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Tuesday, September 30, 2008

<080930>日経平均の今後の見通し

[市況]
29のNYSEとNASDAQが大幅下落したことを受けて、日経平均先物は前日比690円安で寄り付きましたが、直ぐに上昇に転じ、後場に310円安まで上昇しましたが、その後は下落に転じ、結局460円安で引けました。寄付き前の外人は2960万株の大幅売り越しとなり、出来高は22.7億株と低水準ながら増加しまいたが、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅を大幅に広げ、個別銘柄は"売り"が有利な状況です。
29日の米国株式市場では、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグの金融大手フォルティスに3カ国が資本を注入すると発表したほか、英政府は中堅銀行のB&Bを一時国有化することを明らかにした。金融市場の混乱の欧州へ波及により朝方から売りが優勢だった上に、下院が金融安定化法案を否決したと伝わり、失望売りがでてNY Dowは過去最高の下げとなりました。
30日の日本市場は、NY Dowが過去最大の下げ幅を記録したことから、円も急伸し、見切り売りがでてほぼ全面安となりました。世界的な連鎖株安を受け、主要国による協調利下期待などから、後場は先物への買い戻し主導で下げ渋りましたがったが、鉱工業生産指数速報が景気後退を示唆する内容だったこともあり、買いの勢いは続きませんでした。

[テクニカル視点]
日経平均は下落し、75日線、25日線、9日線の下に在り、年初来安値を更新し、短期トレンドは"赤信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-37.8%とマイナス幅は拡大し、200日線との乖離率も-16.4%とマイナス幅が拡大しました。3つともマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの売られすぎ度は1.7ポイントと変化はありませんが、市場は米国よりも日本の方が今後、企業業績の低下が大きいと見ています。テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が0.4ポイント上回わるレベルとなり、割高に転換しました。
NY Dowは、大幅下落し、75日線、25日線、、9日線、一目均衡表の雲の下に在り、年初来安値を更新しました。Nasdaqも、75日線、25日線の下に在り、9日線、一目均衡表の雲の下に在り、年初来安値を更新しました。米国市場の短期トレンドは"赤信号"となり、中期トレンドは、引き続き"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
米国では金融安定化法案が下院で否決され、金融システム不安対応はもたつきが続いています。今後、たとえ成立しても、中長期的に見ると、世界景気の減速懸念は払拭されておらず、加えて、不動産価格は下げ止まったとは言えず、銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響は根深そうですので、先安感はなかなか払拭できません。これからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。市場の関心は10月中旬の欧米主要銀行の決算に移ると思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、29日は大幅下落しました。(9月安値14.0ドルに対して現在17.8ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-7.9%で、予想PERは13.8となりました。

[今後の見通し]
日本市場のあっさり年初来安値を更新してしまいましたが、下落率は米国より小さいものでした。その結果、ドルベースの終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは+2.5%(+300円)と一転して割高となりました。ドル換算チャートでは、25日線、9日線の下に在り、安値を更新し、下落基調が顕著です。銀行間取引はますます疑心暗鬼となりそうですので、金融機関の破綻連鎖の不安は増しています。金融安定化法案は数日後に修正され可決されるでしょうが、より強力な材料が早急に出てこないと、下落基調が続くと考えざるを得ません。とは云え、ここから新規にも売りづらいところです。やはり、突っ込みを買い、早めに利食う戦術が有効と思います。


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Monday, September 29, 2008

<080929>日経平均の今後の見通し

[市況]
26のNYSEは上昇しNASDAQは小幅下落でしたが、日経平均先物は前日比40円安で寄り付き、前場に160円高まで上昇しましたが、その後は下落に転じ、結局180円安で引けました。出来高は17.1億株と低水準で、寄付き前の外人は990万株の売り越しとなり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅を若干広げ、個別銘柄は"売り"が有利な状況です。
26日の米国株式市場では、協議進展のカギを握る下院共和党が修正協議に参加する姿勢を示したことで、金融安定化法案が週末にまとまる可能性が意識され、金融株が買われて、朝方下げていた株価指数を押し上げました。一方、NASDAQは携帯情報端末のリサーチ・イン・モーションなどの業績悪化が嫌気され小幅に下げて終了しました。
29日の日本市場は、米政府と議会が28日未明に金融安定化法案で大筋合意し、前場の日経平均は12000円台を回復する場面がありましたが、市場は不良資産買取りの実効性を見極めたいという意識が大勢となりました。アジア市場が下落したことや朝方の円安が午後に止まるとハイテク株などが値下がりする銘柄が増えました。

[テクニカル視点]
日経平均は下落し、75日線、25日線の下に在り、9日線も割りましたので、短期トレンドは"赤信号"となりました。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-27.3%とマイナス幅は拡大し、200日線との乖離率も-12.9%とマイナス幅が拡大しました。3つともマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの売られすぎ度は1.7ポイントと割安度は拡大し、市場は米国よりも日本の方が今後、企業業績の低下が大きいと見ています。テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が4.7ポイント下回わるレベルとなり、売られ過度は拡大しました。
NY Dowは、上昇し、75日線、25日線、一目均衡表の雲の下に在りますが、9日線の上に在ります。Nasdaqも、75日線、25日線の下に在りますが、9日線まで戻し、一目均衡表の雲の下に在ります。米国市場の短期トレンドは"黄信号"ですが、中期トレンドは、引き続き"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
米国ではやっと議会で金融安定化法案が基本合意されたようですが、アジア市場もヨーロッパ市場も今のところ冴えません。今夜の米国市場が注目されます。中長期的に見ると、世界景気の減速懸念は払拭されておらず、加えて、不動産価格は下げ止まったとは言えず、投資銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響は根深そうですので、6月の高値を抜くにはさらに時間がかかりそうです。これからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。市場の関心は10月中旬の欧米主要銀行の決算に移ると思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、26日は上昇しました。(9月安値14.0ドルに対して現在20.1ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-7.9%で、予想PERは14.5となりました。

[今後の見通し]
日本市場は金融安定化法案が基本合意されたにも関わらず下落しました。その結果、ドルベースの終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは-2.2%(-270円)と一転して割安となりました。ドル換算チャートでは、25日線、9日線の下に在り、下落基調が顕著です。金融不安はヨーロッパへも飛び火しました、銀行間取引はまだ落着いておらず、金融機関の破綻連鎖は断ち切れていないようです。株式市場では米金融安定化法案はもう過去のこととなったようです。より強力な材料が早急に出てこないと、下落が続きそうな気配です。先物の窓埋めとなる11490円を割ると,9月安値更新もありそうです。


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Sunday, September 28, 2008

<20080928>今週の日経平均の見通しと投資スタンス

[ファンダメンタルの現状認識]
2008年のGDP伸率予測値考慮後の日米市場のイールド・スプレッドの差はOECDのGDP予測値の改定により+1.5ポイント日本市場が割安で、先週に比べ割安度は変化ありません。200日線乖離率差は3.8ポイント割安となりました。先週比割安度は0.3ポイント縮小しました。日本市場は米国市場に比べ売られ過ぎの状態が先週は若干縮小しました。日米市場は米国の金融安定化法案の行方の様子見に終始しました。今週は法案の中身の実効性に関心が移るものと思われます。

[日経平均上昇の条件]
今後、日経平均がさらに上昇する為には次の前提条件が必要と思われます。
①米国市場の上昇、
②従来以上の今期の予想増益率のUP、
③日米の金利差の拡大、
④日本の2008年GDP予測値(現在1.6%)の上方修正、
⑤外人の買い越し、
最近の動きを見ると、
①先週の米国市場は金融安定化法案の迷走に一喜一憂したものの上昇しました。
②第三四半期決算発表の結果、日経225採用銘柄の今期予想増益率は世界景気の下ぶれにより7月中旬の-2.3%から-7.9%の減益予想に悪化しました。先週も1ポイント悪化しました。
③長期金利は日米とも急落後戻し、日米の金利差は2.3%から2.4%に拡大して、為替は105円から106円と小動きでした。今週は金融安定化法案の市場評価次第で大きく振れそうです。103-108円が予想されます。
④9月初旬に、OECDによる日米の2008年のGDP伸び率予測値が修正され日本が1.7%→1.2%となり、米国は1.2%→1.8%となりましたので、この面では日本市場にとって0.6ポイント弱気材料となりました。OECD合計も下方修正され世界的にも景気減速が予想されています。
⑤外人は9月3週は買い越しでしたが、9月4週は売り越だった可能性が高く、今週は不透明です。
5つのポイントのうち先週は週初を除けば②⑤が弱気材料でした。今週も①の米国市場動向がキーポイントと思われます。

[テクニカル視点]
日本市場をテクニカル面で見ると、一目均衡表では、雲の下に在り、200日移動平均線乖離率は-12.0%となり先週と比較してマイナス幅は0.2ポイント縮小し、総合乖離率は-24.5%となりマイナス幅は1.8ポイント縮小しましたが、3つともマイナスですので中期上昇トレンドは、"赤信号"のままです。日経平均は25日線と9日線の下に在りますので短期的には"赤信号"です。

[今週の見通し]
今週は前半は合意されるであろう金融安定化法案の具体的内容と米市場の反応で後半は経済指標がテーマと思われます。米国市場は一旦は25日線まで戻しましたが、日本市場は25日線には届きませんでしので、今週は金融安定化法案の成立で25日線までもどせるかどうかが焦点と思われますが、法案に対する議会の厳しい対応から、法案の実効性に対する疑念も出る可能性や、一旦上昇後の材料出尽くしの売りも考えられます。



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Friday, September 26, 2008

<080926>日経平均の今後の見通し

[市況]
25のNYSEとNASDAQは大幅上昇でしたが、日経平均先物は前日比同値で寄り付き、前場にプラスとなる場面もありましたが、その後は後場中ごろにかけて前日比230円安まで売られました。引けにかけて戻し、結局80円安で引けました。出来高は18.2億株と低水準で、寄付き前の外人は1140万株の売り越しとなり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅を広げ、個別銘柄は"売り"が有利な状況です。
25日の米国株式市場では、朝方発表された週間新規失業保険申請件数や8月の耐久財受注額などの経済指標が市場予想以上に悪化したものの、ブッシュ大統領が演説し、金融安定化法案をめぐる政府と議会の合意を促したことなどを受け、法案をめぐる協議が進展するとの期待感が強まり、上下両院の民主・共和両党の有力議員が安定化法案について基本合意に達したと報じられると株価指数は上げ幅を拡大しました。
26日の日本市場は、前日の米市場は上昇したものの、その理由となった金融安定化法案の協議が難航して不透明感が増したことやワシントン・ミューチャルの破綻などで売られ、国内企業の業績見通しの下方修正で先行きへの警戒感もある中、アジアの軟調な株式相場やGLOBEXで米株価指数先物が下落したことで今晩の米株安を警戒する動きとなりました。

[テクニカル視点]
日経平均は下落し、75日線、25日線の下に在り、9日線まで下げ、短期トレンドはぎりぎり"黄信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-24.5%とマイナス幅は拡大し、200日線との乖離率も-12.0%とマイナス幅が拡大しました。3つともマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの売られすぎ度は1.4ポイントと割安度は変化ありませんが、テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が3.8ポイント下回わるレベルとなり、売られ過度は拡大しました。
NY Dowは、上昇し、75日線、25日線、の下に在りますが、9日線まで戻し、一目均衡表の雲の下に在ります。Nasdaqも、75日線、25日線の下に在りますが、9日線まで戻し、一目均衡表の雲の下に在ります。米国市場の短期トレンドは"黄信号"となり、中期トレンドは、引き続き"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
米国市場では今日も金融安定化策はすんなり決まりませんでした。目先はこの材料に左右されると思われますが、中長期的に見ると、世界景気の減速懸念は払拭されておらず、加えて、不動産価格は下げ止まったとは言えず、投資銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響は根深そうですので、6月の高値を抜くにはさらに時間がかかりそうです。これからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。市場の関心は10月中旬の欧米主要銀行の決算に移ると思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、25日は上昇しました。(9月安値14.0ドルに対して現在19.4ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-7.5%で、予想PERは14.6となりました。

[今後の見通し]
日本市場は米国高にも関わらず下落しました。その結果、ドルベースの終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは+0.9%(+110円)と割高度は大幅に減少しました。ドル換算チャートでは、25日線の下に在り、9日線の上には在りますが、まだ下落基調です。日本市場はここ数日米国市場より買われていましたが、今日の下げでほぼ帳消しとなりました。今日も外人は売り越しでしたので、やはり外人が日本の実力を見直したとは言えないようです。目先は、結局、成立するであろう米金融安定化法案の中身の評価次第と思われます。


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Thursday, September 25, 2008

<080925>日経平均の今後の見通し

[市況]
24日のNYSEとNASDAQは小動きでしたが、日経平均先物は前日比200円ほど安く寄り付きま、前場中ごろに160円ほど買い戻されました。後場は小動きで、結局80円安で引けました。出来高は15.9億株と低水準で、寄付き前の外人は1120万株の売り越しとなり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅を広げ、個別銘柄は"売り"が有利な状況です。
24日の米国株式市場では、ウォーレン・バフェット氏の投資会社バークシャによるゴールドマン・サックスの優先株引き受けが発表になったことを好感し、買いが優勢になる場面もありましたが、議会との調整で安定化策の可決が遅れることへの懸念や、実効性懸念が根強く、NY Dowの下げ幅は一時約100ドルに達しました。8月の中古住宅販売件数は前月比2.2%減の491万戸となり、市場予想の495万戸を下回り、住宅市場の低迷長期化が意識され、相場の重しとなりました。
25日の日本市場は、配当権利落ち日であり、寄付前に発表された8月の貿易収支が赤字になったことで、寄付後は安く推移しましたが、ブッシュ大統領演説以降、安定化策の議会通過見通しや、上海総合指数が上昇したこと、シカゴの米株価指数先物の堅調な動きを手掛かりに買い戻しが入り、方向感はとぼしいものの下げ渋って終わりました。

[テクニカル視点]
日経平均は上昇し、75日線、25日線の下に在りますが、9日線の上に在り、"黄信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-22.5%とマイナス幅は拡大し、200日線との乖離率も-11.2%とマイナス幅が拡大しました。3つともマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの売られすぎ度は1.4ポイントと割安度は変化ありませんが、テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が1.6ポイント下回わるレベルとなり、売られ過度は若干拡大しました。
NY Dowは、下落し、75日線、25日線、9日線の下に在り、一目均衡表の雲の下に在ります。Nasdaqも、75日線、25日線、9日線の下に在り、一目均衡表の雲の下に在ります。米国市場の短期トレンドは"赤信号"となり、中期トレンドも、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
米国市場では金融安定化策はすんなり決まらず、ウォーレン・バフェット氏の登場にも関わらず下落しました。中長期的に見ると、世界景気の減速懸念は払拭されておらず、加えて、不動産価格は下げ止まったとは言えず、投資銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響は根深そうですので、6月の高値を抜くにはさらに時間がかかりそうです。これからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。市場の関心は10月中旬の欧米主要銀行の決算に移ると思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、24日は下落しました。(9月安値14.0ドルに対して現在19.0ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-7.5%で、予想PERは14.7となりました。

[今後の見通し]
日本市場は配当権利落ち日、米国市場安にも拘らず今日も底堅い動きとなりました。その結果、ドルベースの終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは+3.2%(+380円)と割高度は若干減少しました。ドル換算チャートでは、25日線の下に在り、9日線の上には在りますが、まだ下落基調です。米市場は25日線まで戻した後売られています。日本市場は今日も、今夜の米国市場高を読んで、下げ渋ったようです。外人は買い越していないようですので、日本の実力を見直したとも言えないようです。結局、目先は成立するであろう米金融安定化法案の中身の評価次第と思われます。


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Wednesday, September 24, 2008

<080924>日経平均の今後の見通し

[市況]
23日のNYSEとNASDAQが下落したことを受けて、日経平均先物は前日比50円ほど安く寄り付きましたが、前場は下落し一時190円安までありましたが、その後は徐々に値を上げ、結局70円高で引けました。出来高は20.4億株と低水準ながら、寄付き前の外人は1150万株の売り越しで、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス転換し、個別銘柄は"売り"が有利な状況となりました。
23日の米国株式市場では、朝方は買われたものの、バーナンキFRB議長、ポールソン財務長官の議会証言を受けて、金融安定化法案の成立が期待ほど円滑に進まないのではとの見方から売りが優勢となりました。GM,GEが下げ、原油安から資源関連も下落しましたが、総じて方向感に乏しい展開でした。
24日の日本市場では、米政府の金融安定化策の具体的な中身を見たいとして、買い手控えムードが広がる中、日経平均は前場に下げ幅を広げる場面があっものの、後場に入ると先物主導で日経平均は下げ渋りました。モルガン・スタンレーへの出資を決めた三菱UFJやリーマンの海外事業を買収する野村が上げ幅を広げ、ゴールドマン・サックスの増資を発表も支援材料になったようです。

[テクニカル視点]
日経平均は上昇し、75日線、25日線の下に在りますが、9日線の上に在り、"黄信号"となりました。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-20.6%とマイナス幅は縮小し、200日線との乖離率も-10.6%とマイナス幅が縮小しましが、3つともマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの売られすぎ度は1.4ポイントと割安度は縮小しました。テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が0.8ポイント下回わるレベルとなり、売られ過度は大幅に縮小しました。
NY Dowは、大幅下落し、75日線、25日線、9日線の下に在り、一目均衡表の雲の下に在ります。Nasdaqも、75日線、25日線、9日線の下に在り、一目均衡表の雲の下に在ります。米国市場の短期トレンドは"赤信号"となり、中期トレンドも、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
米国市場では金融安定化策はすんなり決まらず下落しましが。金融機関の自己資本の充実に向けた材料が出てきた点は評価できると思います。しかし、中長期的に見ると、世界景気の減速懸念は払拭されておらず、加えて、不動産価格は下げ止まったとは言えず、投資銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響は根深そうですので、6月の高値を抜くにはさらに時間がかかりそうです。これからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。市場の関心は10月中旬の欧米主要銀行の決算に移ると思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、23日は若干下落しました。(9月安値14.0ドルに対して現在20.0ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-7.5%で、予想PERは14.9となりました。

[今後の見通し]
日本市場はMUFGと野村の動き評価し、米国市場安にも拘らず強い動きとなりました。その結果、ドルベースの終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは+3.8%(+460円)とかなり割高となりました。ドル換算チャートでは、25日線の下に在り、9日線を抜きましたが、まだ下落基調です。米市場は25日線まで戻した後売られています。日本市場は今夜の米国市場高を読んで、下げ渋ったのか、日本の実力を見直したのか、一過性か、明日の動きを見たいところです。でも結局、目先は不良債権整理公社構想の中身と今週発表の経済指標次第と思われます。

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Monday, September 22, 2008

<080922>日経平均の今後の見通し

[市況]
19日のNYSEとNASDAQが大幅上昇したことを受けて、日経平均先物は前日比350円ほど高く寄り付きましたが、その後は徐々に値を下げ、結局170円安で引けました。出来高は20.5億株と低水準ながら、寄付き前の外人は1880万株の買い越しで、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はプラス転換し、個別銘柄は"買い"が有利な状況となりました。
19日の米国株式市場では、米政府がMMFの投資家保護策と公的資金を使って金融機関からの不良債権を買い取る機関の創設を検討していることを明らかにしたことや、SECが金融株799銘柄の空売りを一時、禁止すると発表したこともあり、金融株を中心に株価指数は大幅高となりました。
22日の日本市場では、米市場の流れを引き継ぎ、朝方から金融株を中心に買い安心感が広がりましたが、不良債権の買取りを巡る議会との調整への懸念もあるようで、12日終値水準となる12200円台まで戻すと、戻り待ちの売りが広がりました。円が106円台と若干円高で推移したことも重しとなったようです。

[テクニカル視点]
日経平均は上昇し、75日線、25日線の下に在りますが、9日線を抜き、"黄信号"となりました。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-21.8%とマイナス幅は縮小し、200日線との乖離率も-10.9%とマイナス幅が縮小しましが、3つともマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの売られすぎ度は1.4ポイントと割安度は拡大しました。テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が6.0ポイント下回わるレベルとなり、売られ過度は拡大しました。
NY Dowは、大幅上昇し、75日線の下に在りますが、9日線を抜き25日線まで戻し、一目均衡表の雲の下に接近しました。Nasdaqも、75日線の下に在りますが、9日線を抜き25日線まで戻し、一目均衡表の雲の下に接近しています。米国市場の短期トレンドは"黄信号"となりましたが、中期トレンドは、まだ"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
米国市場では不良債権整理公社構想発表と空売規制で連騰しました。目先の反発力は強いようですが、金融機関は自己資本の充実が必要であり、この構想だけでは完全な問題解決にはなりそうもありません。さらに、中長期的に見ると、世界景気の減速懸念は高まると思われ、加えて、不動産価格は下げ止まったとは言えず、投資銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響は根深そうですので、6月の高値を抜くにはさらに時間がかかりそうです。これからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。市場の関心は10月中旬の欧米主要銀行の決算に移ると思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、19日も大幅上昇し年初来安値を更新しました。(9月安値14.0ドルに対して現在20.6ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-7.3%で、予想PERは14.8となりました。

[今後の見通し]
日本市場は円高に振れたこともあり、米国市場の大幅高の割には、今日も上昇幅は小さかったようです。その結果、ドルベースの終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは-2.0%(-250円)と割安度は拡大しました。ドル換算チャートでは、25日線の下に在り、9日線を抜きましたが、まだ下落基調です。米市場は25日線まで戻し、売られ過ぎの訂正は終わったようです。ここからの上昇の大きさが、今後のトレンド予測にとって重要と思われまが、目先は不良債権整理公社構想の中身と今週発表の経済指標次第と思われますが中長期的には厳しい状況が予想されます。


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Sunday, September 21, 2008

<20080921>今週の日経平均の見通しと投資スタンス

[ファンダメンタルの現状認識]
2008年のGDP伸率予測値考慮後の日米市場のイールド・スプレッドの差はOECDのGDP予測値の改定により+1.6ポイントとなり、先週に比べ割安度は変化ありません。200日線乖離率差は4.1ポイント割安となりました。先週比割安度は0.6ポイント縮小しました。日本市場は米国市場に比べ売られ過ぎの状態が先週は若干縮小しました。日米市場は先週も金融不安と対応策で乱高下しましたが、とりあえずの不安心理は無くなったようです。

[日経平均上昇の条件]
今後、日経平均がさらに上昇する為には次の前提条件が必要と思われます。
①米国市場の上昇、
②従来以上の今期の予想増益率のUP、
③日米の金利差の拡大、
④日本の2008年GDP予測値(現在1.6%)の上方修正、
⑤外人の買い越し、
最近の動きを見ると、
①先週の米国市場はリーマンの破綻と米政府の不良債権買取姿勢の発表問題で市場は急落後急騰しました。
②第三四半期決算発表の結果、日経225採用銘柄の今期予想増益率は世界景気の下ぶれにより7月中旬の-2.3%から-6.9%の減益予想に悪化しました。先週はも悪化しました。
③長期金利は日米とも急落後戻し、日米の金利差は2.0%から2.3%に拡大して、為替は103円から107円と円安方向で推移しました。今週は106-108円が予想されます。
④9月初旬に、OECDによる日米の2008年のGDP伸び率予測値が修正され日本が1.7%→1.2%となり、米国は1.2%→1.8%となりましたので、この面では日本市場にとって0.6ポイント弱気材料となりました。OECD合計も下方修正され世界的にも景気減速が予想されています。
⑤外人は9月2週は大きく売り越しでしたが、9月3週と、今週は売り越幅の縮小が予想されます。
5つのポイントのうち先週は①②③⑤が弱気材料でしたが後半①③が強気材料となりました。今週も①の米国市場動向がキーポイントと思われます。

[テクニカル視点]
日本市場をテクニカル面で見ると、一目均衡表では、雲の下に在り、200日移動平均線乖離率は-12.2%となり先週と比較してマイナス幅は1.3ポイント拡大し、総合乖離率は-26.3%となりマイナス幅は0.4ポイント拡大しました。3つともマイナスですので中期上昇トレンドは、"赤信号"のままです。日経平均は9日線と25日線の下に在りますので短期的にも"赤信号"です。

[今週の見通し]
今週は米政府の不良債権買取構想の具体的内容と米市場の反応がメイン・テーマと思われます。米国市場は25日線まで戻しましたので、日本市場も25日線まで(12500円)は戻しそうですが、その後は買取策の評価と発表される経済指標が景気後退懸念に繋がるかどうかもポイントとなりそうです。中期的には、ここ2週間程度で75日線まで戻せるかどうかにも注目したいと思います。


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Friday, September 19, 2008

<080919>日経平均の今後の見通し

[市況]
18日のNYSEとNASDAQが大幅上昇したことを受けて、日経平均先物は前日比340円ほど安く寄り付き、前場は70円ほど下げた後は、終日堅調な動きとなり、結局470円高で引けました。寄付き前の外人は850万株の売り越しながら、出来高は26.3億株と増加いし、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅が大幅縮小し、個別銘柄は"売り"が有利ながら、ボトムアウト感があります。
18日の米国株式市場では、各国中銀が協調してドル資金を自国市場に供給する対策を発表したことで、銀行株などに買いが入ったものの、投資銀行大手モルガン・スタンレーやゴールドマン・サックスが急落するなど、金融不安は根強く、主な株価指数は下げに転じる場面がありました。午後に政府が不良債権買い取りへ向け、整理信託公社のような組織の設立を検討していると報じられると、銀行株を中心に株価指数は大幅高で終了しました。
19日の日本市場では、米政府による金融安定化策へ期待が高まり、円安も進み金融株や輸出関連株を中心に幅広い銘柄が上昇しました。アジア市場が上昇し、GLOBEXで米株価指数先物が堅調に推移したことで後場も日経平均は一段高となりました。

[テクニカル視点]
日経平均は大きく上げましたが、75日線、25日線、9日線の下に在り、短期的には、まだ"赤信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-26.3%とマイナス幅は縮小し、200日線との乖離率も-12.2%とマイナス幅が縮小しましが、3つともマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの売られすぎ度は1.1ポイントと割安度は縮小しました。テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が4.1ポイント下回わるレベルとなり、売られ過度は拡大しました。
NY Dowは、大幅上昇しましたが、75日線、25日線、9日線の下に在ります。Nasdaqも、75日線、9日線、25日線、一目均衡表の雲の下に在り、米国市場の短期トレンドはまだ"赤信号"で、中期トレンドも、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
米国市場では不良債権整理公社構想報道で大幅に戻しました。しかし、金融機関は自己資本の充実が必要であり、この構想だけでは問題解決にはなりそうもありません。さらに、中長期的に見ると、世界景気の減速懸念は高まると思われ、加えて、不動産価格は下げ止まったとは言えず、投資銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響は根深そうですので、6月の高値を抜くにはさらに時間がかかりそうです。これからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。市場の関心は10月中旬の欧米主要銀行の決算に移ると思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、18日は大幅上昇しました。(9月安値14.0ドルに対して現在16.6ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-6.9%で、予想PERは13.7となりました。

[今後の見通し]
日本市場は米国市場の大幅高や円安に振れた割には上昇幅は小さかったようです。その結果、ドルベースの終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは-0.7%(-100円)と若干割安となりました。ドル換算チャートでは、25日線、9日線の下に在り、まだ。まだ下落基調です。米市場のVIX指数(恐怖指数)は1月、3月の安値時を超え、売られ過ぎを示していましたので、不良債権整理公社構想はリバウンドへの好材料となりましたが、今のところは売られ過ぎの訂正と見ておいた方が無難でしょう。リーマン破綻連鎖の影響を見極める為にはしばらく時間が必要と思います。


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Thursday, September 18, 2008

<080918>日経平均の今後の見通し

[市況]
17日のNYSEとNASDAQが大幅下落したことを受けて、日経平均先物は前日比440円ほど安く寄り付き、前場は120円ほど戻した後、後場の初めにかけて下落し、一時490円安もありましたが、引けにかけて再び戻し、年初来安値を更新して、結局320円安で引けました。寄付き前の外人は620万株の売り越しで、出来高は23.3億株と低水準となり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅が拡大し、個別銘柄は"売り"が有利ながら、ボトム圏到達を示しています。
17日の米国株式市場では、政府がAIG株を大量に持つことでの既存の株主価値の希薄化懸念でAIGが急落。今回の救済では金融システムに対する不安は解消せず、金融株を中心に売られました。景気減速から設備投資抑制でハイテク株にも売りが広がり、8月の住宅着工件数が約17年半ぶりの水準まで減少したことで住宅市場の低迷に底入れ感がないと受け止められたことも市場の弱気材料となったようです。
18日の日本市場では、米国の金融システム不安が収まらず米市場が急落したことを受け、大手銀行株や輸出関連株などを中心に売りが出て大きく下げて始まりました。さらに、香港市場が大幅下落したことなどで、後場開始直後は一段安となる場面がありました。その後、SECが空売り規制を適用する18日の米市場を見極めたいとの心理が強まり、買い戻しが入り下げ渋って終わりました。

[テクニカル視点]
日経平均は大きく下げ、75日線、25日線、9日線の下に在り、年初来安値を更新し、短期的には"赤信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-36.9%とマイナス幅は拡大し、200日線との乖離率も-15.5%とマイナス幅が拡大しました。3つともマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの売られすぎ度は1.4ポイントと割安度は縮小しました。テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が3.2ポイント下回わるレベルとなり、売られ過度は縮小しました。
NY Dowは、大幅下落し、75日線、25日線、9日線の下に在り、終値で7月安値を更新しました。Nasdaqも、75日線、9日線、25日線、一目均衡表の雲の下に在り、終値で7月安値を大きく更新しました。米国市場の短期トレンドは引き続き"赤信号"で、中期トレンドも、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
米国市場ではAIGの支援策は株価の支えにはなりませんでした。米国以外も含めて、次の破綻懸念金融機関はないのかとの疑心暗鬼はまだ残っているようです。さらに、中長期的に見ると、世界景気の減速懸念はますます高まると思われ、加えて、不動産価格は下げ止まったとは言えず、投資銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響は根深そうですので、6月の高値を抜くにはさらに時間がかかりそうです。米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。市場の関心は10月中旬の欧米主要銀行の決算に移ると思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、17日は大幅下落し年初来安値を更新しました。(7月安値14.0ドルに対して現在14.0ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-6.9%で、予想PERは13.7となりました。

[今後の見通し]
日本市場は米国市場の大幅安や円高に振れた割には下げ渋りました。その結果、ドルベースの終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは+1.1%(+120円)と逆に割高となりました。ドル換算チャートでは、25日線、9日線の下に在り、今日も新安値となりました。懸念したように、AIGの救済策だけでは評価されず、有効な対策が見えなくなってきました。リーマンによるヘッジファンドへの融資や貸し株の返済の影響が市場では懸念されており、リーマン破綻連鎖の影響を見極める為にはしばらく時間が必要となったようです。ただ、米市場のVIX指数(恐怖指数)は1月、3月の安値時と同レベルとなり、売られ過ぎを示していますので、テクニカルには目先の反転が近いことを示唆しています。


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Wednesday, September 17, 2008

<080917>日経平均の今後の見通し

[市況]
16日のNYSEとNASDAQが上昇したことを受けて、日経平均先物は前日比200円ほど高く寄り付き、前場は260円高となる場面もありましたが、後場の中頃ににかけて70円高まで売られ、結局150円高で引けました。寄付き前の外人は150万株の売り越しで、出来高は22.6億株と低水準となり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅が縮小し、個別銘柄は"売り"が有利ながら、ボトムアウト感があります。
16日の米国株式市場では、FRBはFOMCを開き金利の据え置きを決めたと発表すると、利下げ期待筋の売りで下げる場面もありましたが、FRBがAIGへの支援策を検討していると伝わると、期待感から金融株を中心に買い戻しの動きが広がりました。
17日の日本市場では、FRBが、経営危機に陥ったAIGに公的資金を投入し、政府管理下に置くと発表すると、先物への買い戻し主導で上げ幅を広げる場面があったものの、香港株や上海株が軟調なことで、世界景気の減速懸念が意識され積極的な買いは入らず、今夜の米市場の反応を見極めたいとのムードも残ったようです。

[テクニカル視点]
日経平均は上げたものの、75日線、25日線、9日線の下に在り、短期的には"赤信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-31.7%とマイナス幅は縮小し、200日線との乖離率も-13.7%とマイナス幅が拡大縮小しました。3つともマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの売られすぎ度は1.5ポイントと変化はありませんが、テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が5.9ポイント下回わるレベルとなり、売られ過度は拡大しました。
NY Dowは、上昇しましたが、75日線、25日線、9日線の下に在り、一時7月安値を更新しました。Nasdaqも、75日線、9日線、25日線、一目均衡表の雲の下に在り、一時7月安値を更新しました。米国市場の短期トレンドは引き続き"赤信号"で、中期トレンドも、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
米国市場は利下げはありませんでしたが、FRBがAIGへの支援との思惑でなんとか上昇しましたが、次の破綻懸念企業はないのかとの疑心暗鬼はまだ残っているようです。加えて、世界景気の減速懸念は高まると思われます。さらに、中長期的に見ると、不動産価格は下げ止まったとは言えず、投資銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響は根深そうですので、6月の高値を抜くにはまだ時間がかかりそうです。米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、16日は上昇しました。(7月安値14.0ドルに対して現在15.7ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-6.9%で、予想PERは14.1となりました。

[今後の見通し]
日本市場はAIG救済のニュースと為替が円安に振れたにも関わらず、物足りない上げ幅でした。その結果、ドルベースの終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは-1.6%(-200円)と割安度は増加しました。ドル換算チャートでは、25日線、9日線の下に在り、今日も新安値となりました。昨日の安値さえ一度も上回れない弱い動きでした。やはり、AIGの救済を今夜の米国市場がどう評価するかがポイントのようです。3月のようにここから反発するかどうかは、明日の動きで見極める必要があると思います。


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Tuesday, September 16, 2008

<080916>日経平均の今後の見通し

[市況]
15日のNYSEとNASDAQが大幅下落したことを受けて、日経平均先物は前日比600円ほど安く寄り付き、前場は若干買い戻されることもありましたが、膠着感のある動きでした。後場には一段安となる場面もありましたが、結局590円安で引けました。寄付き前の外人は2210万株の買い越しで、出来高は26.1億株と増加し、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅が1000を超え、個別銘柄は"売り"が有利ながら、売られ過ぎの状況です。
15日の米国株式市場では、リーマンの連邦破産法11条の適用申請で金融不安が強まり、同時テロ以来の大幅安となりました。AIGは6割下落、バンカメは2割安、ワシントン・ミューチュアルも2割超下げました。
16日の日本市場では、取引開始直後から売り注文が殺到しました。特に、損失拡大がどこまで広がるか見えない状況の金融株への売りが膨らみました。ドル安や米景気後退懸念から国際優良株が売られ、商品相場が下落したことで、商社や資源関連株も大きく売られました。

[テクニカル視点]
日経平均は下げ、75日線、25日線、9日線の下に在り、年初来安値を更新し、短期的には"赤信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-35.7%とマイナス幅は拡大し、200日線との乖離率も-14.8%とマイナス幅が拡大縮小しました。3つともマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの売られすぎ度は1.5ポイントと変化はありませんが、テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が4.5ポイント下回わるレベルとなり、売られ過度は拡大しました。
NY Dowは、大幅下落し、75日線、25日線の下に在り、9日線を割り、一目均衡表の雲の下に抜け、7月安値に接近しています。Nasdaqも、75日線、9日線、25日線、一目均衡表の雲の下に在り、7月安値に接近しています。米国市場の短期トレンドは"赤信号"となり、中期トレンドも、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
米国市場はリーマンの破綻で大幅に下落しました。当面、世界全体の金融システムへの影響懸念が主テーマに復帰しました、当然、世界景気の減速懸念は高まると思われます。さらに、中長期的に見ると、不動産価格は下げ止まったとは言えず、投資銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響は根深そうですので、6月の高値を抜くにはまだ時間がかかりそうです。次の対策は利下げが議論になりそうです。米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、15日も大幅下落しました。(7月安値14.0ドルに対して現在15.2ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-6.9%で、予想PERは14.0となりました。

[今後の見通し]
日本市場は米市場の大幅下げと円高で大きく下げました。その結果、ドルベースの終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは-0.1%(-10円)と割安感はなくなりました。ドル換算チャートでは、25日線、9日線の下に在り、今日も新安値となりました。大きく突っ込みましたので、リバウンドが期待できると思いますが、早めに利食いすると云う投資スタンスが有効と思います。情勢は流動的ですので、今日の安値を割れば損切も考えておく必要もありそうです。


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Monday, September 15, 2008

<20080915>今週の日経平均の見通しと投資スタンス

[ファンダメンタルの現状認識]
2008年のGDP伸率予測値考慮後の日米市場のイールド・スプレッドの差はOECDのGDP予測値の改定により+1.6ポイントとなり、先週に比べ割安度は0.1ポイント拡大しました。200日線乖離率差は4.7ポイント割安となりました。先週比割安度は0.2ポイント拡大しました。日本市場は米国市場に比べ売られ過ぎの状態が先週は若干拡大しました。日米市場は金融不安対策で乱高下しましたが、未だ終息していません。

[日経平均上昇の条件]
今後、日経平均がさらに上昇する為には次の前提条件が必要と思われます。
①米国市場の上昇、
②従来以上の今期の予想増益率のUP、
③日米の金利差の拡大、
④日本の2008年GDP予測値(現在1.6%)の上方修正、
⑤外人の買い越し、
最近の動きを見ると、
①先週の米国市場は世界景気後退懸念とリーマン問題で市場は強弱入り混じって揉合い状態でした。
②第三四半期決算発表の結果、日経225採用銘柄の今期予想増益率は世界景気の下ぶれにより7月中旬の-2.3%から-6.1%の減益予想に悪化しました。先週は変化ありませんでした。
③長期金利は日米とも上昇ぎみで、日米の金利差は2.2%から2.1%に縮小して、為替は107円から106円と円高方向で推移しました。今週も104-107円が予想されます。
④9月初旬に、OECDによる日米の2008年のGDP伸び率予測値が修正され日本が1.7%→1.2%となり、米国は1.2%→1.8%となりましたので、この面では日本市場にとって0.6ポイント弱気材料となりました。OECD合計も下方修正され世界的にも景気減速が予想されています。
⑤外人は9月1週は売り越しでしたが、9月2週も売り越しで、今週も売り越しが予想されます。
5つのポイントのうち先週は③④⑤が弱気材料でした。今週も①の米国市場が下げ止まるかどうかがキーポイントと思われます。

[テクニカル視点]
日本市場をテクニカル面で見ると、一目均衡表では、雲の下に在り、200日移動平均線乖離率は-10.5%となり先週と比較してマイナス幅は0.5ポイント縮小し、総合乖離率は-25.9%となりマイナス幅は0.7ポイント拡大しました。3つともマイナスですので中期上昇トレンドは、"赤信号"のままです。日経平均は9日線と25日線の下に在りますので短期的にも"赤信号"です。

[今週の見通し]
今週は米国市場がリーマンの破綻にどう反応するか、また原油100ドル割れの中でFOMCは世界景気後退に対応する為に利下げの可能性を示唆するかどうかに注目したいと思います。今週も大きく突っ込む場面が有りそうですので、テクニカル指標がボトム圏を示せば拾い、早めに利食うスタンスで望みたいと思います。


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Saturday, September 13, 2008

<080912>日経平均の今後の見通し

[市況]
11日のNYSEとNASDAQが上昇したことを受けて、日経平均は前日比150円ほど高く寄り付き、前場は買いが一巡すると伸び悩みました。後場寄り付き直後に先物主導で安値更新となりましたが、引けにかけては戻し、結局112円高で引けました。寄付き前の外人は10万株の買い越しで、出来高は25.9億株とSQ日で増加し、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は日経平均が安値を更新したにも関わらず、マイナス幅は縮小しました。個別銘柄は"売り"が有利な状況ながらボトムアウト感があります。
11日の米国株式市場では、金融株が売られ、NY Dowは朝方に約170ドル下げる場面もあったものの、原油が100ドル台まで下落したことを好感し、自動車株、輸送株、銀行株の一角が上げ、株価指数は上昇に転じ場面もありました。取引終了間際にはバンク・オブ・アメリカによるリーマン買収の思惑などからNY Dowは急速に上げ幅を広げました。
12日の日本市場では、米市場が上昇したことや前日までの3日で500円を超える下げもあり、大手銀行株や商社株に押し目買いが入って持ち直しました。ただ、3連休を控えた週末であるうえに、世界景気の減速懸念や、リーマンの出資交渉の行方を見極めたいとの思惑も根強く、上値を追う動きも限定的でした。

[テクニカル視点]
日経平均は下げ、75日線、25日線、9日線の下に在り、昨日に続き直近安値を更新し、短期的には"赤信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-22.8%とマイナス幅は縮小し、200日線との乖離率も-10.5%とマイナス幅が拡大縮小しました。3つともマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの売られすぎ度は1.5ポイントと変化はありませんが、テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が4.5ポイント下回わるレベルとなり、売られ過度は拡大しました。
NY Dowは、上昇し、75日線、25日線の下に在りますが、9日線まで上昇し、一目均衡表の雲の中に入りました。Nasdaqはまだ、75日線、9日線、25日線の下に在り、一目均衡表の雲の下に在ります。米国市場の短期トレンドは"黄信号"となり、中期トレンドは、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
米国市場は米国政府が複数の民間金融機関にリーマンの買収を打診しているとの思惑で上昇しました。金融システム安定化へは進んでいるようですが、世界景気の減速懸念はまだ払拭できていません。さらに、中長期的に見ると、不動産価格は下げ止まったとは言えず、投資銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響は根深そうですので、6月の高値を抜くにはまだ時間がかかりそうです。予想どうり、米証券会社の四半期決算に注目が集まってきました。ここからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、11日も若干下落しました。(7月安値14.0ドルに対して現在18.6ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-6.0%で、予想PERは14.6となりました。

[今後の見通し]
日本市場はプラスでは終わったものの、米市場高にも関わらず一時安値を更新するなど弱い動きでした。その結果、ドルベースの終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは-2.6%(-330円)と割安度は拡大しました。ドル換算チャートでは、25日線、9日線の下に在り、今日も新安値となりました。まだしばらくは、テクニカル指標がボトム圏を示せば、突っ込みで買い、リバウンドすれば早めに売ると云う投資スタンスが有効と思います。個別銘柄では内需系が有利と思われます。


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Thursday, September 11, 2008

<080911>日経平均の今後の見通し

[市況]
10日のNYSEとNASDAQは上昇しましたが、日経平均は前日比110円ほど安く寄り付き、後場にかけて下落し一時270円ほど安くなる場面がありましたが、結局244円安で引けました。寄付き前の外人は200万株の買い越しながら、出来高は19.5億株と低水準となり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は日経平均が安値を更新したにも関わらず、マイナス幅は縮小しました。個別銘柄は"売り"が有利な状況ながらボトムアウト感が出てきました。
10日の米国株式市場では、リーマンが決算見通しと再建策を発表したものの、市場の評価は立て直しは難しい状況は続くとして買いは続かず、さらに、S&Pがワシントン・ミューチュアルの格付けの引き下げを発表したことで、金融株全般が軟調となりました。一方、フェデックスが利益見通しを引き上げ、半導体大手TIは収益見通しを維持したことが好感され、ハイテクなどに買いが入り、エネルギー株も買い戻されたことで株価指数は上昇して終了しました。
11日の日本市場では、米市場で金融株が売られたことで、米金融不安が改めて嫌気され大手銀行株が売られました。7月の機械受注統計が前月比3.9%減と2ヶ月連続減となったことや、アジアの株式相場が全面安となったことも重しになり、東証1部では7割以上の銘柄が下落しました。

[テクニカル視点]
日経平均は下げ、75日線、25日線、9日線の下に在り、昨日に続き直近安値を更新し、短期的には"赤信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-25.9%とマイナス幅は拡大し、200日線との乖離率も-11.4%とマイナス幅が拡大しました。3つともマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの売られすぎ度は1.5ポイントに拡大し、テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が4.1ポイント下回わるレベルとなり、売られ過度は拡大しました。
NY Dowは、上昇しましたが、75日線、9日線、25日線の下に在り、一目均衡表の雲の下に在ります。Nasdaqも75日線、9日線、25日線の下に在り、一目均衡表の雲の下に在ります。米国市場の短期トレンドは"赤信号"で、中期トレンドも、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
米国市場はリーマンの決算発表を好感しませんでしたが、昨日の大幅な下げの後でもあり、多少上げましたが、世界景気の減速懸念は全く払拭できていません。さらに、中長期的に見ると、不動産価格は下げ止まったとは言えず、投資銀行の損失拡大懸念と企業の資金調達への影響は根深そうですので、6月の高値を抜くにはまだ時間がかかりそうです。予想どうり、米証券会社の四半期決算に注目が集まってきました。ここからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、9日は下落しました。(7月安値14.0ドルに対して現在18.7ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-6.0%で、予想PERは14.6となりました。

[今後の見通し]
日本市場は昨日のリーマンの決算発表期待が裏切られて、昨日分の下げを織り込んだようです。その結果、ドルベースの終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは-1.8%(-240円)と割安度は一昨日レベルの戻りました。ドル換算チャートでは、25日線、9日線の下に在り、新安値となりました。200日線乖離率が10%を超え、25日線乖離率が5%を超え、騰落率が73%と70%に接近、サイコロジカルラインが33%などテクニカルにボトム圏を示しています。引き続き、突っ込みで買い、リバウンドすれば早めに売ると云う投資スタンスが有効と思います。個別銘柄では内需系が有利と思われます。


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Wednesday, September 10, 2008

<080910>日経平均の今後の見通し

[市況]
9日のNYSEとNASDAQが大幅下落したことを受けて、日経平均は前日比150円ほど安く寄り付き、前場は100円安まで戻し、後場もその水準でのもみ合いでしたが、一時前日比プラスとなるところまで急騰しましたが、結局54円安で引けました。出来高は22.7億株と低水準ながら増加し、寄付き前の外人は1460万株の売り越しとなり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅を拡大し、個別銘柄は"売り"が有利な状況です。
9日の米国株式市場では、リーマンと韓国産業銀行との買収などに関する交渉が不調と報じられ、必要な資本を調達できないとの思惑が広がり、S&Pが格付けを引き下げで見直すと発表したこともあり、リーマン株は約45%安と急落し、金融株にも売りが広がりました。一方、景気減速懸念で、半導体などハテク株にも売りが続きました。
10日の日本市場では、米市場の大幅安を受けて、前場に200円超下落したものの、売り一巡後は内需株を中心に上昇に転じる銘柄が目立ち、後場に韓国の一部メディアが韓国産業銀行がリーマンに出資すると報じたことで、先物主導でさらに上昇する内需銘柄が増加しました。一方、世界景気の減速懸念のある外需銘柄は冴えない動きでした。

[テクニカル視点]
日経平均は下げ渋ったものの、75日線、25日線、9日線の下に在り、直近安値を更新し、短期的には"赤信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-21.0%とマイナス幅は拡大し、200日線との乖離率も-9.7%とマイナス幅が拡大しました。3つともマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの売られすぎ度は1.3ポイントに縮小し、テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が1.5ポイント下回わるレベルとなり、売られ過度は縮小しました。
NY Dowは、大幅下落し、75日線の下に在り、9日線と25日線を割り、一目均衡表の雲の下に抜けました。Nasdaqは200日線、75日線、9日線、25日線の下に在り、一目均衡表の雲の下に在り、直近安値を更新し、7月安値にあと42ポイントまで接近しています。米国市場の短期トレンドは"赤信号"となり、中期トレンドも、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
米国市場はリーマンの資本調達失敗懸念で大幅に下げました。NASDAQの下落率が勝り、依然として、世界景気の減速も悪材料で有る事を確認した形です。さらに、中長期的に見ると、不動産価格は下げ止まったとは言えず、投資銀行の破綻懸念と企業の資金調達への影響は根深そうですので、6月の高値を抜くにはまだ時間がかかりそうです。予想どうり、米証券会社の四半期決算に注目が集まってきました。ここからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、8日は下落しました。(7月安値14.0ドルに対して現在18.9ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-6.0%で、予想PERは15.0となりました。

[今後の見通し]
日本市場はリーマンの決算発表が早まることに期待して下げ渋りました。その結果、ドルベースの終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは-0.0%(-10円)とほぼ無くなりました。ドル換算チャートでは、25日線、9日線の下に在り、下げトレンドは変わりません。今後も好悪材料が日替わりで出てくることが予想されます。引き続き、テクニカルにボトム圏を示していれば突っ込みで買い、リバウンドすれば早めに売ると云う投資スタンスが有効と思います。


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Tuesday, September 09, 2008

<080909>日経平均の今後の見通し

[市況]
8日のNYSEとASDAQは上昇しましたが、日経平均は前日比90円ほど安く寄り付き、前場はさらに値を下げ。後場も軟調な展開となり、結局223円安で引けました。出来高は17.9億株と低水準で、寄付き前の外人は650万株の売り越しとなり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅を拡大し、個別銘柄は"売り"が有利な状況です。
8日の米国株式市場では、米政府は住宅公社2社への公的資金注入に伴い、住宅ローン金利の安定化などを狙い、住宅ローン担保証券を市場から買い取る方針も明らかにし、金融株や住宅関連株などが大幅高となりましたが、S&Pが両公社の優先株格付けを引き下げた為、一部金融株が売りに押される場面もみられました。また、世界景気の減速懸念やドルの上昇基調から、NASDAQのハイテク株は上値が重かったようです。
9日の日本市場では、米市場の反応から世界景気後退懸念が意識され、アジア株安、円高もあり、ハイテクや商社、鉄鋼、海運株などを中心に売られました。

[テクニカル視点]
日経平均は大幅上昇したものの75日線、25日線、9日線の下に在りますので、短期的には"赤信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-20.9%とマイナス幅は拡大し、200日線との乖離率も-9.4%とマイナス幅が拡大しました。3つともマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの売られすぎ度は1.4ポイントに拡大し、テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が3.6ポイント下回わるレベルとなり、売られ過度は拡大しました。
NY Dowは、上昇しましたが、75日線の下に在り、9日線を抜き、25日線まで上昇し、一目均衡表の雲の中に入りました。Nasdaqは200日線、75日線、9日線、25日線の下に在り、一目均衡表の雲の下に在ります。米国市場の短期トレンドは"黄信号"となりましたが、中期トレンドは、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
米国市場は住宅保証公社への公的資金投入を好感した買いで上げましたが、NASDQの上昇は限定的で、改めて金融不安だけでなく、世界景気の減速が悪材料で有る事を確認した形です。さらに、中長期的に見ると、不動産価格は下げ止まったとは言えず、投資銀行の破綻懸念と企業の資金調達への影響は根深そうですので、6月の高値を抜くにはまだ材料不足のようです。次は米証券会社の四半期決算に注目が集まるものと思います。ここからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、8日は上昇しました。(7月安値14.0ドルに対して現在20.3ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-6.0%で、予想PERは15.1となりました。

[今後の見通し]
日本市場は米国市場の状況から昨日は大幅に上げすぎと判断したようです。、円高に振れたこともありドルベースの終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは-2.1%(-270円)と割安に戻りました。ドル換算チャートでは、25日線、9日線の下に在り、下げトレンドは変わりません。米国市場の状況から日経平均が2番底を打ったと考えるのは、早計のようです。下げトレンドでは、テクニカルにボトム圏を示していれば突っ込みで買い、リバウンドすれば早めに売ると云う投資スタンスが有効でしょう。


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Monday, September 08, 2008

<080908>日経平均の今後の見通し

[市況]
5日のNYSEは上昇しNASDAQは小幅下落しましたが、日経平均は前日比250円ほど高く寄り付き、前場は前日比460円ほど上げる場面がありました。後場も高値圏を維持し、結局412円高で引けました。出来高は19.8億株と低水準で、寄付き前の外人は520万株の売り越しで、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅を大幅に縮小し、個別銘柄は"売り"が有利な状況ですが、ボトムアウト感が出てきました。
5日の米国株式市場では、朝方発表の雇用統計は雇用者数が前月比84,000人減と市場予想の75,000人減を上回り、失業率が前月の5.7%から6.1%に急上昇したことで、寄付きの相場は売り優勢でした。ノキアが7-9月期の携帯電話の世界市場でのシェアが4-6月期に比べ低下すると発表したことなどで、ハイテク株の重しとなりました。ただ、金融株が買い戻され相場を押し上げたため、NY Dowは上げに転じて終えました。
8日の日本市場では、米財務省が7日、住宅保証公社の優先株を公的資金で買い上げて資本増強すると発表したことを受けて、金融株や資源関連を中心大幅に反発、円安に振れたこともあり輸出関連株も上昇しました。

[テクニカル視点]
日経平均は大幅上昇したものの75日線、25日線、9日線の下に在りますので、短期的にはまだ"赤信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-15.6%とマイナス幅は縮小し、200日線との乖離率も-7.9%とマイナス幅が縮小しましたが、3つともマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの売られすぎ度は1.3ポイントと大幅縮小し、テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が1.5ポイント下回わるレベルとなり、売られ過度は大幅に縮小しました。
NY Dowは、上昇しましたが、75日線、25日線、9日線の下に在り、一目均衡表の雲の下に在ります。Nasdaqは200日線、75日線、9日線、25日線の下に在り、一目均衡表の雲の下に在ります。米国市場の短期トレンドは"赤信号"で、中期トレンドも、"赤信号"です。

[ファンダメンタル視点]
米国市場は先週、雇用悪化懸念が連日材料視され、大きく下げました。米財務省が7日、住宅保証公社への公的資金を活用した破綻懸念の払拭策が発表されましたので、当面、米国市場がどの程度反発するかを見る必要が有りそうです。しかし、中長期的に見ると、不動産価格は下げ止まったとは言えず、投資銀行の破綻懸念と企業の資金調達への影響は根深そうですので、6月の高値を抜けるかどうかが問題です。次は米証券会社の四半期決算に注目が集まるものと思います。ここからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、5日は上昇しました。(7月安値14.0ドルに対して現在19.1ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-6.0%で、予想PERは15.1となりました。

[今後の見通し]
日本市場は大幅に上昇し、円安に振れたこともありドルベースの終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは+1.2%(+150円)と逆に割高となりました。ドル換算チャートでは、25日線、9日線の下に在り、今日も年初来安値更新となりました。日経平均は、テクニカルにはボトム圏を示していましたので、好材料のニュースには素直に反応した形となりました。2番底を打ったかどうかはまだ判りませんが、とりあえず25日線まで(今日現在12890円)の戻りは期待できそうです。


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Saturday, September 06, 2008

<20080907>今週の日経平均の見通しと投資スタンス

[ファンダメンタルの現状認識]
2008年のGDP伸率予測値考慮後の日米市場のイールド・スプレッドの差はOECDのGDP予測値の改定により+1.5ポイントとなり、先週に比べ割安度は1.1ポイント縮小しました。200日線乖離率差は4.6%割安となりました。先週比割安度は0.3ポイント縮小しました。日本市場は米国市場に比べ売られ過ぎの状態がだいぶ縮小しました。米国市場は雇用悪化で大きく売られ、日本市場も大幅に下落しました。

[日経平均上昇の条件]
今後、日経平均がさらに上昇する為には次の前提条件が必要と思われます。
①米国市場の上昇、
②従来以上の今期の予想増益率のUP、
③日米の金利差の拡大、
④日本の2008年GDP予測値(現在1.6%)の上方修正、
⑤外人の買い越し、
最近の動きを見ると、
①先週の米国市場は雇用悪化が景気の先行き懸念につながり大きく下落しました。
②第三四半期決算発表の結果、日経225採用銘柄の今期予想増益率は世界景気の下ぶれにより先週末の-2.3%から-6.0%の減益予想に悪化しました。先週は変化ありませんでした。
③長期金利は米国の低下傾向が顕著で、日米の金利差は2.4%から2.2%に縮小して、為替は108円から106円と円高方向で推移しました。今週も105-108円が予想されます。
④9月初旬に、OECDによる日米の2008年のGDP伸び率予測値が修正され日本が1.7%→1.2%となり、米国は1.2%→1.8%となりましたので、この面では日本市場にとって0.6ポイント弱気材料となりました。OECD合計も下方修正され世界的にも景気減速が予想されています。
⑤外人は8月第4週は買い越しでしたが、9月1週は売り越し、今週も売り越しが予想されます。
5つのポイントのうち先週は①③④⑤が弱気材料でした。今週は①の米国市場が下げ止まるかどうかがキーポイントと思われます。

[テクニカル視点]
日本市場をテクニカル面で見ると、一目均衡表では、雲の下に在り、200日移動平均線乖離率は-11.0%となり先週と比較してマイナス幅は5.8ポイント拡大し、総合乖離率は-25.2%となりマイナス幅は17.1ポイント拡大しました。3つともマイナスですので中期上昇トレンドは、"赤信号"のままです。日経平均は9日線と25日線の下に在りますので短期的にも"赤信号"となりました。

[今週の見通し]
米国市場は原油安とドル高を背景に戻り歩調が続いてきましたが、景気後退懸念により、先週でこの傾向は崩れたようです。日本市場は騰落率、新安値銘柄数、移動平均乖離率などから見て何時買っても良い時期に入ったようです。ただ肝心の米国市場はまだそうでもないので注意が必要ですが、今週は相場の転換点となりそうですので、好業績で売られ過ぎの銘柄を探す時期が到来したようです。NY DowもNasdaqも先週金曜日に長い下髭の陽線で終わった点もリバウンドへの期待を持たせてくれてます。


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Friday, September 05, 2008

<080905>日経平均の今後の見通し

[市況]
4日のNYSEとNASDAQが大幅下落したことを受けて、日経平均は前日比180円ほど安く寄り付き、前場は前日比400円ほど下げる場面がありました。後場も安値圏で狭いレンジの動きとなり、結局345円安で引けました。出来高は22.8億株と低水準ながら増加したものの、寄付き前の外人は1200万株の売り越しで、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅を拡大し、個別銘柄は"売り"が有利な状況ですが、マイナス幅は1000を超えボトム圏となりました。
4日の米国株式市場では、8月の全米雇用リポートは前月比33000人減と市場予想以上に減り、週間の新規失業保険申請件数も市場予想を上回り、米小売り各社が発表した8月の既存店売上高は総じて不振と受け止められたことも重なり、米景気に対する懸念が意識されて、株価指数は大幅に下落しました。
5日の日本市場では、米市場では、NY Dowが344ドル安と急落し、世界景気全体の悪化懸念から、世界同時株安の様相を呈しており、今晩発表の8月の米雇用統計への警戒感から積極的な買いは続かず、日本市場でも大手銀行やハイテクなど幅広い銘柄に年初来安値の更新が続出しました。一方、先駆けて下落傾向にあった商社など資源株の一角は、相対的に底堅かったようです。

[テクニカル視点]
日経平均は75日線、25日線、9日線の下に在りますので、短期的には"赤信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-25.2%とマイナス幅は拡大し、200日線との乖離率も-11.0%とマイナス幅が拡大しました。3つともマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの売られすぎ度は1.7ポイントと変化はありませんが、テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が4.7ポイント下回わるレベルとなり、売られ過度は若干縮小しました。
NY Dowは、下落し、75日線、25日線、9日線の下に在り、一目均衡表の雲の下に抜けてしまいました。Nasdaqは200日線、75日線、9日線、25日線の下に在り、一目均衡表の雲の下に抜けました。米国市場の短期トレンドは"赤信号"となり、中期トレンドも、"赤信号"となりました。

[ファンダメンタル視点]
米国市場は雇用悪化懸念で大幅に下げ、目先下げトレンドが確認されました。今後もしばらく不動産下落は続きそうですので、中長期的に見ると、金融機関の破綻懸念と企業の資金調達への影響は根深そうです。6月の高値を抜くには、さらなる公的資金を活用した破綻懸念の払拭策が必須と思われますが、当面は米証券会社の四半期決算に注目が集まるものと思います。ここからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、4日は下落しました。(7月安値14.0ドルに対して現在18.3ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-6.0%で、予想PERは14.8となりました。

[今後の見通し]
日本市場は米国市場と同程度の下落率となりましたが、円高に振れたこともありドルベースの終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは-0.4%(-50円)と割安度は大幅に縮小し、マイナスプレミアムほぼなくなりました。ドル換算チャートでは、25日線、9日線の下に在り、年初来安値更新となりました。日経平均は、25日移動平均乖離が5%を超え、200日移動平均が10%を超え、騰落率が70.9%など、テクニカルにはボトム圏を示しています。ここからも突っ込みは買いで良い様に思います。


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Thursday, September 04, 2008

<080904>日経平均の今後の見通し

[市況]
3日のNYSEは小幅上昇しNASDAQは下落したことを受けて、日経平均は前日比600円ほど安く寄り付き、前場は前日比170円ほど下げた後30円安まで戻しましたが、後場は軟調で小動きとなり、結局131円安で引けました。出来高は21.3億株と低水準ながら増加したものの、寄付き前の外人は590万株の売り越しで、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅を拡大し、個別銘柄は"売り"が有利な状況です。
3日の米国株式市場では、8月の新車販売が予想より悪化しなかったGMが大幅高となり、韓国産業銀行の出資を巡る思惑からリーマン・ブラザーズが上昇するなど金融株も全般に堅調でしたが、悪材料の出たハイテク株は売られ、NASDAQは3日続落となりました。
4日の日本市場では、世界経済の減速懸念と原油など商品市況の下落が影響し、海運株、商社株、鉄鋼株が軟調となり、年初来安値を更新する銘柄が相次ぎ、東証一部の安値更新銘柄数は今年最多を記録しました。円が107円台に上昇したことも影響したようです。

[テクニカル視点]
日経平均は75日線、25日線、9日線の下に在りますので、短期的には"赤信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-17.9%とマイナス幅は拡大し、200日線との乖離率も-8.6%とマイナス幅が拡大しました。3つともマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの売られすぎ度は1.7ポイントと変化はありませんが、テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が5.1ポイント下回わるレベルとなり、売られ過度は若干拡大しました。
NY Dowは、下落し、75日線の下に在りますが、25日線、9日線近辺で、一目均衡表の雲の中に在ります。Nasdaqは200日線、75日線、9日線、25日線の下に在り、一目均衡表の雲の中に入って目先下げトレンド入りしました。米国市場の短期トレンドは"赤信号"となり、中期トレンドは、引き続き"黄信号"です。

[ファンダメンタル視点]
米国市場は個別材料でまちまちな動きでした。今後もしばらく不動産下落は続きそうですので、中長期的に見ると、金融機関の破綻懸念と企業の資金調達への影響は根深そうです。6月の高値を抜くには、さらなる公的資金を活用した破綻懸念の払拭策が必須と思われますが、当面は米証券会社の四半期決算に注目が集まるものと思います。ここからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、3も上昇しました。(7月安値14.0ドルに対して現在19.6ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-6.0%で、予想PERは15.3となりました。

[今後の見通し]
日本市場はNASDAQに連動した形となりました。若干円高に振れたこともありドルベースの終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは-1.9%(-250円)と割安度は昨日とほぼ変わりませんでした。ドル換算チャートでは、年初来安値更新とはならなかったものの、25日線、9日線の下に在り、目先は下降トレンドに変化はありません。日経平均は、テクニカルにはボトムを探る展開であることに変わりはありません。騰落率やサイコロジカルラインが底値圏であることを示している点などは考慮しておくべき点です。ここからは突っ込みは買いで良い様に思います。


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Wednesday, September 03, 2008

<080903>日経平均の今後の見通し

[市況]
2日のNYSEとNASDAQは下落しましたが、日経平均は前日比100円ほど高く寄り付き、前場は寄り付き値を挟み上下50円幅で上下しましたが、後場若干軟調となり、結局80円高で引けました。寄付き前の外人は310万株の買い越しで、出来高は19.3億株と増加したものの低水準で、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅を縮小したものの、個別銘柄は"売り"が有利な状況です。
2日の米国株式市場では、ハリケーンが弱まったことで、原油が下落し、航空や小売りなどに買いが先行したものの、株価指数への影響が大きい石油株の下落が足かせとなったほか、ハイテク株が軟調となり株価指数は下げに転じました。8月の製造業景況感指数は49.9と前月の50.0から小幅に低下したものの、市場予想の49.5におおむね一致し、相場への影響は限られたようです。
3日の日本市場では、三連休明けの外人の動向が注目されたが、朝方の外国証券経由の注文が買い越しで、市場には買い安心感があったようです。原油下落と円安ぎみの為替もあり、自動車や電力が買われ、資源関連が売られました。

[テクニカル視点]
日経平均は75日線、25日線、9日線の下に在りますので、短期的には"赤信号"です。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-15.4%とマイナス幅は縮小し、200日線との乖離率も-7.7%とマイナス幅が縮小しましたが、3つともマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの売られすぎ度はOECDのGDP予想値の改定により1.7ポイントに大幅縮小しました。テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が4.9ポイント下回わるレベルとなり、売られ過度は縮小しました。
NY Dowは、下落し、75日線の下に在りますが、25日線を割り、9日線まで下げ、一目均衡表の雲の中に在ります。Nasdaqは200日線、75日線、9日線の下に在り、25日線を割り、一目均衡表の雲の中に入ってしまいました。米国市場の短期トレンドは"黄信号"で正念場を迎えました。中期トレンドも、引き続き"黄信号"です。

[ファンダメンタル視点]
米国市場はハリケーン被害は軽微だったようで原油は下げましたが、株価指数にはプラスに働らきにくくなってきたようです。今後もしばらく不動産下落は続きそうですので、中長期的に見ると、金融機関の破綻懸念と企業の資金調達への影響は根深そうです。6月の高値を抜くには、さらなる公的資金を活用した破綻懸念の払拭策が必須と思われますが、当面は米証券会社の四半期決算に注目が集まるものと思います。ここからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、2日も若干上昇しました。(7月安値14.0ドルに対して現在19.1ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-6.0%で、予想PERは15.5となりました。

[今後の見通し]
日本市場は米国市場安にも関わらず上昇し、昨日の先物の仕掛け売りによる下げ過ぎが修正されました。その結果、ドルベースの終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは-1.9%(-260円)と割安度は若干縮小しました。ドル換算チャートでは、25日線、9日線の下に在り、目先は下降トレンドに変化はありません。昨日の下げはやはり一過性でしたが、日経平均は、テクニカルにはボトムを探る展開であることに変わりはありません。しかし、外人が買い越しぎみになってきた点、騰落率やサイコロジカルラインが底値圏であることを示している点などは考慮しておくべき点です。


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Tuesday, September 02, 2008

<080902>日経平均の今後の見通し

[市況]
1日のNYSEとNASDAQは休場でしたが、日経平均は前日比50円ほど安く寄り付き、前場は上げに転じ一時前日比90円ほど高くなる場面もありましたが、後場急落し、結局224円安で引けました。寄付き前の外人は480万株の売り越しで、出来高は18.8億株と増加したものの低水準で、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス幅を拡大し、個別銘柄は"売り"が有利な状況です。
1日の米国株式市場は、レイバーデイで休場でした。
2日の日本市場では、前場は前日の反動で上げる場面もありましたが、後場に入ると先物主導で一時は心理的な節目の12500円を割り込み、下げ幅が300円を超えました。福田首相の辞任を材料にした欧州系証券による先物の仕掛け売りが出てストップロスの売りを巻き込んで一段安になったよです。
[テクニカル視点]
日経平均は75日線、25日線の下に在り、9日線と直近安値を割りましたので、短期的には"赤信号"となりました。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-17.7%とマイナス幅は拡大し、200日線との乖離率も-8.4%とマイナス幅が拡大しました。3つともマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの売られすぎ度は2.8ポイントに拡大しました。テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が6.3ポイント下回わるレベルとなり、売られ過度は大幅に拡大しました。
NY Dowは、下落し、75日線の下に在りますが、まだ、9日線、25日線の上で、一目均衡表の雲の中に在ります。Nasdaqは200日線、75日線、9日線の下に在り、一目均衡表の雲の上限と25日線まで下げました。米国市場の短期トレンドは"黄信号"で、中期トレンドも、引き続き"黄信号"です。

[ファンダメンタル視点]
米国市場は休場でしたがハリケーン被害は軽微だったようで原油は下げました。今夜の株価指数にはプラスに働きそうです。しかし、今後もしばらく不動産下落は続きそうですので、中長期的に見ると、金融機関の破綻懸念と企業の資金調達への影響は根深そうです。6月の高値を抜くには、さらなる公的資金を活用した破綻懸念の払拭策が必須と思われますが、当面は米証券会社の四半期決算に注目が集まるものと思います。ここからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、29日も若干上昇しました。(7月安値14.0ドルに対して現在19.0ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-6.0%で、予想PERは15.3となりました。

[今後の見通し]
日本市場は先物の仕掛け売りにより大きく下げました。その結果、ドルベースの終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは-2.2%(-280円)と割安度は拡大しました。ドル換算チャートでは、25日線の下に在り、9日線を割りましたので、目先は下降トレンド転換となりましたが、直近安値の更新とはなりませんでした。今日の下げは先物主導の仕掛け的な売りですので、一過性とも考えられますが、テクニカルにはまたボトムを探る展開となりました。


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Monday, September 01, 2008

<080901>日経平均の今後の見通し

[市況]
29日のNYSEとNASDAQが大幅下落したことを受けて、日経平均は前日比130円ほど安く寄り付き、その後も軟調に推移し、結局238円安で引けました。寄付き前の外人は200万株の売り越しで、出来高は13.4億株と低水準となり、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差はマイナス転換し、個別銘柄は"売り"が有利な状況となりました。
29日の米国株式市場では、7月の個人消費支出は前月比0.2%増と前月の0.6%増から縮小し、個人所得も0.7%減少しました。一方、8月の消費者態度指数は予想を上回り、シカゴ購買部協会景気指数も前月から大幅に上昇するなど、経済指標は強弱まちまちでしたが、デルの急落や半導体株指数が2.8%安などハイテク株が軟調となり、ハリケーンに発達で原油が高く推移したこともマイナス要因となりました。
1日の日本市場では、前週末の米国市場が反落したことを受け輸出関連株を中心に主力株に売りが出て、さらに後場に入ると、香港株式市場が大幅下落するなどアジア株の軟調さが意識され、下げ幅が拡大しました。
[テクニカル視点]
日経平均は75日線の下に在り、9日線の上に在りますが、25日線を割りましたので、短期的には"黄信号"となりました。一方、一目均衡表の雲の下に在り、総合乖離率は-13.1%とマイナス幅は拡大し、200日線との乖離率も-6.8%とマイナス幅が拡大しました。3つともマイナスですので、中期的トレンドは、"赤信号"のままです。
金利差とファンダメンタルから見たイールド・スプレッドの日米差からの売られすぎ度は2.6ポイントと変化ありませんが、テクニカルから見た割高・割安度である日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率の差は、日本市場が4.7ポイント下回わるレベルとなり、売られ過度は若干縮小しました。
NY Dowは、下落し、75日線の下に在りますが、まだ、9日線、25日線の上で、一目均衡表の雲の中に在ります。Nasdaqは200日線、75日線、9日線の下に在り、一目均衡表の雲の上限と25日線まで下げました。米国市場の短期トレンドは"黄信号"となり、中期トレンドも、引き続き"黄信号"です。

[ファンダメンタル視点]
米国市場はハリケーンによる原油高とハイテク株安で下げ、短期上昇トレンドに水を指す形になりました。また、今後もしばらく不動産下落は続きそうですので、中長期的に見ると、金融機関の破綻懸念と企業の資金調達への影響は根深そうです。6月の高値を抜くには、さらなる公的資金を活用した破綻懸念の払拭策が必須と思われますが8月中は議会も夏休みの為、動きはなさそうです。ここからも、米国の金融機関の株価の推移を見守ることが重要と思われます。ちなみに、シティー グループの株価は、29日も若干上昇しました。(7月安値14.0ドルに対して現在19.0ドル)一方、今日現在の日経平均採用銘柄の今期予想増益率は-6.0%で、予想PERは15.6となりました。

[今後の見通し]
日本市場は米国安で、さらに円高に推移したにもかかわらず、下げ率は米国市場並みでした。その結果、ドルベースの終値でのNY Dowと比較した場合の日経平均のプレミアムは-1.2%(-160円)と割安度は縮小しました。ドル換算チャートでは、9日線の上に在り、25日線を若干下回りましたが、目先の上昇転換はまだ崩れていません。休日明けの米国市場と5日の米雇用統計は気になるところですが、日本市場は下げのエネルギーより上げのエネルギーが勝っているように思われますので、今回の上昇はしばらく続く可能性はまだ有りそうです。


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