性を示したことも安心材料になりました。しかし、NY Dowは10%ほど上昇していたこともあり、上値で利益確定売りが出始め、引けにかけては手じまい売りが膨らみ、小幅ながら下げに転じて終えました。
17日の日本市場では、景気対策や海外金融システムの安定への期待を背景に、信用売の買い戻しが続いたことが相場の押し上げとなったようです。また、先物の売方が損失回避の買いを入れたことで、値がさ株を中心に日経平均の影響度が高い銘柄が上昇したようです。

[テクニカル視点]
日経平均は、上昇し、75日線の下に在りますが、25日線、9日線の上に在りますので、短期トレンドは"青信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-19.0%とマイナス幅は縮小し、200日線との乖離率も-24.1%とマイナス幅が縮小しましたが、3つがマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が1.5ポイント上回るレベルに転換し、割高となりました。
NY Dowは、16は下落し、75日線、25日線、一目均衡表の雲の下に在りますが、9日線の上に在ります。Nasdaqは、一目均衡表の雲、75日線、25日線の下にありますが、9日線の上に在りますので、米国市場の短期トレンドは、"黄信号"です。中期トレンドは、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差は、長期間、日本市場が割安でしたが、このところの日本企業のPERの急激な悪化で、日本市場が4.4ポイント割高となっています。市場テーマである①ビッグ3救済問題、②世界的な実態経済の急速な悪化と効果的な景気対策、③金融機関の損失拡大による金融危機再燃。という課題のうち①は、GMとクライスラーの改革案が提出されましたので、今後は破産法11条適用など中身の議論となりそうですが、GMの4年連続の大幅な赤字の中、今月末の政府の対応が注目されます、収束するか否かは不透明です。②については急激な景気悪化を示す懸念材料が止まりません。景気対策法案は成立しましたが、保護主義的な動きが市場の懸念材料です。中国の追加景気対策が明らかになりましたが、好材料として持続できていません。③については、オバマ政権の金融安定化策として、銀行に対するストレステストの実施やシティーの優先株の普通株への転換などの施策は、まだ市場評価を得たとは言えないようで、金融不安の払拭には至っていませんが、最近の米大手銀行の業績好転報道やFRB議長の会計制度見直し発言は一旦市場の評価を得たようで、株価への好影響はしばらく持続しそうです。一方、中長期的に見ると、世界景気の減速がいつ収まるかは不透明で、ヘッジファンドを中心とする外人の売り圧力は当面続きそうです。加えて、市場は不動産価格も2010年までは下げが続くと見ているようですので、銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響はまだまだ根深そうです。先安感はまだ残っていると思われます。これからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、16日も上昇しました。(3月の安値1.02ルに対して現在2.33ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-88.3%で、予想PERは75.9、PBRは0.89となりました。PBRは1.0を割り超長期投資としては買い場と思われます。

[今後の見通し]
日経平均は、米国市場の下落に反して大幅に上昇しました。その結果、ドルベース(為替考慮後)の終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは+2.9%(210円の割高)となり割高幅が大幅に拡大しました。プレミアム値はここ1週間は-170~+240の範囲で動いています。海外投資家から見た日経平均の動きである、ドル換算チャートは、一目均衡表の雲、75日線の下に在りますが、9日線、25日線の上にありますので、短期的には引き続き"青信号"でした。日本市場は、中期的には疑心暗鬼な面もありますが、米国市場の一服にも関わらず上昇した点を見ても期末のドレッシング買いの要素が見てとれます。政府の追加経済対策が繰り返し材料視されるなど、今週いっぱいは、基本強気で良い様に思います。



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Monday, March 16, 2009

<20090316>日経平均の今後の見通し

[市況]
13日のNY DowとNASDAQが上昇したことを受けて、日経平均先物は前日比80円高で寄り付き、その後も終日堅調に推移し、結局170円高で引けました。日経平均は134円高でした。寄付き前の外人は830万株の売り越しで、出来高は20.4億株と低水準でしたが、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はプラスに転換し、個別銘柄は、"買い"が有利な状況となりました。
13日の米国株式市場では、米銀大手の業績・財務に対する過度に悲観的な懸念が後退したことや米政府の株価対策期待などから上昇が続いた前日までの流れを引き継いだ。利益確定売りに押される場面もありましたが、大手銀行株の一角が引き続き買われたほか、製薬株などにも買いが入り、NY Dowは上昇しました。
16日の日本市場では、日米財務相会談で与謝野財務・金融・経済財政相がGDP比で2%を超す規模の財政刺激策を打ち出すことを示したことで、前場は高値引けとなりました。公的年金とみられる買いも入ったとの観測も聞かれ、日経平均は7700円台まで上昇する場面がありました。

[テクニカル視点]
日経平均は、上昇し、75日線の下に在りますが、25日線、9日線の上に在りますので、短期トレンドは"青信号"となりました。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-27.9%とマイナス幅は縮小し、200日線との乖離率も-26.7%とマイナス幅が縮小しましたが、3つがマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が2.8ポイント下回るレベルとなり、割安度は縮小しました。
NY Dowは、12日は上昇し、75日線、25日線、一目均衡表の雲の下に在りますが、9日線の上に在ります。Nasdaqは、一目均衡表の雲、75日線の下にありますが、9日線の上に在り、25日線を抜きましたので、米国市場の短期トレンドは、"黄信号"です。中期トレンドは、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差は、長期間、日本市場が割安でしたが、このところの日本企業のPERの急激な悪化で、日本市場が4.5ポイント割高となっています。市場テーマである①ビッグ3救済問題、②世界的な実態経済の急速な悪化と効果的な景気対策、③金融機関の損失拡大による金融危機再燃。という課題のうち①は、GMとクライスラーの改革案が提出されましたので、今後は破産法11条適用など中身の議論となりそうですが、GMの4年連続の大幅な赤字の中、今月末の政府の対応が注目されます、収束するか否かは不透明です。②については急激な景気悪化を示す懸念材料が止まりません。景気対策法案は成立しましたが、保護主義的な動きが市場の懸念材料です。中国の追加景気対策が明らかになりましたが、好材料として持続できていません。③については、オバマ政権の金融安定化策として、銀行に対するストレステストの実施やシティーの優先株の普通株への転換などの施策は、まだ市場評価を得たとは言えないようで、金融不安の払拭には至っていませんが、最近の米大手銀行の業績好転報道やFRB議長の会計制度見直し発言は一旦市場の評価を得たようで、株価への好影響はしばらく持続しそうです。一方、中長期的に見ると、世界景気の減速がいつ収まるかは不透明で、ヘッジファンドを中心とする外人の売り圧力は当面続きそうです。加えて、市場は不動産価格も2010年までは下げが続くと見ているようですので、銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響はまだまだ根深そうです。先安感はまだ残っていると思われます。これからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、13日も上昇しました。(3月の安値1.02ルに対して現在1.78ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-88.3%で、予想PERは80.7、PBRは0.86となりました。PBRは1.0を割り超長期投資としては買い場と思われます。

[今後の見通し]
日経平均は、米国市場の上昇に連動して上昇しました。その結果、ドルベース(為替考慮後)の終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは+0.7%(50円の割高)となり割高に転換しました。プレミアム値はここ1週間は-170~+190の範囲で動いています。海外投資家から見た日経平均の動きである、ドル換算チャートは、一目均衡表の雲、75日線の下に在りますが、9日線の上にあり、25日線も抜きましたので、短期的には"青信号"となりました。日本市場もとりあえずは、米国市場の今回の大手銀行の好材料を評価しているようですが、中期的には疑心暗鬼な面もあります。政府の追加経済対策が材料視されるなど、今回の上昇は期末のドレッシング買いの要素が大きそうですので、今週いっぱいは、基本強気で良い様に思います。


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Sunday, March 15, 2009

<20090315>今週の日経平均の見通しと投資スタンス

[ファンダメンタルの現状認識]
先週のNY DowはシティグループのCEOが従業員向け書簡で、今年1、2月は利益が出ていると説明したことをきっかけに上昇しました。今週も金融システム不安が後退する状況が期待できそうです。一方、中長期的には、世界同時不況と、ヘッジファンドの売り圧力、不動産価格の下げ傾向に変化は見られません。そのような中で、2009年のGDP伸率予測値考慮後の日米市場のイールド・スプレッドの差は4.8ポイント割高となりました。先週と比べ割高度は0.2ポイント増加しました。日本市場はファンダメンタルには米国市場に比べ利益の減少率が著しく、日経平均のPERは73.1と云う数字になっており、明らかに割高です。

[日経平均上昇の条件]
今後、日経平均がさらに上昇する為には次の前提条件が必要と思われます。
①米国市場の上昇、
②従来以上の今期の予想増益率のUP、
③日米の金利差の拡大、
④日本の2009年GDP予測値(現在-0.1%)の上方修正、
⑤外人の買い越し、
最近の動きを見ると、
①先週は反発しましたが、今週もこの地合いが続きそうな気配です。
②決算発表の結果、日経225採用銘柄の今期予想増益率は世界景気の下ぶれにより7月中旬の-2.3%から-88.1%の減益予想に悪化しました。先週も、悪化しました。
③長期金利は若干低下したものの、日米の金利差は1.6%前後と変化はありませんが、為替は96-99円台と変動幅が拡大しました。今週も、96-99円台が想定されます。
④11月初旬に、OECDによる日米の2009年のGDP伸び率予測値が修正され日本が-0.1%%となり、米国は-0.9%となりましたので、この面では日本市場にとって0.8ポイント強気材料となりました。
⑤外人は3月1週は売り越しでしたが、3月2週は売り越幅は減少したようです。今週も売り越しが予想されますが売り越し幅は減少傾向と思われます。
5つのポイントのうち先週は①が強気材料でした。今週も①⑤と為替がキーポイントと思われます。

[テクニカル視点]
日本市場をテクニカル面で見ると、NASDAQとの200日線乖離率差では、3.5ポイント割安となり、先週比3.4ポイント割安幅は拡大しました。一目均衡表では、雲の下に在り、200日移動平均線乖離率は-28.2%となり先週と比較してマイナス幅は4.8ポイント縮小し、総合乖離率は-33.1%となりマイナス幅は17.6ポイント縮小しましたが、3つともマイナスですので中期上昇トレンドは、"赤信号"のままです。日経平均は25日線、9日線の上に在りますので短期的には"青信号"です。米国市場はNY Dowは一目均衡表の雲と25日線の下に在りますが、9日線の上に在ります。Nasdaqも一目均衡表の雲と25日線の下に在りますが、9日線の上に在りますので、短期的には"黄信号"です。

[今週の見通し]
今週も、米大手銀行の金融不安後退は効力を維持しそうですので、経済指標の予想外の悪化がない限りもう少しは反発が続くものと思われます。テクニカル面では、先週に短期的に赤信号から黄信号に変わりましたので今週は青信号まで行けるかどうかに注目が必要です。日経平均は25日線を抜き、久々に短期的に青信号が点灯しましたので、米国市場に新規弱気材料が出なければ、8000円を目指す動きが期待できそうです。



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Friday, March 13, 2009

<20090313>日経平均の今後の見通し

[市況]
12日のNY DowとNASDAQが大幅上昇したことを受けて、日経平均先物は前日比240円高で寄り付き、その後も終日堅調に推移し、結局360円高で引けました。日経平均は371円高でした。寄付き前の外人は410万株の売り越しで、出来高は27.9億株と高水準となり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はプラスに転換し、個別銘柄は、"買い"が有利な状況となりました。
12日の米国株式市場では、2月の小売売上高は前月比0.1%減と2カ月ぶりマイナスとなったものの、市場予想を上回り、前月分は上方修正されました。格下げが発表されたGEが、悪材料出尽くし感で急伸するなど、短期筋を中心に買い戻しの動きが広がりました。バンカメのCEOが、追加の公的資金注入に否定的な見解を述べたと伝わり、金融株への買も続きました。
13日の日本市場では、米市場が2月の小売売上高の底堅さや金融不安の後退を受けて大幅に続伸したことから、東京株式市場でも投資心理が改善し、円安も重なり、電機や自動車、銀行などの主力株を中心に買い戻されました。麻生首相が13日午前、与党幹部に経済対策の検討を指示したと伝わり、政府の追加経済対策への期待も改めて高まり、日経平均は大幅高となりました。

[テクニカル視点]
日経平均は、上昇し、75日線の下に在りますが、25日線、9日線を抜きましたので、短期トレンドは"青信号"となりました。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-33.1%とマイナス幅は縮小し、200日線との乖離率も-28.2%とマイナス幅が縮小しました。3つがマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が2.8ポイント下回るレベルとなり、割安度は縮小しました。
NY Dowは、12日は上昇し、75日線、25日線、一目均衡表の雲の下に在りますが、9日線の上に在ります。Nasdaqも、一目均衡表の雲、75日線、25日線の下にありますが、9日線の上に在りますので、米国市場の短期トレンドは、"黄信号"です。中期トレンドは、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差は、長期間、日本市場が割安でしたが、このところの日本企業のPERの急激な悪化で、日本市場が4.7ポイント割高となっています。市場テーマである①ビッグ3救済問題、②世界的な実態経済の急速な悪化と効果的な景気対策、③金融機関の損失拡大による金融危機再燃。という課題のうち①は、GMとクライスラーの改革案が提出されましたので、今後は破産法11条適用など中身の議論となりそうですが、GMの4年連続の大幅な赤字の中、今月末の政府の対応が注目されます、収束するか否かは不透明です。②については急激な景気悪化を示す懸念材料が止まりません。景気対策法案は成立しましたが、保護主義的な動きが市場の懸念材料です。中国の追加景気対策が明らかになりましたが、好材料として持続できていません。③については、オバマ政権の金融安定化策として、銀行に対するストレステストの実施やシティーの優先株の普通株への転換などの施策は、まだ市場評価を得たとは言えないようで、金融不安の払拭には至っていませんが、最近の米大手銀行の業績好転報道やFRB議長の会計制度見直し発言は一旦市場の評価を得たようですが持続するかどうかを見る必要が有りそうです。一方、中長期的に見ると、世界景気の減速がいつ収まるかは不透明で、ヘッジファンドを中心とする外人の売り圧力は当面続きそうです。加えて、市場は不動産価格も2010年までは下げが続くと見ているようですので、銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響はまだまだ根深そうです。先安感はまだ残っていると思われます。これからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、12日も上昇しました。(3月の安値1.02ルに対して現在1.67ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-88.1%で、予想PERは71.9、PBRは0.85となりました。PBRは1.0を割り超長期投資としては買い場と思われます。

[今後の見通し]
日経平均は、円安と米国市場ので大幅上昇しました。その結果、ドルベース(為替考慮後)の終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは-0.3%(30円の割安)となり割安幅が若干拡大しました。プレミアム値はここ1週間は-170~+190の範囲で動いています。海外投資家から見た日経平均の動きである、ドル換算チャートは、一目均衡表の雲、75日線、25日線の下に在り、9日線を抜きましたので、短期的には"黄信号"となりました。円安と米市場高により日経平均は大幅上昇し25日線を抜きました。日本市場もとりあえずは、米国市場の今回の大手銀行の好材料を評価しているようですが、中期的には疑心暗鬼な面もあります。政府の追加経済対策が期末の金融機関の株価資産評価対策と考えると来週いっぱいは、基本強気で良い様に思います。



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Thursday, March 12, 2009

<20090312>日経平均の今後の見通し

[市況]
11日のNY DowとNASDAQは上昇しましたが、日経平均先物は前日比60円安で寄り付き、その後も終日軟調に推移し、結局240円安で引けました。日経平均は177円安でした。寄付き前の外人は410万株の売り越しで、出来高は19.9億株と低水準となり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅が拡大し、個別銘柄は、"売り"が有利な状況です。
11日の米国株式市場では、ガイトナー米財務長官がテレビインタビューで、銀行システムを支援する姿勢を示したことや、JPモルガンのCEOが1、2月に利益をあげたと語ったことなどで、前日に急伸した金融株は11日も買われました。ただNY Dowが今年最大の上げ幅を記録した後とあって、利益確定売りに押される銘柄も目立ちました。
12日の日本市場では、内閣府が発表した10-12月期のGDP改定値は前期比12.1%減と速報値からやや上方修正されものの、買い材料にはならず、円が午後に95円台後半まで上昇すると輸出関連が下げ幅を広げました。中国国家統計局が発表した1-2月の工業生産高が市場の予想を下回ったことで世界経済の低迷に対する警戒感が広がった面もあったようです。

[テクニカル視点]
日経平均は、下落し、75日線、25日線の下に在り、9日線を割りましたので、短期トレンドは"赤信号"となりました。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-46.7%とマイナス幅は拡大し、200日線との乖離率も-31.9%とマイナス幅が拡大しました。3つがマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が3.5ポイント下回るレベルとなり、割安に転換しました。
NY Dowは、11日は上昇し、75日線、25日線、一目均衡表の雲の下に在りますが、9日線の上に在ります。Nasdaqも、一目均衡表の雲、75日線、25日線の下にありますが、9日線の上に在りますので、米国市場の短期トレンドは、"黄信号"です。中期トレンドは、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差は、長期間、日本市場が割安でしたが、このところの日本企業のPERの急激な悪化で、日本市場が4.7ポイント割高となっています。市場テーマである①ビッグ3救済問題、②世界的な実態経済の急速な悪化と効果的な景気対策、③金融機関の損失拡大による金融危機再燃。という課題のうち①は、GMとクライスラーの改革案が提出されましたので、今後は破産法11条適用など中身の議論となりそうですが、GMの4年連続の大幅な赤字の中、政府の対応が注目されます、収束するか否かは不透明です。②については急激な景気悪化を示す懸念材料が止まりません。景気対策法案は成立しましたが、保護主義的な動きが市場の懸念材料です。中国の追加景気対策が明らかになりましたが、好材料として持続できていません。③については、オバマ政権の金融安定化策として、銀行に対するストレステストの実施やシティーの優先株の普通株への転換などの施策は、まだ市場評価を得たとは言えないようで、金融不安の払拭には至っていませんが、シティーの業績好転やFRB議長の会計制度見直し発言は一旦市場の評価を得たようですが持続するかどうかを見る必要が有りそうです。一方、中長期的に見ると、世界景気の減速がいつ収まるかは不透明で、ヘッジファンドを中心とする外人の売り圧力は当面続きそうです。加えて、市場は不動産価格も2010年までは下げが続くと見ているようですので、銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響はまだまだ根深そうです。先安感はまだ残っていると思われます。これからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、11日は上昇しました。(3月の安値1.02ルに対して現在1.54ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-88.1%で、予想PERは69.0、PBRは0.81となりました。PBRは1.0を割り超長期投資としては買い場と思われます。

[今後の見通し]
日経平均は、円高が影響し米国市場の上昇にも関わらず下落しました。その結果、ドルベース(為替考慮後)の終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは-0.1%(10円の割安)となり割安に転換しました。プレミアム値はここ1週間は-70~+370の範囲で動いています。海外投資家から見た日経平均の動きである、ドル換算チャートは、一目均衡表の雲、75日線、25日線の下に在り、9日線を割りました。短期的には"赤信号"となりました。円高により日経平均は軟調な展開となりました。目先は円高が続くと軟調な推移を余儀なくされそうですが、米国市場の今回の好材料が口先だけでなく実現し、金融株上昇が本物であれば、基本強気で良い様に思います。



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Wednesday, March 11, 2009

<20090311>日経平均の今後の見通し

[市況]
10日のNY DowとNASDAQが大幅上昇したことを受けて、日経平均先物は前日比300円高で寄り付き、その後も終日堅調に推移し、結局350円高で引けました。日経平均は321円高でした。寄付き前の外人は560万株の売り越しながら、出来高は20.0億株と低水準ながら増加し、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅が縮小したものの、個別銘柄は、"売り"が有利な状況ですが、ピークアウト感が出てきました。
10日の米国株式市場では、シティグループのCEOが従業員向け書簡で、今年1、2月は利益が出ていると説明したと主要メディアが報じたことで、シティ株が急伸し、金融株に買いが膨らみました。バーナンキFRB議長が講演で、企業の資産価値の評価に関する会計基準の見直しに言及したことや、米下院金融サービス委員会のフランク委員長が空売り規制の再開について言及したことなどが好感され、幅広い銘柄に買いが広がり、株価指数はこの日の高値で終えました。
11日の日本市場では、米市場が大きく上昇した流れを引き継ぎ、前日まで日経平均が連日でバブル経済崩壊後の安値を更新していたこともあり、金融や自動車関連、電機といった業種の主力株には値ごろ感が強まっていたことも買いに拍車をかけました。

[テクニカル視点]
日経平均は、上昇し、75日線、25日線の下に在りますが、9日線を抜きましたので、短期トレンドは"黄信号"となりました。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-41.3%とマイナス幅は縮小し、200日線との乖離率も-30.4%とマイナス幅が縮小しました。3つがマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が0.4ポイント上回るレベルとなり、割高に転換しました。
NY Dowは、10日は上昇し、75日線、25日線、一目均衡表の雲の下に在りますが、9日線を抜きました。Nasdaqも、一目均衡表の雲、75日線、25日線の下にありますが、9日線を抜きましたので、米国市場の短期トレンドは、"黄信号"となりました。中期トレンドは、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差は、長期間、日本市場が割安でしたが、このところの日本企業のPERの急激な悪化で、日本市場が4.6ポイント割高となっています。市場テーマである①ビッグ3救済問題、②世界的な実態経済の急速な悪化と効果的な景気対策、③金融機関の損失拡大による金融危機再燃。という課題のうち①は、GMとクライスラーの改革案が提出されましたので、今後は破産法11条適用など中身の議論となりそうですが、GMの4年連続の大幅な赤字の中、政府の対応が注目されます、収束するか否かは不透明です。②については急激な景気悪化を示す懸念材料が止まりません。景気対策法案は成立しましたが、保護主義的な動きが市場の懸念材料です。中国の追加景気対策が明らかになりましたが、好材料として持続できていません。③については、オバマ政権の金融安定化策として、銀行に対するストレステストの実施やシティーの優先株の普通株への転換などの施策は、まだ市場評価を得たとは言えないようで、金融不安の払拭には至っていませんが、シティーの業績好転やFRB議長の会計制度見直し発言は市場の評価を得たようです。一方、中長期的に見ると、世界景気の減速がいつ収まるかは不透明で、ヘッジファンドを中心とする外人の売り圧力は当面続きそうです。加えて、市場は不動産価格も2010年までは下げが続くと見ているようですので、銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響はまだまだ根深そうです。先安感はまだ残っていると思われます。これからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、10日は大幅に上昇しました。(3月の安値1.02ルに対して現在1.45ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-88.0%で、予想PERは71.2、PBRは0.85となりました。PBRは1.0を割り超長期投資としては買い場と思われます。

[今後の見通し]
日経平均は、米国市場の上昇にすなおに反応して上昇しました。その結果、ドルベース(為替考慮後)の終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは+0.6%(40円の割高)となり割高幅は若干縮小しました。プレミアム値はここ1週間は-70~+370の範囲で動いています。海外投資家から見た日経平均の動きである、ドル換算チャートは、一目均衡表の雲、75日線、25日線の下に在りますが、9日線を抜き、短期的には"黄信号"となりました。日米とも市場は黄信号に変わり、米国市場の今回の好材料が口先だけでなく実現すれば、市場に短期的な上昇をもたらし得ると思われます。日経平均も目先は強気で良い様に思います。次のチェックポイントとしては、25日線の7500円を抜けるかどうかを見たいと思います。


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Tuesday, March 10, 2009

<20090310>日経平均の今後の見通し

[市況]
9日のNY DowとNASDAQが下落しましたが、日経平均先物は前日比10円高で寄り付き、その後は軟調に推移したものの、狭い範囲の動きとなり、結局10円安で引けました。日経平均は31円安でした。寄付き前の外人は1150万株の売り越しで、出来高は17.2億株と低水準で。高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅が拡大しました。個別銘柄は、"売り"が有利な状況です。
9日の米国株式市場では、製薬大手メルクが同業のシェリング・プラウを買収すると発表。財務負担への懸念などから大幅安となり、相場の重しとなった。欧州の銀行株安から、朝方は銀行株が売られましたが、売り方の買い戻しなどから、銀行株には上げる銘柄が目立ち、午前中にはNY Dowが高くなる場面がありましたが、金融システム不安や景気懸念は根強いとして、午後に株価指数はは下げに転じました。
10日の日本市場では、米市場の下落に加え、景気悪化懸念を背景に、継続的な売りが出て、安い水準での推移が続きましたが、7000円近辺は大手生保に株式含み損が発生する水準とされており、決算期末である3月の株価を支えるための年金買いが膨らむとの見方が、下値を売り込みにくくさせているようです。

[テクニカル視点]
日経平均は、下落し、75日線、25日線、9日線の下に在りますので、短期トレンドは"赤信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-53.1%とマイナス幅は拡大し、200日線との乖離率も-33.7%とマイナス幅が拡大しました。3つがマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が0.4ポイント上回るレベルとなり、割高に転換しました。
NY Dowは、9日は下落し、75日線、25日線、9日線、一目均衡表の雲の下に在ります。Nasdaqも、一目均衡表の雲、75日線、25日線、9日線の下にありますので、米国市場の短期トレンドは、"赤信号"です。中期トレンドも、"赤信号"です。


[ファンダメンタル視点]
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差は、長期間、日本市場が割安でしたが、このところの日本企業のPERの急激な悪化で、日本市場が4.6ポイント割高となっています。市場テーマである①ビッグ3救済問題、②世界的な実態経済の急速な悪化と効果的な景気対策、③金融機関の損失拡大による金融危機再燃。という課題のうち①は、GMとクライスラーの改革案が提出されましたので、今後は破産法11条適用など中身の議論となりそうですが、GMの4年連続の大幅な赤字の中、政府の対応が注目されます、収束するか否かは不透明です。②については急激な景気悪化を示す懸念材料が止まりません。景気対策法案は成立しましたが、保護主義的な動きが市場の懸念材料です。中国の追加景気対策が明らかになりましたが、好材料として持続できていません。③については、オバマ政権の金融安定化策として、銀行に対するストレステストの実施やシティーの優先株の普通株への転換などの施策は、まだ市場評価を得たとは言えないようで、金融不安の払拭には至っていません。一方、中長期的に見ると、世界景気の減速がいつ収まるかは不透明で、ヘッジファンドを中心とする外人の売り圧力は当面続きそうです。加えて、市場は不動産価格も2010年までは下げが続くと見ているようですので、銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響はまだまだ根深そうです。先安感はまだ残っていると思われます。これからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、9日は若干上昇しました。(3月の安値1.02ルに対して現在1.05ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-88.0%で、予想PERは68.3、PBRは0.82となりました。PBRは1.0を割り超長期投資としては買い場と思われます。

[今後の見通し]
日経平均は、米国市場の下落にも関わらず底堅い動きですた。その結果、ドルベース(為替考慮後)の終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは+0.8%(60円の割高)となり割高に転換しました。プレミアム値はここ1週間は-70~+370の範囲で動いています。海外投資家から見た日経平均の動きである、ドル換算チャートは、一目均衡表の雲、75日線、25日線、9日線の下に在り、短期的には"赤信号"です。日経平均は7000円が岩盤になっているようですが、持ちこたえられず、割れてしまうと、投げ売りで一段安も有りそうです。


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Monday, March 09, 2009

<20090309>日経平均の今後の見通し

[市況]
6日のNY Dowは上昇、NASDAQは小幅下落したことを受けて、日経平均先物は前日終値と同値で寄り付き、前場に60円高まで買われれた後は軟調に推移し、結局120円安で引けました。日経平均は87円安でした。寄付き前の外人は1290万株の売り越しで、出来高は17.4億株と低水準で。高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅が拡大しました。個別銘柄は、"売り"が有利な状況です。
6日の米国株式市場では、2月の雇用統計は65万1千人減と市場予想にほぼ一致したものの、失業率は8.1%と前月から0.5ポイント上昇し雇用情勢悪化の長期化に対する懸念が残こりました。短期的に売られすぎの水準にあるため、買い戻しの動きがでたものの、金融システム不安や企業業績に対する懸念も根強く、相場の上値を抑えました。
9日の日本市場では、2008年10月27日のバブル後安値7162円を下回り、1982年10月6日の6974円以来、26年5ヶ月ぶりの安値水準に落ち込みました。欧米の金融問題の先行きに不透明感が根強く、景気低迷の長期化も嫌気され、売りに押されました。公的年金の買いや、政府の株価対策への期待があるものの、積極的な買い手掛かりには乏しく、値動きの悪さを嫌気した見切り売りも出たようです。

[テクニカル視点]
日経平均は、下落し、75日線、25日線、9日線の下に在りますので、短期トレンドは"赤信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-52.9%とマイナス幅は拡大し、200日線との乖離率も-33.6%とマイナス幅が拡大しました。3つがマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が0.7ポイント下回るレベルとなり、割安度は拡大しました。
NY Dowは、6日は上昇しましたが、75日線、25日線、9日線、一目均衡表の雲の下に在ります。Nasdaqも、一目均衡表の雲、75日線、25日線、9日線の下にありますので、米国市場の短期トレンドは、"赤信号"です。中期トレンドも、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差は、長期間、日本市場が割安でしたが、このところの日本企業のPERの急激な悪化で、日本市場が4.6ポイント割高となっています。市場テーマである①ビッグ3救済問題、②世界的な実態経済の急速な悪化と効果的な景気対策、③金融機関の損失拡大による金融危機再燃。という課題のうち①は、GMとクライスラーの改革案が提出されましたので、今後は破産法11条適用など中身の議論となりそうですが、GMの4年連続の大幅な赤字の中、政府の対応が注目されます、収束するか否かは不透明です。②については急激な景気悪化を示す懸念材料が止まりません。景気対策法案は成立しましたが、保護主義的な動きが市場の懸念材料です。中国の追加景気対策が明らかになりましたが、好材料として持続できていません。③については、オバマ政権の金融安定化策として、銀行に対するストレステストの実施やシティーの優先株の普通株への転換などの施策は、まだ市場評価を得たとは言えないようで、金融不安の払拭には至っていません。一方、中長期的に見ると、世界景気の減速がいつ収まるかは不透明で、ヘッジファンドを中心とする外人の売り圧力は当面続きそうです。加えて、市場は不動産価格も2010年までは下げが続くと見ているようですので、銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響はまだまだ根深そうです。先安感はまだ残っていると思われます。これからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、6日は若干上昇しました。(3月の安値1.02ルに対して現在1.03ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-87.9%で、予想PERは68.3、PBRは0.82となりました。PBRは1.0を割り超長期投資としては買い場と思われます。

[今後の見通し]
日経平均は、米国市場の上昇にも関わらずプレミアム分下落しました。その結果、ドルベース(為替考慮後)の終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは-0.4%(40円の割安)となり割安に転換しました。プレミアム値はここ1週間は-70~+370の範囲で動いています。海外投資家から見た日経平均の動きである、ドル換算チャートは、一目均衡表の雲、75日線、25日線、9日線の下に在り、短期的には"赤信号"です。日経平均は昨年11月の終値での安値を割ってしまいました。米国市場に好材料が出ないと、さらに一段安もありそうです。

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Sunday, March 08, 2009

<20090308>今週の日経平均の見通しと投資スタンス

[ファンダメンタルの現状認識]
先週のNY Dowはシティグループの実質政府関与,AIGの巨額の赤字が嫌気され、金融株主導で下落しました。今週も金融システム不安が株価を抑える状況が続きそうです。一方、中長期的には、世界同時不況と、ヘッジファンドの売り圧力、不動産価格の下げ傾向に変化は見られません。そのような中で、2009年のGDP伸率予測値考慮後の日米市場のイールド・スプレッドの差は4.6ポイント割高となりました。先週と比べ割高度は0.4ポイント増加しました。日本市場はファンダメンタルには米国市場に比べ利益の減少率が著しく、日経平均のPERは69.2と云う数字になっており、明らかに割高です。

[日経平均上昇の条件]
今後、日経平均がさらに上昇する為には次の前提条件が必要と思われます。
①米国市場の上昇、
②従来以上の今期の予想増益率のUP、
③日米の金利差の拡大、
④日本の2009年GDP予測値(現在-0.1%)の上方修正、
⑤外人の買い越し、
最近の動きを見ると、
①先週も大きく下落し、昨年来安値を下回りました。今週も下値を探る展開となりそです。
②決算発表の結果、日経225採用銘柄の今期予想増益率は世界景気の下ぶれにより7月中旬の-2.3%から-87.9%の減益予想に悪化しました。先週も、悪化しました。
③長期金利は若干低下したものの、日米の金利差は1.6%と縮小しましたが、為替は97-99円台と円安ぎみに推移しました。今週は、そろそろ円高へのもどしもありそうです。
④11月初旬に、OECDによる日米の2009年のGDP伸び率予測値が修正され日本が-0.1%%となり、米国は-0.9%となりましたので、この面では日本市場にとって0.8ポイント強気材料となりました。
⑤外人は2月4週は売り越しで、3月1週も売り越だった可能性が高く、今週も売り越しが予想されます。
5つのポイントのうち先週は①⑤が弱気材料で③の為替が強気材料でした。今週も①⑤と為替がキーポイントと思われます。

[テクニカル視点]
日本市場をテクニカル面で見ると、NASDAQとの200日線乖離率差では、0.1ポイント割安となり、先週比0.2ポイント割安幅は縮小しました。一目均衡表では、雲の下に在り、200日移動平均線乖離率は-33.0%となり先週と比較してマイナス幅は2.6ポイント拡大し、総合乖離率は-50.7%となりマイナス幅は9.8ポイント拡大しました。3つともマイナスですので中期上昇トレンドは、"赤信号"のままです。日経平均は25日線、9日線の下に在りますので短期的には"赤信号"です。米国市場はNY Dowは一目均衡表の雲と25日線、9日線の下に在ります。Nasdaqも一目均衡表の雲と25日線、9日線の下に在りますので、短期的には"赤信号"です。

[今週の見通し]
今週も、ファンダメンタル面では米金融機関のストレス・テストの結果が気になり、ビッグ3の破産法11条適用がちらつく中では大きな反発ほ望めないと思われます。テクニカル面でも、NY Dowが年初来安値を連続して割りました。日経平均は昨年10月のサラ場安値6995円は割っていないものの、日米とも、下降トレンドを確認した形になっています。円安と株価対策発動の可能性と言う売りにくい材料は有るものの、米国市場が下げ止まらないと、日経平均はいずれ、安値更新をトライする動きがありそうです。


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Friday, March 06, 2009

<20090306>日経平均の今後の見通し

[市況]
5日のNY DowとNASDAQが大幅下落したことを受けて、日経平均先物は200円安く寄り付き、前場に130円安まで買われれた後は軟調に推移し、結局240円安で引けました。日経平均は260円安でした。寄付き前の外人は1980万株の売り越しで、出来高は20.5億株と低水準で。高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス転換しました。個別銘柄は、"売り"が有利な状況となりました。
5日の米国株式市場では、前日に大幅反発した反動で利益確定売りが先行しました。中国の追加景気刺激策による需要増の思惑などから前日に大きく上げた非鉄大手アルコアなどに売りが膨らみ、SECに提出した年次報告書に経営リスクとして「事業継続能力に疑念がある」と記したことを受け、GMも急落し、銀行株も売られました。
6日の日本市場では、世界的な景気悪化や、欧米の金融システム不安の拡大も重しになり、主力株が売られました。週末とあって持ち高調整の売りが出たほか、きょう米国で発表となる2月の雇用統計の悪化を見越した売りもみられ、日経平均は一時、昨年10月27日に付けたバブル経済崩壊後の安値(7162円90銭)にあと4円あまりの水準まで下げました。

[テクニカル視点]
日経平均は、下落し、75日線、25日線の下に在り、9日線をわりましたので、短期トレンドは"赤信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-50.7%とマイナス幅は拡大し、200日線との乖離率も-33.0%とマイナス幅が拡大しましたが、3つがマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が0.1ポイント下回るレベルとなり、割安となりました。
NY Dowは、5日は下落しましたがg、75日線、25日線、9日線、一目均衡表の雲の下に在ります。Nasdaqも、一目均衡表の雲、75日線、25日線、9日線の下にありますので、米国市場の短期トレンドは、"赤信号"です。中期トレンドも、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差は、長期間、日本市場が割安でしたが、このところの日本企業のPERの急激な悪化で、日本市場が4.7ポイント割高となっています。市場テーマである①ビッグ3救済問題、②世界的な実態経済の急速な悪化と効果的な景気対策、③金融機関の損失拡大による金融危機再燃。という課題のうち①は、GMとクライスラーの改革案が提出されましたので、今後は破産法11条適用など中身の議論となりそうですが、GMの4年連続の大幅な赤字の中、政府の対応が注目されます、収束するか否かは不透明です。②については急激な景気悪化を示す懸念材料が止まりません。景気対策法案は成立しましたが、保護主義的な動きの有無と効果がいつ見えるかが市場の懸念材料です。中国の追加景気対策が明らかになりましたが、持続できません注目する必要がありそうです。③については、オバマ政権の金融安定化策として、銀行に対するストレステストの実施やシティーの優先株の普通株への転換などの施策は、まだ市場評価を得たとは言えないようで、金融不安の払拭には至っていません。一方、中長期的に見ると、世界景気の減速がいつ収まるかは不透明で、ヘッジファンドを中心とする外人の売り圧力は当面続きそうです。加えて、市場は不動産価格も2010年までは下げが続くと見ているようですので、銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響はまだまだ根深そうです。先安感はまだ残っていると思われます。これからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、6日は下落し年初来安値を更新しました。(3月の安値1.07ルに対して現在1.02ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-87.9%で、予想PERは68.8、PBRは0.83となりました。PBRは1.0を割り超長期投資としては買い場と思われます。

[今後の見通し]
日経平均は、円高にも関わらず米国市場の下落率以下でした。その結果、ドルベース(為替考慮後)の終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは+3.3%(260円の割高)となり割高幅を拡大しました。プレミアム値はここ1週間は-220~+380の範囲で動いています。海外投資家から見た日経平均の動きである、ドル換算チャートは、一目均衡表の雲、75日線、25日線、9日線の下に在り、短期的には"赤信号"です。昨日のNY Dowは9日線を越えることはできず下落しました。日経平均は比較的底堅く推移しいますが、ここで、持ちこたえられず11月の安値を割ると、一段安となりそうです。


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Thursday, March 05, 2009

<20090305>日経平均の今後の見通し

[市況]
4日のNY DowとNASDAQが上昇したことを受けて、日経平均先物は70円高く寄り付き、前場に270円高まで買われれた後は後場に120円高まで売られる場面も有りましたが、結局140円高で引けました。日経平均は142円高でした。寄付き前の外人は780万株の売り越しで、出来高は23.8億株と低水準ながら増加しました。高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はプラス転換しました。個別銘柄は、"買い"が有利な状況となりました。
4日の米国株式市場では、2月の全米雇用リポートで、前月比69万7千人減と、市場予想以上に悪化したことが、株価指数の上値を抑えたものの、前日まで5日続落しており、値ごろ感からの買い戻しが入りやすかったことや、中国が追加的な景気刺激策を実施するとの観測からアジア・欧州市場が堅調に推移したことも支援材料となり、米市場も買い優勢となりました。
5日の日本市場では、追加景気対策への期待から前日の上海株式相場が急伸した流れが欧州、米国に波及したことや、円相場が99円台まで下落したことが好感され、終日高い水準で推移しました。売り方の買い戻しや、公的年金による買いの思惑などで上げ幅を200円超に拡大する場面がありましたが、7500円前後では戻り待ちの売りに上値を抑えられた格好です。

[テクニカル視点]
日経平均は、上昇しましたが、75日線、25日線の下に在りますが、9日線を抜きましたので、短期トレンドは"黄信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-42.6%とマイナス幅は縮小し、200日線との乖離率も-30.8%とマイナス幅が縮小しましたが、3つがマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が0.6ポイント下回るレベルとなり、若干割安となりました。
NY Dowは、4日は上昇しましたが、75日線、25日線、9日線、一目均衡表の雲の下に在ります。Nasdaqも、一目均衡表の雲、75日線、25日線、9日線の下にありますので、米国市場の短期トレンドは、"赤信号"です。中期トレンドも、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差は、長期間、日本市場が割安でしたが、このところの日本企業のPERの急激な悪化で、日本市場が4.7ポイント割高となっています。市場テーマである①ビッグ3救済問題、②世界的な実態経済の急速な悪化と効果的な景気対策、③金融機関の損失拡大による金融危機再燃。という課題のうち①は、GMとクライスラーの改革案が提出されましたので、今後は破産法11条適用など中身の議論となりそうですが、GMの4年連続の大幅な赤字の中、政府の対応が注目されます、収束するか否かは不透明です。②については急激な景気悪化を示す懸念材料が止まりません。景気対策法案は成立しましたが、保護主義的な動きの有無と効果がいつ見えるかが市場の懸念材料です。中国の追加景気対策が明らかになりましたが、市場の注目が持続するかどうか注目する必要がありそうです。③については、オバマ政権の金融安定化策として、銀行に対するストレステストの実施やシティーの優先株の普通株への転換などの施策は、まだ市場評価を得たとは言えないようで、金融不安の払拭には至っていません。一方、中長期的に見ると、世界景気の減速がいつ収まるかは不透明で、ヘッジファンドを中心とする外人の売り圧力は当面続きそうです。加えて、市場は不動産価格も2010年までは下げが続くと見ているようですので、銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響はまだまだ根深そうです。先安感はまだ残っていると思われます。これからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、5日は下落し年初来安値を更新しました。(3月の安値1.20ドルに対して現在1.13ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-87.9%で、予想PERは71.8、PBRは0.86となりました。PBRは1.0を割り超長期投資としては買い場と思われます。

[今後の見通し]
日経平均は、円安にも関わらず米国市場の上昇率以下でした。その結果、ドルベース(為替考慮後)の終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは+0.5%(40円の割高)となり割高幅を縮小しました。プレミアム値はここ1週間は-220~+180の範囲で動いています。海外投資家から見た日経平均の動きである、ドル換算チャートは、一目均衡表の雲、75日線、25日線、9日線の下に在り、短期的にはまだ"赤信号"です。NY Dowは反発したものの、9日線を越えるまでは本物かどうか判りません。日経平均は円安と中国市場の上昇で底堅く推移しており、9日線を抜きましたが、外人売りは続いており、米国市場の本格的な反転が上昇の条件と思われます。


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Wednesday, March 04, 2009

<20090304>日経平均の今後の見通し

[市況]
27日のNY DowとNASDAQが下落したことを受けて、日経平均先物は100円安く寄り付き、前場に130円安まで売られた後は上昇に転じ後場には100円高まで戻す場面も有りましたが、結局50円高で引けました。日経平均は60円高でした。寄付き前の外人は1000万株の売り越しで、出来高は21.2億株と低水準ながら増加しました。高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅が縮小しましたが、個別銘柄は、"売り"が有利な状況です。
3日の米国株式市場では、米政府が個人や中小企業向けの貸し渋り解消策の詳細を発表したことで、クレジット株は買われたましたが、保険株を中心に売られ金融株は全般に軟調でした。1月の仮契約住宅販売指数が市場予想を上回って低下したことも相場の重しとなりましたが、自律反発狙いの買いや値ごろ感からの買いも入り、株価指数は方向感に乏しくもみ合いました。バーナンキFRB議長とガイトナー米財務長官の議会証言での追加金融安定化策の必要性などを指摘したものの市場は反応しませんでした。
4日の日本市場では、米市場安を嫌気し、前場は連日で昨年10月27日に付けたバブル経済崩壊後の安値7162円を下回る場面がありましたが、公的年金による買い支え観測や中国の追加景気対策期待をきっかけに後場に入ると買い戻しが広がり、日経平均は持ち直しました。

[テクニカル視点]
日経平均は、上昇しましたが、75日線、25日線、9日線の下に在りますので、短期トレンドは"赤信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-48.3%とマイナス幅は縮小し、200日線との乖離率も-32.4%とマイナス幅が縮小しましたが、3つがマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が0.3ポイント上回るレベルとなり、割高に転換しました。
NY Dowは、3日は下落し、75日線、25日線、9日線、一目均衡表の雲の下に在ります。Nasdaqも、一目均衡表の雲、75日線、25日線、9日線の下にありますので、米国市場の短期トレンドは、"赤信号"です。中期トレンドも、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差は、長期間、日本市場が割安でしたが、このところの日本企業のPERの急激な悪化で、日本市場が4.6ポイント割高となっています。市場テーマである①ビッグ3救済問題、②世界的な実態経済の急速な悪化と効果的な景気対策、③金融機関の損失拡大による金融危機再燃。という課題のうち①は、GMとクライスラーの改革案が提出されましたので、今後は破産法11条適用など中身の議論となりそうですが、GMの4年連続の大幅な赤字の中、政府の対応が注目されます、収束するか否かは不透明です。②については急激な景気悪化を示す懸念材料が止まりません。景気対策法案は成立しましたが、保護主義的な動きの有無と効果がいつ見えるかが市場の懸念材料です。③については、オバマ政権の金融安定化策として、銀行に対するストレステストの実施やシティーの優先株の普通株への転換などの施策は、まだ市場評価を得たとは言えないようで、金融不安の払拭には至っていません。一方、中長期的に見ると、世界景気の減速がいつ収まるかは不透明で、ヘッジファンドを中心とする外人の売り圧力は当面続きそうです。加えて、市場は不動産価格も2010年までは下げが続くと見ているようですので、銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響はまだまだ根深そうです。先安感はまだ残っていると思われます。これからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、3日は若干上昇しました。(3月の安値1.20ドルに対して現在1.22ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-87.7%で、予想PERは69.4、PBRは0.85となりました。PBRは1.0を割り超長期投資としては買い場と思われます。

[今後の見通し]
日経平均は、米国市場の下落にも関わらず上昇しました。その結果、ドルベース(為替考慮後)の終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは+1.6%(130円の割高)となり割高幅を拡大しました。プレミアム値はここ1週間は-260~+180の範囲で動いています。海外投資家から見た日経平均の動きである、ドル換算チャートは、一目均衡表の雲、75日線、25日線、9日線の下に在り、短期的には"赤信号"です。NY Dowは今日も年初来安値を下回ってしまいましたが、日経平均は一時昨年11月の安値を割りましたが、今日も底堅い動きでした。政府の株価対策発動の可能性から積極的には売りにくいものの、米国市場が反転しない限り、引き続き昨年11月の安値を試す動きとなりそうです。


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Tuesday, March 03, 2009

<20090303>日経平均の今後の見通し

[市況]
27日のNY DowとNASDAQが大幅下落したことを受けて、日経平均先物は150円安く寄り付きましたが、その後は上昇に転じ後場には40円高まで戻す場面も有りましたが、結局30円安で引けました。日経平均は50円安でした。寄付き前の外人は1920万株の売り越しで、出来高は19.5億株と低水準でした。高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅が拡大し、個別銘柄は、"売り"が有利な状況です。
2日の米国株式市場では、NY Dowは節目の7000ドルを割り込み、1997年4月以来約12年ぶりの安値で終えました。AIGが巨額の赤字決算を発表したことなどで金融不安が改めて強まり、幅広い銘柄が売られました。
3日の日本市場では、与謝野財務・金融・経済財政大臣が午前の閣議後の記者会見で、「必要以上の下げは看過することはできない」と発言したと伝わったことで、株価対策発動への期待から相場の下押し懸念が和らぎ、日経平均は小幅高に転じる場面もありましたが、下げ基調の続く米市場動向を見極めたいとして、買いも続きませんでした。TOPIXの終値は今年2月24日に付けたバブル後安値を下回り、25年3カ月ぶりの安値水準に落ち込みました。
[テクニカル視点]
日経平均は、下落し、75日線、25日線の下に在り、9日線を割りましたので、短期トレンドは"赤信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-51.2%とマイナス幅は拡大し、200日線との乖離率も-33.1%とマイナス幅が拡大しました。3つがマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が028ポイント下回るレベルとなり、割安度は拡大しました。
NY Dowは、27日は下落し、75日線、25日線、9日線、一目均衡表の雲の下に在ります。Nasdaqも、一目均衡表の雲、75日線、25日線、9日線の下にありますので、米国市場の短期トレンドは、"赤信号"です。中期トレンドも、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差は、長期間、日本市場が割安でしたが、このところの日本企業のPERの急激な悪化で、日本市場が4.2ポイント割高となっています。市場テーマである①ビッグ3救済問題、②世界的な実態経済の急速な悪化と効果的な景気対策、③金融機関の損失拡大による金融危機再燃。という課題のうち①は、GMとクライスラーの改革案が提出されましたので、今後は破産法11条適用など中身の議論となりそうですが、GMの4年連続の大幅な赤字の中、政府の対応が注目されます、収束するか否かは不透明です。②については急激な景気悪化を示す懸念材料が止まりません。景気対策法案は成立しましたが、保護主義的な動きの有無と効果がいつ見えるかが市場の懸念材料です。③については、オバマ政権の金融安定化策として、銀行に対するストレステストの実施やシティーの優先株の普通株への転換などの施策は、まだ市場評価を得たとは言えないようで、金融不安の払拭には至っていません。一方、中長期的に見ると、世界景気の減速がいつ収まるかは不透明で、ヘッジファンドを中心とする外人の売り圧力は当面続きそうです。加えて、市場は不動産価格も2010年までは下げが続くと見ているようですので、銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響はまだまだ根深そうです。先安感はまだ残っていると思われます。これからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、2日は大幅に下落しました。(2月の安値1.5ドルに対して現在1.2ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-87.7%で、予想PERは69.3、PBRは0.85となりました。PBRは1.0を割り超長期投資としては買い場と思われます。

[今後の見通し]
日経平均は、米国市場の下落率ほどは下げませんでした。その結果、ドルベース(為替考慮後)の終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは+1.1(80円の割高)となり割高に転換しました。プレミアム値はここ1週間は-390~+10の範囲で動いています。海外投資家から見た日経平均の動きである、ドル換算チャートは、一目均衡表の雲、75日線、25日線、9日線の下に在り、短期的には"赤信号"です。NY Dowは今日も年初来安値を下回ってしまいましたが、日経平均は昨日割安度を拡大していましたので、下げ渋りました。政府の株価対策発動の可能性から積極的には売りにくいものの、引き続き昨年11月の安値を試す動きとなりそうです。


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Monday, March 02, 2009

<20090302>日経平均の今後の見通し

[市況]
27日のNY DowとNASDAQが下落したことを受けて、日経平均先物は240円安く寄り付き、前場には190円安まで戻す場面も有りましたが、後場中頃にかけて340安まで売られ、結局310円安で引けました。日経平均は288安でした。寄付き前の外人は1130万株の売り越しで、出来高は19.7億株と低水準でした。高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅が拡大し、個別銘柄は、"売り"が有利な状況です。
27日の米国株式市場では、米政府が保有するシティグループの優先株を普通株に転換することで既存の株主価値の希薄化が進むとの警戒感が高まり、金融株が売られ、朝方発表の10-12月期の米実質GDP改定値が大幅に下方修正されたことや、GEが減配を発表して下げたことも、株価指数下落の原因となりました。
2日の日本市場では、前週末の米市場でNY Dowが12年ぶりの安値で終えたことを嫌気し、円高に振れたことも嫌気され、幅広い銘柄に売りが出ました。アジアの主要な株価指数が下落したことも投資家心理を冷やしたようです。

[テクニカル視点]
日経平均は、下落し、75日線、25日線の下に在り、9日線を割りましたので、短期トレンドは"赤信号"となりました。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-50.1%とマイナス幅は拡大し、200日線との乖離率も-32.9%とマイナス幅が拡大しました。3つがマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が2.8ポイント下回るレベルとなり、割安度は拡大しました。
NY Dowは、27日は下落し、75日線、25日線、9日線、一目均衡表の雲の下に在ります。Nasdaqも、一目均衡表の雲、75日線、25日線、9日線の下にありますので、米国市場の短期トレンドは、"赤信号"です。中期トレンドも、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差は、長期間、日本市場が割安でしたが、このところの日本企業のPERの急激な悪化で、日本市場が4.2ポイント割高となっています。市場テーマである①ビッグ3救済問題、②世界的な実態経済の急速な悪化と効果的な景気対策、③金融機関の損失拡大による金融危機再燃。という課題のうち①は、GMとクライスラーの改革案が提出されましたので、今後は破産法11条適用など中身の議論となりそうですが、GMの4年連続の大幅な赤字の中、政府の対応が注目されます、収束するか否かは不透明です。②については急激な景気悪化を示す懸念材料が止まりません。景気対策法案は成立しましたが、保護主義的な動きの有無と効果がいつ見えるかが市場の懸念材料です。③については、オバマ政権の金融安定化策として、銀行に対するストレステストの実施やシティーの優先株の普通株への転換などの施策は、まだ市場評価を得たとは言えないようで、金融不安の払拭には至っていません。一方、中長期的に見ると、世界景気の減速がいつ収まるかは不透明で、ヘッジファンドを中心とする外人の売り圧力は当面続きそうです。加えて、市場は不動産価格も2010年までは下げが続くと見ているようですので、銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響はまだまだ根深そうです。先安感はまだ残っていると思われます。これからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、27日は大幅に下落しました。(2月の安値1.95ドルに対して現在1.50ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-87.7%で、予想PERは69.3、PBRは0.85となりました。PBRは1.0を割り超長期投資としては買い場と思われます。

[今後の見通し]
日経平均は、今夜の米国市場の下落を読んで、米国市場の下落率以上に下げました。その結果、ドルベース(為替考慮後)の終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは-2.2%(190円の割安)となり割安幅は大幅に拡大しました。プレミアム値はここ1週間は-390~+10の範囲で動いています。海外投資家から見た日経平均の動きである、ドル換算チャートは、一目均衡表の雲、75日線、25日線、9日線の下に在り、短期的には"赤信号"です。先週末にNY Dowが年初来安値を下回ってしまい、割安度を縮めていた日経平均もさすがに大幅下落となりました。日経平均も昨年11月の安値を試す動きとなりそうです。


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Sunday, March 01, 2009

<20090301>今週の日経平均の見通しと投資スタンス

[ファンダメンタルの現状認識]
先週のNY Dowは経済指標の悪化とシティグループ経営の実質政府関与が嫌気され、金融株主導で下落しました。今週は公的資金による株式買い取りを含む政府の株価対策案の中味に関心が集まりそうです。一方、中長期的には、世界同時不況と、ヘッジファンドの売り圧力、不動産価格の下げ傾向に変化は見られません。そのような中で、2009年のGDP伸率予測値考慮後の日米市場のイールド・スプレッドの差は4.2ポイント割高となりました。先週と比べ割高度は0.2ポイント減少しました。日本市場はファンダメンタルには米国市場に比べ利益の減少率が著しく、日経平均のPERは72.0と云う数字になっており、明らかに割高です。

[日経平均上昇の条件]
今後、日経平均がさらに上昇する為には次の前提条件が必要と思われます。
①米国市場の上昇、
②従来以上の今期の予想増益率のUP、
③日米の金利差の拡大、
④日本の2009年GDP予測値(現在-0.1%)の上方修正、
⑤外人の買い越し、
最近の動きを見ると、
①先週も大きく下落し、昨年来安値を下回りました。今週も下値を探る展開となりそです。
②決算発表の結果、日経225採用銘柄の今期予想増益率は世界景気の下ぶれにより7月中旬の-2.3%から-87.7%の減益予想に悪化しました。先週も、悪化しました。
③長期金利は若干低下したものの、日米の金利差は1.5%と縮小しましたが、為替は95-98円台と円安ぎみに推移しました。今週は、そろそろ円高へのもどしもありそうです。
④11月初旬に、OECDによる日米の2009年のGDP伸び率予測値が修正され日本が-0.1%%となり、米国は-0.9%となりましたので、この面では日本市場にとって0.8ポイント強気材料となりました。
⑤外人は2月3週は売り越しで、2月4週も売り越だった可能性が高く、今週も売り越しが予想されます。
5つのポイントのうち先週は①②⑤が弱気材料で③の為替が強気材料でした。今週も①⑤と為替がキーポイントと思われます。

[テクニカル視点]
日本市場をテクニカル面で見ると、NASDAQとの200日線乖離率差では、0.3ポイント割安となり、先週比5.0ポイント割安幅は縮小しました。一目均衡表では、雲の下に在り、200日移動平均線乖離率は-30.4%となり先週と比較してマイナス幅は2.4ポイント縮小し、総合乖離率は-40.9%となりマイナス幅は9.9ポイント縮小しました。3つともマイナスですので中期上昇トレンドは、"赤信号"のままです。日経平均は25日線の下に在りますが、9日線の上にありますので短期的には"黄信号"です。米国市場はNY Dowは一目均衡表の雲と25日線、9日線の下に在ります。Nasdaqも一目均衡表の雲と25日線、9日線の下に在りますので、短期的には"赤信号"です。

[今週の見通し]
今週も、ファンダメンタル面では米金融機関のストレス・テストの結果が気になり、ビッグ3の破産法11条適用がちらつく中では大きな反発ほ望めないと思われます。テクニカル面でも、NY Dowが年初来安値を割ってしまい、日経平均が昨年10月の安値7162円を終値で割ってしまいましたので、日米とも、下降トレンドを確認した形になっています。円安と株価対策の可能性と言う追い風は有るものの、米国市場が下げ止まらないと、日経平均は底堅い展開は期待できるものの、一段高は望めそうも有りません。


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