日経平均の予想: April 2007

Friday, April 27, 2007

[070427] 日経平均の今後の見通し

26日のNYSEとNASDAQが上昇しましたが、日経平均は前日比50円ほど安く寄り付き、午前中は110円ほど高くなる場面もありましたが、その後売られ、後場も軟調に推移し、結局28円安で引けました。外人は今日も1880万株の売り越しでしたが、出来高は22.5億株と久々に増加し、高値更新銘柄数が増加し、て高値更新銘柄数と安値更新銘柄数の差は55とプラスに転換しました。出入りの激しい展開となりましたが、引けにかけて下げ渋り、辛うじて17400円台をキープしました。反落した割には安値更新銘柄数が減少していますので、底打ち感も見られます。出来高が増えた点は評価できますが、依然として外人の本格的買いがない点が問題です。これらの問題が解消しないと本格的上昇も無さそうですが、世界の各市場が上昇しているのに日本市場だけが下げる理由は今のところ見当たりませんので、国際優良株は絶好の買い場となっていると思います。決算発表のピークは5月中旬ですので、それまでがチャンスと思われますので、短期投資スタンスは、"買い"を継続します。主力企業の決算発表が始まりましたが、今期見通しは概ね保守的でコンセンサスを下回る銘柄が多いようです。今日までのところ、東証一部銘柄の平均増益率は、-1.5%とマイナス予想に変化してきました。日経平均採用銘柄予想増益率は、+9.1%と比較的好調です。米国市場の今期増益率は6.3%なので、日経平均が若干優位で、イールド・スプレッドの差も拡大してきたことから、日経平均に割安感がでてきました。基本的には米国市場と連動した動きとなると思われますので、いずれ日経平均も米国市場指数に近づくと思われます。テクニカル面では、日経平均のチャートを見ると直近の株価は200日移動平均線の上で推移し、一目均衡表では、雲の上に抜け、総合乖離率はプラス(4.5%)ですので、中期上昇トレンドは、青信号を維持しています。今日現在の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が4%下回っておりこの面でも割安感があります。今後しばらく、日米市場とも、決算発表に一喜一憂するものと思われます。
《材料や参考銘柄、日経平均チャートについては右のLINKにある"YS総合研究所HP"も参考にしてください。》

Thursday, April 26, 2007

[070426] 日経平均の今後の見通し

25日のNYSEは13000ドル乗せ、NASDAQも年初来高値更新したことを受けて、日経平均は前日比1120円ほど高く寄り付きましたが、午前中は伸びなやんでいましたが、後場先物主導で上昇し、結局193円高で引けました。外人は今日も970万株の売り越しでしたが、出来高は20.2億株と5日ぶりに若干増加し、安値更新銘柄数が減少し、て安値更新銘柄数と高値更新銘柄数の差は78と減少し下げ止まり感がでてきました。前日急落した反動に加え、NYダウが史上初の13000ドル乗せしたことで、反発機運が高まったようです。しかし、日経平均が17500円目前で失速、終値ベースで25日移動平均(17446円)回復ならずと、物足りない部分もあります。鉄鋼はJFEの決算を受けて同業他社にも買いが波及、その一方で、プロミスの大幅な下方修正を受けて金融セクター全般が軟調となるなど明暗が分かれたようです。今日は出来高が多少増えましたが、出来高が低迷している点と外人の本格的買いがない点が問題です。これらの問題が解消しないと本格的上昇も無さそうですが、世界の各市場が上昇しているのに日本市場だけが下げる理由は今のところ見当たりませんので、国際優良株は絶好の買い場となっていると思います。決算発表のピークは5月中旬ですので、それまでがチャンスと思われますので、短期投資スタンスは、"買い"を継続します。主力企業の決算発表が始まりましたが、今期見通しは概ね保守的でコンセンサスを下回る銘柄が多いようです。今日までのところ、東証一部銘柄の平均増益率は、-0.3%とマイナス予想に変化してきました。日経平均採用銘柄予想増益率は、9.2%と比較的好調です。米国市場の今期増益率は6.3%なので、日経平均が若干優位で、イールド・スプレッドの差も拡大してきたことから、日経平均に割安感がでてきました。基本的には米国市場と連動した動きとなると思われますので、いずれ日経平均も米国市場指数に近づくと思われます。テクニカル面では、日経平均のチャートを見ると直近の株価は200日移動平均線の上で推移し、一目均衡表では、雲の上に抜け、総合乖離率はプラス(5.1%)ですので、中期上昇トレンドは、青信号にもどりました。今日現在の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が4%下回っておりこの面でも割安感があります。今後しばらく、日米市場とも、決算発表に一喜一憂するものと思われます。
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Wednesday, April 25, 2007

[070425] 日経平均の今後の見通し

24日のNYSEと、NASDAQが上昇しましたが、日経平均は前日比70円ほど安く寄り付き、午前中にさらに下落しました。後場戻す動きとはならず、結局215円安で引けました。出来高は18.1億株と低水準で、外人は今日も970万株の売り越しでしたが、安値更新銘柄数が減少し、て安値更新銘柄数と高値更新銘柄数の差は326と減少し下げ止まり感も少しでてきました。日経平均は25日移動平均(17446円)のみならず、3月末の終値(17287円)をも下回り正念場を迎えたようです。米国株、中国株を筆頭としたアジア株が史上最高値圏で推移するなか、日本株の弱さが目立っています。決算発表が本格化しているが、今のところ、企業業績に対する不信感から積極的な買いが入りにくいようです。相変わらず、出来高が低迷している点と外人の本格的買いがない点が問題です。これらの問題が解消しないと本格的上昇も無さそうですが、世界の各市場が上昇しているのに日本市場だけが下げる理由は今のところ見当たりませんので、優良株は絶好の買い場となっていると思います。決算発表のピークは5月中旬ですので、それまでがチャンスと思われますので、短期投資スタンスは、"買い"を継続します。企業業績面では、3月決算銘柄の発表が始まり、東証一部銘柄の平均増益率は、+0.5%とプラス予想に変化してきました。日経平均採用銘柄予想増益率は、9.1%と比較的好調です。日経平均は上昇トレンドにあるにもかかわらず安値更新銘柄数の方が多い状態が続いていますので、個別銘柄投資には注意が必要ですが、ヤフーのように下げている銘柄が増益発表すると急騰するものも出てきています。米国市場の今期増益率は6.3%なので、日経平均が若干優位で、イールド・スプレッドの差も拡大してきたことから、日経平均に割安感がでてきました。基本的には米国市場と連動した動きとなると思われますので、いずれ日経平均も米国市場指数に近づくと思われます。しかし、テクニカル面では、日経平均のチャートを見ると直近の株価は200日移動平均線の上で推移していますが、一目均衡表では、雲の中入り、総合乖離率はかろじてプラス(1.8%)ですので、中期上昇トレンドは、青信号から黄信号に変わりました。今日現在の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が4%下回っておりこの面でも割安感があります。今後しばらく、日米市場とも、決算発表に一喜一憂するものと思われます。
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Tuesday, April 24, 2007

[070424] 日経平均の今後の見通し

21日のNYSEと、NASDAQが下落したことを受けて、日経平均は前日比90円ほど安く寄り付き、午前中はその水準で上下していましたが、後場戻す動きとなり、結局3円安で引けました。出来高は18.2億株と低水準で、外人は今日も1080万株の売り越しで、安値更新銘柄数が増加し、依然として安値更新銘柄数が高値更新銘柄数を533上回って大変弱い動きです。東証1部の規模別株価指数では、大型株のみが下落し、中型、小型株が上昇するなど、中小型株の復調が目に付きます。2極化相場に変化の兆しが見られます。今週から決算発表が本格化してきましたが、企業業績に対する警戒感から買いが手控えられているようです。相変わらず、出来高が低迷している点と外人の本格的買いがない点が問題です。これらの問題が解消しないと本格的上昇も無さそうですが、世界の各市場はすでに世界同時株安以前の水準に戻っていますので、短期投資スタンスは、"買い"を継続します。企業業績面では、3月決算銘柄の発表が始まり、東証一部銘柄の平均増益率は、+0.8%とプラス予想に変化してきました。日経平均採用銘柄予想増益率は、8.9%と比較的好調です。日経平均は上昇トレンドにあるにもかかわらず安値更新銘柄数の方が多い状態が続いていますので、個別銘柄投資には注意が必要です。米国市場の今期増益率は6.3%なので、日経平均が若干優位で、イールド・スプレッドの差も拡大してきたことから、日経平均に割安感がでてきました。基本的には米国市場と連動した動きとなると思われますので、いずれ日経平均も米国市場指数に近づくと思われます。テクニカル面では、日経平均のチャートを見ると直近の株価は200日移動平均線の上で推移し、一目均衡表では、雲の上に在り、総合乖離率はプラス(5.7%)ですので、中期上昇トレンドは、まだ青信号が点灯しています。今日現在の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が3%下回っておりこの面でも割安感があります。来週から、日米市場とも、決算発表に関心が移るものと思われます。
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Monday, April 23, 2007

[070423] 日経平均の今後の見通し

20日のNYSEは上昇し史上最高値更新、NASDAQも年初来高値更新したことを受けて、日経平均は前日比140円ほど高く寄り付き、午前中はその水準を維持していましたが、後場売られ、結局2円高で引けました。出来高は18.9億株と低水準で、外人は今日も570万株の売り越しで、安値更新銘柄数が増加し、依然として安値更新銘柄数が高値更新銘柄数を469上回って大変弱い動きです。NYダウが史上最高値を更新、本日も中国などアジア市場が全面高と外部環境は良好だったが、東京市場の相場を押し上げるには至りませんでした。国際優良株の寄与で日経平均は辛うじてプラスをキープしたもののTOPIXは下落しています。今週から決算発表が本格化するが、企業業績に対する警戒感から買いが手控えられているようです。相変わらず、出来高が低迷している点と外人の本格的買いがない点が問題です。これらの問題が解消しないと本格的上昇も無さそうですが、世界の各市場はすでに世界同時株安以前の水準に戻っていますので、短期投資スタンスは、"買い"を継続します。企業業績面では、3月決算銘柄の発表を控え、東証一部銘柄の平均増益率は、+0.6%とプラス予想に変化してきました。日経平均採用銘柄予想増益率は、8.7%と比較的好調です。国際優良株の増益基調と内需小型株の業績低迷の2局化が依然として顕著です。日経平均は上昇トレンドにあるにもかかわらず安値更新銘柄数の方が多い状態が続いていますので、個別銘柄投資には注意が必要です。米国市場の今期増益率は6.3%なので、日経平均が若干優位で、イールド・スプレッドの差も拡大してきたことから、日経平均に割安感がでてきました。基本的には米国市場と連動した動きとなると思われますので、いずれ日経平均も米国市場指数に近づくと思われます。テクニカル面では、日経平均のチャートを見ると直近の株価は200日移動平均線の上で推移し、一目均衡表では、雲の上に在り、総合乖離率はプラス(5.9%)ですので、中期上昇トレンドは、まだ青信号が点灯しています。今日の上昇でも日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が2%下回っておりこの面でも割安感があります。来週から、日米市場とも、決算発表に関心が移るものと思われます。
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Friday, April 20, 2007

<070320>日経平均の今後の見通し

19日のNYSEは上昇し史上最高値更新、NASDAQは小幅下落しましたが、日経平均は前日比100円ほど高く寄り付き、その後は小動きとなり、結局80円高で引けました。出来高は17.9億株と低水準で、外人は今日も1490万株と大幅の売り越しで、安値更新銘柄数が減少しましたが、依然として安値更新銘柄数が高値更新銘柄数を401上回っています。米ダウ工業株30種平均が小幅ながら続伸したため、中国発の世界同時株安の懸念がひとまず和らぎ、円安もあり、朝方はトヨタやキヤノンなど輸出関連の主力株に買いが入りました。しかし、今日は腰の入った先物の買いは無かったようで、日経平均は朝高後に伸び悩みました。相変わらず、出来高が低迷している点と外人の本格的買いがない点が問題です。これらの問題が解消しないと本格的上昇も無さそうですが、世界の各市場はすでに世界同時株安以前の水準に戻っていますので、短期投資スタンスは、"買い"を継続します。企業業績面では、3月決算銘柄の発表を控え、東証一部銘柄の平均増益率は、-0.8%とマイナス予想に変化してきましたが、日経平均採用銘柄予想増益率は、8.7%と、まだ比較的好調です。国際優良株の増益基調と内需小型株の業績低迷の2局化が依然として顕著です。日経平均は上昇トレンドにあるにもかかわらず安値更新銘柄数の方が多い状態が続いていますので、投資には注意が必要です。米国市場の今期増益率は6.1%なので、日経平均が若干優位となってきましが、イールド・スプレッドの差が縮小してきたことから、引き続き米国市場と連動した動きとなると思われます。テクニカル面では、日経平均のチャートを見ると直近の株価は200日移動平均線の上で推移し、一目均衡表では、雲の上に在り、総合乖離率はプラス(6.1%)幅が若干拡大しましたので、中期上昇トレンドは、まだ青信号が点灯しています。今日の上昇でも日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が2%下回って割安感があります。来週から、日米市場とも、決算発表に関心が移るものと思われます。
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Thursday, April 19, 2007

[070419] 日経平均の今後の見通し

18日のNYSEは上昇し史上最高値更新、NASDAQは小幅下落しましたが、日経平均は前日比130円ほど安く寄り付き、その後も先物主導で下落しまし、後場も一段安となり、結局295円安で引けました。出来高は21.1億株と増加しましたが、外人は今日も1500万株と大幅の売り越しとなり、安値更新銘柄数が増加し、安値更新銘柄数が高値更新銘柄数を440上回りました。米ダウ30種平均が2月20日に付けた過去最高値を更新したことから、日本株への好影響が期待されましたが、逆に先物主導で大幅に下落しました。この1ヶ月は日本市場のみ理由なく戻りが遅くなっています。どうも最近の乱高下は外国証券経由のヘッジファンドと見られる大量の先物注文に支配されているようですので、目先の予想はたてられないのが現状です。出来高が4月に入り低迷している点と外人の本格的買いがない点が先物に振り回される原因と思われます。こう云う時は原点にもどり、日本の景気、金利、日本企業の業績が世界の市場と企業に比べそんなに問題が見当たらない点を重視すべきと思います。今日のアジア株の下落が再度の世界同時株安の引き金になる懸念も有りますが、世界の各市場はすでに世界同時株安以前の水準に戻っていますので、短期投資スタンスは、"買い"を継続します。企業業績面では、3月決算銘柄の発表を控え、東証一部銘柄の平均増益率は、-0.8%とマイナス予想に変化してきましたが、日経平均採用銘柄予想増益率は、8.7%と、まだ比較的好調です。国際優良株の増益基調と内需小型株の業績低迷の2局化が依然として顕著です。日経平均は上昇トレンドにあるにもかかわらず安値更新銘柄数の方が多い状態が続いています。米国市場の今期増益率は6.1%なので、日経平均が若干優位となってきましが、イールド・スプレッドの差が縮小してきたことから、引き続き米国市場と連動した動きとなると思われます。テクニカル面では、日経平均のチャートを見ると直近の株価は200日移動平均線の上で推移しいますが、一目均衡表では、かろうじて雲の上に在り、総合乖離率はプラス(4.9%)幅が縮小してきましたので、中期上昇トレンドは、青信号から黄信号に変わる直前です。今日の上昇でも日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が3%下回って割安感があります。今週から、日米市場とも、決算発表に関心が移っていくものと思われます
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Wednesday, April 18, 2007

[070418] 日経平均の今後の見通し

15日のNYSEは上昇、NASDAQは小幅下落したことを受け、日経平均は前日比30円高く寄り付き、その後は先物主導で上昇しましたが、後場は一進一退となり、結局139円高で引けました。出来高は18.8億株と低水準で、外人も1560万株の売り越しとなりましたが、安値更新銘柄数が減少し、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナス幅を縮小しました。米ダウ30種平均が2月20日に付けた過去最高値に迫ったことで、日本株の出遅れ感が強まっていますので、この面では割安感が有りますが、出来高が4月に入り低迷している点と外人の本格的買いがない点が問題です。インテルが決算発表は増益でしたが、売り上げは減少と内容は今ひとつ良く有りませんでしたが、市場予想は上回ったようで、インテルは時間外取引で上昇する一方、ヤフーは急落。米国では四半期決算が本格化しており、今後も、米国市場の推移次第と思われますが、世界の各市場は戻しつつありますので、短期投資スタンスは、"買い"を継続します。企業業績面では、3月決算銘柄の発表を控え、東証一部銘柄の平均増益率は、-0.7%とマイナス予想に変化してきましたが、日経平均採用銘柄予想増益率は、8.7%と、まだ比較的好調ですが下降ぎみです。国際優良株の増益基調と内需小型株の業績低迷の2局化が依然として顕著です。日経平均は上昇トレンドにあるにもかかわらず安値更新銘柄数の方が多い状態が続いています。米国市場の今期増益率は6.1%なので、日経平均が若干優位となってきましが、イールド・スプレッドの差が縮小してきたことから、引き続き米国市場と連動した動きとなると思われます。日経平均のチャートを見ると直近の株価は200日移動平均線の上で推移しており、一目均衡表では、雲の上に抜け、総合乖離率はプラス(10.4%)幅が拡大してきましたので、中期上昇トレンドは、青信号と考えて良いでしょう。今日の上昇でも日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が1%下回っています。今週から、日米市場とも、決算発表に関心が移っていくものと思われます。
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Tuesday, April 17, 2007

[070417] 日経平均の今後の見通し

14日のNYSEとNASDAQが大幅上昇したことを受け、日経平均は前日比120円高く寄り付きましたが、その後は売り先行となり、結局100円安で引けました。出来高は19.5億株と今日は若干増加したものの低水準で、外人も900万株の売り越しとなり、安値更新銘柄数が増加し、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナス幅を拡大しました。後場に入り、日経平均先物で大口の売りが出たことや、軟調に推移したアジア株を警戒して売る動きが影響し下げに転じたようです。来週からの主力企業の決算を控えて、積極的に買い進むには材料不足のようです。米国では四半期決算が本格化しており、今夜はインテルが決算発表がありますがインテルは半導体業界のみならず、ハイテク全体への影響度が大きいだけに注目する必要があります。今後も、米国市場の推移次第と思われますが、世界の各市場は戻しつつありますので、短期投資スタンスは、"買い"を継続します。企業業績面では、3月決算銘柄の発表を控え、東証一部銘柄の平均増益率は、-1.0%とマイナス予想に変化してきましたが、日経平均採用銘柄予想増益率は、8.5%と、まだ比較的好調ですが下降ぎみです。国際優良株の増益基調と内需小型株の業績低迷の2局化が依然として顕著です。米国市場の今期増益率は6.1%なので、日経平均が若干優位となってきましが、イールド・スプレッドの差が縮小してきたことから、引き続き米国市場と連動した動きとなると思われます。日経平均のチャートを見ると直近の株価は200日移動平均線の上で推移しており、一目均衡表では、雲の上に抜け、総合乖離率はプラス(8.1%)幅が拡大してきましたので、中期上昇トレンドは、青信号と考えて良いでしょう。今日の下落で日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、日本市場が2%下回りました。今週から、日米市場とも、決算発表に関心が移っていくものと思われます。
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Monday, April 16, 2007

[070416] 日経平均の今後の見通し

13日のNYSEとNASDAQが上昇したことを受け、日経平均は前日比150円高く寄り付き、その後も上昇し、結局264円高で引けました。出来高は18.0億株と今日も低水準でしたが、外人は久々に320万株の買い越しとなり、高値更新銘柄数が増加し、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナス幅を縮小しました。米国株高に加え、G7で円安が容認されたことで安心感が広がったようです。上げた割には懸念材料が幾つかあります。まず、終値ベースで4月限SQ値(17658.72円)を上回ることが出来なかったこと。次に、出来高が低水準が続いている点、戻り待ちの売りを吸収するには力不足です。最後に、新興市場の低迷です。しかし、最近の市場のリズムは5~6日下げて5~6日上げることを繰り返していますので、あと4日は上昇局面と捉えて良いのではと思います。今後も、米国市場の推移次第と思われますが、世界の各市場は戻しつつありますので、短期投資スタンスは、まだ"買い"を継続します。企業業績面では、2月決算銘柄の発表に伴い、東証一部銘柄の平均増益率は、-1.0%とマイナス予想に変化してきましたが、日経平均採用銘柄予想増益率は、8.6%と、まだ比較的好調ですが下降ぎみです。国際優良株のi増益基調と小型株の業績低迷の2局化が依然として顕著です。米国市場の今期増益率は6.1%なので、日経平均が若干優位となってきましが、イールド・スプレッドの差が縮小してきたことから、引き続き米国市場と連動した動きとなると思われます。日経平均のチャートを見ると直近の株価は200日移動平均線の上で推移しており、一目均衡表は、今日の上昇で雲の上に抜け、総合乖離率はプラス(10.1%)幅が拡大してきましたので、中期上昇トレンドは、青信号と考えて良いでしょう。今日の上昇で日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、同水準に戻りました。今週から、日米市場とも、決算発表に関心が移っていくものと思われます。
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Friday, April 13, 2007

[070413] 日経平均の今後の見通し

12日のNYSEとNASDAQが上昇したことを受け、日経平均は前日比70円高く寄り付いたものの、その後売りに押され、後場一段安となり、結局176円安で引けました。外人は80万株の売り越しで、出来高も20.3億株とSQ日にしては低水準となり、安値更新銘柄数が増加し、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナス幅を拡大するなど、ここ数日取引内容も良く有りません。SQを通過したもののG7や米卸売物価指数(3月)など主要な経済指標の発表を控え、見送り気分が強い中、円高に振れたこともあり、輸出株中心に売られました。出来高の減少傾向が続けば上値も限定的と考えられます。今後も、米国市場の推移次第と思われますが、世界の各市場は戻しつつありますので、短期投資スタンスは、まだ"買い"を継続します。企業業績面では、2月決算銘柄の発表に伴い、東証一部銘柄の平均増益率は、-1.0%とマイナス予想に変化してきましたが、日経平均採用銘柄予想増益率は、8.6%と、まだ比較的好調ですが下降ぎみです。国際優良株のi増益基調と小型株の業績低迷の2局化が依然として顕著です。米国市場の今期増益率は6.1%なので、日経平均が若干優位となってきましが、イールド・スプレッドの差が縮小してきたことから、引き続き米国市場と連動した動きとなると思われます。日経平均のチャートを見ると直近の株価は200日移動平均線の上で推移していますが、一目均衡表は、また雲の中に入ってしまいました。総合乖離率はプラス(5.6%)幅が縮小してきましたが、中期上昇トレンドは、まだ、青信号と考えて良いでしょう。今日の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、今日の下落で日本市場が2%低くなりました。今後は、日米市場とも、決算発表に関心が移っていくものと思われます。
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Thursday, April 12, 2007

[070412] 日経平均の今後の見通し

11日のNYSEとNASDAQは大幅下落したことを受け、日経平均は前日比70円安く寄り付き、その後売りに押され、結局129円安で引けました。取引内容を見ると、外人は230万株の売り越しで、出来高も18.8億株と低水準となり、高値更新銘柄数が減少し、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナスに転換しました。あす13日に株価指数オプション4月物の特別清算指数(SQ)算出を控えており、日経平均先物6月物への仕掛け的な売りで、行使価格である1万7500円を意識した先物売りが膨らんだようです。先物につれ安する格好で、日経平均への寄与度が高いハイテクや自動車などの値がさ株が軒並み安となりましたが、明日は正常に戻すのではないかと思われます。しかし出来高の減少傾向が続けば上値も限定的と考えられます。今後も、米国市場の推移次第と思われますが、世界の各市場は戻しつつありますので、短期投資スタンスは、まだ"買い"を継続します。企業業績面では、2月決算銘柄の発表に伴い、東証一部銘柄の平均増益率は、-0.7%とマイナス予想に変化してきましたが、日経平均採用銘柄予想増益率は、8.9%と、まだ比較的好調です、国際優良株のi増益基調と小型株の業績低迷の2局化が依然として顕著です。米国市場の今期増益率は6.1%なので、日経平均が若干優位となってきましが、イールド・スプレッドの差が縮小してきたことから、引き続き米国市場と連動した動きとなると思われます。日経平均のチャートを見ると直近の株価は200日移動平均線の上で推移していますが、一目均衡表は、また雲の中に入ってしまいました。総合乖離率はプラス(8.9%)ですので、中期上昇トレンドは、まだ、青信号と考えて良いでしょう。今日の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、依然として同水準となり、引き続き連動性を裏付けています。当面、日米市場とも、米国の景気後退懸念と資源インフレ懸念に関する見方次第となりそうです。
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Wednesday, April 11, 2007

[070411] 日経平均の今後の見通し

10日のNYSEとNASDAQは小幅上昇したことを受け、日経平均は前日比30円高く寄り付き、その後狭い範囲で上下し、結局5円高で引けました。取引内容を見ると、外人は30万株の買い越となりましたが、出来高は18.1億株と低水準で、高値更新銘柄数が減少し、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅を縮小しました。NYダウの約4年ぶりとなる8日続伸、1Q決算の先陣を切ったアルコアの好決算といったポジティブ要因を、日本市場の機械受注発表が帳消しにしたようです。2月機械受注は前月比-5.2%となり、市場予想を下回りました。その割りには日経平均が下げなかったったことから、売りの出にくい状況とも言えます。しかし出来高の減少傾向が続けば上値も限定的と考えられます。今後も、米国市場の推移次第と思われますが、世界の各市場は戻しつつありますので、短期投資スタンスは、まだ"買い"を継続します。企業業績面では、2月決算銘柄の発表に伴い、東証一部銘柄の平均増益率は、-0.7%とマイナス予想に変化してきましたが、日経平均採用銘柄予想増益率は、8.9%と、まだ比較的好調です、国際優良株のi増益基調と小型株の業績低迷の2局化が依然として顕著です。米国市場の今期増益率は6.1%なので、日経平均が若干優位となってきましが、イールド・スプレッドの差が縮小してきたことから、引き続き米国市場と連動した動きとなると思われます。日経平均のチャートを見ると直近の株価は200日移動平均線の上で推移し、一目均衡表も、雲の上に抜けてきました。総合乖離率はプラス(11.5%)ですので、中期上昇トレンドは、青信号に戻ったと考えて良いでしょう。今日の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、依然として同水準となり、引き続き連動性を裏付けています。当面、日米市場とも、米国の景気後退懸念と資源インフレ懸念に関する見方次第となりそうです。
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Tuesday, April 10, 2007

[070410] 日経平均の今後の見通し

9日のNYSEとNASDAQは小動きでしたが、日経平均は前日比110円安で寄り付き、その後前日値に接近する場面もありましたが、結局79円安で引けました。取引内容を見ると、外人は100万株の売り越となり、出来高も19.9億株と低水準で、高値更新銘柄数が減少し、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅を縮小しました。先週末の米雇用統計を受けて、9日の東京市場は米国株高を先取りする形で急反発しただけに、9日の米国市場が予想外の軟調となったことと、若干ながら円高方向に振れたことが利益確定売り機運を高めたと思われます。イースター休暇明けで注目された外国人の出足も鈍いようです。今後も、米国市場の推移次第と思われますし、ここからの、さらなる上昇にはエネルギー不足ぎみではありますが、世界の各市場は戻しつつありますので、短期投資スタンスは、まだ"買い"を継続します。企業業績面では、2月決算銘柄の発表に伴い、東証一部銘柄の平均増益率は、-0.6%とマイナス予想に変化してきましたが、日経平均採用銘柄予想増益率は、9.0%と、まだ比較的好調です、国際優良株のi増益基調と小型株の業績低迷の2局化が依然として顕著です。米国市場の今期増益率は6.1%なので、日経平均が若干優位となってきましが、イールド・スプレッドの差が縮小してきたことから、引き続き米国市場と連動した動きとなると思われます。日経平均のチャートを見ると直近の株価は200日移動平均線の上で推移しています。一目均衡表も、もう少しで雲の上に抜けるところまで上昇してきました。総合乖離率はプラス(11.8%)ですので、中期上昇トレンドは、一応、青信号に戻ったと考えて良いでしょう。今日の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、依然として同水準となり、引き続き連動性を裏付けています。当面、日米市場とも、米国の景気後退懸念と資源インフレ懸念に関する見方次第となりそうです。
《材料や参考銘柄、日経平均チャートについては右のLINKにある"YS総合研究所HP"も参考にしてください。》

Monday, April 09, 2007

[070409] 日経平均の今後の見通し

6日のNYSEとNASDAQは休場でしたが、日経平均は前日比120円高で寄り付き、その後も堅調に推移し、結局258円高で引けました。取引内容を見ると、外人は640万株の売り越となり、出来高も19.0億株と低水準ながら、高値更新銘柄数が増加し、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラスに転換しました。今日の日本市場は、市場予想を上回った米雇用統計や、直近の円安進展などを好感して欧米株式市場の上昇を先取りした動きでした。今後も、米国市場の推移次第と思われますし、ここからの、さらなる上昇にはエネルギー不足ぎみではありますが、世界の各市場は戻しつつありますので、短期投資スタンスは、まだ"買い"を継続します。企業業績面では、2月決算銘柄の発表に伴い、東証一部銘柄の平均増益率は、-0.6%とマイナス予想に変化してきましたが、日経平均採用銘柄予想増益率は、9.0%と、まだ比較的好調です、国際優良株のi増益基調と小型株の業績低迷の2局化が依然として顕著です。米国市場の今期増益率は6.1%なので、日経平均が若干優位となってきましが、イールド・スプレッドの差が縮小してきたことから、当面は米国市場と連動した動きとなると思われます。日経平均のチャートを見ると直近の株価は200日移動平均線の上で推移しています。一目均衡表も、もう少しで雲の上に抜けるところまで上昇してきました。総合乖離率はプラス(13.6%)ですので、中期的上昇トレンドは、一応、青信号に戻ったと考えて良いでしょう。今日の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、依然としてほぼ同水準となり、引き続き連動性を裏付けています。当面、日米市場とも、米国の景気後退懸念と資源インフレ懸念に関する見方次第となりそうですが、イランでの英国兵の解放で資源インフレ感は一服しています。
《材料や参考銘柄、日経平均チャートについては右のLINKにある"YS総合研究所HP"も参考にしてください。》

Friday, April 06, 2007

[070406] 日経平均の今後の見通し

5日のNYSEとNASDAQは上昇しましたが、日経平均は前日並で寄り付き、その後は若干安くなる場面もありましたが、後場小動きとなり、結局6円安で引けました。取引内容を見ると、外人は250万株の売り越となり、出来高も17.7億株と減少し、高値更新銘柄数が減少し、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナスに転換しました。欧米株式市場の休場や、米雇用統計待ちで、 様子見ムードが蔓延し、東証1部の出来高は今年2番目の低水準でした。ここ数日市場予想を下回る経済統計が相次ぎ、景気減速への警戒感は払拭しきれていないようです。今後も、米国市場の推移次第ではありますが、世界の市場は戻しつつありますので、短期投資スタンスは、まだ"買い"を継続します。企業業績面では、2月決算銘柄の発表に伴い、東証一部銘柄の平均増益率は、-0.6%とマイナス予想に変化してきましたが、日経平均採用銘柄予想増益率は、9.0%と、まだ比較的好調です、国際優良株のi増益基調と小型株の業績低迷の2局化が顕著となってきました。米国市場の今期増益率は6.4%なので、日経平均が若干優位となってきましが、イールド・スプレッドの差が縮小してきたことから、当面は米国市場と連動した動きとなると思われます。日経平均のチャートを見ると直近の株価は200日移動平均線の上で推移しています。一目均衡表では、まだ雲の中に在りますが、総合乖離率はプラス(9.3%)ですので、中期的上昇トレンドは、一応、青信号に戻ったと考えて良いでしょう。今日の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、依然としてほぼ同水準となり、引き続き連動性を裏付けています。当面、日米市場とも、米国の景気後退観測と資源インフレ観測に関する見方次第となりそうですが、イランでの英国兵の解放で資源インフレ感は一服しています。
《材料や参考銘柄、日経平均チャートについては右のLINKにある"YS総合研究所HP"も参考にしてください。》

Thursday, April 05, 2007

[070405] 日経平均の今後の見通し

4日のNYSEとNASDAQは上昇しましたが、日経平均は40円ほど安く寄り付き、その後は方向感のとぼしい動きとなり、結局52円安で引けました。取引内容を見ると、外人は80万株の売り越となり、出来高も21.4億株と減少しましたが、高値更新銘柄数が若干増加し、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラス幅を若干拡大しました。直近2日間で日経平均が500円超上昇していたことに加え、円安進展が一服したことで相場全体に戻り待ち売り機運が高まったようです。米国市場は世界同時株安以前前の水準まで今一歩ですが、ここ数日市場予想を下回る経済統計が相次ぎ、景気減速への警戒感は払拭しきれていないようです。今日のボリンジャー値は1.2となり、サイコロジカルラインも67%と上限接近感は多少やわらぎましたが、ここからの買いは注意が必要です。今後も、米国市場の推移次第ではありますが、短期投資スタンスは、まだ"買い"を継続します。企業業績面では、2月決算銘柄の発表に伴い、東証一部銘柄の平均増益率は、-0.8%とマイナス予想に変化してきましたが、日経平均採用銘柄予想増益率は、9.0%と、まだ比較的好調です、国際優良株のi増益基調と小型株の業績低迷の2局化が顕著となってきました。米国市場の今期増益率は6.4%なので、日経平均が若干優位となってきましが、イールド・スプレッドの差が縮小してきたことから、当面は米国市場と連動した動きとなると思われます。日経平均のチャートを見ると直近の株価は200日移動平均線の上で推移しています。一目均衡表では、まだ雲の中に在りますが、総合乖離率はプラス(9.5%)ですので、中期的上昇トレンドは、一応、青信号に戻ったと考えて良いでしょう。今日の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、依然としてほぼ同水準となり、引き続き連動性を裏付けています。当面、日米市場とも、米国の景気後退観測と資源インフレ観測に関する見方次第となりそうです。
《材料や参考銘柄、日経平均チャートについては右のLINKにある"YS総合研究所HP"も参考にしてください。》

Wednesday, April 04, 2007

[070404] 日経平均の今後の見通し

3日のNYSEとNASDAQが大幅上昇したことを受け、日経平均は160円ほど高く寄り付き、その後も堅調に推移し、後場にさらに値を上げ、結局300円高で引けました。取引内容を見ると、外人は1170万株の買い越となり、出来高も23.1億株と高水準で、高値更新銘柄数が増加し、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、プラスに転換しました。前日の米国市場で、イラン情勢が沈静化するとの思惑から原油先物相場が下落し、住宅販売指数が市場予想を上回わり、サブプライムと呼ばれる高金利の住宅ローンの焦げ付き問題が住宅市場全体に悪影響を及ぼしていないとの見方につながり、買いに拍車をかける要因となったようです。日経平均も米国株高や円安進展を背景に買いが膨らみました。しかし、今日の上昇でボリンジャー値は1.4となり、サイコロジカルラインも75%など上限に接近を示している指標も出てきましたので、ここからの買いは注意が必要です。今後も、米国市場の推移次第ではありますが、短期投資スタンスは、まだ"買い"を継続します。企業業績面では、2月決算銘柄の発表に伴い、東証一部銘柄の平均増益率は、-0.7%とマイナス予想に変化してきましたが、日経平均採用銘柄予想増益率は、9.1%と、まだ比較的好調です、国際優良株のi増益基調と小型株の業績低迷の2局化が顕著となってきました。米国市場の今期増益率は6.5%なので、日経平均が若干優位となってきましが、イールド・スプレッドの差が縮小してきたことから、当面は米国市場と連動した動きとなると思われます。日経平均のチャートを見ると直近の株価は200日移動平均線の上で推移していますが、一目均衡表では、まだ雲の中に在りますが、総合乖離率はプラス(10%)ですので、中期的上昇トレンドは、黄信号から青信号に戻ったと考えて良いでしょう。今日の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、依然としてほぼ同水準となり、引き続き連動性を裏付けています。当面、日米市場とも、米国の景気後退観測と資源インフレ観測に関する見方次第となりそうです。
《材料や参考銘柄、日経平均チャートについては右のLINKにある"YS総合研究所HP"も参考にしてください。》

Tuesday, April 03, 2007

[070403] 日経平均の今後の見通し

2日のNYSEとNASDAQが小幅上昇したことを受け、日経平均は130円ほど高く寄り付き、その後も堅調に推移し、後場にさらに値を上げ、結局215円高で引けました。取引内容を見ると、外人は590万株の買い越となり、出来高も23.4億株と高水準でしたが、安値更新銘柄数が増加し、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナス幅を拡大しました。日経平均は前日の下落分の8割強戻し、25日移動平均も回復しました。新年度相場初日となった前日は予想外の急落でスタートしましたが、本日の上昇で仕切り直しができたと思われますが、上げた割には安値更新銘柄数の多さが気になります。今後も、米国市場の推移次第ではありますが、まだ、押し目買い有利と思いますので、短期投資スタンスは、"買い"を継続します。企業業績面では、今日までのところ、東証一部銘柄の平均増益率は、-0.3%とマイナス予想に変化してきましたが、日経平均採用銘柄予想増益率は、9.7%と、まだ比較的好調です、国際優良株のi増益基調と小型株の業績低迷の2局化が顕著となってきました。米国市場の今期増益率は6.5%なので、日経平均が若干優位となってきましが、イールド・スプレッドの差が縮小してきたことから、当面は米国市場と連動した動きとなると思われます。日経平均のチャートを見ると直近の株価は200日移動平均線の上で推移していますが、一目均衡表では雲の中に戻り、総合乖離率はかろうじてプラス(5%)ですので、中期的上昇トレンドは、黄信号が点灯しています。今日の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は、依然としてほぼ同水準となり、引き続き連動性を裏付けています。日米市場とも、米国の景気後退観測と資源インフレ観測に関する見方次第となりそうです
《材料や参考銘柄、日経平均チャートについては右のLINKにある"YS総合研究所HP"も参考にしてください。》

Monday, April 02, 2007

[070402] 日経平均の今後の見通し

30日のNYSEとNASDAQが小幅上昇したことを受け、日経平均は60円ほど高く寄り付き、その後140円ほど高くなる場面もありましたが、後場に値を下げ、結局259円安で引けました。取引内容を見ると、外人は230万株の買い越となり、出来高も23.4億株と増加しましたが、安値更新銘柄数が増加し、高値更新銘柄数と安値更新銘柄数との差は、マイナスに転換しました。名実ともに新年度相場入りとなり、新規資金の流入が期待されたが、期待はずれとなりました。インド株の下落があったにせよ、取り立てて大きな売り材料は見られないなかでの急落だけに、後味の悪さを残しました。今後も、米国市場の推移次第ではありますが、まだ、押し目買い有利と思いますので、短期投資スタンスは、"買い"を継続します。第三四半期の業績発表はほぼ終了しましたが、今日までのところ、東証一部銘柄の平均増益率は、-0.1%とマイナス予想に変化してきましたが、日経平均採用銘柄予想増益率は、9.6%と、まだ比較的好調です、国際優良株のi増益基調と小型株の業績低迷の2局化が顕著となってきました。米国市場の今期増益率は6.3%なので、日経平均が若干優位となってきましが、イールド・スプレッドの差が縮小してきたことから、当面は米国市場と連動した動きとなると思われます。日経平均のチャートを見ると直近の株価は200日移動平均線の上で推移していますが、一目均衡表では雲の下に抜けてしまいました。総合乖離率はかろうじてプラスですが、中期的上昇トレンドは、青信号から黄信号に変わりました。今日の日米市場の200日移動平均線と株価の乖離率は日本市場が1%下となりましたが、依然としてほぼ同水準となり、まだ連動性を裏付けています。日米市場とも、米国の景気後退観測の見方次第となりそうです。
《材料や参考銘柄、日経平均チャートについては右のLINKにある"YS総合研究所HP"も参考にしてください。》